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ガッツチャンネル『スポンサー問題』について
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先日ミスターサンデーでも大々的に報道されたが、今回はガッツチャンネルの『スポンサー問題』についてその是非を問うていきたいと思う。
経緯を簡単に説明すると、ガッツチャンネルの活動を応援してスポンサーをしていた吉祥寺のタイ料理屋があったのだが、ガッツ逮捕を受けてその店にピザや通販、新聞契約などの虚偽の注文や、襲撃及び殺害予告があったそうだ。
これに関しては、『スポンサー側』と『嫌がらせ側』の二つの視点に分けて考える必要があるので、一つ一つ考察していこう。
【スポンサー側】
スポンサー側に関しては、まずこのようなチャンネルに資金提供をするという愚かな考えに至ること自体が、個人的には全く理解できないし考えられないと思う。
自分で元反社でメンエスの件で逮捕歴もあると言っているような人物に対して、応援だけならまだしも何故スポンサーになって利益供与までしようと思うのか、全くもって理解不能である。
以前も述べた通り、自分がスポンサーとして提供した資金が、ひょっとするとその裏にいる反社や半グレの活動資金になるかもしれないといった可能性には、考えが至らないのだろうか?と本当に疑問しかない。(あくまで可能性の話)
店側としては痴漢撲滅を応援するという意図で、そのようなつもりはなかったかもしれないが、これは結果的には悪の片棒を担いでいるようなもので、けして褒められるような行為ではないことは間違いないだろう。
このようなチャンネルのスポンサーになって多少有名になったところで、それは『悪評』で有名になっただけの話であって、以前の状態より悪い評判を振り撒いただけに過ぎない。
元反社のスポンサーをしているというような店に、積極的に行きたいと思う客がどれほどいると思うのか、むしろ普通の客であれば真っ先に敬遠したい事案だろう。
つまり、お金を払って『この店は元反社のチャンネルを支援している店ですよ』と宣伝することで、店主自ら店の評判を下げに行っているのである、普通に営業していた方が余程店の評判は上がると思うし、宣伝したいのであればもっとまともなチャンネルを選択すれば良いだけ、これは本当に愚かな選択としか言いようがないと思う。
覚せい剤所持教唆の疑いで警察に逮捕されるような(つまり撮れ高のためには手段を選ばないような)、元反社のチャンネルのスポンサーになったからこそ嫌がらせを受けたわけで、そんなことをしていなければ今も平穏な日常を送れていただろう。
以上を鑑みると、ある意味では身から出たサビ、自らの選択が招いた結果という点はあるだろう。
しかし、筆者はけして嫌がらせ行為を肯定しているわけではなく、こちらはこちらで明らかにやり過ぎであるため、次は嫌がらせ側の視点について。
【嫌がらせ側】
前述のような観点から、店側が元反社のチャンネルのスポンサーをしていたことが許せなかったのは分かるが、それはあくまで『批判』までに留めておくべきであり、虚偽注文や襲撃、殺害予告などは明らかに行き過ぎた犯罪行為だと思う。
そんなことをしてしまうと、貴方が憎んでいる(だからこそ嫌がらせ行為の実行まで及んでしまうのだろう)ガッツチャンネルと同じところに落ちてしまうし、悪を糾弾するために自分が悪や犯罪者になってしまっては本末転倒というもの。
昔から『ペンは剣よりも強し』というように、実際に嫌がらせや犯罪行為に及んでしまうのではなく、批判、『言論』の力で勝負しましょうよと筆者などは思う。
その相手が嫌いだからこそ、嫌いなやつと同じところに自分が落ちないように、批判のやり方を間違えないようにしていくというのが大切なことではないだろうか。
ガッツチャンネルのスポンサー問題については大体このようなところ。
次回は『マイティー本』に関する現在までの時系列についてまとめておこうと思いますので、よろしくお願いします。
経緯を簡単に説明すると、ガッツチャンネルの活動を応援してスポンサーをしていた吉祥寺のタイ料理屋があったのだが、ガッツ逮捕を受けてその店にピザや通販、新聞契約などの虚偽の注文や、襲撃及び殺害予告があったそうだ。
これに関しては、『スポンサー側』と『嫌がらせ側』の二つの視点に分けて考える必要があるので、一つ一つ考察していこう。
【スポンサー側】
スポンサー側に関しては、まずこのようなチャンネルに資金提供をするという愚かな考えに至ること自体が、個人的には全く理解できないし考えられないと思う。
自分で元反社でメンエスの件で逮捕歴もあると言っているような人物に対して、応援だけならまだしも何故スポンサーになって利益供与までしようと思うのか、全くもって理解不能である。
以前も述べた通り、自分がスポンサーとして提供した資金が、ひょっとするとその裏にいる反社や半グレの活動資金になるかもしれないといった可能性には、考えが至らないのだろうか?と本当に疑問しかない。(あくまで可能性の話)
店側としては痴漢撲滅を応援するという意図で、そのようなつもりはなかったかもしれないが、これは結果的には悪の片棒を担いでいるようなもので、けして褒められるような行為ではないことは間違いないだろう。
このようなチャンネルのスポンサーになって多少有名になったところで、それは『悪評』で有名になっただけの話であって、以前の状態より悪い評判を振り撒いただけに過ぎない。
元反社のスポンサーをしているというような店に、積極的に行きたいと思う客がどれほどいると思うのか、むしろ普通の客であれば真っ先に敬遠したい事案だろう。
つまり、お金を払って『この店は元反社のチャンネルを支援している店ですよ』と宣伝することで、店主自ら店の評判を下げに行っているのである、普通に営業していた方が余程店の評判は上がると思うし、宣伝したいのであればもっとまともなチャンネルを選択すれば良いだけ、これは本当に愚かな選択としか言いようがないと思う。
覚せい剤所持教唆の疑いで警察に逮捕されるような(つまり撮れ高のためには手段を選ばないような)、元反社のチャンネルのスポンサーになったからこそ嫌がらせを受けたわけで、そんなことをしていなければ今も平穏な日常を送れていただろう。
以上を鑑みると、ある意味では身から出たサビ、自らの選択が招いた結果という点はあるだろう。
しかし、筆者はけして嫌がらせ行為を肯定しているわけではなく、こちらはこちらで明らかにやり過ぎであるため、次は嫌がらせ側の視点について。
【嫌がらせ側】
前述のような観点から、店側が元反社のチャンネルのスポンサーをしていたことが許せなかったのは分かるが、それはあくまで『批判』までに留めておくべきであり、虚偽注文や襲撃、殺害予告などは明らかに行き過ぎた犯罪行為だと思う。
そんなことをしてしまうと、貴方が憎んでいる(だからこそ嫌がらせ行為の実行まで及んでしまうのだろう)ガッツチャンネルと同じところに落ちてしまうし、悪を糾弾するために自分が悪や犯罪者になってしまっては本末転倒というもの。
昔から『ペンは剣よりも強し』というように、実際に嫌がらせや犯罪行為に及んでしまうのではなく、批判、『言論』の力で勝負しましょうよと筆者などは思う。
その相手が嫌いだからこそ、嫌いなやつと同じところに自分が落ちないように、批判のやり方を間違えないようにしていくというのが大切なことではないだろうか。
ガッツチャンネルのスポンサー問題については大体このようなところ。
次回は『マイティー本』に関する現在までの時系列についてまとめておこうと思いますので、よろしくお願いします。
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