上 下
4 / 8
第一章:幼少期編

4話 メイドのレミーとの初戦闘

しおりを挟む
 
 このお話の後半には、性的な表現が数多く含まれます。
 性的な表現が苦手な方は、前半部分のみお読みください。
 
 ※後半部分は、お話に直接関係のない、サブストーリー的な部分です。飛ばして読んでいただいてもストーリーは楽しめます。

----------------

 月日が経つのも早いもので、俺が転生してから今日で7ヶ月が経った。


 だが、まだ両親と会ったのは、ここ数ヶ月で2~3回しかない。


 仕事なのか、放任主義なのか。よく分からないが、前世でもあんまり親の愛情を受けてこなかった俺にとってはどうでもいい事である。


 それに、一人の時間をたくさん作れた事で、色々と検証することが出来た。


 まぁまずは、この7ヶ月でどれだけ成長したのかを纏めてみよう。


 ①手足が少しずつ自由に動くようになって、這いずり回ることが出来るようになった。要はハイハイが出来る様になった。
 
 冒険の始まりである。


 ②魔力の数値が3000を超えた。特異魔法〔クリエイト〕で魔力が無くなって、ボーッとしては、糞尿をメイドに掃除してもらい、また起きては、特異魔法〔クリエイト〕を使っての繰り返しが功を奏したようだ。

 魔力枯渇が、魔力数値の上昇原因ということがわかった。
 これからも成長のためには糞尿を漏らすしか無いようだ。


 ③魔力の上昇原因の判明とともに、特異魔法〔クリエイト〕で作りだす事の出来るものは、魔力の量が比例していることがわかった。

 大きさ×精密さによって使用魔力が変わってくるようだ。
 大きく、複雑になればなるほど使う魔力も増えてくるという事。

 現段階では、特異魔法〔クリエイト〕で出せるものが木の棒から、人型のマネキンにまで成長した。

 最終目標のグラマラスな女の子まで魔力上昇訓練、もとい糞尿漏らしを頑張ろうと思う。


 ④特異魔法〔クリエイト〕で、作り出した後も出続けている限りは魔力を持続的に消耗するようだ。

 グラマラスな女の子と、あんなことやこんなことをする為には最低でも1時間は欲しい。

 作りだすだけではなく、持続する魔力まで必要となると、かなり膨大な魔力が必要になりそうということがわかった。

 道のりは長く険しいものとなりそうだ。


 以上4点が最近、学び、成長した点である。


ーガチャッ


 そんな事を考えていると、部屋の扉が開く。


 ミルクの時間のようだ。
 メイドのレミーさんが哺乳瓶に入ったミルクを持って部屋に入ってきた。

 
 以前、母のミューカに名前を呼ばれてるところを聞いて、レミーという名前がわかった。


 黒髪で小柄な小動物系の美女。しかし一方で大きくて柔らかそうな凶器を二つも胸に抱えているメイドさんだ。


 実は、このメイドさんに何度も俺の糞尿を掃除してもらっているのだが……


 どうやらこのメイドさんは、かなりの変態さんらしく、俺のムスコに興味津々で、何度か掃除と見せかけて撫でられたり、頬ずりされたりしているのだ。


 そんなメイドさんなのだが、どうやら今日も様子が変だ。


 ミルク瓶を持ちながらモジモジとしている。


 そして、一度廊下を見て誰もいない事を確認し、また俺の元に戻ってきた。

 
 俺は、これから何をされるのかドキドキしながら、メイドの動向を見守った。


ーゴクリッ

 
 メイドさんの唾液が喉を通る音が聞こえた。
 その瞬間だった。


 意を決したのか、おもむろにメイド服を脱ぎ捨てたのだ。


 俺の目の前には、それぞれ一つずつ突起を兼ね備えた、暴力的な山が二つ露わになる。


 そして、その片方の突起を俺の口の中に入るように押し付けたのだ。

 
 さらにレミーさんは、自分の胸元に哺乳瓶を押し付け、中身のミルクを自身の胸に沿わせながら、俺の口の中に入るように調整している。


 突然の出来事に唖然としながらも、俺の心の中では俺の魂が叫んでいる。

 
 (臆するなッ!どんな状況であれ、日本男児たるもの女性に恥をかかせるなッ。それに、お前は経験がなくても膨大な知識を持っているはずだッ!奮い立てッ!日本男児ッ!)


 そんな魂の叫びに俺の心も下半身も熱くなっていく。
 そして、自分自身に言い聞かせる。


 (童貞だから、こんな経験は今までない。だけどな。こんな日のために、どれだけ俺が日々動画で学んだか。準備だけは万端なんだよぉ~。)


 俺は動画で学んだ通りの舌遣いで、攻めに転じる。

 
 口の中にある突起を、舌で上へ下へ、右へ左へ。
 時には焦らしを混ぜつつ舐め回す。


 「ンッ…ハッ…ハァハァ…ッン」


 突然の俺の攻めにビックリしたのか、一瞬驚きの表情を見せたレミーであったが、止める気はないらしい。
 妖艶な声を出しながらも、俺の顔へと更に押しつけてくる。

 
 「ハッ……ハァンッ…アッ…ッン」


 一進一退の攻防であるが、徐々にレミーが崩れていき、俺が優勢になってくるのが分かる。


 俺は感じた。ここが決め手だと。
 疲れた自分自身を再度奮い立たせ、吸い上げと舌遣いを駆使しながら激しい攻めへと転じる。


ーーチューッ、パッ、レロレロ、パッ、パッ


 「アッ……アッ……ンンンンッ…アッァァァア。ハァハァ。」


 そして。

 
 ついに。レミーの腰が砕け、俺の勝利が決まったのだった。


 床には哺乳瓶からこぼれ落ちたミルクと、レミーからこぼれ落ちた体液が、一つのアートのように散りばめられている。

 
 俺が、異世界に来て、初めての戦闘に勝利した瞬間だった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

目指せonly.1。異世界生活、始まっちゃいました!?

華町はる
ファンタジー
 田村 慶道(よしみち)25歳、無職。貯金残高、20万5825円。  夢はごくごく一般的な幸せな家庭を築くこと。ちなみに彼女はまだいない。それが俺のステータスである。  そんな俺が、交通事故を境に異世界転生をしてしまう。  新しい名は『ロード』。  転生先は、剣と魔法のファンタジー世界。  しかし、生後1ヶ月。魔法適正の結果、神に見放されし者と呼ばれることに。  そんなことでは、絶対にめげませーん。  楽観的、ポジティブシンキングで、異世界でOnly.1を目指す。  俺は絶対に異世界を謳歌する。  そんな強い志?を持った。適当人間がたまに本気を出す。  ロードの冒険、スタートです。  -------- 物語を描くのは難しい。 物語に大きな変更は絶対に加えませんが、初心者なのでバンバン修正していきます。 皆様からのアドバイス、コメント心待ちにしておりますので、どしどしお願いします! ぜひ、少しでも気になった方は、お気に入り登録お願いします!

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!

夕凪五月雨影法師
ファンタジー
AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!! 国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。 幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。 彼はもう限界だったのだ。 「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」 そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。 その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。 その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。 かのように思われた。 「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」 勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。 本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!! 基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。 異世界版の光源氏のようなストーリーです! ……やっぱりちょっと違います笑 また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)

弓使いの成り上がり~「弓なんて役に立たない」と追放された弓使いは実は最強の狙撃手でした~

平山和人
ファンタジー
弓使いのカイトはSランクパーティー【黄金の獅子王】から、弓使いなんて役立たずと追放される。 しかし、彼らは気づいてなかった。カイトの狙撃がパーティーの危機をいくつも救った来たことに、カイトの狙撃が世界最強レベルだということに。 パーティーを追放されたカイトは自らも自覚していない狙撃で魔物を倒し、美少女から惚れられ、やがて最強の狙撃手として世界中に名を轟かせていくことになる。 一方、カイトを失った【黄金の獅子王】は没落の道を歩むことになるのであった。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?

ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。 それは——男子は女子より立場が弱い 学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。 拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。 「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」 協力者の鹿波だけは知っている。 大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。 勝利200%ラブコメ!? 既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?

【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する

雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。 その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。 代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。 それを見た柊茜は 「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」 【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。 追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん….... 主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

処理中です...