13 / 13
1章〜世界を気ままに生きさせて貰います〜
12話 爺さんから説教とスキルを貰いました
しおりを挟む
はーい。今日もこんにちは。俺です。アレクです。
なんで今正座させられてるかって?
聞いてください、それが俺にもよく分からないんっすよー。
なんかー、俺の条件っつーのが、不服だったみたいなんすけど、もう、かれこれ一時間くらい怒り狂ってるんすよー?
爺さんとの交渉は順調だったのにっすよー?
そんなに怒らなくて良いのにね~?イッツァジャパニーズジョークなのにね~。最近の爺さんにはまだ早かったんすかねー?
そろそろ正座も痺れてきたし、足崩そーっと。
「……はぁはぁ。とにかく、お前のそんな不純な条件なんて飲める訳ないじゃろ!もう一度、よーく考えるのじゃっ!」
「はいはい、分かりました。じゃあ美女は自分で見つけるとして、その試作のスキル以外にもう一個スキルを貰えれば良いと言う事にするから、それならいいか?」
「はい、は、一回じゃ!それに……!はぁはぁ……もう疲れたのじゃ。なんでそんなに偉そうなのか分からんが、まぁもうそれでいいじゃろう。ただもう一つのスキルについては、まだ試作も試作じゃ。それでも良ければ付与してやるのじゃ。もういいか?儂はもう疲れたのじゃ、早く帰ってクソして寝たいのじゃ。お前みたいな奴は初めてじゃ。じゃあ行くぞ?」
爺さんは、身体に力を込めて、俺に手を向ける。
そして一言。
「付与っ!」
爺さんが、その言葉を発した瞬間。
手から光の球が2つ出て、そして俺の身体に入ってくる。
身体からは暫く光が放たれていたが、暫くするとその光も止んだ。
「さ、付与は終わりじゃ、後はステータスを確認すると良い。付与したステータスは2つ、『マップ』と『経験値アップ』じゃ。ただ、念押しで伝えるが、あくまで試作じゃ、じゃが『マップ』に関しては、儂自慢の試作品じゃ。ただ、全て埋まっていない状態じゃから自分の足で色んなところに行き、『マップ』を埋めていくのじゃな。次に『経験値アップ』じゃな。これはまだ人に付けることのできないレベルのスキルじゃが、お前さんがどうしてもって言うから付けてやったのじゃ。どの程度、お前に寄与するのか正直分からん。エラーもあると思うから、有って無いようなものと認識しておくのが良いじゃろう。じゃ、これでやっと帰れる、疲れた…さらばじゃ」
それだけ言うと、今まで目の前にいたのに、居なかったかの如くふと存在が消えた。
俺はすぐに、ステータスを確認し、その二つのスキルが手に入った事を確かめる。
------------
【ステータス】
名前:アレキサンダー・ブラッドレイ
年齢:10歳
種族:異人族
レベル:13
攻撃:500
防御:700
速度:500
知力:1500
魔力:50000
▼スキル
夜目(Lv3)、隠密(Lv5)、剣技(lv2)、魔力感知(Lv3)
消費魔力《激減》、物理耐性《軽減》、アイテムボックス、マップ(Lv1)、経験値アップ(Lv不明)
▼魔法
火魔法:中級
水魔法:初級
緑魔法:初級
雷魔法:中級
土魔法:初級
光魔法:初級
闇魔法:中級
▼称号
煩悩の塊
色欲おばけ
------------
『マップ』と『経験値アップ』が入ってることを確認し、ホッとする。
ただ、使えないクズみたいなスキルだったら、絶対にあの爺さんを探し出してボコボコにすると心に誓った。
ってか、魔力増えてない??あと、称号も増えてない??
まぁいいか、そんなこと。
今更、魔力の才能があって煩悩の塊で、色浴おばけな事を告げられてもなー…知ってたし?
ってか、ってかってか!?
それよりも冷静になって考えると気になることがある……。
それを考えただけで、ザワザワと身体中に鳥肌が立つ。
これは…俺史上最強の……恐怖体験だ。
--ゴクリッ
俺は、恐怖で乾燥している口の中の、少ない少ない唾液を飲み込む。
あの一瞬で消えた爺さん………誰……!?
ま、ま、ま、まさか……あの爺さん……。
ゆ、ゆ、ゆ、幽霊!?
なんで今正座させられてるかって?
聞いてください、それが俺にもよく分からないんっすよー。
なんかー、俺の条件っつーのが、不服だったみたいなんすけど、もう、かれこれ一時間くらい怒り狂ってるんすよー?
爺さんとの交渉は順調だったのにっすよー?
そんなに怒らなくて良いのにね~?イッツァジャパニーズジョークなのにね~。最近の爺さんにはまだ早かったんすかねー?
そろそろ正座も痺れてきたし、足崩そーっと。
「……はぁはぁ。とにかく、お前のそんな不純な条件なんて飲める訳ないじゃろ!もう一度、よーく考えるのじゃっ!」
「はいはい、分かりました。じゃあ美女は自分で見つけるとして、その試作のスキル以外にもう一個スキルを貰えれば良いと言う事にするから、それならいいか?」
「はい、は、一回じゃ!それに……!はぁはぁ……もう疲れたのじゃ。なんでそんなに偉そうなのか分からんが、まぁもうそれでいいじゃろう。ただもう一つのスキルについては、まだ試作も試作じゃ。それでも良ければ付与してやるのじゃ。もういいか?儂はもう疲れたのじゃ、早く帰ってクソして寝たいのじゃ。お前みたいな奴は初めてじゃ。じゃあ行くぞ?」
爺さんは、身体に力を込めて、俺に手を向ける。
そして一言。
「付与っ!」
爺さんが、その言葉を発した瞬間。
手から光の球が2つ出て、そして俺の身体に入ってくる。
身体からは暫く光が放たれていたが、暫くするとその光も止んだ。
「さ、付与は終わりじゃ、後はステータスを確認すると良い。付与したステータスは2つ、『マップ』と『経験値アップ』じゃ。ただ、念押しで伝えるが、あくまで試作じゃ、じゃが『マップ』に関しては、儂自慢の試作品じゃ。ただ、全て埋まっていない状態じゃから自分の足で色んなところに行き、『マップ』を埋めていくのじゃな。次に『経験値アップ』じゃな。これはまだ人に付けることのできないレベルのスキルじゃが、お前さんがどうしてもって言うから付けてやったのじゃ。どの程度、お前に寄与するのか正直分からん。エラーもあると思うから、有って無いようなものと認識しておくのが良いじゃろう。じゃ、これでやっと帰れる、疲れた…さらばじゃ」
それだけ言うと、今まで目の前にいたのに、居なかったかの如くふと存在が消えた。
俺はすぐに、ステータスを確認し、その二つのスキルが手に入った事を確かめる。
------------
【ステータス】
名前:アレキサンダー・ブラッドレイ
年齢:10歳
種族:異人族
レベル:13
攻撃:500
防御:700
速度:500
知力:1500
魔力:50000
▼スキル
夜目(Lv3)、隠密(Lv5)、剣技(lv2)、魔力感知(Lv3)
消費魔力《激減》、物理耐性《軽減》、アイテムボックス、マップ(Lv1)、経験値アップ(Lv不明)
▼魔法
火魔法:中級
水魔法:初級
緑魔法:初級
雷魔法:中級
土魔法:初級
光魔法:初級
闇魔法:中級
▼称号
煩悩の塊
色欲おばけ
------------
『マップ』と『経験値アップ』が入ってることを確認し、ホッとする。
ただ、使えないクズみたいなスキルだったら、絶対にあの爺さんを探し出してボコボコにすると心に誓った。
ってか、魔力増えてない??あと、称号も増えてない??
まぁいいか、そんなこと。
今更、魔力の才能があって煩悩の塊で、色浴おばけな事を告げられてもなー…知ってたし?
ってか、ってかってか!?
それよりも冷静になって考えると気になることがある……。
それを考えただけで、ザワザワと身体中に鳥肌が立つ。
これは…俺史上最強の……恐怖体験だ。
--ゴクリッ
俺は、恐怖で乾燥している口の中の、少ない少ない唾液を飲み込む。
あの一瞬で消えた爺さん………誰……!?
ま、ま、ま、まさか……あの爺さん……。
ゆ、ゆ、ゆ、幽霊!?
0
お気に入りに追加
33
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
声楽学園日記~女体化魔法少女の僕が劣等生男子の才能を開花させ、成り上がらせたら素敵な旦那様に!~
卯月らいな
ファンタジー
魔法が歌声によって操られる世界で、男性の声は攻撃や祭事、狩猟に、女性の声は補助や回復、農業に用いられる。男女が合唱することで魔法はより強力となるため、魔法学園では入学時にペアを組む風習がある。
この物語は、エリック、エリーゼ、アキラの三人の主人公の群像劇である。
エリーゼは、新聞記者だった父が、議員のスキャンダルを暴く過程で不当に命を落とす。父の死後、エリーゼは母と共に貧困に苦しみ、社会の底辺での生活を余儀なくされる。この経験から彼女は運命を変え、父の死に関わった者への復讐を誓う。だが、直接復讐を果たす力は彼女にはない。そこで、魔法の力を最大限に引き出し、社会の頂点へと上り詰めるため、魔法学園での地位を確立する計画を立てる。
魔法学園にはエリックという才能あふれる生徒がおり、彼は入学から一週間後、同級生エリーゼの禁じられた魔法によって彼女と体が入れ替わる。この予期せぬ出来事をきっかけに、元々女声魔法の英才教育を受けていたエリックは女性として女声の魔法をマスターし、新たな男声パートナー、アキラと共に高みを目指すことを誓う。
アキラは日本から来た異世界転生者で、彼の世界には存在しなかった歌声の魔法に最初は馴染めなかったが、エリックとの多くの試練を経て、隠された音楽の才能を開花させる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
オペレーション✖️シールド〜周りのエロい声が凄すぎて僕の防御(理性)を貫通してきます。スキルの裏効果と派生で最強の盾使いを目指すッ!〜
トロ
ファンタジー
元聖騎士の子供として生まれたロイドは聖騎士になれなくても冒険者になりたいと小さい頃から憧れていた。
しかし、10歳になるとスキルが授けられる『開花の儀』でロイドは戦闘系のスキルが得られなかった。
一時は諦めかけるが、自分のスキルの使い方が判明し、父親譲りの才能が開花する。
「これなら僕だって冒険者になれるッ!」
と心の中で意気込みながら訓練を再開したロイドに待ち受けたのは──
『んんッ、あぁ…あんッ、うぅん♡』
──と、ひたすら実の母親や周りの可愛い幼馴染、美人達の『おっぱい』や『エロい声』に耐える日々だった。
どうしてこうなった!?
──と鋼の精神で日々奮闘しながら『守る』為に最強を目指していく。
※本作はエロ要素、シリアス、コメディ、ハーレム要素、ラブコメ要素のある『王道ファンタジー』です。
※頭を空っぽにして読む事をお勧めします。
※お気に入り登録待ってます!
逆転世界でヘイトを溜めて犯されよう!〜貞操逆転世界で犯されたいリメイク版〜
腹筋パンダ(出張)
恋愛
早乙女隼人(さおとめはやと)は女に犯されたい願望を持つMな高校2年生。めちゃくちゃイケメンだが童貞だ。あほな事故で貞操が逆転した世界に迷い混んでしまう。貞操が逆転した世界だと分かった彼は思う。「夢の逆輪姦…いや輪姦して貰えるのでは?」と。
この世界で犯されるのは簡単だ。さてどのようにして女の子に犯されよう…
メインはノクターンノベルズで投稿しています‼️
*/寝取られは嫌いなので絶対にありません(断言)
私が好きだった(この作品を書いていた)作家さんが突然投稿をやめてしまわれたので、後を引き継ぐ形で投稿しております。
土曜日と日曜日の投稿でやっていきます。
よろしくお願いします!
是非ブクマと評価お願いします‼️
Twitterもやってますのでぜひそちらも覗いてみてください‼︎
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
【完結済み】正義のヒロインレッドバスターカレン。凌辱リョナ処刑。たまに和姦されちゃいます♪
屠龍
ファンタジー
レッドバスターカレンは正義の変身ヒロインである。
彼女は普段は学生の雛月カレンとして勉学に励みながら、亡き父親の残したアイテム。
ホープペンダントの力でレッドバスターカレンとなって悪の組織ダークネスシャドーに立ち向かう正義の味方。
悪の組織ダークネスシャドーに通常兵器は通用しない。
彼女こそ人類最後の希望の光だった。
ダークネスシャドーが現れた時、颯爽と登場し幾多の怪人と戦闘員を倒していく。
その日も月夜のビル街を襲った戦闘員と怪人をいつものように颯爽と現れなぎ倒していく筈だった。
正義の変身ヒロインを徹底的に凌辱しリョナして処刑しますが最後はハッピーエンドです(なんのこっちゃ)
リョナと処刑シーンがありますので苦手な方は閲覧をお控えください。
2023 7/4に最終話投稿後、完結作品になります。
アルファポリス ハーメルン Pixivに同時投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる