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第二章・セブンスガール学校登校編
第十三話 課題テーマ
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終夜、湊、縁の三人の騒動から半月が過ぎて今夏休みに入ってる…のだが…終夜達が通う高校は課題は自由なので夏休み終わるまでに《何か》一つを完成させ提出発表しなければならないのであった。
終夜はある程度決まっているのだが、今回が始めての夏休みを得た紅達が心配で仕方なかったのだった。
「紅達は自由課題は何にするか決めた?」
「私は小説を一筆書いてみようかと。」
「オレはギターをなんとか買って弾きこなし作詞して生演奏してみよかなって。」
「私は通信教育で何か資格をこの夏休みで取得できたらと。」
「わ、私はマネジメントの勉強するのよ!悪い?」
「桃は保育士になるためのお勉強。」
「僕は何か企画書みたいのを作ってみようかな…。」
「医療資格の過去問題集全て解く…水は医者目指したい。」
「ちなみに終夜様は?」
「俺は毎年恒例の秋服新作コーデを作る。」
「おい、終夜、一つ良いか?オレこの間こう言う休みが後二回あるって聞いたんだがよ…」
「あるよ」と終夜が答えると白銀は一つの質問を彼にぶつけたのだった。
「終夜の課題内容は今みたいな時期だったら秋服、冬休みってやつのときは春服、春休みなら夏服を毎年新作をデザインからやってるのか?」
「そうだね、男物と女物両方作るから大体母さんが課題用としてお金くれるし。買う前にスケッチブックでデザインを決めてからやるからね。」
「終夜、今みたいな休みの場合睡眠は?」
「ないね。」と一言であっさり答えられた白銀はビックリしすぎて一瞬真っ白になったのでした。
その横で翠が物凄い剣幕で怒鳴り付けてきたのです。
「終夜、アンタバカ!?死にたいの?学校の課題のために命削るっていったい何がしたいの?」
「翠、うちの高校は長期休暇こそ自分の全実力を発揮しそれを課題テーマとして取り組む、学校側が課題を指定しないで自分で決めなきゃならないから自由さはあるが条件は厳しい。しかも、休み明けにはその課題を提出して担任に認められなければプレゼンもできない。故に腕に自信がある生徒は飛び級就職で卒業していくんだよ。」
終夜の説明に翠は押し黙り、他の皆も黙り込んでる中桃は話しかけてきたのでした。
「じゃあ、その課題テーマを決めるところから宿題は始まってるの?」
「そう言うことだね。」と桃の質問に終夜が答えると彼女は慌て出した様子で急いで帰りたいと言い出したのでした。
桃に言われるまま帰宅した終夜一同は自分が決めたテーマを終夜の母・楓に伝えるとテーマに見合った金額をそれぞれに渡してくれました。
その際に言われたのは《奨学金》の一種であると説明をされたのでした。
終夜はある程度決まっているのだが、今回が始めての夏休みを得た紅達が心配で仕方なかったのだった。
「紅達は自由課題は何にするか決めた?」
「私は小説を一筆書いてみようかと。」
「オレはギターをなんとか買って弾きこなし作詞して生演奏してみよかなって。」
「私は通信教育で何か資格をこの夏休みで取得できたらと。」
「わ、私はマネジメントの勉強するのよ!悪い?」
「桃は保育士になるためのお勉強。」
「僕は何か企画書みたいのを作ってみようかな…。」
「医療資格の過去問題集全て解く…水は医者目指したい。」
「ちなみに終夜様は?」
「俺は毎年恒例の秋服新作コーデを作る。」
「おい、終夜、一つ良いか?オレこの間こう言う休みが後二回あるって聞いたんだがよ…」
「あるよ」と終夜が答えると白銀は一つの質問を彼にぶつけたのだった。
「終夜の課題内容は今みたいな時期だったら秋服、冬休みってやつのときは春服、春休みなら夏服を毎年新作をデザインからやってるのか?」
「そうだね、男物と女物両方作るから大体母さんが課題用としてお金くれるし。買う前にスケッチブックでデザインを決めてからやるからね。」
「終夜、今みたいな休みの場合睡眠は?」
「ないね。」と一言であっさり答えられた白銀はビックリしすぎて一瞬真っ白になったのでした。
その横で翠が物凄い剣幕で怒鳴り付けてきたのです。
「終夜、アンタバカ!?死にたいの?学校の課題のために命削るっていったい何がしたいの?」
「翠、うちの高校は長期休暇こそ自分の全実力を発揮しそれを課題テーマとして取り組む、学校側が課題を指定しないで自分で決めなきゃならないから自由さはあるが条件は厳しい。しかも、休み明けにはその課題を提出して担任に認められなければプレゼンもできない。故に腕に自信がある生徒は飛び級就職で卒業していくんだよ。」
終夜の説明に翠は押し黙り、他の皆も黙り込んでる中桃は話しかけてきたのでした。
「じゃあ、その課題テーマを決めるところから宿題は始まってるの?」
「そう言うことだね。」と桃の質問に終夜が答えると彼女は慌て出した様子で急いで帰りたいと言い出したのでした。
桃に言われるまま帰宅した終夜一同は自分が決めたテーマを終夜の母・楓に伝えるとテーマに見合った金額をそれぞれに渡してくれました。
その際に言われたのは《奨学金》の一種であると説明をされたのでした。
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