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第二章・セブンスガール学校登校編
第六話 試験後の週末と終夜の学業継続の謎
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試験もあったゆえにこの日は全校生徒が休みとなった。
終夜達は町に買い出しに来ていてその途中喫茶店に寄り休憩をしていると葵はとある質問を彼にぶつけたのでした。
「終夜さん一つ聞いてもいいですか?」
「ん?葵何が知りたいんだ?」
「終夜さんはなぜ実力はあるのに飛び級の就職をしないのですか?」
「ああ、その事か。俺はまだ未熟だ、まだまだ実力も経験もない。今回水の服を仕立てて実感した…仮に飛び級するならデザイナーと服作りを学びたいかな。あと人形作りの修行もしたいね。」
「終夜さん…あなたの実力はマエストロクラスです。実力も経験もあります、ただ今回は今まで製作したことのないものを仕立てただけです。」
「仕立てながら洋服屋をやる、しかも自分の店を経営するとなると仕立てたことがないからできませんは通じない。どんな服でも仕立てられなければならないんだ。」
終夜は葵の質問に悔しさを噛み締めながら答え、自分の未熟さを実感してる彼見た葵はこれ以上聞けなかったのでした。
「でも今回は良い勉強になったよ。新しいファッションデザインと仕立てる経験になったからね。」
「終夜、あんたは…いや、あんたが目指す洋服屋はどんなのよ?」
「俺が理想とするのはどんな服でも仕立てられて皆に喜んでもらえるうえに笑顔溢れる洋服屋なんだよ。」
「かなり険しい道だわね。」と翠は言いながら終夜を見て、でも、その夢を叶えてもらいたいと思ったのです。
檸檬は静かにお茶をしながら終夜の話を聞いて何にしても志が高いのは良いが無理は禁物と彼に釘を指したのです。
お茶も終わり会計を済ませ喫茶店を出ると買い出しの続きをし始めるや否や直ぐ様紅と桃が寄り道を始め皆で苦笑いをしたのでした。
「終夜、筆箱って作れるか?」と言う銀の質問に出来ないこともないと答えるとつくってほしいと頼まれいつもの手芸店で材料を買って帰り部屋に戻った終夜は部屋で作り始めたのです。
終夜達は町に買い出しに来ていてその途中喫茶店に寄り休憩をしていると葵はとある質問を彼にぶつけたのでした。
「終夜さん一つ聞いてもいいですか?」
「ん?葵何が知りたいんだ?」
「終夜さんはなぜ実力はあるのに飛び級の就職をしないのですか?」
「ああ、その事か。俺はまだ未熟だ、まだまだ実力も経験もない。今回水の服を仕立てて実感した…仮に飛び級するならデザイナーと服作りを学びたいかな。あと人形作りの修行もしたいね。」
「終夜さん…あなたの実力はマエストロクラスです。実力も経験もあります、ただ今回は今まで製作したことのないものを仕立てただけです。」
「仕立てながら洋服屋をやる、しかも自分の店を経営するとなると仕立てたことがないからできませんは通じない。どんな服でも仕立てられなければならないんだ。」
終夜は葵の質問に悔しさを噛み締めながら答え、自分の未熟さを実感してる彼見た葵はこれ以上聞けなかったのでした。
「でも今回は良い勉強になったよ。新しいファッションデザインと仕立てる経験になったからね。」
「終夜、あんたは…いや、あんたが目指す洋服屋はどんなのよ?」
「俺が理想とするのはどんな服でも仕立てられて皆に喜んでもらえるうえに笑顔溢れる洋服屋なんだよ。」
「かなり険しい道だわね。」と翠は言いながら終夜を見て、でも、その夢を叶えてもらいたいと思ったのです。
檸檬は静かにお茶をしながら終夜の話を聞いて何にしても志が高いのは良いが無理は禁物と彼に釘を指したのです。
お茶も終わり会計を済ませ喫茶店を出ると買い出しの続きをし始めるや否や直ぐ様紅と桃が寄り道を始め皆で苦笑いをしたのでした。
「終夜、筆箱って作れるか?」と言う銀の質問に出来ないこともないと答えるとつくってほしいと頼まれいつもの手芸店で材料を買って帰り部屋に戻った終夜は部屋で作り始めたのです。
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