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第一部 紅蓮の心《クリムゾン・ハーツ》
第十二話 煉の過去
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友理奈の希望により俺は自分の昔のバンドについて話すことにしたんだ。
『昔の俺のバンドは輝きし天国と言う。メンバーはギターが龍ヶ崎久遠、ドラムが鈴ヶ森薫、キーボードが日暮稲成、ベースが進藤香住、フルート&バイオリンがユリウス・ハッシュベルト、和楽器が暁知也、そしてヴォーカルの俺の七人なんだ。』
『ヘブン・シリウスだって?伝説級のハイレベルバンドじゃないの!』
『大袈裟だ、俺達は大したことしてない…普通にバンドをしてただけだ。』
優しい声で俺がバンドの話をしていると疑問に思ったのか、実里が質問してきた。
『進藤香住は今何しているの?』
『香住か…あいつはバンドがバラバラになった際に音楽を辞めざる終えない状況になった。香住の父親は会社事業の社長、母親も出版社の敏腕社長兼弁護士だ。香住自身弁護士の資格を持ってる、だから今はバンドをしてない。』
『あのさ、その進藤を私達の専属弁護士にして再び私達と組ませるのはどうなんだ?』
『香住をか?依頼すればたぶん可能だがバンドをするかはわからない。』
『だったらここでその進藤さんに電話してください。』
友理奈、実里、由佳理の提案で進藤香住に俺は電話してみた。
暫くして電話に出たのは進藤香住がでたんだ。
「はい、進藤です。」
『香住か?俺だ、紅だ。実は話があるんだが。』
「煉?久しぶりね、話は聞いてるわよ、またバンドをしてるんだってね。で、何の用?」
『まず一つは依頼だ。二つ目はスカウトだ。』
「今どこにいるの?」
『商店街の喫茶店。』
「そこにいて、今すぐに行くわ。」
電話を切った俺はここで待ち合わせになったことを友理奈達に話すと三人は納得し俺達は進藤香住が来るのを待った。
数分後進藤香住が喫茶店に現れ俺達がいる席にきて話しかけてきた。
『煉、久しぶりね。貴方から電話をもらえるなんて思わなかったわ。事情を詳しく話してもらえないかしら?』
『バンド再開の…。』
『違うわよ、そこは知ってるわ。そこじゃなくて私に連絡するきっかけよ。』
『実は、龍ヶ崎家の暴挙を止めるために力を借りたくて。』
『なるほどね、それで私に依頼したいと。良いわよ、昔の馴染みでタダで受けるわ。それとは別件でスカウトだっけ?』
『ああ、香住、俺のバンドに加わってくれ。頼む。』
『クリムゾン・ハーツだっけ?今、煉が所属するバンドは?』
『そうだが…。無理か?』
『そうじゃないわ、ただ解散して私が弁護士になってからベース全くいじってないのよ。感覚が残ってるかが正直不安なのよ。それでも良いなら煉の申し出だし入るわ。それと隣の三人を紹介してよ。』
『そうだな。まず順番に神崎実里、夢野由佳里、そして、俺の彼女の明科友理奈だ。』
『へぇー煉とうとう彼女できたんだ、良かったじゃん。』
香住の冷やかしもあったが彼女をメンバーに入れるためにいつものスタジオでテストを行うために彼女には一度ベースを取りに行ってもらい俺たち四人は先にそのスタジオに向かった。
小一時間後香住は指定のスタジオに来たためテストを行ったが彼女の腕は落ちておらず完全に合格だった。
そして俺はいったん外に出て他のメンバーに香住のバンド復帰と夢野由佳里と神崎実里の監視条件を含めたメンバー入りを連絡し暫くして集まった、香住は歓迎されたが由佳里と実里のことは賛否が大きかったがとりあえず俺が認めたのと裏切りが発生した場合香住を通して損害賠償を両家から支払う契約を結び書面にもサインさせたことを説明し納得させた。
『昔の俺のバンドは輝きし天国と言う。メンバーはギターが龍ヶ崎久遠、ドラムが鈴ヶ森薫、キーボードが日暮稲成、ベースが進藤香住、フルート&バイオリンがユリウス・ハッシュベルト、和楽器が暁知也、そしてヴォーカルの俺の七人なんだ。』
『ヘブン・シリウスだって?伝説級のハイレベルバンドじゃないの!』
『大袈裟だ、俺達は大したことしてない…普通にバンドをしてただけだ。』
優しい声で俺がバンドの話をしていると疑問に思ったのか、実里が質問してきた。
『進藤香住は今何しているの?』
『香住か…あいつはバンドがバラバラになった際に音楽を辞めざる終えない状況になった。香住の父親は会社事業の社長、母親も出版社の敏腕社長兼弁護士だ。香住自身弁護士の資格を持ってる、だから今はバンドをしてない。』
『あのさ、その進藤を私達の専属弁護士にして再び私達と組ませるのはどうなんだ?』
『香住をか?依頼すればたぶん可能だがバンドをするかはわからない。』
『だったらここでその進藤さんに電話してください。』
友理奈、実里、由佳理の提案で進藤香住に俺は電話してみた。
暫くして電話に出たのは進藤香住がでたんだ。
「はい、進藤です。」
『香住か?俺だ、紅だ。実は話があるんだが。』
「煉?久しぶりね、話は聞いてるわよ、またバンドをしてるんだってね。で、何の用?」
『まず一つは依頼だ。二つ目はスカウトだ。』
「今どこにいるの?」
『商店街の喫茶店。』
「そこにいて、今すぐに行くわ。」
電話を切った俺はここで待ち合わせになったことを友理奈達に話すと三人は納得し俺達は進藤香住が来るのを待った。
数分後進藤香住が喫茶店に現れ俺達がいる席にきて話しかけてきた。
『煉、久しぶりね。貴方から電話をもらえるなんて思わなかったわ。事情を詳しく話してもらえないかしら?』
『バンド再開の…。』
『違うわよ、そこは知ってるわ。そこじゃなくて私に連絡するきっかけよ。』
『実は、龍ヶ崎家の暴挙を止めるために力を借りたくて。』
『なるほどね、それで私に依頼したいと。良いわよ、昔の馴染みでタダで受けるわ。それとは別件でスカウトだっけ?』
『ああ、香住、俺のバンドに加わってくれ。頼む。』
『クリムゾン・ハーツだっけ?今、煉が所属するバンドは?』
『そうだが…。無理か?』
『そうじゃないわ、ただ解散して私が弁護士になってからベース全くいじってないのよ。感覚が残ってるかが正直不安なのよ。それでも良いなら煉の申し出だし入るわ。それと隣の三人を紹介してよ。』
『そうだな。まず順番に神崎実里、夢野由佳里、そして、俺の彼女の明科友理奈だ。』
『へぇー煉とうとう彼女できたんだ、良かったじゃん。』
香住の冷やかしもあったが彼女をメンバーに入れるためにいつものスタジオでテストを行うために彼女には一度ベースを取りに行ってもらい俺たち四人は先にそのスタジオに向かった。
小一時間後香住は指定のスタジオに来たためテストを行ったが彼女の腕は落ちておらず完全に合格だった。
そして俺はいったん外に出て他のメンバーに香住のバンド復帰と夢野由佳里と神崎実里の監視条件を含めたメンバー入りを連絡し暫くして集まった、香住は歓迎されたが由佳里と実里のことは賛否が大きかったがとりあえず俺が認めたのと裏切りが発生した場合香住を通して損害賠償を両家から支払う契約を結び書面にもサインさせたことを説明し納得させた。
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