ブラインドタッチの勧め

わんこ

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４．ブラインドタッチの練習方法

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ここまでで、「やってみようかな」と思った人のために練習方法を紹介しておきます。
この方法は、自分がやった方法なのでそれなりに効果はあるはずです。

自分が「ブラインドタッチ」を覚えた時は、雑誌のコラムの練習方法で練習しました。A4半ページのシンプルな内容でした。その他に、キーボードの絵と、ブラインドタッチのうんちくが書かれて３ページ程度だったかと思います。大昔の事なので、その雑談は無くなってしまいましたので、記憶から書き起こしています。

１．練習は１日に１時間

何を覚えるにせよ、この程度が１番良いそうです。

２．キーボードの絵を用意する

今の時代なら、スマホで写真をとって印刷すれば簡単に用意できるかと。
それに、赤ペン等で後で説明する各指の守備範囲をマーキングしたら完璧です。
たぶん、ネットで探したらそういう画像は沢山転がっていると思います。

３．適当な英文を用意する

英字新聞でも英語の教科書でも何でもいいから英文を用意する。
意味が理解できない方が良いと思います。

４．ホームポジションに指を置く

「ブラインドタッチ」にとって、ホームポジションはとても重要です。１文字タイプしたら、必ずホームポジションに指を戻す。これは必須です。絶対に守って下さい。

５．キーボードを見ない。
キーボードは絶対見ないこと。見たら練習の効果は半減します。いっそタオルを被せて見えなくした方が良いかもしれません。

大体これ位だったかと思います。解りやすく図解とかもありましたがそれはご勘弁を。

それでは、練習してみましょう。

まず、英文を見やすい位置に置いて下さい。理想的にはパソコンの画面の位置です。机に置いたら覗き込む形になって姿勢が悪くなります。目の前に来るのが理想です。

次に、キーボードの絵を、英文の下とか、横に置いて下さい。横目でちらっと見るためのものです。

準備が出来たら、キーボードの”F”に左手の人差し指を置いて下さい。右手の人差し指は”J”に置いて下さい。そこから順番に指を下ろした位置がホームポジションです。

それぞれの指の守備範囲は決まっています。これも必ず守って下さい。図があれば解りやすいのですが、あえて文章で説明しましょう。
（ネットで画像を探したほうが良いと思いますが）
左小：　Z A Q 1
左薬：　X S W 2
左中：　C D E 3
左人：　V F R 4
左人：　B G T 5
右人：　N H Y 6
右人：　M J U 7
右中：　,  K I 8
右薬：　.  L O 9
右小：　/  ;  P  0

ホームポジションに置けたら、英文をみて、最初の１文字をタイプしてみましょう。

そうそう、重要なことを言い忘れました。パソコンの電源はオフです。キーボードさえあれば良いんです。ディスプレイも要りません。とにかくパソコンの電源はオフです。

さあ、１文字タイプしてみましょう。キーボードは見てはいけません。何度も言いましょう、キーボードを見ないで下さい。

キーボードを見なければ、どこにキーがあるのか判りませんね？その為に絵を用意したのです。絵を見てキーを探して下さい。そしてその指範囲の指でタイプするのです。

最初は、すごく時間がかかります。イライラします。でも、そういう練習なのでガマンして下さい。

パソコンの電源もオフですから、打ち間違えたかどうかも判りません。でも、それで良いんです。
とにかく、１文字づつキーを探してタイプして下さい。ホームポジションに戻るのを忘れずに。
１文字打ったらホームポジション、間違えても気にしない。これが重要です。

自転車の練習でも、最初は数メートルも進めなかったでしょう？最初はそんなものなんです。

そして、気づきましたか？人差し指に感じるポッチは、まさに、この時のために存在したのです。知らなかったでしょ？

重要なので何度も言います。ホームポジションを守りましょう。ホームポジションに指を置くのです。

上手く出来なくても大丈夫。あまり考えずに繰り返し練習して下さい。

ブラインドタッチでは、脊髄反射的にキーをタイプします。つまり、アルファベットを見たら指が勝手に動くような感じです。自転車でもバランスを取るのに「右に傾いたからハンドルを右に動かして・・・」とか考えてませんよね？考えなくても体が反応していきます。それと同じような感じで、指が自然と動くように体に覚えさせるんだと思います。

１日に一時間で一週間ほど続ければ、もたつきながらブラインドでタイプ出来る程度にはなるはずです。時間が無い方は１日３０分程度でも大丈夫かと思います。

アルファベッドがタイプ出来るようになったら、次は実際の作業でブラインドタッチを試して見ましょう。

パソコンの電源を入れて、小説の執筆でも、会社の仕事でも良いです。でも、落ち着いて出来る自分の部屋で練習する事をお勧めします。

最初は、ついついキーボードを見てしまいます。でも、見ないようにしましょう。見たら今までの練習が水の泡です。キーボードを見ない事、ホームポジションを守る事、この二つは忘れないで下さい。

以上で練習方法は終わりです。

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