16 / 29
第16話 食欲旺盛
しおりを挟む
昨日、木炭を作り、火の心配が無くなった。
安全も一応確保できているし、やはり食事だろう。
まず第一にタンパク質。肉、魚、肉、にく!!
罠を日に日に増やしているがなかなか捕まえられない。
この辺にはいないのだろうか?
そう思っていたのだが、朝水を飲むときに見た。
イノシシのような動物を。
地球のイノシシは襲ってくるイメージがあるが、こっちを見つけた瞬間明らかに焦った顔をしながら逃げていった。
あれを食べられれば。
じゅるり。
さっそく行動あるのみ!
まずは新しい罠を作ろう。
今回は、少し地面に穴を掘って上に枯れ葉などを敷き詰め、そこに足を入れたらロープでその足を縛って捕まえる。そういう罠を作る。
まぁ、実は意外と簡単なわけだが。
穴掘って、枯れ葉かけて、小動物トラップの大きいバージョン。
どう?簡単でしょ?
ってことはなく。作るのは簡単だが、体力がすごく削られる。
ただ、時々あのイノシシを思い出すたびにやる気が底の底からあふれ出てくる。
1日で2か所。これでも頑張ったほうだ。
その日の夜。捕まえた後のことを考えていた。
まず、仮に捕まえたとして子供だった場合は見逃したい。見分けつかないけど。
親がキレて襲われるとか嫌だし。
そして妊娠してそうな場合も見逃したい。見分けつかないけど!
それ以外のイノシシの場合は申し訳ないがお腹の中へ入ってもらう。
まぁ、見分けついたらの話ですがね。
翌日、当たり前だがすぐに捕まえられるわけもなく。
罠の箇所を増やした。合計3か所。
ちなみにイノシシ用の罠以外の成果だが、魚、鳥、小動物のどれか1つに獲物がかかっている。
2日に1匹程度だけど、ぼちぼち成果が出ているのだ。
それで今日は罠以外に道具を作ろうと考えていた。
まずは槍。止めを刺す用だ。
次に弓。これはあまり期待をしていないのだが、一応。
最後に予備用のナイフ。解体中に壊れるとか嫌だし斧を使うのはちょっと嫌だった。
準備は万全。さぁ、イノシシよ。捕まれ!!
3日後、成果なし。
罠は1日1か所作っているので6か所目を作成中。
足跡の形跡もなく、1か所だけ小動物に通られた程度の成果しかない。
気長に待とう。
別の話だが、拠点近くで食べられる野草について。
色々と調べたのだが青色の草とギザギザした草、この2つぐらいしか安全なのがなかった。
主に舌で確認するときにしびれたり、まずかったりしたのでこの2つしかなかった。
木の実は2種類。普通においしい。
他にも変わった木の実や草などがあるが怖いし、腕に擦ってみたら腕が痛くなったりした。
もっとレパートリーがあれば料理とか出来るんだけど。なかなかうまくいかないな。
さらに1週間。
狼にも襲われることもなく、罠も増えていくので木の実を頼ることなく生活を送っていた。
ただいまだにイノシシは捕まらない。
だんだん諦めてきて、罠は10か所作った以降作らなくなった。
最近は青色の草を育てられないかと模索をしている。
そのまま畑に植えてみたり、大きめの壺で育ててみたり。
ちなみにどっちも成功したので、拠点と食事場所の間ぐらいに畑を作った。
ギザギザの草は用途が出来てからで。今のところ食べたいとは思わないので。
そんなある日。
まだ夢の中にいる中、何か鳴き声がした。
いや、気がする?まだ日が出ていなくて眠かったので二度寝。
そして朝。起きて日課の罠確認をしたらなんとかかっていた。
あれから10日ほど経ったか?
やっと捕まえたが思わぬ動物が捕まっていた。
嬉しいのだが、こいつは食べられない。
なんせ、ほぼニワトリに近い鳥だったのだ。
安全も一応確保できているし、やはり食事だろう。
まず第一にタンパク質。肉、魚、肉、にく!!
罠を日に日に増やしているがなかなか捕まえられない。
この辺にはいないのだろうか?
そう思っていたのだが、朝水を飲むときに見た。
イノシシのような動物を。
地球のイノシシは襲ってくるイメージがあるが、こっちを見つけた瞬間明らかに焦った顔をしながら逃げていった。
あれを食べられれば。
じゅるり。
さっそく行動あるのみ!
まずは新しい罠を作ろう。
今回は、少し地面に穴を掘って上に枯れ葉などを敷き詰め、そこに足を入れたらロープでその足を縛って捕まえる。そういう罠を作る。
まぁ、実は意外と簡単なわけだが。
穴掘って、枯れ葉かけて、小動物トラップの大きいバージョン。
どう?簡単でしょ?
ってことはなく。作るのは簡単だが、体力がすごく削られる。
ただ、時々あのイノシシを思い出すたびにやる気が底の底からあふれ出てくる。
1日で2か所。これでも頑張ったほうだ。
その日の夜。捕まえた後のことを考えていた。
まず、仮に捕まえたとして子供だった場合は見逃したい。見分けつかないけど。
親がキレて襲われるとか嫌だし。
そして妊娠してそうな場合も見逃したい。見分けつかないけど!
それ以外のイノシシの場合は申し訳ないがお腹の中へ入ってもらう。
まぁ、見分けついたらの話ですがね。
翌日、当たり前だがすぐに捕まえられるわけもなく。
罠の箇所を増やした。合計3か所。
ちなみにイノシシ用の罠以外の成果だが、魚、鳥、小動物のどれか1つに獲物がかかっている。
2日に1匹程度だけど、ぼちぼち成果が出ているのだ。
それで今日は罠以外に道具を作ろうと考えていた。
まずは槍。止めを刺す用だ。
次に弓。これはあまり期待をしていないのだが、一応。
最後に予備用のナイフ。解体中に壊れるとか嫌だし斧を使うのはちょっと嫌だった。
準備は万全。さぁ、イノシシよ。捕まれ!!
3日後、成果なし。
罠は1日1か所作っているので6か所目を作成中。
足跡の形跡もなく、1か所だけ小動物に通られた程度の成果しかない。
気長に待とう。
別の話だが、拠点近くで食べられる野草について。
色々と調べたのだが青色の草とギザギザした草、この2つぐらいしか安全なのがなかった。
主に舌で確認するときにしびれたり、まずかったりしたのでこの2つしかなかった。
木の実は2種類。普通においしい。
他にも変わった木の実や草などがあるが怖いし、腕に擦ってみたら腕が痛くなったりした。
もっとレパートリーがあれば料理とか出来るんだけど。なかなかうまくいかないな。
さらに1週間。
狼にも襲われることもなく、罠も増えていくので木の実を頼ることなく生活を送っていた。
ただいまだにイノシシは捕まらない。
だんだん諦めてきて、罠は10か所作った以降作らなくなった。
最近は青色の草を育てられないかと模索をしている。
そのまま畑に植えてみたり、大きめの壺で育ててみたり。
ちなみにどっちも成功したので、拠点と食事場所の間ぐらいに畑を作った。
ギザギザの草は用途が出来てからで。今のところ食べたいとは思わないので。
そんなある日。
まだ夢の中にいる中、何か鳴き声がした。
いや、気がする?まだ日が出ていなくて眠かったので二度寝。
そして朝。起きて日課の罠確認をしたらなんとかかっていた。
あれから10日ほど経ったか?
やっと捕まえたが思わぬ動物が捕まっていた。
嬉しいのだが、こいつは食べられない。
なんせ、ほぼニワトリに近い鳥だったのだ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説


もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

とある元令嬢の選択
こうじ
ファンタジー
アメリアは1年前まで公爵令嬢であり王太子の婚約者だった。しかし、ある日を境に一変した。今の彼女は小さな村で暮らすただの平民だ。そして、それは彼女が自ら下した選択であり結果だった。彼女は言う『今が1番幸せ』だ、と。何故貴族としての幸せよりも平民としての暮らしを決断したのか。そこには彼女しかわからない悩みがあった……。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる