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第325話 猫の逆襲
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オレの名前は『みたらし』。
三歳の柴犬だ。
今日はパパさんと一緒に、近所のホームセンターに買い物に来た。
このお店はペットをカートに乗せて一緒に買い物を出来るので、結構楽しい。
だって外で待ってるとつまんないもん。
今日はどんなオヤツ買って貰おっかなー。えっへへ。
ところが売り場に来て、カートを押すパパさんの手が止まる。
――なぁ、なんか……狭くなってないか?
うん、それはオレも思った。
どう見ても犬用商品のスペースが減っている。
代わりに猫用商品のスペースが増えている。
……なんか悔しい。
――最近、猫ブームなのか?
むぅ。
とりあえず買い物は済ませたが、品揃えはやっぱり悪くなっている。
くそ、猫め。覚えていろぉ!
どんまい、オレ。
猫に負けてたまるか! 犬ブームよ、来い!
三歳の柴犬だ。
今日はパパさんと一緒に、近所のホームセンターに買い物に来た。
このお店はペットをカートに乗せて一緒に買い物を出来るので、結構楽しい。
だって外で待ってるとつまんないもん。
今日はどんなオヤツ買って貰おっかなー。えっへへ。
ところが売り場に来て、カートを押すパパさんの手が止まる。
――なぁ、なんか……狭くなってないか?
うん、それはオレも思った。
どう見ても犬用商品のスペースが減っている。
代わりに猫用商品のスペースが増えている。
……なんか悔しい。
――最近、猫ブームなのか?
むぅ。
とりあえず買い物は済ませたが、品揃えはやっぱり悪くなっている。
くそ、猫め。覚えていろぉ!
どんまい、オレ。
猫に負けてたまるか! 犬ブームよ、来い!
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