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第282話 花粉症
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オレの名前は『みたらし』。
三歳の柴犬だ。
――は、は、は、はーーーーくしょん!!!!
……うるさいよ、パパさん。
今日はパパさん、朝からくしゃみを連発している。
風邪?
――参ったなぁ。急に来ちゃったよ。昨日まで何とも無かったのになぁ。
――パパ、ちゃんと口覆ってよ。唾が飛びまくりじゃない。
――そんなこと言ったって……ふわ、ふわ……ふぅぅぅぅ。
――いや、しないんかーーい!
パパさんのくしゃみは、アンコントローラブルらしい。
そんなに激しいくしゃみを連発していると、喉がイカれちゃうよ?
――くしゃみは出るし、鼻水は垂れるし、目は痒いし。春なんて大嫌いだぁ!
ということで、家の中を移動するときは必ずティッシュの箱を携帯する、というおかしな生活をしているわけだ、パパさんは。大変だね。
どんまい、パパさん。
そして今日は、くしゃみが止まらない。
三歳の柴犬だ。
――は、は、は、はーーーーくしょん!!!!
……うるさいよ、パパさん。
今日はパパさん、朝からくしゃみを連発している。
風邪?
――参ったなぁ。急に来ちゃったよ。昨日まで何とも無かったのになぁ。
――パパ、ちゃんと口覆ってよ。唾が飛びまくりじゃない。
――そんなこと言ったって……ふわ、ふわ……ふぅぅぅぅ。
――いや、しないんかーーい!
パパさんのくしゃみは、アンコントローラブルらしい。
そんなに激しいくしゃみを連発していると、喉がイカれちゃうよ?
――くしゃみは出るし、鼻水は垂れるし、目は痒いし。春なんて大嫌いだぁ!
ということで、家の中を移動するときは必ずティッシュの箱を携帯する、というおかしな生活をしているわけだ、パパさんは。大変だね。
どんまい、パパさん。
そして今日は、くしゃみが止まらない。
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