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第269話 そして帰宅へ
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オレの名前は『みたらし』。
三歳の柴犬だ。
――そろそろ帰ろうか。高速、暗い時間に走るの怖いから。
――そうね。あんまり遅くなるのも何だし。帰りましょう。
おう。オレもいっぱい走って疲れたぞ。もう満足満足。帰ろう!
オレは後部座席に乗り込むと、伏せをして目をつぶった。
車が走り出す。
オレはこの旅行のことを考えた。
一泊しかしなかったけど、充分楽しめたな。
海も綺麗だったし、ホテルも楽しかった。
ご飯、すっごく美味しかったな。
いかにも肉! って感じでさ。
『もももち』にも久しぶりに会えたし、テーマパークも結構楽しめた。
うん、悪くなかったぞ、この旅行。
ふわぁ……。
ついついあくびが出る。
疲れた。寝ーようっと。
おやすみなさい、パパさんママさん。
いっぱい遊んだな、オレ。
そして車の窓から見える夕日がとっても綺麗だ。
三歳の柴犬だ。
――そろそろ帰ろうか。高速、暗い時間に走るの怖いから。
――そうね。あんまり遅くなるのも何だし。帰りましょう。
おう。オレもいっぱい走って疲れたぞ。もう満足満足。帰ろう!
オレは後部座席に乗り込むと、伏せをして目をつぶった。
車が走り出す。
オレはこの旅行のことを考えた。
一泊しかしなかったけど、充分楽しめたな。
海も綺麗だったし、ホテルも楽しかった。
ご飯、すっごく美味しかったな。
いかにも肉! って感じでさ。
『もももち』にも久しぶりに会えたし、テーマパークも結構楽しめた。
うん、悪くなかったぞ、この旅行。
ふわぁ……。
ついついあくびが出る。
疲れた。寝ーようっと。
おやすみなさい、パパさんママさん。
いっぱい遊んだな、オレ。
そして車の窓から見える夕日がとっても綺麗だ。
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