2 / 365
第2話 今日の気分は遠くの公園
しおりを挟む
オレの名前は『みたらし』。
二歳の柴犬だ。
パパさんがリードの準備をしている。
やれやれ、散歩の時間か。
しょうがない。
連れてってやるか。
最近見てて思うのだが、パパさんはどうやら勘違いをしているらしい。
パパさんがオレを散歩させているのではない。
オレがパパさんを運動させているのだ。
パパさんの運動不足解消に協力するオレ。
なんて飼い主思いの犬なんだ、オレは。
今日の散歩コースは、ちょっと遠くの公園だ。
カメラを構えながら歩くパパさん。
ひぃひぃ言いながら、オレについてきている。
だらしないなぁ。
普段から運動しないからすぐ息が切れるんだよ。
それ、歩け、歩け。
どんまい、パパさん。
そして今日も日が暮れる。
二歳の柴犬だ。
パパさんがリードの準備をしている。
やれやれ、散歩の時間か。
しょうがない。
連れてってやるか。
最近見てて思うのだが、パパさんはどうやら勘違いをしているらしい。
パパさんがオレを散歩させているのではない。
オレがパパさんを運動させているのだ。
パパさんの運動不足解消に協力するオレ。
なんて飼い主思いの犬なんだ、オレは。
今日の散歩コースは、ちょっと遠くの公園だ。
カメラを構えながら歩くパパさん。
ひぃひぃ言いながら、オレについてきている。
だらしないなぁ。
普段から運動しないからすぐ息が切れるんだよ。
それ、歩け、歩け。
どんまい、パパさん。
そして今日も日が暮れる。
1
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
虹の橋を渡った猫が教えてくれたこと
菊池まりな
児童書・童話
あけみが生まれた頃には愛猫のちゃおがいた。遊ぶ時も寝るときもずっと一緒。そんなある日、ちゃおが虹の橋を渡ってしまう。家族は悲しむが、あけみは不思議な夢を見るようになり…。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/children_book.png?id=95b13a1c459348cd18a1)
お姫様の願い事
月詠世理
児童書・童話
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
どろんこたろう
ケンタシノリ
児童書・童話
子どもにめぐまれなかったお父さんとお母さんは、畑のどろをつかってどろ人形を作りました。すると、そのどろ人形がげんきな男の子としてうごき出しました。どろんこたろうと名づけたその男の子は、その小さな体で畑しごとを1人でこなしてくれるので、お父さんとお母さんも大よろこびです。
※幼児から小学校低学年向けに書いた創作昔ばなしです。
※このお話で使われている漢字は、小学2年生までに習う漢字のみを使用しています。
老犬ジョンと子猫のルナ
菊池まりな
児童書・童話
小さな町の片隅で、野良猫が子猫を生み、暖かく、安全な場所へと移動を繰り返しているうちに、一匹の子猫がはぐれてしまう。疲れきって倒れていたところを少年が助けてくれた。その家には老犬のジョンがいた。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
Sadness of the attendant
砂詠 飛来
児童書・童話
王子がまだ生熟れであるように、姫もまだまだ小娘でありました。
醜いカエルの姿に変えられてしまった王子を嘆く従者ハインリヒ。彼の強い憎しみの先に居たのは、王子を救ってくれた姫だった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/children_book.png?id=95b13a1c459348cd18a1)
みかんに殺された獣
あめ
児童書・童話
果物などの食べ物が何も無くなり、生きもののいなくなった森。
その森には1匹の獣と1つの果物。
異種族とかの次元じゃない、果実と生きもの。
そんな2人の切なく悲しいお話。
全10話です。
1話1話の文字数少なめ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる