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4.…映画鑑賞…一人で見ないのかって?ホラーは苦手なんだよ…

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「オン…ちょっと、リオン?」 
「ん……何?」
「何?じゃないよ、家付いたんだから本読むの中断して!降りる時危ないでしょ!もぅ!」

どうやら本を読んでいた間に馬車はシオンの家についたらしい

「ん、ゴメン…」
「いつものことだから別にいいけど…本は一旦仕舞ったら?映画見るんでしょ?」
「うん…でもお腹すいた…」
「それはさっき聞いた~、映画見てる時に食べれるように色々作ってもらったから部屋行こ!」
「!早く行こ、(シオンの部屋は確か…あっち!)」

「ちょっ、リオンそっちの部屋じゃないから!」 

「え?でも前来たときはこっちの道…あれ?あっち?」
「あ~もう!リオンは一人で歩かないで!方向音痴なんだから!」

「(え…俺って方向音痴だったのか……?)」ガーン

「まぁ、リオンが来た時は僕が一緒にいるからそんなに覚えようとしなくていいよ、後僕の部屋はこっちね、あっちは姉さんの部屋だから間違えないでよ?」
「はーい、ってイト姉いるの?」
「そう、学校が休校中なんだって、って時間やばいじゃん!早く部屋行くよ!」
「え~?まだ8時じゃん…時間あるからゆっくり歩いてよ…」「駄目!ゴールデンタイムには寝たいんだから、」

ごーるでんたいむ…?シオンは良くわかんないこと時々言うんだよな…

「はい、着いた準備するからちょっと座って待ってて~」「ん、」待っててって言われても何か落ち着かない…部屋の中見て待と… 

こう見ると、シオンの部屋って何か女子っぽいもの多いんだ…ピンク!ってわけじゃないけど所々にアクセサリー置いてある所とか家の姉さんそっくりだな…

って、あれ昔俺が上げた玩具のネックレス……まだ持ってたんだ…

「シオン?準備終わったよ~?」
「ん!今行く!」

「カセットは…これね、
あ、そうだシオン、さっきトウガが食べ物持ってきてくれたよ、そこに置いてあるから適当に食べてて~、」
「了解!ありがと…」

どれ食べよ…トウガさん料理上手なんだよな…
ポップコーンはシオンと二人で食べるとして…
このカップの飲み物…どっちのだろ…

飲んだらわかるか…ゴクッ
「苦っ…」「リオン?どうかした?」
「これ…珈琲だった…しかもブラック…」
「やっちゃったね…はい、リオンはこっち、」

ゴクゴク「ん、レモンティーだ!」
「そう、この間姉さんが買ってきたんだ。リオンはそっちのほうが好きでしょ?じゃ、こっちは貰うね、」
「ごめん、ブラックじゃなかったら飲めたんだけど…」「いいよ、珈琲好きだし♪映画見よ、」
「うん…」俺の飲みかけで申し訳ないな……

「始まるよ、」
「んっ!」

『これは実際に起こったかもしれない摩訶不思議なお話』  

ゴクリ「(まだ怖くないまだ怖くない…)」
「(本についてくるやつにしては結構映像がリアルなんだ……)」

『ある夏の暑い日、二人の子供が行方不明になった。一人は7歳のお姉ちゃん、一人は5歳の弟。多くの大人がその二人を探すために捜索活動をしたが、1年半の捜索で見つかったのは国境付近で保護されていた弟だけ。その事件はお姉ちゃんが見つからないまま捜査が打ち消しになっていた』

「(大丈夫…ここまでは本と一緒…)」
「(リオンめっちゃのめり込んでるじゃん…)」

『しかしその半年後また近くの街で一組の兄弟が行方不明になっていた。今度は兄は見つかって保護をされていたが弟は見つからなかった。それから半年おきにその街の周辺では半年おきに兄弟が行方不明となり片割れだけが帰ってくるようになっていた』

「(ヒエッ…本と違う…オリジナル要素強…)」
「(差し替え技術すご…。って、リオン?何で服の袖つかんでるの…?シワ寄ってるんだけど…まぁいっか…)」

『事件の関係性を知った警察は帰ってきた子どもたちに話を聞きに行った。しかし、
[僕、犯人は見ていないかい?]と聞いた警察の問に子供はみんな揃って〔知らない。覚えてない。〕そういったのだ。ただ一番最初の事件で姉をなくした男の子だけがこういった〔姉ちゃんはもう帰ってこないんだよ。〕と、』

「ギャァッ…無理無理!」
「ちょッ、リオン!煩いよ!というか、リオンの声のほうが怖いんですけど…」
「えっ、あっ!ゴメン…」
「もぅ…続き見るよ?」
「ん、」

____________________
やばいですわ…滅茶苦茶投稿遅れましたわ…

嫌ほんっとうにゴメンナサイ…

自分で書いた変な終わり方のせいで
次どうやって続けばいいのか迷ってしまっておりましたの…


えぇ…バカですわ…

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