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本編
60.だから英語は苦手だといったじゃないですか!!(泣)
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『まぁ!あちらの作品も素敵…!リエルもそう思うでしょう?』
『えぇ、マリア様は目が宜しいのですね、其れは…』
月は変わり、椿ががその光沢のある濃い緑の葉と花弁の美しく艶やかな色を見せ始めた枇杷月上旬。
リエルはとある美術館の一角で異国の王女を目の前に美術品の紹介をしていた。
前に異国の王女、隣に王女様のSP、後ろに絵画という意味の分からないものに囲まれながらリエルは思わずこう呟いた「何故こうなったの?」と。
ことの始まりはつい2週間ほど前…
ヴァネッサ寮の客室では、リエルを除いた四人が生徒会長の写真を見ながら(どうやればあんなに太れるのか)や、(前々期生徒会長は、)と話し続けていた。
四人をリエルが首を痛めながら待っていると、突然、客室と隣の部屋をつなぐ扉が開かれた。
扉から出てきたのはヴェルカとシエルで…二人は、深いため息を付きながら近くにあったソファに腰を掛けた。
「い、一体何が…」そう言って、二人のもとに駆け寄ったリエルにヴェルカが一枚の紙を渡した。
「もう無理…ごめん、あと宜しく…」
「俺も…すまんが休憩をもらう…」
リエルが紙を受け取った瞬間に眠りに入った二人に唖然としていると、ルーガイルがリエルの手元を見て首を傾げた。
それもそのはず、その紙は体力限界のヴェルカによって書かれたもので、字体が滅茶苦茶になっていたのだ。
「リーちょっと見せてくれるかい?此れは…stu..co..c.....si..t…この並びは…」「生徒会長では?」「あぁ、そうだね。じゃあこっちのre...em.n.は、交代かな、」
「生徒会長…交代?」「ここC..os.って…選ぶ…」「生徒会長が交代…で、選ぶ?」
話し合いを始めた四人を他所にリエルは遠い目をしながら未だ寝続ける二人にストールを掛けていた。
英語は専門外なのだ。仕方ない。
四人が使用したカップをリエルが片付けていると、不意に客室の正面扉が開いた。
「アシュルト、臨時の生徒会だ。」「今行きます。フェルシュテルは…」「いや、今はいい。ひとまずお前だけ…」「分かりました。」
突然入ってきた教師とアシュルトのやり取りに目を白黒させているリエルは風のように居なくなった二人の背を見て「一先ず…此れを解読しましょう」と呟いた。
言葉の意味が分かればリエルにも英文は読める。
リエルはケインから紙を受け取り、翻訳機を片手にヴェルカの書いた文字を読見始めた。
「え~っと、…生徒会長が交代。新たな会長を選ぶ。交流会。
……生徒会長が交代するので新たな生徒会長を決めるまで、臨時の生徒会長を副会長に一任する。その間の副会長は交流会に出席する為、相手校の方に相応しい身分があり、美術品の知識が多い者を選び、枇杷月の初日までに……」
「枇杷月まで…あと一週間も…無い…」「そんな唐突に身分の高い人だなんて…」
ケインとリエルが思わず眉をひそめたそのとき、ルーガイルが首を傾げた。
「ん?リー、条件をもう一度読んでくれるかい?」「は、はい。」
ルーガイルの言葉の糸はつかめなかったが、指示されたまま、手元にまとめた文章を読んでいく。
「まず身分が高いで…」
「うん、続けて」
ルーガイルの手によって、生徒名簿に線が引かれていく。
この時点で生徒の1/4の人数に当たる数が消えた。
「次に美術の知識がある方…、」
「次は?」残った生徒のまた1/4がきえ、
「次は…低身長な方で……」
「低身長は…と、」
150cm以上の人物もリストから消された。
「次は……」
リストに書いてあるものを読み終わったときにはもう、ルーガイルの手によって全校生徒の約9割の生徒の名前に線が引かれていた。
「あと残っている方なんて…」
リエルが斜線の引かれた紙をじっと見ていると、不意にルーガイルが視線をリエルに向けた。
ルーガイルの視線を疑問に思い、首を傾げたリエル。
困惑を隠せないまま意味もなくルーガイルの方を見返していると、今度はケインとリールも同様になにかに気づいた様子の二人が此方に視線を向けてきた。
「ル、ルー様?ケイにリルも…私の顔に何か…?」
「いや、少し聞きたいことがあるんだ。良いかい?」
唐突にそう口を開いたルーガイルに驚きながらも困ることはないので、リエルは普通に返事を返す。
「別に…構いませんが…」
「リーの身分は?」
「初等部の中では一応…一番上かと…」
「美術の、知識。…ある?」
「?えぇ、一応家で美術館も所有しているので…」
「身長は…?」
「130~140くらい?」
「武術の覚えは…?」
「武術は…流石にないです。けど…「けど?」護身術としてフェンシングを少々……」
「土地勘…は、」多少は?地図を見れば迷うことは無いはず……って、え?」リエルは5つ目の質問にしてやっと、目の前の3人の目が煌めいているのに気づいた。
「い、いや…まさか…」そんな事無いですよね?
そう言おうとしたリエルの口はアシュルトの無言の笑みを前にぎゅっと閉ざされた。
その後すぐに生徒副会長と決定付けられたリエルはエヴィアスの手を借りながら、ひと月前に棚の奥底に収納したばかりのキャリーケースを引っ張り出し…
「リエ~?此れ入れるの?」
「ん~、使わない気もするケド…年の為…」
「こっちは?」「それは多分向こうに有るから大丈夫…」
「リエ?服はどうするの?」
「服は何着か入れて…「は~い。って!…もう入らないじゃない!」え…「入れすぎ!!服は向こうのシルヴェルの店で買って、向こうにも有るでしょう?」有るわ…」
「此れは?」「ん…」
「此れは抜いておくわよ、」「…、」
最初は言葉をかわしながら相談していたリエルも、今は只ひたすらに無言で必要なものを詰めていた。
リエルがこの学園を出るまであと2日…
_______________
何時も多くの女神様に見て頂くことが出来て、とても嬉しく思っております!いつもありがとうございます。
はい…テスト期間にございます…明日からテストデス…死んできます。はい…
もうほんと…テスト期間にイベント合わせてくるのやめて…テキストを開く手が重いのよ…
本日はロックヒーロー少女のお母様と、ヤンキーな弁慶のbirthday!
ロックヒーローちゃんの家族……皆もう大好き…顔が良い、性格が良い…神なのでは?
本日お誕生日の方の誕生花は…ゲッケイジュ 「栄光」「勝利」「栄誉」・セントポーリア 「小さな愛」……戦場の勝利の女神様?
「謙信!!やっと!やっと…!え?超難のとこ20回……ちょっとまって、あと何日よ…」残りの日数に絶望しかない審神者
「音楽もヒーローも同じね?」by.ヒーローのママンは皆総じて顔と性格がとてつもなく良い。
「人間!寝ろ!」「無理!テスト!」「おやおや…対価さえ頂ければ僕たちが…「あ、大丈夫です!大丈夫ですから!」by.猛ダッシュをして逃げる監督生
『えぇ、マリア様は目が宜しいのですね、其れは…』
月は変わり、椿ががその光沢のある濃い緑の葉と花弁の美しく艶やかな色を見せ始めた枇杷月上旬。
リエルはとある美術館の一角で異国の王女を目の前に美術品の紹介をしていた。
前に異国の王女、隣に王女様のSP、後ろに絵画という意味の分からないものに囲まれながらリエルは思わずこう呟いた「何故こうなったの?」と。
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ヴァネッサ寮の客室では、リエルを除いた四人が生徒会長の写真を見ながら(どうやればあんなに太れるのか)や、(前々期生徒会長は、)と話し続けていた。
四人をリエルが首を痛めながら待っていると、突然、客室と隣の部屋をつなぐ扉が開かれた。
扉から出てきたのはヴェルカとシエルで…二人は、深いため息を付きながら近くにあったソファに腰を掛けた。
「い、一体何が…」そう言って、二人のもとに駆け寄ったリエルにヴェルカが一枚の紙を渡した。
「もう無理…ごめん、あと宜しく…」
「俺も…すまんが休憩をもらう…」
リエルが紙を受け取った瞬間に眠りに入った二人に唖然としていると、ルーガイルがリエルの手元を見て首を傾げた。
それもそのはず、その紙は体力限界のヴェルカによって書かれたもので、字体が滅茶苦茶になっていたのだ。
「リーちょっと見せてくれるかい?此れは…stu..co..c.....si..t…この並びは…」「生徒会長では?」「あぁ、そうだね。じゃあこっちのre...em.n.は、交代かな、」
「生徒会長…交代?」「ここC..os.って…選ぶ…」「生徒会長が交代…で、選ぶ?」
話し合いを始めた四人を他所にリエルは遠い目をしながら未だ寝続ける二人にストールを掛けていた。
英語は専門外なのだ。仕方ない。
四人が使用したカップをリエルが片付けていると、不意に客室の正面扉が開いた。
「アシュルト、臨時の生徒会だ。」「今行きます。フェルシュテルは…」「いや、今はいい。ひとまずお前だけ…」「分かりました。」
突然入ってきた教師とアシュルトのやり取りに目を白黒させているリエルは風のように居なくなった二人の背を見て「一先ず…此れを解読しましょう」と呟いた。
言葉の意味が分かればリエルにも英文は読める。
リエルはケインから紙を受け取り、翻訳機を片手にヴェルカの書いた文字を読見始めた。
「え~っと、…生徒会長が交代。新たな会長を選ぶ。交流会。
……生徒会長が交代するので新たな生徒会長を決めるまで、臨時の生徒会長を副会長に一任する。その間の副会長は交流会に出席する為、相手校の方に相応しい身分があり、美術品の知識が多い者を選び、枇杷月の初日までに……」
「枇杷月まで…あと一週間も…無い…」「そんな唐突に身分の高い人だなんて…」
ケインとリエルが思わず眉をひそめたそのとき、ルーガイルが首を傾げた。
「ん?リー、条件をもう一度読んでくれるかい?」「は、はい。」
ルーガイルの言葉の糸はつかめなかったが、指示されたまま、手元にまとめた文章を読んでいく。
「まず身分が高いで…」
「うん、続けて」
ルーガイルの手によって、生徒名簿に線が引かれていく。
この時点で生徒の1/4の人数に当たる数が消えた。
「次に美術の知識がある方…、」
「次は?」残った生徒のまた1/4がきえ、
「次は…低身長な方で……」
「低身長は…と、」
150cm以上の人物もリストから消された。
「次は……」
リストに書いてあるものを読み終わったときにはもう、ルーガイルの手によって全校生徒の約9割の生徒の名前に線が引かれていた。
「あと残っている方なんて…」
リエルが斜線の引かれた紙をじっと見ていると、不意にルーガイルが視線をリエルに向けた。
ルーガイルの視線を疑問に思い、首を傾げたリエル。
困惑を隠せないまま意味もなくルーガイルの方を見返していると、今度はケインとリールも同様になにかに気づいた様子の二人が此方に視線を向けてきた。
「ル、ルー様?ケイにリルも…私の顔に何か…?」
「いや、少し聞きたいことがあるんだ。良いかい?」
唐突にそう口を開いたルーガイルに驚きながらも困ることはないので、リエルは普通に返事を返す。
「別に…構いませんが…」
「リーの身分は?」
「初等部の中では一応…一番上かと…」
「美術の、知識。…ある?」
「?えぇ、一応家で美術館も所有しているので…」
「身長は…?」
「130~140くらい?」
「武術の覚えは…?」
「武術は…流石にないです。けど…「けど?」護身術としてフェンシングを少々……」
「土地勘…は、」多少は?地図を見れば迷うことは無いはず……って、え?」リエルは5つ目の質問にしてやっと、目の前の3人の目が煌めいているのに気づいた。
「い、いや…まさか…」そんな事無いですよね?
そう言おうとしたリエルの口はアシュルトの無言の笑みを前にぎゅっと閉ざされた。
その後すぐに生徒副会長と決定付けられたリエルはエヴィアスの手を借りながら、ひと月前に棚の奥底に収納したばかりのキャリーケースを引っ張り出し…
「リエ~?此れ入れるの?」
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「こっちは?」「それは多分向こうに有るから大丈夫…」
「リエ?服はどうするの?」
「服は何着か入れて…「は~い。って!…もう入らないじゃない!」え…「入れすぎ!!服は向こうのシルヴェルの店で買って、向こうにも有るでしょう?」有るわ…」
「此れは?」「ん…」
「此れは抜いておくわよ、」「…、」
最初は言葉をかわしながら相談していたリエルも、今は只ひたすらに無言で必要なものを詰めていた。
リエルがこの学園を出るまであと2日…
_______________
何時も多くの女神様に見て頂くことが出来て、とても嬉しく思っております!いつもありがとうございます。
はい…テスト期間にございます…明日からテストデス…死んできます。はい…
もうほんと…テスト期間にイベント合わせてくるのやめて…テキストを開く手が重いのよ…
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