もしかしてこの世界美醜逆転?………はっ、勝った!妹よ、そのブサメン第2王子は喜んで差し上げますわ!

結ノ葉

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本編

53.何というか………フルーツ紹介?

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芙蓉月の15日、学園に入って三日目の今日はこの学園に入って初めての休日である。

西日が刺す部屋の中、リエルは机に顔を伏せながら悩んでいた。

というのも、リエルは現在課題も終わり完全なる手持ち無沙汰の状態だった。

エヴィアスと話し時間を潰そうと思っていたリエルだったが、エヴィアスは一番上の兄が明日から3日だけ学院から戻ってくるらしく、ケーキを作るのだと息巻いて寮部屋ではなく寮の2階に備え付けてあるキッチンに向かってしまってしまった為リエルは完全なる一人だ。

課題は終わったし、手持ち無沙汰も気分じゃない。水やりは朝起きて直ぐに終わらせた…。

リエルが悩んでいると突然部屋の扉がノックされた。

(エヴィアスが帰ってきたのかしら?)
そう思ったリエルが返事をしながら扉を開けると、リエルの目の前に美しい水色の髪が姿を表した。

「え~っと、アスアさん?」
「…」コク
戸惑いを隠せないリエルの言葉に無言で頷いたのはアスア・リーズ。昨日リエルとエヴィアスに起こされた少女である。

よく見ればアスアの後ろにも数人、クラスメイトが並んでいた。

「あの、良かったら此れ!」突然目の前にいくつものフルーツが乗ったバスケットが差し出された。

「え…?でも…」

「私達、あの失礼極まりない女の人に色々言われて…」「でもっ!貴方のお陰でスッキリしたんです!」「だからお礼に…」

「そう言われても…」
リエルが差し出されたものに目を向けるとリエルが最も好きな、前世から好んで食べていたフルーツがそこにあった。

「此れ…!」
こちらの世界に来て目にすることがなくなっていたそれにリエルが目を輝かせると、それを差し出していた少女はそれをリエルに渡しながらこう続けた。

「食べ物や実用的な物でなくて申し訳ないのですけど…」と。
「え?」それを聞いた瞬間リエルは思わずそう口に出していた。

「な、何か問題が…もしかしてアレルギー等…」と、顔を青くさせてオロオロとした様子のクラスメイトにリエルは首を横に振りながら答えた。

「いいえ、寧ろ大好きなフルーツなの。ありがとう」
「フルーツ…?これが…飾りでは無く?」

リエルは帰ってきたその言葉に(あぁ、そう思うわよね、)と過去の自分を思い返していた。

「えぇ、皮は硬いけれど中はちゃんと食べれるれっきとしたフルーツよ?それも健康や美容効果抜群の、」

美容効果と聞いた瞬間に目の色を変えたクラスメイト達にリエルは苦笑しながら頷き、「どうやって…?」とリエルの手元にあるフルーツをじっと睨んでいるアスアに目を向けて「試食会、しましょうか」と声をかけた。

二階の共同キッチンは二つあるため、リエル等は、エヴィアスが使っていない方のキッチンを使い、試食会をする事にした。

「まずは…これね、」
あの後クラスメイトの数人が持ってきた観賞用だと勘違いされていたフルーツを手に持ち、リエルは深めの器と包丁を手に取った。

まだこちらの世界で包丁は握ったことはないが、前世使っていた分は体が覚えているはずだ。

リエルは近くから聞こえてきた小さな悲鳴を無視し、フルーツを水場に運んだ。

一番最初に手に取ったのは、リエルが一番最初に手渡されたフルーツ。

紅色の果実の中にはルビーのような赤い粒がぎっしりと詰まっていて、食べるとほんのりとした甘味と酸味が口の中に広がる美味しいフルーツ。そう、柘榴である。

柘榴といえばギリシア神話で、少女ペルセフォネが冥界の王に食べさせられたフルーツと言われている。

因みにリエルは、前世の推しが冥界の王の概念キャラだった為その時初めての柘榴というフルーツをキャラクターを通して知った。

さて、そんな柘榴見た目はとても硬そうだが実を取り出す方法は至って簡単である。

まずザクロの先端のとがった部分を1、2cmほど切り落とす。この時実に当たってしまうと勢いよく汁が飛んできてしまう事もある為要注意。そう言っている間にも…

「ヒッ、血…!?リ、リーちゃんが怪我を…」
「大丈夫。只の果汁よ果肉が赤いからそう見えちゃうの。」「な、なるほど…」

切り落とせたら包丁で皮に切れ目を入れる、その後は切れ込みに沿って開くように割り、水に入れる。

その後は水の中でくっついている小さな実をほぐしていく。

「あ、これ楽しいかも…」
「同感、外は寒いけれど部屋の中は暑いから冷たい水が気持ちいいわね…」

水に入れないでそのままほぐしても問題はないが、水いにれたほうが簡単に薄皮と実を分けることができるし、実や果汁が周囲に飛び散るのを防げる為こちらの方が断然おすすめだ。

後は実を水の中から取り出して完了。

リエルは他の柘榴を近くで見ていた数人に任せて別のフルーツに手を伸ばした。

「あ~…此れ…」
手を伸びした先にあった物を見て、リエルは思わず声を出した。

果肉がドラゴンの鱗のように見えると名付けられたドラゴンフルーツ。

何処をどう見ればドラゴンの鱗に見えるのかリエルは全くわかっていないが昔の人はドラゴンの鱗だとおもったのだろう…

ドラゴンフルーツは赤肉種と白肉種の2種類あるが此れは…

「白肉種ね、じゃあ…生ハムを巻いちゃいましょう」

白肉種はしゃきしゃきとした口当たりも良く、甘さが控えめなので、サラダに加えたりお肉料理の付け合わせとしても利用できる万能フルーツだ。

栄養成分が豊富に含まれているのに低カロリーな所もその人気の秘訣。

柘榴と同じようにスーパフードと呼ばれていて、そんなドラゴンフルーツの食べ方は至ってシンプル。

カットしてそのまま食べる。以上。
「え?そのまま…ですの?」
「えぇ、皮が柔らかいからそのままかぶりつくこともできるけど…それは一人のときに…ね?」

「えぇ!それがいいですわね…では私が切って貴方が…」「はい、生ハムを巻けばいいのですね、」「ええ、宜しくね」「はいっ、」

リエルは数人で一生懸命に動いているのを見てほっこりしながら呼ばれた方に足を進めた。

「リーちゃん!これって…」
「今行くわ、それはね…」
___________________
何時も多くの女神様方に見て頂くことが出来て、大変嬉しく思っております!
いつももありがとうございます(=^・^=)

何か…本当に後半フルーツづくし…
大変……申し訳ないわ…

今日は…やる気が微塵も起きない日…

へ?明日月曜日!?ぇ?早すぎん!?やば…週末課題終わってな…

明日朝1で大雪降って学校なくなりますよ~に!

刀剣は…今日やっと江コラボのスイーツを食べたのですけれど…え?したの透明なカップも紋が書いてある…?え?細か…

え?どうしましょ…捨てれん…
と言っても…再利用出来るものじゃ無い…
ヒエン…


本日は…御刀が小烏丸のクール少女と引きこもり異能力者、海賊漫画の読者を泣かせにくる船のお誕生日~!ん…製造日…?

どっちにしろあれは…無くよね、うん…

引きこもりの君…リア友が顔で推し始めたらしく…"よしこ"と聞いた瞬間に何故かブチギレてたのを引いた目で見て怒られたのを未だに覚えている…

いたっ…ごめんって…無機物に怒るとは思ってなかったんだよ……いてて…
 
因みに明日は我らが零さんのお誕生日!!!大阪推し、一緒に祝いましょ!あの顔面が良すぎる詐欺師を祝ってあげましょ!私達裸のBabyらしいので!

あと、我が推し高校のバスケ部監督も!あのイケオジ…いや、監督組は一人を除いて全員がクールでイケオジなんだけど…

他は…綾薙学園の癒しのイエロー担当と、福屋の一人娘も…やばっ、推し誕の方一杯おられる…おめでとうございます!!

因みに本日お誕生日の方の誕生花は、アンスリウム 「恋にもだえる心」アネモネ 「はかない恋」グズマニア 「理想の夫婦」オウバイ 「控えめな美」「期待」「恩恵」
わーすごいな~あはは~…

スーーーーーッ……何でこんなに恋が多いの!?(10セベク)

え?初恋は実らないを実現した私にこれを見せる????今日生まれればよかった…

後2ヶ月待てば…いや、駄目だわ。年の差がもっとやばくなる。ぐぬぬ…

「初恋って…かなわないのよね、法律的に「あ、主さん…?」うん…わかってた…第三親等だもの…せめて第四…いや駄目だわ。寧ろもっと会えなくなる…」主さん、遊びに行こう!それで一瞬だけ忘れよ!グダグダしてても何もできないよ!」うちの子が頼もしすぎて困っちゃう審神者

「貴方の恋人です!」by.星ノ海学園の生徒会長

「ハロ~死神でぅぇ~す」by.特殊能力者な主人公

↑どうでもいいけど何か「護れ、この手で」の主人公思い出した。
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