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本編
52.その2、先生……?ちょっ、え?え?そ、そそそれは…あり??
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その後も寮のことやケイン等について3人で話していると、後から声がかかった。
聞き覚えの有りすぎる声だ。
「お前達、ここにいたのか。ということはあのレディが…」
「はい、私達の婚約者です。」
「二人共か?珍しいな…何方かは血縁かと思っていたのだが…当てが外れたか、」少し悔しそうにお手性の煙草に日をつけた。
エンヴェル寮に、ルナスーヴェルク学園にあるまじき行為である。そんな教師を見ながらアシュルトは何でも無いように先程の言葉に答えた。
「彼女の兄は高等部に、更に加えると先程部屋にいた四人も彼女の婚約者です。」
「…六人もか?いやあの少女はシュルテンヴェルだったな…おかしくはないのか?」
珍しくポカンとした表情を浮かべる目の前の教師にルーガイルは酷く同意した。自分も最初は驚いたものだ。
「違います先生、七人です。来年入ってくる者がもう一人、」
「……オーケー、分かった。これ以上は増えてくれるな、対応しずらくなる。」
「増やすつもりはありませんので、ご安心を、」
そう言い切ったルーガイルに無言で完璧な笑みを浮かべるアシュルト、教師は一度大きく息を吐いてから呆れたように続けた。
「お前…いや、そう言うやつだったな、あぁ、そうそう年下の婚約者にやっては行けない事を可愛い生徒に一つ教えてやろう。」
「?なんですか、」「なんでしょう…」
「どんな状況でもレディを一人にする者は決して紳士とは言わない。よく覚えておけ、」
はっとしたように二人は少し離れた所で律儀に立って待っていた浮かない顔をする自分の婚約者を見つけ、即座に動いた。
此方に近づいてきた少女に真っ先に声をかけたのはアシュルトでもルーガイルでも無く、いつの間にか煙草の火を消して人好きのする笑みを浮かべた教師だった。
「貴方がリエル・シュルテンヴェルさんで間違いないですか?」
先程との変わりようにルーガイルは思わず関心を覚えた。
「はい、そうですが…」
「失礼、男女ペアを確認しておりまして…ペアは合っていますね?強制などでは…」
笑みを崩さずにズバッと切り込んだ教師にアシュルトは手が出そうになったが、その手はルーガイルに掴まれ前に出ることはなかった。
「無いです。」
目の前のまだ幼い婚約者がそう、教師の目をまっすぐ見て答えたのだ。その視線は自身にあふれていて、今も此れからも絶対に無い。そう言われているような気がした。
「そうでしたか、失礼しました。
ではペア確認はこれにて終了ですので荷物を取りに行っていただいて各自で解散となります。では、」
一人の少女の言葉に此れ迄自ら身を引くことなど無かった教師が自分から頭を下げて校舎の方へ戻っていった。
その事に何処か引っかかりを感じながらルーガイルは目の前の少女と話していた。
その時、ふと教師の方を目で追ったアシュルトはその教師が何かのハンドサインをこちらに向けていることに気づいた。
それを理解した瞬間、二人は目の前の少女の手を取って歩き出していた。
まだ見ぬいもしない八人目の婚約者……敵は身近にいそうである。
その後、寮内まで入りリエルの部屋の前まできた二人は部屋に入ろうと後ろを向いた小さな頭に手を乗せた。
電気の着いていない暗い光の無いその部屋の中に入ろうとすると彼女を見て、何処か消えてしまいそうだと、そう思ったのだ。
彼女が振り返りそうになっているのを感じた二人は、急に恥ずかしさが込み上げてきたのか
"お休み"そうとだけ告げて直ぐに自分の寮に戻ろうとした。
が、それよりも早くリエルが動いた。
今まさに振り返ろうとしていた二人の腕にリエルの細すぎない、色白の手が回された。
「お休みなさい、良い夢を見てくださいね」
形のいい唇が孤を描き、ベビーブルーの瞳が細められた。
部屋の中の暗闇にミルクティーブラウンの髪が溶けるように消えたのを最後に、リエルの姿は見えなくなった。
エンヴェル寮を出て自分の寮へ向かう途中、数人の生徒とすれ違ったが二人は赤くなった耳を隠すこともなく、一直線で自分の寮に足を進めた。
あぁ、何方の部屋に行こう。シエルに声をかけて2階に行こうか、いやもしかしたらまだ部屋に居るかもしれない。
明日は休日なのだ、違う部屋で過ごしても遅れたり教師に怒られることはない。
色々な話したいことが有る。皆愛しい婚約者の話だ。聞きたいに違いない。
あぁ、端末の連絡先を渡すのを忘れていたな、今からでも…いや、此れも一つ彼女に会いに行く口実になる。また今度にしよう…
そうだな、次に合うのは…今月の終わりにある芸術展か生物学、来月のパンプキンナイト…こんなにもペア学習が待ち遠しいのは学園に入って初めてだ。
しっかり準備をしよう、時間はまだたっぷりある。かっこ悪くとも彼女は笑ってくれるだろう、けれど好きな人の前では格好良くいたい物なのだ。
彼女に教えられるように調べなくては…
_______________
いつも多くの女神様方に見て頂くことが出来て、大変嬉しく思っております!
何時もありがとうございます_(_^_)_
残り半分を出したのですが…此れは纏めたほうが圧倒的に良かった(真顔)反省中……ただ今急ぎで消えた総集編を作成しているところなので此方は早めに…
今日か明日には出せるかも……?
今日は…脳が死んだ日。え?何?数学どうした?F?Y?待って?先生変わったらこんなにもわからなくなるものなの???
え?前受けてた先生の方で3文で終わってるやつこっち8文も書いているのですが…???え?ノート取るのに必死で頭に入ってこなかったのは一体???
え?次私の番?は?しらねぇですわ。
今日は楽だったのに…え~…明日朝1で大雪降って学校なくならんかなぁ…お願い神様…
刀剣は、今日やっとファミマでコラボスイーツ買えました~全然売り始めないから対象店舗外なのかと…( ´ー`)フゥー...
え?最推し?いないけど?え?推しがいなくても買うよ?だってうちの子がいるもの。
本日は…名前から可愛いスパイカーと、面倒見の良すぎるメイド少年と、設計者長な能力者のお誕生日~!
スパイカーの君…名前で最初可愛いヒロインが出てくるのかと…ゴメンナサイ!(泣)
バレー…最近見れてないそう、…引っ越したら…
なんということでしょう!TVが変わりました!なんということでしょう!元のテレビに入っていた者がゼロに!ははは……笑えないんご…
明日は最凶の男と緑髪の生徒会役員ちゃん呪いと戦う双子のお誕生日!
ごめんなさい…私二人に謝らなきゃいけない…一瞬でもクズに見惚れた私……ほんとごめん…
因みに本日お誕生日の方の誕生花はユキヤナギ、花言葉は「愛らしさ」「気まま」……見てくださっているの女神様の中にヒロイン様が紛れ込んでいらっしゃるわ…
「コラボ?抹茶?抹茶は好きだけど推しいないし…「主?それ買わないの?」うん、迷い中~「でもそれ確か江だよ?桑名いるんじゃない?」箱買いしてくるわ!任せて!」推しのコラボはパッケージに写ってるだけでも絶対に買う審神者
「HAHAHA…うっ…」by.かわいいがすぎる28歳
「やったね、ごん、」by.見た目も中身も超絶キュートの代名詞
聞き覚えの有りすぎる声だ。
「お前達、ここにいたのか。ということはあのレディが…」
「はい、私達の婚約者です。」
「二人共か?珍しいな…何方かは血縁かと思っていたのだが…当てが外れたか、」少し悔しそうにお手性の煙草に日をつけた。
エンヴェル寮に、ルナスーヴェルク学園にあるまじき行為である。そんな教師を見ながらアシュルトは何でも無いように先程の言葉に答えた。
「彼女の兄は高等部に、更に加えると先程部屋にいた四人も彼女の婚約者です。」
「…六人もか?いやあの少女はシュルテンヴェルだったな…おかしくはないのか?」
珍しくポカンとした表情を浮かべる目の前の教師にルーガイルは酷く同意した。自分も最初は驚いたものだ。
「違います先生、七人です。来年入ってくる者がもう一人、」
「……オーケー、分かった。これ以上は増えてくれるな、対応しずらくなる。」
「増やすつもりはありませんので、ご安心を、」
そう言い切ったルーガイルに無言で完璧な笑みを浮かべるアシュルト、教師は一度大きく息を吐いてから呆れたように続けた。
「お前…いや、そう言うやつだったな、あぁ、そうそう年下の婚約者にやっては行けない事を可愛い生徒に一つ教えてやろう。」
「?なんですか、」「なんでしょう…」
「どんな状況でもレディを一人にする者は決して紳士とは言わない。よく覚えておけ、」
はっとしたように二人は少し離れた所で律儀に立って待っていた浮かない顔をする自分の婚約者を見つけ、即座に動いた。
此方に近づいてきた少女に真っ先に声をかけたのはアシュルトでもルーガイルでも無く、いつの間にか煙草の火を消して人好きのする笑みを浮かべた教師だった。
「貴方がリエル・シュルテンヴェルさんで間違いないですか?」
先程との変わりようにルーガイルは思わず関心を覚えた。
「はい、そうですが…」
「失礼、男女ペアを確認しておりまして…ペアは合っていますね?強制などでは…」
笑みを崩さずにズバッと切り込んだ教師にアシュルトは手が出そうになったが、その手はルーガイルに掴まれ前に出ることはなかった。
「無いです。」
目の前のまだ幼い婚約者がそう、教師の目をまっすぐ見て答えたのだ。その視線は自身にあふれていて、今も此れからも絶対に無い。そう言われているような気がした。
「そうでしたか、失礼しました。
ではペア確認はこれにて終了ですので荷物を取りに行っていただいて各自で解散となります。では、」
一人の少女の言葉に此れ迄自ら身を引くことなど無かった教師が自分から頭を下げて校舎の方へ戻っていった。
その事に何処か引っかかりを感じながらルーガイルは目の前の少女と話していた。
その時、ふと教師の方を目で追ったアシュルトはその教師が何かのハンドサインをこちらに向けていることに気づいた。
それを理解した瞬間、二人は目の前の少女の手を取って歩き出していた。
まだ見ぬいもしない八人目の婚約者……敵は身近にいそうである。
その後、寮内まで入りリエルの部屋の前まできた二人は部屋に入ろうと後ろを向いた小さな頭に手を乗せた。
電気の着いていない暗い光の無いその部屋の中に入ろうとすると彼女を見て、何処か消えてしまいそうだと、そう思ったのだ。
彼女が振り返りそうになっているのを感じた二人は、急に恥ずかしさが込み上げてきたのか
"お休み"そうとだけ告げて直ぐに自分の寮に戻ろうとした。
が、それよりも早くリエルが動いた。
今まさに振り返ろうとしていた二人の腕にリエルの細すぎない、色白の手が回された。
「お休みなさい、良い夢を見てくださいね」
形のいい唇が孤を描き、ベビーブルーの瞳が細められた。
部屋の中の暗闇にミルクティーブラウンの髪が溶けるように消えたのを最後に、リエルの姿は見えなくなった。
エンヴェル寮を出て自分の寮へ向かう途中、数人の生徒とすれ違ったが二人は赤くなった耳を隠すこともなく、一直線で自分の寮に足を進めた。
あぁ、何方の部屋に行こう。シエルに声をかけて2階に行こうか、いやもしかしたらまだ部屋に居るかもしれない。
明日は休日なのだ、違う部屋で過ごしても遅れたり教師に怒られることはない。
色々な話したいことが有る。皆愛しい婚約者の話だ。聞きたいに違いない。
あぁ、端末の連絡先を渡すのを忘れていたな、今からでも…いや、此れも一つ彼女に会いに行く口実になる。また今度にしよう…
そうだな、次に合うのは…今月の終わりにある芸術展か生物学、来月のパンプキンナイト…こんなにもペア学習が待ち遠しいのは学園に入って初めてだ。
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彼女に教えられるように調べなくては…
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いつも多くの女神様方に見て頂くことが出来て、大変嬉しく思っております!
何時もありがとうございます_(_^_)_
残り半分を出したのですが…此れは纏めたほうが圧倒的に良かった(真顔)反省中……ただ今急ぎで消えた総集編を作成しているところなので此方は早めに…
今日か明日には出せるかも……?
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え?最推し?いないけど?え?推しがいなくても買うよ?だってうちの子がいるもの。
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なんということでしょう!TVが変わりました!なんということでしょう!元のテレビに入っていた者がゼロに!ははは……笑えないんご…
明日は最凶の男と緑髪の生徒会役員ちゃん呪いと戦う双子のお誕生日!
ごめんなさい…私二人に謝らなきゃいけない…一瞬でもクズに見惚れた私……ほんとごめん…
因みに本日お誕生日の方の誕生花はユキヤナギ、花言葉は「愛らしさ」「気まま」……見てくださっているの女神様の中にヒロイン様が紛れ込んでいらっしゃるわ…
「コラボ?抹茶?抹茶は好きだけど推しいないし…「主?それ買わないの?」うん、迷い中~「でもそれ確か江だよ?桑名いるんじゃない?」箱買いしてくるわ!任せて!」推しのコラボはパッケージに写ってるだけでも絶対に買う審神者
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