もしかしてこの世界美醜逆転?………はっ、勝った!妹よ、そのブサメン第2王子は喜んで差し上げますわ!

結ノ葉

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本編

51.その1、リエルが話に花を咲かせる一方で呼ばれた二人は……

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ところ変わってリエルの部屋の前。

リエルに与えられた部屋の前では空色と茶髪のグラデーションの髪を持つ眼鏡をかけた男性と、黒紫髪の長髪を編み込んだ長身の男性が二人揃って耳を赤く染め、しゃがみ込んでいた。

「イル、一旦出よう…」
「あぁ、そうしよう。速急に…」

顔を抑え、しゃがみこんでいた二人はその長い脚をどうにか立たせ、エンヴェル寮を出た。

芙蓉月の14日。
毎年憂鬱になる日だった。

"婚約者がいない""推薦者がいない"そんな人は圧倒的に少数で…いつも教室には決まって自分と同じ様に醜い者が残っていた。

男女ペアで動くことが他の学園に比べても遥かに多いルナスーヴェルクはペアが居ないものは良くも悪くもとても目立った。

ルナスーヴェルク学園に在るダンスレッスン、生物学の動物の手なづけ、乗馬に文化祭の出し物…ほぼ毎月のようにあるイベントは殆どがペアが居なければ参加すらできない。

この学園はそんな物ばかりだった。

それ故に男女ペアが成立していない生徒は教室で学習に励むのみ。アシュルトとルーガイルは何時もと同じだと信じて疑わなかった。

ところが今日は違った。

いつもと変わらないはずの朝のホームルーム。

新一年生の案内が終わったところで学習の為に教室に戻ってきた三人と他の学習を進めていた数名は教師の指示の下、
同じ寮の一年生に寮部屋のルール等手解きをするように伝えられ、朝出たばかりの自寮の扉を開けた。

何人かの部屋を其々担当するという事になった三人が担当したのは偶然にもケイン、リール、ヴェルカの三人部屋だった。

本来は四人部屋だったらしいが一人足りず、結果的にこのペアになったらしい。

その証拠に大きく区切られた内の一つのベットは新品未使用で触られてすらいなかった。
 
先輩組が後輩組に部屋の説明をしていると不意に部屋の扉がノックされた。

扉を開けてみるとその先には先程自分達に指示を出した教師の姿があった。

教師がこの部屋に来た意味が6人は揃って首を傾げ、そしてそれを見た教師は顔に疑問を浮かべた。がしかし、教師の次の言葉に今度はシエル等が顔に疑問を浮かべた。 

「リンフェルト、フェルシュテル。お前達二人をご指名だ、今すぐにエンヴェル寮前に急げ」

突拍子もなかった。

余りに突拍子も無さすぎて、 驚いて周りの四人がばっと二人の方向に顔を向けた。

「間違いなくお前達二人だ、副会長に書記、早く行け、いつまでレディを待たせるつもりだ」
私は伝えたぞ、メタトロン先生からの連絡によると後10分後には…

いつの間にか部屋の中はしん、、、と静まり返っていた。あぁ、多分目の前の先生は何方かと間違えていらっしゃる。ルーガイルは思った。

そして口元に手を当てて自分の分かりやすく下がった口角を直ぐに隠した。

ルーガイルは自ら"自分を呼ぶものはいないから何かの間違えだ"等と言うことは出来なかったのだ。

口元を隠したルーガイルとは反対に分かりやすく眉をひそめたアシュルトに教師は手元を確認しながら頷いて、見事に固まった二人の首後ろを掴みながら部屋を出た。

ルーガイルは困惑が留まることを知らず暫く動かなかったが目の前の教師の「重い、さっさと歩け!」のその言葉に少しずつ動き始めた。

目の前の教師の背中を追いながら後ろから聞こえるシエルやヴェルカの少し拗ねたような言葉に二人揃って目を白黒させていた。

教師の後ろを歩き、入学してから初めて入るエンヴェル寮に二人は色んな意味で心臓をバクバクとさせながら他の生徒が居る場所へ足を進めた。

寮の近くは全て花で覆われていて、此処が花園と呼ばれる理由がようやく分かった。

暫く他の生徒と共にその場で待っていると、少し離れた場所に風に揺らめく美しいミルクティーブラウンのその髪が見えた。

そこで己を呼んだのが誰なのかが判明した二人は部屋で待っているであろうシエル等に申し訳なく思うと同時にとてつもない幸福感が二人の胸を占めていた。

「アシュ様、ルー様!!」
ペアらしき女子生徒と別れて此方に笑顔で近寄ってくる己の婚約者に思わずベールの下で笑みがこぼれた。

「リエル様…先日ぶりですね。おはようございます、」先に挨拶を述べたのはアシュルト。

「リー、僕等を選んでくれたんだね。ありがとう」後から、感謝を伝えたのはルーガイル。

何方ともなく言葉を発していた。

「アシュ様もルー様もおはようございます。勝手に選んでしまって…ご迷惑ではありませんでしたか?」
申し訳無さそうな表情で此方を伺う自分の婚約者に二人は首を横に振って答えた。

「そんな事は無いですよ、驚きはしましたが、、、」

「そうだね、少なくとも迷惑ではなかったよ。
だだ…呼ばれなかったシエルやヴェルカが少し拗ねていたけど…シエルは駄目だったのかい?」

二人の言葉に安堵の表情を浮かべた後に微笑んだ目の前の少女の顔は直ぐにまた表情を曇らせた。

「駄目ではないのですが…その…」
言いづらそうに指を擦り合わせた少女に二人は気づいたときには
「何か言いづらいことですか?其れでしたら無理に言われなくとも…」と声をかけていた。

「いえ、違うのです…」
「違う?では何故…」「私も気になります。」
目の前の婚約者がすぐに否定したことで一番の心配は消えたのだが…

「昨日合った時に…」
「何か嫌なことを…?」

「いえ!其れは無かったのですが…その、クロスワードを解いている際にボソッと"戻ったら会計の仕事が…"と呟いていらっしゃって…」大変なのに呼び出してはいけない…そう思った。 

そう言った婚約者に二人は心の底からそれを言わなくて正解だったと心のなかで深い息を吐いた。

「自業自得ではないですか…、気にしなくても良いのですよ。」
「リー、もしかしてヴェルカ達も同じ理由で?」

二人の言葉にほっとしたような表情を浮かべたあとに頷いた少女に二人は部屋に戻ったら伝えなくては。と深くため息をついた。

_______________
何時も多くの女神様方に見て頂くことが出来て、大変嬉しく思っております。
いつもありがとうございます_(_^_)_

一気に書いてしまって無駄に長くなったので先に半分を…そのせいで終わり方がビミョーなかんじに…もう少しだけお待ち下さい(_ _;)

今日は…お財布を家に忘れた日…

朝家を出るときに水筒を忘れて…体育があったから学校の自販機で飲み物買お~何て…思ってました。はい。

財布どころか電子マネーしかありませんわ。
何で電子マネー対応してないの??古くない??

え?あ、昨日から〇剣〇舞のネップリ始まってなかった…?しかも第二弾…推しがいる…行くしかない!

その後は早かった…7時間目終わって速攻帰ってお財布持って家を出て…極姿get!他のもほしいケド…4枚も買ったら1000円行っちゃう…それだったらアプリに入れたい…

ううっ…オカネが足りなぁい……
捻れた世界のアカだったらマドルいっぱいあるのに…

昨日は~、資材集め~ぱちぱちぱち~
砥石が足りません!七星で10000くらい溶かしちゃったからねぇ……遠征組も…、

シール…?交換していませんが何か???マップピン?刺し忘れましたが何か?体育?明日ありますが何か?(泣)

本日は…恒例ぬ〇孫のイケメンで屑な狸妖怪と、御刀か千手院力王の巫女様のbirthday!!

狸…いっぬはアレだったケド…纏が見れたから許してやろう、最後はいいキャラだったしね…

巫女様は…ゲストキャラだったけどめっちゃ可愛くて強いの…ホントすき…
 
明日は我が推し荼毘さんと、つのたろーのお誕生日!!!めでたいね!!国を上げて祝いましょ!え?推し何人いるの…?え?一杯。

因みに本日お誕生日の方の誕生花はコチョウラン「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」・シンビジウム 「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」・マーガレット 「恋占い」「真実の愛」「信頼」ナズナ 「あなたに私のすべてを捧げます」………えっと……恋の女神様?

え…?な、何が起きてる??決めた方のお嫁さんの誕生ナノカナ?え…?良すぎん????裏山ですわ。

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