27 / 85
本編
26.え…?嘘……ほんとに!?でも何で…?私、残念って思ってるの…?嬉しいはずなのに…
しおりを挟む
____________________
-リエル・シュルテンヴェル-
本番テスト・外国語学
外国語学・100/100💮
文学、生物学、地学、
数学、経済学、水産学、
外国語学の全ての教科で合格点をクリアしたため
アシュルトの名に置いてリエル・シュルテンヴェルが
学問の課程を終了した事を決定する。
____________________
驚きで固まっていたリエルにアシュルトは優しく、
「おめでとうございます、リエル様。満点合格ですよ」
と声をかけた。
リエルはゆっくりとアシュルトから掛かった言葉を聞き嬉しさと戸惑いから涙を流した。普通の男子ならば慌てふためいてもおかしくない光景だ、
しかしそこは流石というべきか三人共全員静かにリエルの頭を撫で、ただ一言
「「「おめでとう(御座います)」」」とだけ伝えてリエルが泣き止むまで側を離れなかった。
____________________
それからリエルが泣き止んだ頃にはすっかり日も暗くなっていて三人が帰らなければいけない時間帯になっていた。
リエルは兄に報告をしたあと三人を見送るためエントランスホールに降りていたが、途中でその足が止まってしまった。
リエルは今だからわかるが自身はテストが終わらないことを望んでしまっていたのだ。
兄も普段は訓練でいない、両親も仕事で家に居ないことが多い中合ったばかりではあるが三人共リエルの大事な人になっていたのだ。
テストが終わったら三人がこのシュルテンヴェル邸に来ることは無くなってしまうだろう。だって勉強を教えるためだけに来ていたのだから。
しかし分かっていても、リエルにはまだ三人との別れは辛すぎたのだ。
リエルは先程泣いてしまったばかりなのにもう涙が出そうになっていた。
三人が扉を開けた時には自分は涙をこらえきれそうにないだろう。そう考えたリエルは三人に
「ごめんなさい、忘れ物をしてしまったの…」だから先に帰って…と言い部屋に戻ろうとした…が、
「…リー?どうかしたのかい?」
とフェルシュテルにやんわりと腕を掴まれながら心配そうに声をかけられたことでリエルは
「だって…もう会えなくなってしま…」
と口から思っていた言葉が口に出てしまった。
はっ、と口を抑えて何でもない…と言おうとしたリエルに三人は…
リエルの可愛さに悶絶していた。
えぇ、それは見事に、お互いの肩を掴みながら悶えていたのだ。
三人の様子を見て慌てたリエルに一番早く戻ったアシュルトが「そのような事はないですよ、私達はリエル様が望んでくださる限り会いに来ます。」
と言い、ようやっと元に戻った二人も首を縦に降った。
それを見てリエルはほっとした表情をして
「で、では…また来られるのを楽しみにしております」
と、扉からの隙間から顔を真っ赤にしながらそう言って扉を閉めた。
この後三人が再び悶える事になったのは言うまでもないだろう。
え?今のリエルの言動は素か?って?
ふふっ、どうでしょうそれは誰にもわからない物。
多度一つ言えるとすれば彼らが帰ったあとリエルは自室のベットの上でまだ若干幼さが残るその可愛らしくも美しい顔をうっとりと蕩かしていたとだけ言っておこう。
____________________
お気に入り登録してくださった方が117人も!!
最近投稿ができていなかったのに…ありがとうございます
(´;ω;`)
改めまして、テスト期間に女子の悪魔の一週間のスタートを切って5kg減りました。やったねなのかやべぇのかよくわかっておりません唯ノ葉です。
ようやくテストが終わりましたわ…えぇ…色んな意味で…
好きな教科や最初の方は気合が入るのですけれどあとに行くに連れてだんだん気が抜けて言ってしまいますの…
同じ方おられない?
ゲームのイベが始まったタイミングでテスト期間が始まったものですからイベントが全然進んでいなくって…ハハッ…やべぇですわ
あと私今更ながらあの魔法の本?にハマりましたの…英語の教科書の範囲でしたわ…勝った!と思ったら問題が作者の話ばかりでoh…no…と叫びたくなりましたわ。
あ、因みに徹夜のし過ぎ&薬の副作用のせいでテスト一日目寝坊しましたわ…お父様のどすの聞いた声ではっきり目が冷めましてよ、皆様朝弱い方はオススメでしてよ、えぇ…とっても……うん…
テスト?ギリッギリでしたが間に合いましたわ!良かった…良かった…自己最速記録を打ち立てたのでは…?分かりませんが
「雅ママ~!イベント!help!」by.独断と偏見によりイベントにぴったりなママンを探しに言って雅じゃないと怒られるであろう審神者
「何言ってるの?ルールは守るべきものでしょう!?」by.同年代の中で最も賢い魔女(ただし苦手はある)
「好きにすればいいんじゃない?私に迷惑さえかけなければ、ねぇ、トム」by.我儘な妹様
「気に入ったのならまた来ればいい、君が我が寮の生徒ならな」by.冷たく見えて、実は生徒思いのあの先生
-リエル・シュルテンヴェル-
本番テスト・外国語学
外国語学・100/100💮
文学、生物学、地学、
数学、経済学、水産学、
外国語学の全ての教科で合格点をクリアしたため
アシュルトの名に置いてリエル・シュルテンヴェルが
学問の課程を終了した事を決定する。
____________________
驚きで固まっていたリエルにアシュルトは優しく、
「おめでとうございます、リエル様。満点合格ですよ」
と声をかけた。
リエルはゆっくりとアシュルトから掛かった言葉を聞き嬉しさと戸惑いから涙を流した。普通の男子ならば慌てふためいてもおかしくない光景だ、
しかしそこは流石というべきか三人共全員静かにリエルの頭を撫で、ただ一言
「「「おめでとう(御座います)」」」とだけ伝えてリエルが泣き止むまで側を離れなかった。
____________________
それからリエルが泣き止んだ頃にはすっかり日も暗くなっていて三人が帰らなければいけない時間帯になっていた。
リエルは兄に報告をしたあと三人を見送るためエントランスホールに降りていたが、途中でその足が止まってしまった。
リエルは今だからわかるが自身はテストが終わらないことを望んでしまっていたのだ。
兄も普段は訓練でいない、両親も仕事で家に居ないことが多い中合ったばかりではあるが三人共リエルの大事な人になっていたのだ。
テストが終わったら三人がこのシュルテンヴェル邸に来ることは無くなってしまうだろう。だって勉強を教えるためだけに来ていたのだから。
しかし分かっていても、リエルにはまだ三人との別れは辛すぎたのだ。
リエルは先程泣いてしまったばかりなのにもう涙が出そうになっていた。
三人が扉を開けた時には自分は涙をこらえきれそうにないだろう。そう考えたリエルは三人に
「ごめんなさい、忘れ物をしてしまったの…」だから先に帰って…と言い部屋に戻ろうとした…が、
「…リー?どうかしたのかい?」
とフェルシュテルにやんわりと腕を掴まれながら心配そうに声をかけられたことでリエルは
「だって…もう会えなくなってしま…」
と口から思っていた言葉が口に出てしまった。
はっ、と口を抑えて何でもない…と言おうとしたリエルに三人は…
リエルの可愛さに悶絶していた。
えぇ、それは見事に、お互いの肩を掴みながら悶えていたのだ。
三人の様子を見て慌てたリエルに一番早く戻ったアシュルトが「そのような事はないですよ、私達はリエル様が望んでくださる限り会いに来ます。」
と言い、ようやっと元に戻った二人も首を縦に降った。
それを見てリエルはほっとした表情をして
「で、では…また来られるのを楽しみにしております」
と、扉からの隙間から顔を真っ赤にしながらそう言って扉を閉めた。
この後三人が再び悶える事になったのは言うまでもないだろう。
え?今のリエルの言動は素か?って?
ふふっ、どうでしょうそれは誰にもわからない物。
多度一つ言えるとすれば彼らが帰ったあとリエルは自室のベットの上でまだ若干幼さが残るその可愛らしくも美しい顔をうっとりと蕩かしていたとだけ言っておこう。
____________________
お気に入り登録してくださった方が117人も!!
最近投稿ができていなかったのに…ありがとうございます
(´;ω;`)
改めまして、テスト期間に女子の悪魔の一週間のスタートを切って5kg減りました。やったねなのかやべぇのかよくわかっておりません唯ノ葉です。
ようやくテストが終わりましたわ…えぇ…色んな意味で…
好きな教科や最初の方は気合が入るのですけれどあとに行くに連れてだんだん気が抜けて言ってしまいますの…
同じ方おられない?
ゲームのイベが始まったタイミングでテスト期間が始まったものですからイベントが全然進んでいなくって…ハハッ…やべぇですわ
あと私今更ながらあの魔法の本?にハマりましたの…英語の教科書の範囲でしたわ…勝った!と思ったら問題が作者の話ばかりでoh…no…と叫びたくなりましたわ。
あ、因みに徹夜のし過ぎ&薬の副作用のせいでテスト一日目寝坊しましたわ…お父様のどすの聞いた声ではっきり目が冷めましてよ、皆様朝弱い方はオススメでしてよ、えぇ…とっても……うん…
テスト?ギリッギリでしたが間に合いましたわ!良かった…良かった…自己最速記録を打ち立てたのでは…?分かりませんが
「雅ママ~!イベント!help!」by.独断と偏見によりイベントにぴったりなママンを探しに言って雅じゃないと怒られるであろう審神者
「何言ってるの?ルールは守るべきものでしょう!?」by.同年代の中で最も賢い魔女(ただし苦手はある)
「好きにすればいいんじゃない?私に迷惑さえかけなければ、ねぇ、トム」by.我儘な妹様
「気に入ったのならまた来ればいい、君が我が寮の生徒ならな」by.冷たく見えて、実は生徒思いのあの先生
10
お気に入りに追加
292
あなたにおすすめの小説

異世界転生〜色いろあって世界最強!?〜
野の木
恋愛
気付いたら、見知らぬ場所に。
生まれ変わった?ここって異世界!?
しかも家族全員美男美女…なのになんで私だけ黒髪黒眼平凡顔の前世の姿のままなの!?
えっ、絶世の美女?黒は美人の証?
いやいや、この世界の人って目悪いの?
前世の記憶を持ったまま異世界転生した主人公。
しかもそこは、色により全てが決まる世界だった!?

天使は女神を恋願う
紅子
恋愛
美醜が逆転した世界に召喚された私は、この不憫な傾国級の美青年を幸せにしてみせる!この世界でどれだけ醜いと言われていても、私にとっては麗しき天使様。手放してなるものか!
女神様の導きにより、心に深い傷を持つ男女が出会い、イチャイチャしながらお互いに心を暖めていく、という、どう頑張っても砂糖が量産されるお話し。
R15は、念のため。設定ゆるゆる、ご都合主義の自己満足な世界のため、合わない方は、読むのをお止めくださいm(__)m
20話完結済み
毎日00:00に更新予定

美醜逆転異世界で、非モテなのに前向きな騎士様が素敵です
花野はる
恋愛
先祖返りで醜い容貌に生まれてしまったセドリック・ローランド、18歳は非モテの騎士副団長。
けれども曽祖父が同じ醜さでありながら、愛する人と幸せな一生を送ったと祖父から聞いて育ったセドリックは、顔を隠すことなく前向きに希望を持って生きている。けれどやはりこの世界の女性からは忌み嫌われ、中身を見ようとしてくれる人はいない。
そんな中、セドリックの元に異世界の稀人がやって来た!外見はこんなでも、中身で勝負し、専属護衛になりたいと頑張るセドリックだが……。
醜いイケメン騎士とぽっちゃり喪女のラブストーリーです。
多分短い話になると思われます。
サクサク読めるように、一話ずつを短めにしてみました。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています

私は女神じゃありません!!〜この世界の美的感覚はおかしい〜
朝比奈
恋愛
年齢=彼氏いない歴な平凡かつ地味顔な私はある日突然美的感覚がおかしい異世界にトリップしてしまったようでして・・・。
(この世界で私はめっちゃ美人ってどゆこと??)
これは主人公が美的感覚が違う世界で醜い男(私にとってイケメン)に恋に落ちる物語。
所々、意味が違うのに使っちゃってる言葉とかあれば教えて下さると幸いです。
暇つぶしにでも呼んでくれると嬉しいです。
※休載中
(4月5日前後から投稿再開予定です)

異世界で婚活したら、とんでもないのが釣れちゃった?!
家具付
恋愛
五年前に、異世界に落っこちてしまった少女スナゴ。受け入れてくれた村にすっかりなじんだ頃、近隣の村の若い人々が集まる婚活に誘われる。一度は行ってみるべきという勧めを受けて行ってみたそこで出会ったのは……?
多種多様な獣人が暮らす異世界でおくる、のんびりほのぼのな求婚ライフ!の、はずだったのに。

おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。

何を言われようとこの方々と結婚致します!
おいも
恋愛
私は、ヴォルク帝国のハッシュベルト侯爵家の娘、フィオーレ・ハッシュベルトです。
ハッシュベルト侯爵家はヴォルク帝国でも大きな権力を持っていて、その現当主であるお父様にはとても可愛がられています。
そんな私にはある秘密があります。
それは、他人がかっこいいと言う男性がとても不細工に見え、醜いと言われる男性がとてもかっこよく見えるということです。
まあ、それもそのはず、私には日本という国で暮らしていた前世の記憶を持っています。
前世の美的感覚は、男性に限定して、現世とはまるで逆!
もちろん、私には前世での美的感覚が受け継がれました……。
そんな私は、特に問題もなく16年生きてきたのですが、ある問題が発生しました。
16歳の誕生日会で、おばあさまから、「そろそろ結婚相手を見つけなさい。エアリアル様なんてどう?今度、お茶会を開催するときエアリアル様をお呼びするから、あなたも参加しなさい。」
え?おばあさま?エアリアル様ってこの帝国の第二王子ですよね。
そして、帝国一美しいと言われている男性ですよね?
……うん!お断りします!
でもこのまんまじゃ、エアリアル様と結婚させられてしまいそうだし……よし!
自分で結婚相手を見つけることにしましょう!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる