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本編
5.美醜逆転だけかと思えば……そんな所も逆転してますの?
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「人口の10%にも満たない希少で大切にしなければいけない存在なんだよ、」
え?どういう事?女性がめちゃくちゃ少ないってことよね?でもお母様も妹もいたし…メイドだって…
「リーが言いたいことは何となく伝わってきたよ。
いいかい?家に女性はお母様とリー、………後テルだけだよ。」
お兄様…いつの間にエスパーに?
というか…今めっちゃテルの所で溜めましたね?お兄様。
まぁ…わからなくもないのですけど…気づかないふりをしておきましょ…
「えっ?でもメイドが…」
「メイド…?あぁ…きっとアッパー・サーヴァント…使用人じゃないかな…家の使用人には女性に憧れて女性のような姿をしている者もいるからね」
マジ…?あの綺麗で花の匂いがするようなふわふわ系お姉様が…♂……?
どうなってるの…この世界。狂って無い…?
いや、狂ってたわ…
「でも…女性が少ないのでしたら何故テルが家に…?
本来であれば養子に出さずに家で囲うはずでは…」
「本来はそうされるはずなんだけどね、テル…あの子の家は家の分家の中でも更に下の家の子なんだ。
けれど下の民家では女性ということもあって狙われてしまうかもしれないから、あの子は家にお母様とリーという二人の女性がいるから入れられたんだよ。」
「そんなことが…」え?でも…あのバカ(妹)
あたかも自分の家みたいなわがままっぷりじゃ無い…?
普通もっと遠慮すると思うんだど…
「うん、普通はそうだね…」
「え…?」「リー、心の声が漏れていたよ、」
ヒエッ…油断してた、やばいこと思ってなくてよかった…
「あの子は最初は遠慮していたんだよ?僕たち家族の顔を見るまでは…」
「あぁ…そういう…(分かっちゃった自分が嫌になる……)」
「うん、当たり前なんだけど挨拶をしに行った際に家族全員悲鳴をあげられてしまってね…僕達が醜いと分かってからは早かったよ、家のお金を自分の私利私欲のために使うようになって、他の令嬢のアクセサリーを奪ったり…」
うわぁ…あのバカ…何やってんのよ……
やっぱりバカはバカなのね…
ただでさえ少ないご令嬢のアクセサリーを奪うだなんて…あのバカのせいで攻められたり怒られたらどうしてくれるの…?
女の世界って思っている以上に厳しいんだから…
「今は第二王子にぞっこんだから害は無いんだけれど…第二王子には悪いけれど助かっているよ…」
そう言って苦笑されるお兄様…その顔さえも美しい…ボーテ100点!あ、国が違う褒め言葉出ちゃった…
まぁいっか…
それにしても…何様なのよあのバカは…第二王子も第二王子で…
……ん?あの第二王子って、私の婚約者候補なのよね…?
上手くやればあのバカに第二王子押し付けれるんじゃないかしら…あの二人が結婚すればあのバカは必然的に家を出ていくことになるわけで…
私…ひょっとしなくても天才…?よしっ、これはお母様に相談しないと…
「お兄様、私ちょっとお母様のところに行ってまいりますわ!」「うん?何でそうなったのかはわからないけど…あの子達に合わないよう気おつけてね?」
「はい!では!」
お母様のお部屋は…一つ上の階だったわよね!
それにしてもお兄様の顔があんなに美しいんだから、いつも顔を隠してるお母様の顔も美しいはず!
今から楽しみですわ!待っていてくださいね、お母様!
____________________
お気に入り登録してくださった方が11人も…?
ゴシゴシ……( ゚д゚)ハッ!……夢じゃ無い…?アリャ?
ちょっと、鶴さん(ビックリじじぃ)に驚かされたくらい驚いております…
ちょっとまって…ちょっとまって…
オオカネヒラってなく鶯のところに行って落ち着いてきます…
あっ、鶴さんが作った落とし穴に続きが落ちて……
あ"あ''あ"っ'…「まぁ…茶を飲んで落ち着け」「…ハイ」
え?どういう事?女性がめちゃくちゃ少ないってことよね?でもお母様も妹もいたし…メイドだって…
「リーが言いたいことは何となく伝わってきたよ。
いいかい?家に女性はお母様とリー、………後テルだけだよ。」
お兄様…いつの間にエスパーに?
というか…今めっちゃテルの所で溜めましたね?お兄様。
まぁ…わからなくもないのですけど…気づかないふりをしておきましょ…
「えっ?でもメイドが…」
「メイド…?あぁ…きっとアッパー・サーヴァント…使用人じゃないかな…家の使用人には女性に憧れて女性のような姿をしている者もいるからね」
マジ…?あの綺麗で花の匂いがするようなふわふわ系お姉様が…♂……?
どうなってるの…この世界。狂って無い…?
いや、狂ってたわ…
「でも…女性が少ないのでしたら何故テルが家に…?
本来であれば養子に出さずに家で囲うはずでは…」
「本来はそうされるはずなんだけどね、テル…あの子の家は家の分家の中でも更に下の家の子なんだ。
けれど下の民家では女性ということもあって狙われてしまうかもしれないから、あの子は家にお母様とリーという二人の女性がいるから入れられたんだよ。」
「そんなことが…」え?でも…あのバカ(妹)
あたかも自分の家みたいなわがままっぷりじゃ無い…?
普通もっと遠慮すると思うんだど…
「うん、普通はそうだね…」
「え…?」「リー、心の声が漏れていたよ、」
ヒエッ…油断してた、やばいこと思ってなくてよかった…
「あの子は最初は遠慮していたんだよ?僕たち家族の顔を見るまでは…」
「あぁ…そういう…(分かっちゃった自分が嫌になる……)」
「うん、当たり前なんだけど挨拶をしに行った際に家族全員悲鳴をあげられてしまってね…僕達が醜いと分かってからは早かったよ、家のお金を自分の私利私欲のために使うようになって、他の令嬢のアクセサリーを奪ったり…」
うわぁ…あのバカ…何やってんのよ……
やっぱりバカはバカなのね…
ただでさえ少ないご令嬢のアクセサリーを奪うだなんて…あのバカのせいで攻められたり怒られたらどうしてくれるの…?
女の世界って思っている以上に厳しいんだから…
「今は第二王子にぞっこんだから害は無いんだけれど…第二王子には悪いけれど助かっているよ…」
そう言って苦笑されるお兄様…その顔さえも美しい…ボーテ100点!あ、国が違う褒め言葉出ちゃった…
まぁいっか…
それにしても…何様なのよあのバカは…第二王子も第二王子で…
……ん?あの第二王子って、私の婚約者候補なのよね…?
上手くやればあのバカに第二王子押し付けれるんじゃないかしら…あの二人が結婚すればあのバカは必然的に家を出ていくことになるわけで…
私…ひょっとしなくても天才…?よしっ、これはお母様に相談しないと…
「お兄様、私ちょっとお母様のところに行ってまいりますわ!」「うん?何でそうなったのかはわからないけど…あの子達に合わないよう気おつけてね?」
「はい!では!」
お母様のお部屋は…一つ上の階だったわよね!
それにしてもお兄様の顔があんなに美しいんだから、いつも顔を隠してるお母様の顔も美しいはず!
今から楽しみですわ!待っていてくださいね、お母様!
____________________
お気に入り登録してくださった方が11人も…?
ゴシゴシ……( ゚д゚)ハッ!……夢じゃ無い…?アリャ?
ちょっと、鶴さん(ビックリじじぃ)に驚かされたくらい驚いております…
ちょっとまって…ちょっとまって…
オオカネヒラってなく鶯のところに行って落ち着いてきます…
あっ、鶴さんが作った落とし穴に続きが落ちて……
あ"あ''あ"っ'…「まぁ…茶を飲んで落ち着け」「…ハイ」
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