【R-18】ヒトリノ海

右折坊太郎

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海辺での出会い編

4、【R-18】彼女

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「それじゃあ、まずは――キスしよっか?」
「は、はい……」

 お姉さんの提案に、海はぎこちなく返事をした。
 
 二人は今、身体をくっつけ、互いの顔を見つめ合っている。

 やがて、二人の顔がゆっくりと近づく。
 彼女の唇は艶やかで、その鮮やかな赤みが、目に焼き付いた。

 ――唇が触れる。
 
 互いの愛情を確かめ合う、恋人とならば当然行う、キスという行為。

 海にとってのファーストキスは、少しアルコールの匂いがした。

 最初は触れ合うだけだったキスも、二人とも次第に口を開け、舌を絡ませる。
 熱く滑った舌が絡み合い、唾液を与えあう。

「んっ……♡ れろぉ、えぉ……っ♡ じゅるるぅっ♡」

 舌に吸い付き、すする。
 長い時間をかけ、普通のキスではないディープキスの感覚を、彼女は海に教えていく。

「……ぷぁっ♡」
 唇が離れ、唾液の糸で出来た橋が垂れる。

 二人は熱に浮かされた表情を浮かべ、すっかり発情していた。

 彼女は、艶っぽい笑みを浮かべて言う。
「キスは……初めてだった?」
「……そう、ですよ。ファーストキスもそうだし、ディープキスなんて……したことないです」

「ふふっ♡ そうだったんだ? じゃあ、お姉さんが初めてのキスの相手なのね……光栄だわ」
 海がこれまで触れてこなかった、大人が見せる色香に溢れる微笑みだった。

「じゃあ、私がリードしてあげないと……ねっ?♡」
「うっ……!」
 海の水着の上から、彼女は優しく男性器に触れる。

 スリスリと撫でられ、海の性器はビクビクと敏感に反応した。
「すっごく硬くなってる♡ こんなに勃起してると、辛いわよね……?」
 水着をズラし、海のチンポを解放させる。

 ブルンと勢いよく、チンポが飛び出し、その全貌を光の下に晒す。

(すっごぉい……♡)

 全長は20センチ以上はあるだろうか。
 可愛らしい顔立ちの海に似合わず、太く逞しい、凶悪なオスの性器がそこにあった。

 お姉さんは驚きつつも、その巨大さに見惚れてしまう。
(今から私、これを挿入れるのっ!? 大丈夫かしらぁ?♡ 元カレのより、ずっと大きいしぃ……♡ ダメ、身体が期待しちゃう……っ♡)

 細く柔らかな指が、チンポを扱く。

「うっ……! 俺の――変じゃないですか?」
「変どころか、凄く立派ね……♡ 顔は少年みたいなのに、こっちはオトナ顔負けじゃない♡」
「そうなん、ですか……?」
 男性器を襲う快感に、海は身を震わせている。

「えぇ♡ ここまで大きいのは初めて……♡ 私も頑張ってお姉さん、しないとねっ」
 チンポを扱くスピードが、少し速まる。

 肉棒の形状全てを覚えようとするような、ネットリとした動きだった。

「うっ……あぁっ」
 海の表情が快楽で歪むのを、彼女は嬉しがる。

 ――自分の存在が、相手を悦ばせている。

 その事実が、彼女の胸にポッカリと空いた喪失感と悲しみを埋めていく。

 だが、同時に彼女の中に浮かび上がる、感情があった。

(――このチンポ、早く膣内に欲しい……っ!♡♡)
 扱く手を止めず、チラチラと視線が逞しいペニスに吸い寄せられる。

「――どうかっ、したんですか?」
「えっ!? いや、そのぉ……」
 考え事をしているのを、海に悟られてしまい、言葉に詰まった。

「何かあるんだったら、ハッキリ言ってくださいよ……」
「あー……そのっ、えっとね――早く挿入れたくなっちゃってぇ……♡」
 タハハと困ったように、小さな声で彼女は笑った。

 続けて、こう言う。
「ごめんなさいね。初めてなんだから、ちゃんと色んなことしてからしましょ! ほら、フェラとか、パイズリとかして――」
「そういうのより、俺も……早く挿入れたいです」
「……っ!?♡」

 海にとって本音ではあっても、その言葉に、彼女を我慢させたくないという気遣いが感じられた。

「もう……っ!!」
 海への感情が大きくなり、我慢出来なくなったのか、お姉さんは海を押し倒す。

「少年、どれだけ……お姉さんを喜ばせてくれるの?」
「いや、そんなつもりは……っ」

 彼女の息が荒い。
 顔が赤く、発情しているのが、性経験のない海でさえもわかってしまう。

 ビキニの紐を解き、股布を取る。

 露わになった鮮やかなピンク色の女性器は、すっかり期待でグショグショに濡れていた。

「それじゃあ、少年の童貞……もらっちゃうね♡」
 彼女は自ら海にまたがると、腰を揺らし、マンコをチンポに擦り付ける。

「あっ、あぁっ♡ まだ挿入れてないのに、気持ちいいっ♡」
「ぬっ、うぅっ……」

 クチュクチュと水音を立て、互いに性器を通し、快感を得る。
 ヌルヌルとした愛液が、チンポに塗されていく。

 そして、彼女は腰を上げ、膣口にチンポを宛がった。

 そこで、海は今頃になって、ある事実に気付く。
「ちょ、ちょっと待ってください。あの……ゴムとかは?」
「ないわよ?」
 
 当然とばかりに、彼女は言った。

「その……デキちゃったりしたら?」
「そうね、その時は責任とってもらおうかしら……」

 焦りから、海の額に汗が滲む。

「や、やっぱり……止めときませんか?」
「ふふっ……だーめぇっ!♡」

 彼女は悪戯な笑みを浮かべると、一気に腰を下ろし、チンポを体内に迎え入れた。

 肉棒は潤いに満ちた膣の中に、肉襞をかき分けて吸い込まれ、子宮を力強く押し上げた。

「おほォぉ……っ!?♡」
 たった一突きで彼女は達したのか、熱を持った膣内が急速にすぼまり、チンポに絡みつく。

「あぁっ――!?」
 不意打ちのように訪れた、初めて味わう膣内の快感に、海は射精を我慢出来なかった。

 肉棒が震え、生殖本能に抗えない海の身体は、肉棒を奥深くまで子宮に押し付け、大量の精液を吐き出す。

「んおぉォっ♡ チンポぉ、震えてるぅ……っ!?♡ 射精てるぅ……っ!?♡♡」
 ゴムなどの遮るものもなく、子種を含んだ液体が、勢いよく子宮内にビュルビュルと注がれ、満ちていく――。

「おっ、おぉん……♡ あ、熱いィ……♡♡」
 二人して腰を押し付け、深くまで繋がり合い、絶頂の快感に浸っている。

 長い射精を終え、快感の波が治まった海は冷静になる。
「す、すいません……膣内に……っ」

「んんっ♡ いいのっ! まさか、こんな簡単にお互いイっちゃうなんてね……♡ 身体の相性がイイのかしらぁ?♡ それよりぃ、これでもう何回出しても、変わらなくなったでしょ?」
「うっ……」

 あっさり射精してしまったのが恥ずかしかったのか、彼は彼女が浮かべる笑顔を、直視出来ずにいる。

 膣内にあるチンポは未だ硬く、更なる快感を求めていた。

「私ね……少年の精液で、もっと満たして欲しくなっちゃった♡ 満足するまで、付き合ってくれる?」
 海の耳元で、甘く囁く。

 彼はすぐに答えられなかったが、代わりにチンポが彼女の膣内で震え、返事をした。

「ふふっ♡ こっちの少年は、その気みたいね?」
「……ッ!?」

「いいのよ、我慢しないでっ♡ 孕んじゃうくらい私の子宮、タプタプになるまで、いーっぱい射精してぇ♡」
「――っ!!」
 海は我慢出来なかった。

 乱暴に、下からチンポを突き上げる。
「んほぉォっ!?♡」
 身体が浮き上がるかと思うほどの、強い衝撃が彼女の子宮を貫いた。

「そんにゃ、乱暴に突くなんてぇ……っ!?♡」
 表情を蕩かせ、チンポがもたらす快感に、全身が打ち震える。

「お姉さんが煽るからでしょうっ!?」と海は肉棒から伝わる快感に抗えず、腰を振り続ける。

「お゛っ、おぉっ♡ でもぉ、こんなぁ……おっきなチンポっ、初めてだしぃ♡ 想像以上に凄くてぇ、余裕ないのよぉ……っ!♡ あっ、ソコ……だめぇ♡」
 年上として、リードするはずの彼女だったが上手くいかず、嬌声をあげながら腰を動かし、チンポに媚びることしか出来ていない。

(このチンポ、ダメかも……っ♡ 今日初めて会った男の子なのに、心だけじゃなくて、身体も好きになっていっちゃってるわぁ……♡)
 失恋した彼女の心の穴を埋めるだけでなく、太い肉竿は膣内までをも満たした。

 往復する度、膣襞はこのオスを離さないとばかりに、チンポを抱きしめる。

 膣内は生殖行為の悦びに震え、満たしてくれるオスの形を覚えようと、蠢いていた。
「あっ♡ 好き、エッチ好きぃ……っ♡ このチンポぉ、好きよぉ……っ!!♡♡」

 膣内の締まりは増し、海の表情は余裕がなくなっていく。

 互いに腰を打ち付け合いながら、彼女はこう感じていた。

 ――このオスと番になりたい。

 交尾をし、子を孕み、産み育てて、共に生きていきたいと。
 彼女の心と身体は、既に海というオスの存在を欲していた。

「――ねぇ、少年。私のモノにならない?」
「えぇ……っ!?」

 お姉さんは腰の動きを遅くし、膣全体を使ったネットリした性交を行う。

「だって、少年のこと気に入っちゃったんだもの。んんっ♡ 身体の相性も良いみたいだしぃ♡ ねぇ、ダメかしら? 受け入れてくれれば、毎日こんな気持ちいいこと、あぁっ♡ 出来るんだけどぉ……?♡」
「うぉ……っ!?」

 膣が強く締まり、チンポを愛でて、海を誘惑する。

 肉棒から伝わる快感に、海は顔をしかめた。

「セフレになれって、ことですか?」
「ふふっ、それもイイかもしれないけど。もしかして……恋人にしてくれたり、する?」
「うぅ……っ!」

 彼女の問い返しに、海は顔を赤くし、閉口した。
 今日初めて会ったとはいえ、海が好意を抱いてくれているのが、彼女には充分伝わっていた。

 気を良くした彼女は、微笑む。
「確かに、私は貴方よりちょっと年上で、オバサンだけど。社会人で、これでも結構、稼ぎは良いのよ? それに、んぁっ♡ 少年がムラムラしたらぁ、好きなだけココ、使わせてあげるわよぉ……?♡」

 下腹部に力を入れ、チンポをキュッと締め付けて、オスの本能に訴えかけてくる。

(もし、お姉さんが、俺の彼女になってくれたら……)

 海の頭は、もしもを想像する。

 台所で料理を作ってくれる、お姉さん。
 街中で、一緒に肩を並べてデートをする、お姉さん。
 夜、身体を重ね、自身の全てを受け入れてくれる、お姉さん。

 そんな都合のいい、幸福な妄想が浮かんでは消える。
 もしも、そうなったら。

 ――とても良い毎日になる、と感じた。

(それで、いつかは――)

 大きくなったお腹に、海との子を宿し、彼女が笑っている。

 そんなイメージが、彼の中に湧いた。

 水面を、海を見つめていた、あの悲しい顔ではない。
 心からの、満面の笑みだ。

 ――彼女に、笑っていて欲しい。
 出来れば、この人を幸せにしてあげたい。

 温かく優しい感情が、彼の胸を満たしていた。

「――少年、どうする?」
 女性の手が海の肩にかかり、目の前にいる彼女に、意識を戻す。

 ――彼女の手が、微かに震えている。

 表情もどこか寂しそうに、海の瞳には映った。

 海は覚悟を決めて、緊張で渇く口を開いた。
「――これから先、俺と一緒にいてくれませんか?」

 その言葉を聞いた女性は、目を大きく見開く。
「それって、もしかして――」

 告白の言葉と、同義だった。
 意味を理解した彼女の目に、涙が浮かぶ。

 喜びに息を詰まらせ、
「もちろんよ……っ!」と彼の背に手を回し、抱き着いた。

「んっ……!」
 女性の膣が、肉棒を離さないように強く締め付け、海は呻く。

「ご、ごめんなさい。チカラ、強かったかしら?」
「いえ、そうじゃなくて……気持ちよかったというか……」

 海は照れて、顔を逸らす。
 女性は、膣内で心地よさそうに、ピクピクとチンポが震えたことがわかると、子どものような笑みを浮かべた。
「そうなんだぁ?♡ じゃあ、彼女として、彼氏の性欲はちゃんと処理しないとねっ♡」

 互いに瞳を見つめ合い、腰を動かす。
 動く度に水音を伴い、愛情と快感とが、二人の脳を熱くさせる。

「あぁっ♡ 気持ちよくて、腰ぃ動いちゃうぅ♡ そこぉ♡ ゴリゴリ擦られるのぉ、好きぃ♡」

「お姉さん……っ!」 
 海は高まっていく感情のままに、荒々しく腰を振る。

「んほぉォっ!♡ しょうねん、激しいぃ……っ、んあぁあぁァっ!!♡♡」
 ガツガツと膣を抉られ、彼女は背を反らし、大きな胸を弾ませながら、絶頂してしまう。
 たゆんたゆんと弾む胸に、海は更に興奮し、チンポを硬くさせる。

「おっ、んお゛ぉォっ♡ 私、年上なのにぃ、リードしにゃいと、いけないのにぃ♡ んぉ、ほぉォっ♡」

 イキ続ける彼女の身体は、尿道から潮を噴き出し、膣内を収縮させ続けた。

 刺激が増し、強まっていく快感に、膣内でペニスが暴れ回る。

 海の表情から、余裕が消えた。
「くぅっ、お姉さん……そろそろ射精そうですっ」

「あぁっ♡ いいわよぉ、そにょまま、射精してぇ♡ 子宮の奥にぃ、どろっどろのザーメン、ぶちまけてぇ!!♡♡」
 射精の予告に、彼女の身体は期待から火照りを増し、子種を受け入れる準備を整えていく。

 膣内の愛液が増え、滑りを良くする。
 子宮は降り、突かれるたびに接触する子宮口が、チンポの先端に吸い付く。

(私の身体ぁっ、これぇっ♡ 少年の赤ちゃん、孕む準備しちゃってるぅ!♡ お母さんになりたがってるの、わかっちゃうぅっ!!♡♡)

 速度を増していく、ピストン。
 子宮内に、未だ精液は存在しているというのに、貪欲に、子種をもっともっとと求めてしまう。
 やがて、子宮口が開いた瞬間。

 ――チンポの先端が、子宮内部に侵入し、奥深くへと突き刺さった。

「――んお゛ぉォぉおぉん!!♡♡」
 堪らずに、白目を剥きかけながら、絶頂する。
 舌を出し、涎を垂らし、オトナの余裕など一切ない、アヘ顔を晒す。

「おっ、おぉっ♡ んぉおおォっ!!♡ あ、あひぇぇえェぇ……っ♡♡」
 
 子宮口が入って来たチンポを締め付け、その刺激を皮切りに、射精が始まる。

「うっ――!」
 海の小さな呻き声と共に、若い新鮮な精液が再び、彼女の胎内へとドバドバと放たれる。

「お゛ぉっ、おぉ……♡ んぉォおぉっ……♡」
 メスの身体は、全身を震わせ、イキ続けるまま子種を受け入れ続けた。

 子宮を満たし、膣内に収まりきらなかった精液が、接合部から逆流していく。
 その間も、アクメ中の彼女は、真っ白に染まった意識の中で、ぼんやりと考えていた。

(えっちぃ、交尾しゅごいぃ……っ♡ こんにゃの、はじめてぇ……っ!♡)

 これまで経験してきた性行為を、凌駕する快感。
 彼女の子宮は、これまでオンナを知らず、未経験だったはずの海のチンポに、屈服してしまっていた――。
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