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呪いの発現編
9、【R-18】初めての奉仕
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「そ、それでは、し、しっ……失礼しますっ!」
ミューは、緊張と興奮で汗を浮かべながら、ユーリの前に膝をつき、彼のズボンに手を掛ける。
たどたどしい手つきでファスナーを下ろし、解放されたユーリの肉棒が、勢いよく姿を現した。
赤黒く、長くも太いペニスが興奮を伝えるように、血管を浮きだたせ、力強く震えている。
「わぁ……っ!?♡」
彼女は、初めて見る男性の性器に驚きつつも、見惚れていた。
(これが、男の人の――ユーリさんのオチンチン……っ♡)
見慣れないはずの男性器に、嫌悪感を示すこともなく、愛する人の身体の一部であることで、愛おしさすら彼女は感じている。
ユーリはというと、恥ずかしさから顔を覆いたくなりつつも、ミューを見下ろす。
ミューは彼が、いつもと違う余裕のない姿を見せてくれることに、喜びを感じていた。
「こ、こんなに……大きいんですねっ♡」
「うっ……」
好ましく思っている女性に、自身の性器をまじまじと見られ、ユーリはチンポを硬くさせてしまう。
ミューは好奇心に押され、ゆっくりと彼の肉棒に手を伸ばし、触れた。
(とっても熱いです……♡ 芯はすっごく硬いのに、表面は少し柔らかくって……不思議な感じですね)
彼女の小さくもプニプニとした手が、チンポの表面をサワサワと撫でる。
その度に走る快感に、ユーリは男性器を震わせずには、いられなかった。
「あっ!? い、痛かった……ですか!?」
「い、いや……そんなことはないよ……むしろ――」
ユーリは『気持ちいい』と、言葉の先を言えずにいる。
この初心な反応に、ミューは彼も自身と同じく、性経験がないのだと察し、安心した。
「――つ、続けますね……うんしょっ♡ んっしょ♡」
滑らかな指が一生懸命に、竿を上下に擦る。
慣れていないのがわかるような、拙い動き。
しかし、ミューはユーリの反応を気に掛けるように、上目遣いで表情をうかがう。
その健気な姿も相まって、ユーリの性感は高まっていった。
(あんなに引っ込み思案だった、ミューさんが……こんな大胆なことをするなんて……っ)
強く肉棒が震え、射精が近いと身体は訴えている。
ミューは、その事を察することが出来ずに、ひたすらチンポを責め続けた。
「――ミュー、さ……んっ!!」
「――きゃっ!?♡」
ユーリは、射精した。
大量の精液が宙を舞い、ミューの髪や顔、その白い神官のローブを纏った身体に、降り注いでいく。
射精すると、事前に教えることも出来ず、肉棒をドクンドクンと震わせ、ザーメンを吐き出し続ける。
ミューは、彼が最後まで気持ちよくなるようにと、肉棒を擦るのを続け、射精を促した。
「――うっ!!」
刺激を受けた肉棒は、一層悦び、心地よさそうに射精量を増やしながら、絶頂を続ける。
(ユーリさん、射精してる……っ♡ 私で、イってくれてる♡)
ミューは子宮を熱く疼かせながら、ユーリが絶頂したことを、心から喜んでいた。
――やがて、数秒間に渡る、射精が終わる。
ユーリは絶頂の余韻を感じながら、自身の精液に染められたミューを、ぼやけた意識で眺めていた。
「――気持ち、良かったですか……?♡」
子種に塗れたミューは、全てを許すような、聖母の眼差しで微笑んでいる。
包み込まれるような、その優しい表情に、ユーリは自分のしでかした事を自覚すると、
「ご、ごめんミューさんっ! こんなに汚してしまって……っ」と慌てふためく。
「いいんですよ……ユーリさんに喜んで頂ければ、私、嬉しいですから♡」
彼女は頬についていた、ユーリの精液を指で掬うと、舌で舐めた。
口内に白濁液を取り入れ、味わうように咀嚼する。
(粘りがあって、苦いのに……これがユーリさんのモノだと思うと……美味しく感じてしまいます♡)
恍惚としたその表情は、先ほどの聖母のような顔には程遠い、淫魔を彷彿とさせるものだった。
その妖艶さに反応し、未だ硬いままのユーリの肉棒が震えた。
「ふふっ♡ ユーリさんの、まだ元気みたいですねっ♡ このまま――続けましょうか?」
「いや、ちゃんと綺麗にしてから――」
「大丈夫です♡ 後でも、魔法を使えば、ちゃんと綺麗に出来るので。それより、ユーリさんの呪いを鎮める方が、優先ですっ!♡」
随分と、ミューは積極的になっていた。
「次は――お口でしてみますねっ♡ 初めてなので、上手く出来るかはわかりませんが……」
艶やかで瑞々しい、彼女の唇がチンポへと近づいてく。
ユーリは次なる快感への期待に、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
ミューは赤く濡れた舌を出し、肉棒の先端をペロペロと舐める。
鈴口から染み出した残りの精液を頂くと、今度はチンポの輪郭をなぞる様に、舌を這わせていく。
「れろぉ、んれぇ……っ♡ えぇェーぉ♡」
くすぐったくも心地よい感覚に、身体を震わせるユーリ。
決して上手いとはいえない奉仕であったが、普段とは違う、性に貪欲なミューの雰囲気に、彼は興奮が抑えきれない。
彼女の方はというと、ユーリに喜んでもらおうと、必死だった。
チンポのあらゆる場所を舐め、彼の反応を探る。
カリ首の裏を舐めた時、大きくペニスが震えた。
(ユーリさん、ここが気持ちいいんですねぇ……?♡)
弱点を知ったことで、ミューは得意になり、執拗に責めを強めていく。
顔を近づけたことにより、チンポから立ち上るオスの濃い臭いが、彼女の鼻に届いた。
(これが、ユーリさんの臭い、オチンチンの臭い……っ♡ 頭がボーっとしてきちゃいますぅ♡)
ミューの身体は、このチンポが欲しいと身体を火照らせ、股を濡らしていく。
(好きです、これぇ、好きぃ♡ もっと気持ちよくさせてあげたい、欲しいっ♡)
感情が高ぶるまま、彼女は次の行動に出る。
その小さな口を開け、ペニスを飲み込み始めたのだ。
「ミューさ……んっ!?」
「んぁっ♡ あぁァーむぅう♡」
驚きを隠せないユーリだったが、ミューの動きは止まらない。
温かく唾液で湿気た口内は、喉奥まで開いて、大きなイチモツを収めていく。
(すっごく大きいオチンチンっ♡ これがこの後、私の膣内に入るんですねぇ……っ♡♡)
この男性器と交尾出来る瞬間を想像し、身体の熱は増していくばかりだ。
口内に肉棒を入れ、唇を窄めて、頭を前後に揺する。
滑りのある感触に、チンポは血管を増々浮き立たせ、歓喜した。
「んもっ♡ んぉ♡」
熱心に奉仕していたミューの瞳が、ユーリを見上げる。
目と目が合い、ミューは艶やかに微笑んだ。
「うっ――!?」
そのあまりの色香に、ユーリの限界はアッサリ越え、口中にチンポを突っ込むと精液を吐き出す。
「ん゛んぉぉごぉおォっ!?♡」
喉奥までチンポを突き立てられ、苦しみを感じながら、ミューは強引にザーメンを飲まされる。
熱く粘度を持った子種で、口内が満ちていくのに彼女は、興奮と充実を覚えていた。
(こんなにいっぱいぃ……っ♡ たっくさん、気持ちよくなってくれたんですねぇ……!♡♡)
ドクドクと注がれ続ける精液を、何とか彼女は食道へ送り続ける。
「んぐっ……ん゛んっ、んぅっ……♡」
長い射精を終え、ユーリが吐き出した精液を、喉を鳴らして彼女は飲み終えると、口を開いて口内を晒す。
「ぜぇんぶ、飲めまひらよぉ……♡」
「うっ……ミューさん、ごめん! 苦しかったよねっ!?」
少し理性を取り戻したユーリは、彼女を気遣った。
「大丈夫ですよっ♡ 気持ち良く、出来てましたか?」
「う、うん。でも――」
二人の視線が、ユーリのチンポに移る。
未だ呪いのせいか、彼の身体の火照りは収まらず、そそり立っていた。
「うぅ……続きをお願いしても、いいかな?」
「はいっ♡」
ミューは嫌な顔ひとつせず、満面の笑みを浮かべ、ユーリの呪いが落ち着くまで奉仕し続けた――。
ミューは、緊張と興奮で汗を浮かべながら、ユーリの前に膝をつき、彼のズボンに手を掛ける。
たどたどしい手つきでファスナーを下ろし、解放されたユーリの肉棒が、勢いよく姿を現した。
赤黒く、長くも太いペニスが興奮を伝えるように、血管を浮きだたせ、力強く震えている。
「わぁ……っ!?♡」
彼女は、初めて見る男性の性器に驚きつつも、見惚れていた。
(これが、男の人の――ユーリさんのオチンチン……っ♡)
見慣れないはずの男性器に、嫌悪感を示すこともなく、愛する人の身体の一部であることで、愛おしさすら彼女は感じている。
ユーリはというと、恥ずかしさから顔を覆いたくなりつつも、ミューを見下ろす。
ミューは彼が、いつもと違う余裕のない姿を見せてくれることに、喜びを感じていた。
「こ、こんなに……大きいんですねっ♡」
「うっ……」
好ましく思っている女性に、自身の性器をまじまじと見られ、ユーリはチンポを硬くさせてしまう。
ミューは好奇心に押され、ゆっくりと彼の肉棒に手を伸ばし、触れた。
(とっても熱いです……♡ 芯はすっごく硬いのに、表面は少し柔らかくって……不思議な感じですね)
彼女の小さくもプニプニとした手が、チンポの表面をサワサワと撫でる。
その度に走る快感に、ユーリは男性器を震わせずには、いられなかった。
「あっ!? い、痛かった……ですか!?」
「い、いや……そんなことはないよ……むしろ――」
ユーリは『気持ちいい』と、言葉の先を言えずにいる。
この初心な反応に、ミューは彼も自身と同じく、性経験がないのだと察し、安心した。
「――つ、続けますね……うんしょっ♡ んっしょ♡」
滑らかな指が一生懸命に、竿を上下に擦る。
慣れていないのがわかるような、拙い動き。
しかし、ミューはユーリの反応を気に掛けるように、上目遣いで表情をうかがう。
その健気な姿も相まって、ユーリの性感は高まっていった。
(あんなに引っ込み思案だった、ミューさんが……こんな大胆なことをするなんて……っ)
強く肉棒が震え、射精が近いと身体は訴えている。
ミューは、その事を察することが出来ずに、ひたすらチンポを責め続けた。
「――ミュー、さ……んっ!!」
「――きゃっ!?♡」
ユーリは、射精した。
大量の精液が宙を舞い、ミューの髪や顔、その白い神官のローブを纏った身体に、降り注いでいく。
射精すると、事前に教えることも出来ず、肉棒をドクンドクンと震わせ、ザーメンを吐き出し続ける。
ミューは、彼が最後まで気持ちよくなるようにと、肉棒を擦るのを続け、射精を促した。
「――うっ!!」
刺激を受けた肉棒は、一層悦び、心地よさそうに射精量を増やしながら、絶頂を続ける。
(ユーリさん、射精してる……っ♡ 私で、イってくれてる♡)
ミューは子宮を熱く疼かせながら、ユーリが絶頂したことを、心から喜んでいた。
――やがて、数秒間に渡る、射精が終わる。
ユーリは絶頂の余韻を感じながら、自身の精液に染められたミューを、ぼやけた意識で眺めていた。
「――気持ち、良かったですか……?♡」
子種に塗れたミューは、全てを許すような、聖母の眼差しで微笑んでいる。
包み込まれるような、その優しい表情に、ユーリは自分のしでかした事を自覚すると、
「ご、ごめんミューさんっ! こんなに汚してしまって……っ」と慌てふためく。
「いいんですよ……ユーリさんに喜んで頂ければ、私、嬉しいですから♡」
彼女は頬についていた、ユーリの精液を指で掬うと、舌で舐めた。
口内に白濁液を取り入れ、味わうように咀嚼する。
(粘りがあって、苦いのに……これがユーリさんのモノだと思うと……美味しく感じてしまいます♡)
恍惚としたその表情は、先ほどの聖母のような顔には程遠い、淫魔を彷彿とさせるものだった。
その妖艶さに反応し、未だ硬いままのユーリの肉棒が震えた。
「ふふっ♡ ユーリさんの、まだ元気みたいですねっ♡ このまま――続けましょうか?」
「いや、ちゃんと綺麗にしてから――」
「大丈夫です♡ 後でも、魔法を使えば、ちゃんと綺麗に出来るので。それより、ユーリさんの呪いを鎮める方が、優先ですっ!♡」
随分と、ミューは積極的になっていた。
「次は――お口でしてみますねっ♡ 初めてなので、上手く出来るかはわかりませんが……」
艶やかで瑞々しい、彼女の唇がチンポへと近づいてく。
ユーリは次なる快感への期待に、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
ミューは赤く濡れた舌を出し、肉棒の先端をペロペロと舐める。
鈴口から染み出した残りの精液を頂くと、今度はチンポの輪郭をなぞる様に、舌を這わせていく。
「れろぉ、んれぇ……っ♡ えぇェーぉ♡」
くすぐったくも心地よい感覚に、身体を震わせるユーリ。
決して上手いとはいえない奉仕であったが、普段とは違う、性に貪欲なミューの雰囲気に、彼は興奮が抑えきれない。
彼女の方はというと、ユーリに喜んでもらおうと、必死だった。
チンポのあらゆる場所を舐め、彼の反応を探る。
カリ首の裏を舐めた時、大きくペニスが震えた。
(ユーリさん、ここが気持ちいいんですねぇ……?♡)
弱点を知ったことで、ミューは得意になり、執拗に責めを強めていく。
顔を近づけたことにより、チンポから立ち上るオスの濃い臭いが、彼女の鼻に届いた。
(これが、ユーリさんの臭い、オチンチンの臭い……っ♡ 頭がボーっとしてきちゃいますぅ♡)
ミューの身体は、このチンポが欲しいと身体を火照らせ、股を濡らしていく。
(好きです、これぇ、好きぃ♡ もっと気持ちよくさせてあげたい、欲しいっ♡)
感情が高ぶるまま、彼女は次の行動に出る。
その小さな口を開け、ペニスを飲み込み始めたのだ。
「ミューさ……んっ!?」
「んぁっ♡ あぁァーむぅう♡」
驚きを隠せないユーリだったが、ミューの動きは止まらない。
温かく唾液で湿気た口内は、喉奥まで開いて、大きなイチモツを収めていく。
(すっごく大きいオチンチンっ♡ これがこの後、私の膣内に入るんですねぇ……っ♡♡)
この男性器と交尾出来る瞬間を想像し、身体の熱は増していくばかりだ。
口内に肉棒を入れ、唇を窄めて、頭を前後に揺する。
滑りのある感触に、チンポは血管を増々浮き立たせ、歓喜した。
「んもっ♡ んぉ♡」
熱心に奉仕していたミューの瞳が、ユーリを見上げる。
目と目が合い、ミューは艶やかに微笑んだ。
「うっ――!?」
そのあまりの色香に、ユーリの限界はアッサリ越え、口中にチンポを突っ込むと精液を吐き出す。
「ん゛んぉぉごぉおォっ!?♡」
喉奥までチンポを突き立てられ、苦しみを感じながら、ミューは強引にザーメンを飲まされる。
熱く粘度を持った子種で、口内が満ちていくのに彼女は、興奮と充実を覚えていた。
(こんなにいっぱいぃ……っ♡ たっくさん、気持ちよくなってくれたんですねぇ……!♡♡)
ドクドクと注がれ続ける精液を、何とか彼女は食道へ送り続ける。
「んぐっ……ん゛んっ、んぅっ……♡」
長い射精を終え、ユーリが吐き出した精液を、喉を鳴らして彼女は飲み終えると、口を開いて口内を晒す。
「ぜぇんぶ、飲めまひらよぉ……♡」
「うっ……ミューさん、ごめん! 苦しかったよねっ!?」
少し理性を取り戻したユーリは、彼女を気遣った。
「大丈夫ですよっ♡ 気持ち良く、出来てましたか?」
「う、うん。でも――」
二人の視線が、ユーリのチンポに移る。
未だ呪いのせいか、彼の身体の火照りは収まらず、そそり立っていた。
「うぅ……続きをお願いしても、いいかな?」
「はいっ♡」
ミューは嫌な顔ひとつせず、満面の笑みを浮かべ、ユーリの呪いが落ち着くまで奉仕し続けた――。
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