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第三章 成長
第67話 裏方
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「何、ハンレインがそんな事を?」
「はい、非常に申し上げ難いのですが…」
「そうか…近頃の奴の奇行はそれが原因か」
俺が事情を話すと、ダンレインさんは納得した表情でそう言った。
俺は僅かに驚いた表情でダンレインさんを見る。
「心当たりがあったのですか?」
「ええ、家の収入からは手の届かない様な美術品や芸術品を何回か買ってきたり、
豪華な家を建ててくれたり、金の出所が気になってはいました。
まさか、罪に手を染めたかハンレイン…」
俺は歯軋りしているダンレインさんを見て、内心ホッとしていた。
良かった。ダンレインさんに取り合ってもらえなかったらこの家から蹴飛ばされて
いた可能性もあったからな。賭けは成功と言っていいだろう。
「親として、ハンレインの行動は目に余る。アラン様、
何か妙案はありませんか?」
「それを伝えに今日はここに来ました。申し訳ございません、騙すような真似を」
「いえいえ!寧ろこれが王に知られお家取り潰しになる方がよっぽど恐ろしい…」
ダンレインさんは微かに震えながらそう言う。やっぱり、息子のせいで自分が
貴族から没落したと言ったらたまったもんじゃないからなぁ。
俺は瞬時黙り、そして案を言う。
「僕が何とかしてハンレインさんの金銭の隠し場所を曝け出すので、そこに
登場してそれを指摘して下さい。それでハンレインさんに説明を求めて、
彼が逃げ出したり黙り切ってしまえば僕たちの勝ちです」
「うむ…ではアラン様の言う通りにしましょう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…策士だなあ」
セドリックは遠い目でそう呟いた。俺は軽く口角を上げる
ダンレインさんは再びお辞儀をして感謝の言葉を述べた。
「重ね重ね、本当にありがとう御座いました。あなた方がいなければ私は息子の
やっていたことにすら気が付きませんでした。息子はしっかり拘置所で反省
させるので、何卒これからもよろしくお願いします!」
お願いします、とはベネット家との付き合いをだろう。しかし俺たちは冒険者、
できればこう言うことは父上本人に言って欲しい。俺は微笑み、流れる様に
矛先を父上に変えさせる様に努力する。
「こちらこそ、よろしくお願いします。父上にも手紙を出しておくので、
ダンレインさんからの連絡も快く受け取ってくれるでしょう。僕達は
これが終わった後も色々用事があるので、そろそろお暇させて頂きます」
「はい、承知いたしました。…では、お荷物を纏め終わったらお呼び下さい、
お見送りさせて頂きます」
10分ほどあと、俺たちは笑顔でデイル家の屋敷から笑顔で立ち去った。
「あ~疲れた~!」
「久々に休める…」
もう俺たちはクタクタだ。事件解決までめげずに突っ走り続けた俺を
褒めて欲しい。
「よく頑張ったなぁ、アラン」
「…心は不用意に読まないでって」
俺が少しムッとして返すとセドリックがまあまあと中に入った。
「今日は祝いにパーティでもしない?飯は作るよ?」
「あ、じゃあそうする?俺は賛成だけど」
ブレアとレシアルドも頷いたのを確認し、俺たちは創作空間の家に戻った。
こう言う時に移動が必要ないのは便利で有る。…携帯ハウス?
なんか、某青色ロボットネコの登場する漫画で似た様な物を見た事が…
うん、気のせい気のせい。
その夜。パーティは誰にも聞かれないところで行われていた。
「しかし、主達が貴族の次男坊であるとは思わなんだ。神でしかも貴族とは。
主を見る目が変わってしまいそうだな」
「別に僕は貴族かもしれないけど、生まれがそうってだけだから。
今は冒険者のセドリックだよ。神でもないし」
「そうそう。結局のところ身分なんて見かけだけよ」
今回の一件で、仲間の二人には俺たちが貴族出身で有ることがバレた。
ブレアは『もう何でもいいや』なんて言ってた。何その悟りを開いた感じ。
ふっとレシアルドを見ると、この前買い直した辛子入りの骨つき肉を
食べようとしている。おっ。さてどうなる?
レシアルドは相も変わらずバリバリと骨ごと食べる。
「ほう、以前より辛味が増しているな。我はこちらの方が好きだ」
平然とそう言う彼に俺たちは信じられないと言う目で見た。
…仮にもそれ、上から二つ目のランクの辛さなんですけど。
「マジで痛覚備わってる?俺それ食べた時、辛い通り越して痛かったんだけど」
「失敬な。備わっていると言うておろう」
レシアルドが左手の指先のみ竜の黒い爪に変化させる。
俺は無意識に始めて竜人状態のレシアルドを観察した時の事を思いだす。
あの時はヤバかったなあ。もうすっかりどっかに行ったと信じて疑わなかった
厨二心が暴走しかけたんだもの。それほどカッコよかったんですよ。
「レシアルド、落ち着いて」
「…今回は主に免じて何も聞かなかった事にしよう」
おお、危なかった。マジでやる気だったのか。ま、受けるけど。
「ごめんて。だけどたまに疑わしくなるんだよ」
「はい、非常に申し上げ難いのですが…」
「そうか…近頃の奴の奇行はそれが原因か」
俺が事情を話すと、ダンレインさんは納得した表情でそう言った。
俺は僅かに驚いた表情でダンレインさんを見る。
「心当たりがあったのですか?」
「ええ、家の収入からは手の届かない様な美術品や芸術品を何回か買ってきたり、
豪華な家を建ててくれたり、金の出所が気になってはいました。
まさか、罪に手を染めたかハンレイン…」
俺は歯軋りしているダンレインさんを見て、内心ホッとしていた。
良かった。ダンレインさんに取り合ってもらえなかったらこの家から蹴飛ばされて
いた可能性もあったからな。賭けは成功と言っていいだろう。
「親として、ハンレインの行動は目に余る。アラン様、
何か妙案はありませんか?」
「それを伝えに今日はここに来ました。申し訳ございません、騙すような真似を」
「いえいえ!寧ろこれが王に知られお家取り潰しになる方がよっぽど恐ろしい…」
ダンレインさんは微かに震えながらそう言う。やっぱり、息子のせいで自分が
貴族から没落したと言ったらたまったもんじゃないからなぁ。
俺は瞬時黙り、そして案を言う。
「僕が何とかしてハンレインさんの金銭の隠し場所を曝け出すので、そこに
登場してそれを指摘して下さい。それでハンレインさんに説明を求めて、
彼が逃げ出したり黙り切ってしまえば僕たちの勝ちです」
「うむ…ではアラン様の言う通りにしましょう」
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「…策士だなあ」
セドリックは遠い目でそう呟いた。俺は軽く口角を上げる
ダンレインさんは再びお辞儀をして感謝の言葉を述べた。
「重ね重ね、本当にありがとう御座いました。あなた方がいなければ私は息子の
やっていたことにすら気が付きませんでした。息子はしっかり拘置所で反省
させるので、何卒これからもよろしくお願いします!」
お願いします、とはベネット家との付き合いをだろう。しかし俺たちは冒険者、
できればこう言うことは父上本人に言って欲しい。俺は微笑み、流れる様に
矛先を父上に変えさせる様に努力する。
「こちらこそ、よろしくお願いします。父上にも手紙を出しておくので、
ダンレインさんからの連絡も快く受け取ってくれるでしょう。僕達は
これが終わった後も色々用事があるので、そろそろお暇させて頂きます」
「はい、承知いたしました。…では、お荷物を纏め終わったらお呼び下さい、
お見送りさせて頂きます」
10分ほどあと、俺たちは笑顔でデイル家の屋敷から笑顔で立ち去った。
「あ~疲れた~!」
「久々に休める…」
もう俺たちはクタクタだ。事件解決までめげずに突っ走り続けた俺を
褒めて欲しい。
「よく頑張ったなぁ、アラン」
「…心は不用意に読まないでって」
俺が少しムッとして返すとセドリックがまあまあと中に入った。
「今日は祝いにパーティでもしない?飯は作るよ?」
「あ、じゃあそうする?俺は賛成だけど」
ブレアとレシアルドも頷いたのを確認し、俺たちは創作空間の家に戻った。
こう言う時に移動が必要ないのは便利で有る。…携帯ハウス?
なんか、某青色ロボットネコの登場する漫画で似た様な物を見た事が…
うん、気のせい気のせい。
その夜。パーティは誰にも聞かれないところで行われていた。
「しかし、主達が貴族の次男坊であるとは思わなんだ。神でしかも貴族とは。
主を見る目が変わってしまいそうだな」
「別に僕は貴族かもしれないけど、生まれがそうってだけだから。
今は冒険者のセドリックだよ。神でもないし」
「そうそう。結局のところ身分なんて見かけだけよ」
今回の一件で、仲間の二人には俺たちが貴族出身で有ることがバレた。
ブレアは『もう何でもいいや』なんて言ってた。何その悟りを開いた感じ。
ふっとレシアルドを見ると、この前買い直した辛子入りの骨つき肉を
食べようとしている。おっ。さてどうなる?
レシアルドは相も変わらずバリバリと骨ごと食べる。
「ほう、以前より辛味が増しているな。我はこちらの方が好きだ」
平然とそう言う彼に俺たちは信じられないと言う目で見た。
…仮にもそれ、上から二つ目のランクの辛さなんですけど。
「マジで痛覚備わってる?俺それ食べた時、辛い通り越して痛かったんだけど」
「失敬な。備わっていると言うておろう」
レシアルドが左手の指先のみ竜の黒い爪に変化させる。
俺は無意識に始めて竜人状態のレシアルドを観察した時の事を思いだす。
あの時はヤバかったなあ。もうすっかりどっかに行ったと信じて疑わなかった
厨二心が暴走しかけたんだもの。それほどカッコよかったんですよ。
「レシアルド、落ち着いて」
「…今回は主に免じて何も聞かなかった事にしよう」
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