お気に入りに追加
846
あなたにおすすめの小説
国一番の大悪女は、今から屋敷の外に出て沢山の人達に愛されにいきます
海咲雪
恋愛
私、マリーナ・サータディアはユーキス国の第一王女でありながら、身体が弱く引き篭もりがちだった。
齢10代も半ばの頃には大分良くなり、そろそろ学園にも通えると思っていた矢先……
ユーキス国で、流行病が猛威を振い始めた。
そんな時、私の前に突然若い青年が現れた。
「マリーナ。いっぱい嫌われて」
「え……?」
「君が嫌われた人数分だけ命を救ってあげる。というか、嫌われた人数にだけ免疫をあげるよ。あー、でも、この流行り病からユーキス国全てを救うためには国民全てに嫌われるくらいじゃないと無理かな?」
その青年は不思議な力を秘めていた。
だから、はっきりと答えた。
「分かりました。その言葉が聞けただけで十分ですわ」
そして、私は国一番の悪女になった。
この物語はここから始まる。
私が国一番の悪女と呼ばれるようになった日、その青年はもう一度現れた。
「じゃあ、好かれてきて」
「君の人柄で、努力で、どれだけ変わるのか俺に見せて」
そして、学園に通い始めたマリーナは隣国の公爵子息であるクラヴィス・イージェルと出会う。
「君が誰かに嫌な言葉を吐かれた時は……その分、私が君を甘やかそう」
「マリーナ、大丈夫だから。どうか私に君を守らせて」
「ただそばにいたいだけなんだ」
世界が変わり始めた音がする。
【登場人物】
マリーナ・サータディア・・・ユーキス国の第一王女。17歳。
クラヴィス・イージェル・・・隣国マリス国の公爵子息。実際は・・・?
クロル・サート・・・マリーナに仕えている護衛騎士。サート伯爵家の次男。
リーリル・カリナ・・・マリーナのメイド。共に信頼しあっている。
フリク・・・不思議な力を持ち、マリーナを振り回す青年。神秘的な力を持つ。
【事前に書き上げている作品ではありませんので、不定期更新です。申し訳ありません】
【この物語は架空の設定であり、フィクションです。言葉遣いや設定があまい所があるかもしれませんが、温かい目で見て下さると嬉しいです】
侯爵令嬢はデビュタントで婚約破棄され報復を決意する。
克全
恋愛
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
第13回恋愛小説大賞に参加しています。応援投票・応援お気に入り登録お願いします。
王太子と婚約させられていた侯爵家令嬢アルフィンは、事もあろうに社交界デビューのデビュタントで、真実の愛を見つけたという王太子から婚約破棄を言い渡された。
本来自分が主役であるはずの、一生に一度の晴れの舞台で、大恥をかかされてしまった。
自分の誇りのためにも、家の名誉のためにも、報復を誓うのであった。
山猿の皇妃
夏菜しの
恋愛
ライヘンベルガー王国の第三王女レティーツィアは、成人する十六歳の誕生日と共に、隣国イスターツ帝国へ和平条約の品として贈られた。
祖国に聞こえてくるイスターツ帝国の噂は、〝山猿〟と言った悪いモノばかり。それでもレティーツィアは自らに課せられた役目だからと山を越えて隣国へ向かった。
嫁いできたレティーツィアを見た皇帝にして夫のヘクトールは、子供に興味は無いと一蹴する。これはライヘンベルガー王国とイスターツ帝国の成人とみなす年の違いの問題だから、レティーツィアにはどうすることも出来ない。
子供だと言われてヘクトールに相手にされないレティーツィアは、妻の責務を果たしていないと言われて次第に冷遇されていく。
一方、レティーツィアには祖国から、将来的に帝国を傀儡とする策が授けられていた。そのためには皇帝ヘクトールの子を産む必要があるのだが……
それが出来たらこんな待遇になってないわ! と彼女は憤慨する。
帝国で居場所をなくし、祖国にも帰ることも出来ない。
行き場を失ったレティーツィアの孤独な戦いが静かに始まる。
※恋愛成分は低め、内容はややダークです
婚約者に裏切られた私が幸せになってもいいのですか?
鈴元 香奈
恋愛
婚約者の王太子に裏切られ、彼の恋人の策略によって見ず知らずの男に誘拐されたリカルダは、修道院で一生を終えようと思っていた。
だが、父親である公爵はそれを許さず新しい結婚相手を見つけてくる。その男は子爵の次男で容姿も平凡だが、公爵が認めるくらいに有能であった。しかし、四年前婚約者に裏切られた彼は女性嫌いだと公言している。
仕事はできるが女性に全く慣れておらず、自分より更に傷ついているであろう若く美しい妻をどう扱えばいいのか戸惑うばかりの文官と、幸せを諦めているが貴族の義務として夫の子を産みたい若奥様の物語。
小説家になろうさんにも投稿しています。
婚約破棄で命拾いした令嬢のお話 ~本当に助かりましたわ~
華音 楓
恋愛
シャルロット・フォン・ヴァーチュレストは婚約披露宴当日、謂れのない咎により結婚破棄を通達された。
突如襲い来る隣国からの8万の侵略軍。
襲撃を受ける元婚約者の領地。
ヴァーチュレスト家もまた存亡の危機に!!
そんな数奇な運命をたどる女性の物語。
いざ開幕!!
婚約破棄、ありがとうございます
奈井
恋愛
小さい頃に婚約して10年がたち私たちはお互い16歳。来年、結婚する為の準備が着々と進む中、婚約破棄を言い渡されました。でも、私は安堵しております。嘘を突き通すのは辛いから。傷物になってしまったので、誰も寄って来ない事をこれ幸いに一生1人で、幼い恋心と一緒に過ごしてまいります。
記憶を失くした婚約者
桜咲 京華
恋愛
侯爵令嬢エルザには日本人として生きていた記憶があり、自分は悪役令嬢であると理解していた。
婚約者の名前は公爵令息、テオドール様。
ヒロインが現れ、テオドールと恋に落ちれば私は排除される運命だったからなるべく距離を置くようにしていたのに、優しい彼に惹かれてしまう自分を止められず、もしかしたらゲームの通りにはならないのではないかと希望を抱いてしまった。
しかしゲーム開始日の前日、テオドール様は私に関する記憶だけを完全に失ってしまった。
そしてゲームの通りに婚約は破棄され、私は酷い結末を迎える前に修道院へと逃げ込んだのだった。
続編「正気を失っていた婚約者」は、別の話として再連載開始する為、このお話は完結として閉じておきます。
婚約者に嫌われた伯爵令嬢は努力を怠らなかった
有川カナデ
恋愛
オリヴィア・ブレイジャー伯爵令嬢は、未来の公爵夫人を夢見て日々努力を重ねていた。その努力の方向が若干捻れていた頃、最愛の婚約者の口から拒絶の言葉を聞く。
何もかもが無駄だったと嘆く彼女の前に現れた、平民のルーカス。彼の助言のもと、彼女は変わる決意をする。
諸々ご都合主義、気軽に読んでください。数話で完結予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる