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本編

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その次の日、公爵様とドレスの採寸師、デザイナーがやって来た。私の体のサイズを測りデザインを描き起こしていく。その手際はとても見事なものだった。そのドレスのデザインも私と(主に)公爵様の意見を取り入れて、素晴らしいものとなった。
「ミリアリア様はとても見目麗しくスタイルもよろしいので、イメージが沢山湧くのですわ」
デザイナーがそう言うと、公爵様がとても誇らしげにそうだろうと言うのだった。
ドレスはボールガウンで純白の生地のものに決定した。たくさんのフリルをつけるので、スカート部分のボリュームが大変なことになりますわ。ですが、重量はさほど無いようなので少し安心ですわ。公爵様は楽しそうだ。ドレスのデザインやその他諸々のことを決めるのは殿方にとっても楽しいものなのかしら?
「公爵様、楽しそうですね。」
「楽しいに決まっているだろう。君のドレスを考えることが出来るんだぞ、楽しくないわけがない。」
目を輝かせている。こんな公爵様初めて見ましたわ。
「公爵様はミリアリア様に夢中ですわね。ほかの方など眼中にないようですわ!私ミリアリア様が羨ましいですわ!」
「もう本当に、私の旦那様にも見習っていただきたいわ」
採寸師とデザイナーが言った。それを聞いてまた嬉しそうにする公爵様が、まるで子供のように感じられますわ。
そんなこんなでキャーキャー言いながら(主に公爵様、採寸師とデザイナー)今日が過ぎていった。


ー後書きー
皆さんこんにちは、おはようございます、こんばんは。(時間帯によって違うので複数書いてみましたテヘッ)今回のお話、とても短かったと思います。祐翔は、ただ今伊勢に来ておりますので、執筆時間があまり取ることが出来ずこのような短いお話になりました。ほんとどうでもいい話ですが、私は三重県在住です(´・∀・`)。本当どうでもいいですね・・・。
因みに今回のお話はドレスについてでしたが、皆さんボールガウンってご存知ですか?
ボールガウンとは、元は夜会用のドレスなんですよー。プリンセスラインとAラインの両方に似ているけども違ったタイプのものですね。ドレスのスカート部分がプリンセスラインよりもふわっと広がっています。その事により、ウエストがとても細く見えるんですよ!!羨ましい。ということで、皆さん結婚式で着るドレスにボールガウンという選択肢も入れてみてくださいね。ドレスのイラストはまたそのうち描きます。(下手だけどね!!)
あれ、なんか本文よりあとがきの方が長い気がする。まぁ、いっか。
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