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いつからだろう。アイツをこんなにも愛しく思い始めたのは。
最初は手助けをするだけのつもりだった。なのに、ふとした仕草や、笑った顔に心が締め付けられる。何で好きになったんだ。アイツは俺の事なんか好きじゃないのに。
頼むよ。俺を見てくれよ。
あの泣いた後に気付いた。彼の事が好きなんだと。ふとした行動や言動に救われた。いつも大人っぽいのに、寝起きだととても幼く見えるところや、意外に大雑把な所があるとか、そういう所がとても愛しく感じる。でも、彼は私の事なんか見ていない。だってレナさんがいるんでしょう?
私のことが好きじゃないなら曖昧な態度を取らないで。勘違いしてしまうわ。
お願い私を見て。
旅の道中は、無言だった。否、喋れなかったというのが正しいだろう。それぞれの心の中の相反する考えがそうさせていた。どうせ自分なんかの事を好きなはずがない。でも、自分だけを見てほしい。そんな感情が心の中に渦を巻き嵐を起こしている。
伝えたい。だけどこんな醜い感情の自分を見られたくない。その想いがふたりを無言にさせていた。
ー後書きー
誕生日企画第3弾です!!
もどかしい。書いていてそう思いました。もう早く気持ちを伝えてくっ付いちまえよって思う自分がいます。
こんなシリアス(?)な文章は苦手です。書けないんですよ。だから短い・・・。暫くこんなのが続くと思います。やだなー。
まだしばらくお付き合いくださいませ。ではまた次回でお会いしましょう。
最初は手助けをするだけのつもりだった。なのに、ふとした仕草や、笑った顔に心が締め付けられる。何で好きになったんだ。アイツは俺の事なんか好きじゃないのに。
頼むよ。俺を見てくれよ。
あの泣いた後に気付いた。彼の事が好きなんだと。ふとした行動や言動に救われた。いつも大人っぽいのに、寝起きだととても幼く見えるところや、意外に大雑把な所があるとか、そういう所がとても愛しく感じる。でも、彼は私の事なんか見ていない。だってレナさんがいるんでしょう?
私のことが好きじゃないなら曖昧な態度を取らないで。勘違いしてしまうわ。
お願い私を見て。
旅の道中は、無言だった。否、喋れなかったというのが正しいだろう。それぞれの心の中の相反する考えがそうさせていた。どうせ自分なんかの事を好きなはずがない。でも、自分だけを見てほしい。そんな感情が心の中に渦を巻き嵐を起こしている。
伝えたい。だけどこんな醜い感情の自分を見られたくない。その想いがふたりを無言にさせていた。
ー後書きー
誕生日企画第3弾です!!
もどかしい。書いていてそう思いました。もう早く気持ちを伝えてくっ付いちまえよって思う自分がいます。
こんなシリアス(?)な文章は苦手です。書けないんですよ。だから短い・・・。暫くこんなのが続くと思います。やだなー。
まだしばらくお付き合いくださいませ。ではまた次回でお会いしましょう。
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