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case1。マロンニス病【クリ責め】
友達でいてくれないかな
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おちんぽクリニックから外に出た時には、もう辺りが暗くなっていた。随分長い時間治療していたみたいだ。
……本当は、勃起していた零士のちんこを扱きたかったけど、俺の意識がぽわぽわしている間にトイレで抜いてしまっていた。しかも、俺が色々と漏らしてしまったモノまで処理してくれてて、逃げるように飛び込んだシャワー室から暫く出ることが出来なかった。
「……」
「……」
肌に当たる風は冷たくて、冷静な思考を呼び戻してくる。今更ながらに、酷い痴態をたくさん見せてしまった。穴を掘って籠ってしまいたいくらいだけど……、お礼は、言わないと。
それと、これからのことも。
「れ、零士。今日は、その、ありがと。気持ち悪がらずに治療してくれて、嬉しかった」
「気持ち悪いなんて思うわけないだろ。つーか、オレの方こそだいぶ無理させたよな。みーちゃん、身体大丈夫か?」
「うん。……あのさ、零士。もし、よかったらなんだけど。これからも俺と……、友達でいてくれないかな」
「は?」
「あっ、ほんと、嫌だったらいいから!俺が零士のこと……すっ、好き、なのはバレちゃったしさ。零士が嫌だって思うなら、もう、近付かないようにするから」
「おい、勝手に……」
「こ、これまで仲良くしてくれてありが」
「みぞれ」
「と、っんぅ!?」
直接顔を見ると泣いてしまいそうだったから、視線を逸らしていたのに。零士の両手が頬に添えられて、ぐいっと顔を上向かせられて。
唇を、塞がれた。
「?……んっ、ふ、あゃ……?」
「ふはっ、顔真っ赤。……お前さぁ、オレがこれまで何の下心もなくお願い聞いてやったとでも思ってたのかよ」
「え、ぁ、き、きす……?ひぇ、な、なん、で……っ?」
「混乱してんの?かぁわい♡そんなの、好きだからに決まってんじゃん。オレの性癖歪めた責任もしっかり取ってもらわないとな」
「す、き……?」
「そ。昔からずっとみーちゃんのこと、大好き」
「んぅ♡」
あまりのことに、頭の中が一面お花畑だ。何度もちゅっちゅと落とされる口づけで、身体がとろけてしまいそう♡
混ざり合って一つになってしまいそうな程の長いキスは、俺のムード台無しなくしゃみが出てしまうまで飽きることなく続いた。
──マロンニス病が発症した時はどうしようかと思ったけど。
大好きな人と両想いになれたから、俺にとってはもうキューピッドに近い存在だ。
……本当は、勃起していた零士のちんこを扱きたかったけど、俺の意識がぽわぽわしている間にトイレで抜いてしまっていた。しかも、俺が色々と漏らしてしまったモノまで処理してくれてて、逃げるように飛び込んだシャワー室から暫く出ることが出来なかった。
「……」
「……」
肌に当たる風は冷たくて、冷静な思考を呼び戻してくる。今更ながらに、酷い痴態をたくさん見せてしまった。穴を掘って籠ってしまいたいくらいだけど……、お礼は、言わないと。
それと、これからのことも。
「れ、零士。今日は、その、ありがと。気持ち悪がらずに治療してくれて、嬉しかった」
「気持ち悪いなんて思うわけないだろ。つーか、オレの方こそだいぶ無理させたよな。みーちゃん、身体大丈夫か?」
「うん。……あのさ、零士。もし、よかったらなんだけど。これからも俺と……、友達でいてくれないかな」
「は?」
「あっ、ほんと、嫌だったらいいから!俺が零士のこと……すっ、好き、なのはバレちゃったしさ。零士が嫌だって思うなら、もう、近付かないようにするから」
「おい、勝手に……」
「こ、これまで仲良くしてくれてありが」
「みぞれ」
「と、っんぅ!?」
直接顔を見ると泣いてしまいそうだったから、視線を逸らしていたのに。零士の両手が頬に添えられて、ぐいっと顔を上向かせられて。
唇を、塞がれた。
「?……んっ、ふ、あゃ……?」
「ふはっ、顔真っ赤。……お前さぁ、オレがこれまで何の下心もなくお願い聞いてやったとでも思ってたのかよ」
「え、ぁ、き、きす……?ひぇ、な、なん、で……っ?」
「混乱してんの?かぁわい♡そんなの、好きだからに決まってんじゃん。オレの性癖歪めた責任もしっかり取ってもらわないとな」
「す、き……?」
「そ。昔からずっとみーちゃんのこと、大好き」
「んぅ♡」
あまりのことに、頭の中が一面お花畑だ。何度もちゅっちゅと落とされる口づけで、身体がとろけてしまいそう♡
混ざり合って一つになってしまいそうな程の長いキスは、俺のムード台無しなくしゃみが出てしまうまで飽きることなく続いた。
──マロンニス病が発症した時はどうしようかと思ったけど。
大好きな人と両想いになれたから、俺にとってはもうキューピッドに近い存在だ。
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