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あの後、用意してもらった服に身を包んで、彼等の話を聞いた。
要約すると、ここは遊戯神ダイスとやらが治める世界。百年に一度、七つの国から代表を選んで、気紛れな神を楽しませる御前試合をするのが慣わしらしい。試合といっても、行なわれるのは品評会のようなものらしく、代表者は数人の協力者と一緒にアピールを行なうとのことだ。
そうして最終的に神に気に入られた国が、これから向こう百年栄え続けるんだそうだ。
俺達が居る国は、そんな七つの国の一つ、ムンサルト。召喚術を行ったハクレイとファシーラが、俺の協力者になるらしい。他と差をつけるために異世界の人間を召喚したらしいけど……、それで特段何の秀でたところもない、寧ろ落ちこぼれと馬鹿にされるような俺が来たのは爆死ガチャにも程があるだろ。
御前試合が終われば元の世界の元の時間に戻せると言われたから、そこはまあ、いいとしよう。ただ、俺の許可もなく勝手に……、お、おまんこを作りやがったのは本当に理解しがたい。
「ダイス神は気紛れで奔放な御方です。興味を引くためには、これまで見たことのない者を見せる必要がありまして……」
「まだるっこしいな。お前が可愛かったから、まんこつけたらもっと可愛くなるだろって思っただけだっての」
「ハクレイ!また貴方は明け透けな物言いを……」
「いや、つーか凄く嫌な予感するんだけど……、その御前試合ってやつで、俺は何をさせられるわけ?」
「それは勿論、性のアピールです。淫らでいやらしくあればある程、ダイス神は興奮されますので」
「は……?」
ひくりと口の端が引き攣った。真剣な顔で何言ってんだ。性をアピールだなんて、そんなの。
「いや、普通に分不相応じゃん……。俺がどんだけいやらしくアピールしたところで、滑稽だって笑われて終わりに決まってるだろ」
「ふーん?アピールすること自体は嫌がらないんだな?」
「は?別に、嫌がる必要はないだろ。俺はハクレイ達の言うことに絶対服従なんだし」
「へぇ~、良い感じに効いてんじゃん。オレ以上にえげつねぇことするよな、ファシーラ」
「少し精神を素直にしてさしあげただけですよ」
「それがえげつねぇって言ってんの」
「とにかく、不安がることはありません。これから開発や調教していきますから、一緒に頑張っていきましょう?」
二人して悪い笑みを浮かべてるけど、話の内容はよく分からなかった。まあ、俺が頑張って淫らになるのに変わりはないから、よく理解できてなくても問題ないか。
「ああ、そうでした。肝心のお名前を聞いていませんでしたね」
「へ?名前はミチルだけど……」
「ミチルさん。可愛いお名前ですね。では、手始めに自分のことを名前で呼んでみましょうか」
「え……。流石に成人してそれはキツくないか?」
「キツくなんてねぇよ。お前がすることなら何でも可愛いんだから」
「う……」
ハクレイは口が悪い割に、俺のことを何度も可愛いって言い過ぎだと思う。いきなりキスしてきたりおまんこイかされてびっくりはしたけど、今思うと全然嫌じゃなかったな……♡
「……ミ、ミチルのこと、キモいって思わないか……?」
「思う訳ありませんよ。とても愛らしいです。今日はおまんこが出来たばかりですし、ゆっくり休みましょうか」
「へっ?い、弄らねぇの?」
てっきりおまんこを触られるものだと思っていたから、虚を突かれてしまった。
「あーあー、んな物欲しそうな可愛い顔すんなよ。食いたくなっちまう」
視線はギラリとしてるのに、声音がびっくりするくらい甘い。小さなパンツの中でおちんぽとおまんこがきゅんきゅんしてしまう。
二人が着せてくれた薄ピンクのベビードールみたいな服はスケスケで、乳首がうっすら見えている上に、おちんぽの形は丸分かりだし、……おまんこのところはじっとり湿ってしまった。
こんな可愛い服、俺には……ミチルには似合わないって思ったけど、二人が褒めてくれるからミチルも嬉しいって思って……♡
いや、今は服のことは置いといて。
もじもじと脚を擦り合わせながら、言葉を選ぶ。
「た、食べても、いいけど……♡ミ、ミチルはハクレイとファシーラの、えっと……、ペットみたいなものなんだろ?」
「ペット?まあ、愛でたいという気持ちでは合っているとも言えますけど、私たちはミチルさんのことを一人の人間として見ていますよ」
「そ。だから今日はおあずけな?ここで無理矢理襲っちまったら、まーたファシーラの手が飛んでくっからなぁ」
「私達の言うことには従えますよね?」
「ん……。分かった……」
言葉では従順に返事をしたけど、ミチルのおまんこは寂しいよってぐじゅぐじゅきゅんきゅん泣き出しちゃった……。小さいパンツがぐしょぐしょになって、椅子にも染みちゃったかもしれない。
でも、我慢だ。おあずけなんだから、我慢したらきっと、ご褒美が待ってるはずだから……♡
あの後、用意してもらった服に身を包んで、彼等の話を聞いた。
要約すると、ここは遊戯神ダイスとやらが治める世界。百年に一度、七つの国から代表を選んで、気紛れな神を楽しませる御前試合をするのが慣わしらしい。試合といっても、行なわれるのは品評会のようなものらしく、代表者は数人の協力者と一緒にアピールを行なうとのことだ。
そうして最終的に神に気に入られた国が、これから向こう百年栄え続けるんだそうだ。
俺達が居る国は、そんな七つの国の一つ、ムンサルト。召喚術を行ったハクレイとファシーラが、俺の協力者になるらしい。他と差をつけるために異世界の人間を召喚したらしいけど……、それで特段何の秀でたところもない、寧ろ落ちこぼれと馬鹿にされるような俺が来たのは爆死ガチャにも程があるだろ。
御前試合が終われば元の世界の元の時間に戻せると言われたから、そこはまあ、いいとしよう。ただ、俺の許可もなく勝手に……、お、おまんこを作りやがったのは本当に理解しがたい。
「ダイス神は気紛れで奔放な御方です。興味を引くためには、これまで見たことのない者を見せる必要がありまして……」
「まだるっこしいな。お前が可愛かったから、まんこつけたらもっと可愛くなるだろって思っただけだっての」
「ハクレイ!また貴方は明け透けな物言いを……」
「いや、つーか凄く嫌な予感するんだけど……、その御前試合ってやつで、俺は何をさせられるわけ?」
「それは勿論、性のアピールです。淫らでいやらしくあればある程、ダイス神は興奮されますので」
「は……?」
ひくりと口の端が引き攣った。真剣な顔で何言ってんだ。性をアピールだなんて、そんなの。
「いや、普通に分不相応じゃん……。俺がどんだけいやらしくアピールしたところで、滑稽だって笑われて終わりに決まってるだろ」
「ふーん?アピールすること自体は嫌がらないんだな?」
「は?別に、嫌がる必要はないだろ。俺はハクレイ達の言うことに絶対服従なんだし」
「へぇ~、良い感じに効いてんじゃん。オレ以上にえげつねぇことするよな、ファシーラ」
「少し精神を素直にしてさしあげただけですよ」
「それがえげつねぇって言ってんの」
「とにかく、不安がることはありません。これから開発や調教していきますから、一緒に頑張っていきましょう?」
二人して悪い笑みを浮かべてるけど、話の内容はよく分からなかった。まあ、俺が頑張って淫らになるのに変わりはないから、よく理解できてなくても問題ないか。
「ああ、そうでした。肝心のお名前を聞いていませんでしたね」
「へ?名前はミチルだけど……」
「ミチルさん。可愛いお名前ですね。では、手始めに自分のことを名前で呼んでみましょうか」
「え……。流石に成人してそれはキツくないか?」
「キツくなんてねぇよ。お前がすることなら何でも可愛いんだから」
「う……」
ハクレイは口が悪い割に、俺のことを何度も可愛いって言い過ぎだと思う。いきなりキスしてきたりおまんこイかされてびっくりはしたけど、今思うと全然嫌じゃなかったな……♡
「……ミ、ミチルのこと、キモいって思わないか……?」
「思う訳ありませんよ。とても愛らしいです。今日はおまんこが出来たばかりですし、ゆっくり休みましょうか」
「へっ?い、弄らねぇの?」
てっきりおまんこを触られるものだと思っていたから、虚を突かれてしまった。
「あーあー、んな物欲しそうな可愛い顔すんなよ。食いたくなっちまう」
視線はギラリとしてるのに、声音がびっくりするくらい甘い。小さなパンツの中でおちんぽとおまんこがきゅんきゅんしてしまう。
二人が着せてくれた薄ピンクのベビードールみたいな服はスケスケで、乳首がうっすら見えている上に、おちんぽの形は丸分かりだし、……おまんこのところはじっとり湿ってしまった。
こんな可愛い服、俺には……ミチルには似合わないって思ったけど、二人が褒めてくれるからミチルも嬉しいって思って……♡
いや、今は服のことは置いといて。
もじもじと脚を擦り合わせながら、言葉を選ぶ。
「た、食べても、いいけど……♡ミ、ミチルはハクレイとファシーラの、えっと……、ペットみたいなものなんだろ?」
「ペット?まあ、愛でたいという気持ちでは合っているとも言えますけど、私たちはミチルさんのことを一人の人間として見ていますよ」
「そ。だから今日はおあずけな?ここで無理矢理襲っちまったら、まーたファシーラの手が飛んでくっからなぁ」
「私達の言うことには従えますよね?」
「ん……。分かった……」
言葉では従順に返事をしたけど、ミチルのおまんこは寂しいよってぐじゅぐじゅきゅんきゅん泣き出しちゃった……。小さいパンツがぐしょぐしょになって、椅子にも染みちゃったかもしれない。
でも、我慢だ。おあずけなんだから、我慢したらきっと、ご褒美が待ってるはずだから……♡
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