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主人公の成れの果て
中編
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「…………なん、だ?これ……」
「あ……、ああぁ……、み、みないで、おねがい、にーる……」
ガタガタと全身が震える。気をつけていた、はずなのに。見られてしまった。僕の傷を。誰にも見せられない痕を。
『淫乱』
『クソ穴野郎』
『ちんぽ募集中』
赤く腫れた、ミミズのような文字。言葉に出すのも憚られるようなそれが、太腿に刻まれている。太腿だけじゃなく、今は隠れているその下も。服で覆われている上半身にも。ふしだらで、下品な言葉が。
呪いの鞭で刻まれた言葉は、解呪されるまで傷跡になって残り続ける。けれど、解呪には多額のお金がかかるから……、僕には到底無理な話だった。
それを、ニールに見られた。
きっと優しい彼は見なかったことにしてくれるに違いない。だけど、心の底ではきっと、呪いの鞭を打たれる程のことをしたんだと軽蔑する、はず。
たった一人の友達を、こんなことでなくすなんて──。
「ひうっ!?……っえ、ニ、ニール……!?何して……っ!」
「解呪」
「んあっ♡か、いじゅ……って、っひ♡どうして、舐め……、んぅ♡」
れろり、と熱い感覚が傷跡を這って、ビリビリとした刺激が走った。なにこれ、なんだこれ、なんなのこれ、おかしい、きもちいい、なんでなめてるの、なんで、なんで……!
「ずっと、隠してたんだな。俺にも気づかれないように」
「ひゃ……っ♡」
「全部、治してやるから」
「まっ、て……♡んうっ♡そんな、とこ、舐められたら……、あっ♡」
際どいところをぺろりと舐められて、キスで硬くなったちんぽが更にむくりと頭を擡げていく。それなのに、ニールは顔を離してくれない。寧ろ玉や竿を揉みながら傷痕をじゅるっと吸い始めて……っ♡
「ふ、うぅ……っ♡ニール、だめ、僕、よわい、からぁ……♡イく、精液、出るから、離れ、て……っ♡」
「ん、出そうなのか?」
「そう、言ってるっ……♡だから、はやく、……っひ!?」
ぱくり。
温かいモノに僕のちんぽが包まれた瞬間、我慢が出来なくなったそこから少量の精液が飛び出していった。
それは、トイレを汚すことなく、ちんぽを咥えているニールの口の中に注がれていって……。
──ごくん
……そのまま、嚥下された。
「な……っ!な、何してるんだよ!?そんな、汚いもの……っ!ほら、早く吐き出して!ぺってして!」
「やっぱ俺達、魔力の相性最高すぎ。美味かったよ」
「ニール!冗談はいいから……!」
「冗談で精液飲むわけないだろ。リャスのだからこうしたかったんだよ。……うん、解呪も進んでる」
「え……」
真っ赤になりながら自分の太腿を見ると、そこにあったはずの下品なミミズ腫れが消えていた。さっき、ニールが舐めてくれたところだ。
「さて、と。どうやら呪いは上半身にもあるみたいだし、残りの分はここじゃなくて部屋で解呪するか」
「な、なんで……?だって、舐めただけで解呪出来るなんて、そんなの、聞いたことない……」
「そういう体質なんだよ、体質。生まれつきな。……俺はリャスのこと気に入ってるし、好きだからさ。全身綺麗に舐めて治してやるよ」
「あ、わ……っ!ちょっ、ニール……!」
僕の疑問は放られて、てきぱきと服を整えたかと思うとそのまま横抱きにされてしまった。
身長は僕より少し高いくらいなのに、あっさりと抱っこして歩き始めたニールは全くよろける素振りがない。ドキドキと高鳴る胸はちっとも落ち着かなくて、ニールの香りで更に心臓が熱くなる。
そうして連れていかれた寮の一室、僕とニールの相部屋で──、それはもう、隅々まで。呪いが書かれていないはずのおしりの穴やちんぽまでたっぷり舐められた僕は、あまりの羞恥でオーバーヒートする羽目になった。
「あ……、ああぁ……、み、みないで、おねがい、にーる……」
ガタガタと全身が震える。気をつけていた、はずなのに。見られてしまった。僕の傷を。誰にも見せられない痕を。
『淫乱』
『クソ穴野郎』
『ちんぽ募集中』
赤く腫れた、ミミズのような文字。言葉に出すのも憚られるようなそれが、太腿に刻まれている。太腿だけじゃなく、今は隠れているその下も。服で覆われている上半身にも。ふしだらで、下品な言葉が。
呪いの鞭で刻まれた言葉は、解呪されるまで傷跡になって残り続ける。けれど、解呪には多額のお金がかかるから……、僕には到底無理な話だった。
それを、ニールに見られた。
きっと優しい彼は見なかったことにしてくれるに違いない。だけど、心の底ではきっと、呪いの鞭を打たれる程のことをしたんだと軽蔑する、はず。
たった一人の友達を、こんなことでなくすなんて──。
「ひうっ!?……っえ、ニ、ニール……!?何して……っ!」
「解呪」
「んあっ♡か、いじゅ……って、っひ♡どうして、舐め……、んぅ♡」
れろり、と熱い感覚が傷跡を這って、ビリビリとした刺激が走った。なにこれ、なんだこれ、なんなのこれ、おかしい、きもちいい、なんでなめてるの、なんで、なんで……!
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「ひゃ……っ♡」
「全部、治してやるから」
「まっ、て……♡んうっ♡そんな、とこ、舐められたら……、あっ♡」
際どいところをぺろりと舐められて、キスで硬くなったちんぽが更にむくりと頭を擡げていく。それなのに、ニールは顔を離してくれない。寧ろ玉や竿を揉みながら傷痕をじゅるっと吸い始めて……っ♡
「ふ、うぅ……っ♡ニール、だめ、僕、よわい、からぁ……♡イく、精液、出るから、離れ、て……っ♡」
「ん、出そうなのか?」
「そう、言ってるっ……♡だから、はやく、……っひ!?」
ぱくり。
温かいモノに僕のちんぽが包まれた瞬間、我慢が出来なくなったそこから少量の精液が飛び出していった。
それは、トイレを汚すことなく、ちんぽを咥えているニールの口の中に注がれていって……。
──ごくん
……そのまま、嚥下された。
「な……っ!な、何してるんだよ!?そんな、汚いもの……っ!ほら、早く吐き出して!ぺってして!」
「やっぱ俺達、魔力の相性最高すぎ。美味かったよ」
「ニール!冗談はいいから……!」
「冗談で精液飲むわけないだろ。リャスのだからこうしたかったんだよ。……うん、解呪も進んでる」
「え……」
真っ赤になりながら自分の太腿を見ると、そこにあったはずの下品なミミズ腫れが消えていた。さっき、ニールが舐めてくれたところだ。
「さて、と。どうやら呪いは上半身にもあるみたいだし、残りの分はここじゃなくて部屋で解呪するか」
「な、なんで……?だって、舐めただけで解呪出来るなんて、そんなの、聞いたことない……」
「そういう体質なんだよ、体質。生まれつきな。……俺はリャスのこと気に入ってるし、好きだからさ。全身綺麗に舐めて治してやるよ」
「あ、わ……っ!ちょっ、ニール……!」
僕の疑問は放られて、てきぱきと服を整えたかと思うとそのまま横抱きにされてしまった。
身長は僕より少し高いくらいなのに、あっさりと抱っこして歩き始めたニールは全くよろける素振りがない。ドキドキと高鳴る胸はちっとも落ち着かなくて、ニールの香りで更に心臓が熱くなる。
そうして連れていかれた寮の一室、僕とニールの相部屋で──、それはもう、隅々まで。呪いが書かれていないはずのおしりの穴やちんぽまでたっぷり舐められた僕は、あまりの羞恥でオーバーヒートする羽目になった。
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