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2:写真撮影

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「う、わぁ……っ!すごい……、お祭りみたい……!」
「そうでしょ?ドスケベは毎日こんな感じだよ。ここはまだエントランスのような場所だけど、色んなお店が開いているんだ。お土産を買うなら、帰りにここで見繕うといいよ」
「め、目移りしそう……。ネルク君のおすすめってある?」
「そうだなぁ……、それは帰りのお楽しみにしておこうか」
「えぇ……、焦らさないでよ」
「ん、それいいね。もっと言ってよ」
「な……っ、ネ、ネルク君!」
「あははっ、冗談冗談」

 口角を上げてからかってくるネルク君もかっこいい。俺みたいな童貞はからかい甲斐があるんだろうな……。

 それにしても、ドスケベは文献で読んだ内容とだいぶ違ってるなぁ。本だと、傾国の美女がお出迎えとか、魔法によるパレードが行われているとか書いてあったけど。

「……なんというか、すごいね。店先でセックスしてるのなんて初めて見たよ」
「ここだと普通なんだけどね。集客も出来るし、気持ちよくなれるしで一石二鳥だからさ」
「それに、男の人ばっかり」
「ドスケベは男だけの国だから。でも、ナイトくんが知らなくてもおかしくないよ。ここはどこの国とも隔絶しているからね」
「そうなん……、いたっ!」

 不意に尻を叩かれて、身体が跳ねてしまう。慌てて後ろを見ると、男の子達が笑いながら走り去っていくところだった。

「大丈夫?あの悪ガキ達、国外の人が珍しくてすぐにちょっかいかけるんだよ」
「あ……、う、うん、びっくりしたけど、大丈夫……、っ」

 はずみで痛いなんて言ってしまったけど、子供の力だったしそこまで痛くない。それより、ネルク君が労わるように俺の尻を撫でてきた方が問題だ。手を繋ぐだけでドキドキしていたのに、密着して尻を触られてるだなんて……、ちんちんがむずむずしてしまう。
 しかも、なかなか手を離してくれないし、服からはみ出している尻をやわやわと揉み始めてしまった。

「んっ、ネ、ネルク君……っ、もう、痛くないから……」
「だーめ。折角だから、このまま歩こ?ほら、同じように歩いてる人達もいるでしょ」
「ぁ……、本当だ……」

 尻どころか露出したちんこを握ってる人もいるし、あっちは……すごい、後ろに挿入したまま歩いてる……!
 抱っこ紐で固定してるのかな?あんなにぐっぽりハマってるのに、二人とも楽しそうだ。

「何、おちんぽホルダーが気になる?」
「おちんぽホルダー……?」
「ほら、あの突っ込まれてる方の子、首にピンクのチョーカーしてるでしょ。あれはレンタルおちんぽホルダーって証なんだ。24時間365日、お金さえ払えばどんな人でもレンタル出来るよ」
「それって、ずっとハメっ放しってこと……?」
「時間は限られてるけどね。最長で三日だったかな。ナイトくんも試したいならレンタル出来るけど、どうする?」
「……ううん、俺は見ているだけでいいかな。それに、組んでもらってるツアーもあるし」
「そう?別にホルダーつけたままでもいいんだけどね。……ああ、そっか。……ナイトくん、挿れられたい方?」
「ちっ……!違うっ!俺はそんな……っ、そんなこと、思ってない!」
「あははっ、顔真っ赤。かーわい♡」
「ひっ、う、だから、尻っ、揉むなぁ……っ」

 挿れられたい、だなんて。
 この国ではそれが日常的に行われてるみたいだけど、俺はそんなこと思わない。どちらかといえば挿れたい方だし。……うん、そのはずだ。ネルク君に抱いてもらえたらなんて、これっぽっちも思ってない。

「そうだ、記念写真撮ろうか。とっておきのスポットがあるんだ」
「写真……?でも俺、あんまり映るの得意じゃなくて……」
「なんで?可愛いのに」
「お世辞はいいよ。自分が冴えない容姿なのは分かってるからさ」
「んー……、僕からしてみれば、抱き潰したいくらい可愛くて堪らないんだけどな。あっ、ねえねえそこのお兄さん、この子のことどう思う?」
「えっ、ちょ……っ!?」

 なんだかとんでもないことを言われた気がする。そのことを聞き返す前に、通りすがりの男の人にぐいっと突き出されてしまった。その人は少し驚いたようだったけど、すぐににっこり微笑んで、

「すごく可愛らしい方ですね。国外から来られたようですが、この国が気に入ったら是非永住してくださいね」

 そう答えると、会釈して去っていった。剥き出しのお尻から複数のコードが伸びているのを見送りながら、俺はそっとネルク君に尋ねてみる。

「永住……って、そんなに簡単に出来るの?」
「あ、そっち?もちろん出来るよ。ちょっとした審査は必要だけどね。……それより、自分が可愛いって自覚は持てた?」
「だ、だから、それは……、ん、ぅっ」
「ほら、そんなに頬を赤く染めて。僕が悪い男だったらぺろっと食べちゃうよ?」

 ガイドの仕事って、こんなことまでするんだろうか?尻を撫でられながら頬に軽くキスをされて、なんだかもういっぱいいっぱいだ。

「し、写真っ、撮るから、離れて……っ!」
「そう?よかった。ナイトくんの可愛い姿、いっぱい撮ってあげるよ」

 ようやくネルク君の身体が離れていったけど、火照ってしまった俺の身体はなかなか冷めそうにない。きっと今の俺はすごくだらしない顔になっていると思う。咄嗟に撮るなんて言ってしまったけど、失敗したかな……。

「ほら、あそこの広場に設置してあるのがドスケベの撮影スポットだよ」
「あれが……?」

 少し開けた所にあったのは、顔出しパネルのようなものだった。白い大きなパネルに穴が空いている、たったそれだけの物。あそこから顔を見せても、シュールでしかないだろう。

「今は真っ白だけど、あのパネルには魔法が組み込まれているんだ。早速試してみようか」

 ぐいぐいと引っ張られるままにパネルの傍に連れていかれた俺は、後ろに回される……ことはなく、表側から頭を突っ込まされていた。

「え?」

 小さいように思えた穴は、魔法のせいか俺の身体の大きさに広がって、腹あたりまで通った後にきゅっと縮まった。パネルの表側に下半身だけ残してしまった体勢だ。動きたくても動けない。

「うんうん、いい感じだよ~」
「こ、これ……っ、顔出しパネルじゃ……!?」
「違うよ。これは尻出しパネル。ナイトくんが可愛くお尻をふりふりしている所、ばっちり撮ってあげるね」
「……っ!やめ、っあ♡」

 食いこんでいた服を上に引っ張られて、股間がぐにぐにと刺激される。どうにか快楽から逃げようとしても、足をもじもじとくねらせることしか出来ない。

「ひっ♡あ、そこ……っ♡おしり、だめ……!」
「ん~、きつきつ処女まんこも可愛いね♡」

 服を横にずらされて、晒されたお尻の穴をネルク君に撫でられる。……あぁ、違う、俺のここは処女まんこだっけ。間違えないようにしないと。

「ネルク、君……っ♡俺のおまんこ、触るのやめてっ……♡」
「どうして?おまんこすりすり気持ち悪い?」
「へんっ、へんになっちゃうから……っ♡」
「変になってもいいのに。……ナイトくんが嫌って言うなら仕方ないか~。本当なら、おちんぽごしごししながらおまんこちゅぽちゅぽするのが体験の一つだったんだけど」
「あ……」

 そっか、これもツアーの一部だったんだ。残念そうに呟いたネルク君の指が離れていって、空気が触れるおまんこが切なくひくついた。
 気が付けば、爪先立ちになってお尻を左右に振っていた。

「た、体験、したい……っ♡ネルク君、俺、何も知らないから……、もっと教えて……?」
「……あは♡もちろんいーよ♡」
「んくっ、ひあぁっ♡」

 服越しにおちんぽをぎゅむっと掴まれて、おまんこが温かくてぬるついた感触でなぞられる。しこしこぴちゃぴちゃと与えられる快感に、俺の背が仰け反ってしまう。

「はうぅっ♡あ♡おまんこっ♡♡なに、あったかい……♡♡きもち、いいよぉっ♡♡ん゛ぁっ♡あ゛……、はいって、きたぁ♡♡」

 処女まんこにぬちりと侵入してきたそれが、的確に俺の弱いところを責めてくる。おまんこを弄られるの、初めてなのに。おちんぽを一緒に刺激されているとはいえ、どうしてこんなに気持ちいいんだろう……♡

「あー……、ナイトくんのおまんこ、すごくあっつあつ♡僕の舌が溶けちゃいそうだよ」
「し、舌……っ!?うそ、え、舐め……っ!?だ、だめ、汚いのに……!」
「大丈夫。んちゅっ、着替えの魔法陣の時に、洗浄魔法もしておいたからさ」
「あ、ああぁっっ♡そこぉっ♡♡なめなめだめぇっ♡♡おっ♡おちんぽもっ♡あ、もう、イくっ、イくからぁっ♡♡♡」
「子供ちんちんなナイトくんは早漏なんだね。いいよ、おまんこ舐められながら服の中にザーメンおもらししちゃってよ♡」
「ひ、ぅ、あああああぁっっ♡♡♡♡」

 びくっ♡びくんっ♡
 ビュルルッ♡♡

 掻き回されるようにおまんこを舐められて、おちんぽを薄い布越しに激しく扱かれて、俺は呆気なく射精してしまった。こんなに早漏じゃなかったはずなのに……、相手がネルク君だから……?

「ん゛ぉっ!?」
「わ、だいぶ柔らかくなったね♡」
「な、んで、指……っ!?」
「まだ終わりじゃないからだよ。おまんことろとろ体験もここで出来るから、ナイトくんのために頑張っちゃうよ」

 イった余韻も冷めやらぬまま、ネルク君に指マンをされてぐちゅぐちゅとおまんこを解されていく。舌だと届かなかったしこりを捏ねられる度に、俺の身体は無様に跳ねた。

「おっ♡ほぅっ♡ふ♡あ、あぁっ♡♡こ、こねこね、らめぇ♡」
「前立腺こねこねとんとんされるの、気持ちいーでしょ。ほら、こういう時には正直に答えないと♡」
「あ゛っ♡う、うん……っ♡きもち、いいっ♡♡とんとん、しゅきぃ♡おまんこきゅんきゅんしちゃうよぉ……♡♡」
「いい子」

 初めてのおまんこだったはずなのに。
 俺のナカにはみっちりと複数の指が出入りしているのが分かった。すごい、満たされてる、……気持ちいい。
 ああ、だけど、もっと太いものが……ネルク君のおちんぽが、欲しくなってきちゃう……♡♡
 こういう時は、正直にならないといけないんだよね?

「ネルク君……っ♡ネルク君の、おちんぽください♡俺のきつきつ処女まんこを、とろとろ非処女まんこにしてほしいよぉ……♡っひう゛っ♡♡」

 じゅぽんっ!と指が勢いよく抜かれていったと思った瞬間、おまんこに熱いそれがピタリと宛てがわれた。ゆっくり、傷つけないように、おまんこの縁を広げながら挿入ってくるそれは、俺が望んだモノだ。あまりの圧迫感と快感で、足がびくびくガニ股になってしまう。
 すごい。長いし、太いし、俺の子供ちんちんとは全然違う……♡カリがしこりを潰してくるのが気持ちいいし、おまんこ全体を満たされるのがすごく……幸せ……♡

「ふー……、ナイトくんのおまんこ、すごい締め付けてくるね♡おちんぽ抜かないで~って甘えてるみたい♡」
「ん゛っ♡おぉ゛っ♡♡」
「ね、僕の精液どこに欲しい?どこにでもぶっかけてあげるよ」
「は、あ゛んっ♡せ、せー、えきっ♡♡ぶっかけ、やだ、ぁ♡おまんこっ♡おまんこに、びゅーびゅーしてっっ♡♡♡ネルク君の子種は、おまんこに注ぐのが常識だからぁっ♡♡」
「……っ、あははっ、そんな常識は僕ですら初耳だけど……、可愛いナイトくんの望みなら叶えてあげる♡」
「ふお゛おおおぉっっ♡♡♡」

 がっ、と、繋がったまま両足を持ち上げられたせいで、おちんぽの当たる位置が変わって全身が痺れる。今の俺の身体はパネルとネルク君に支えられているようなものなのに、魔法のおかげかきつさは全く感じない。それよりも、頭のてっぺんから爪先まで、多幸感でいっぱいだ。

 それから暫くガツガツと貪るようにおちんぽで掘削されて……、熱い精液がおまんこにドプドプと注がれる頃には、俺も俺のおまんこも蕩けきっていた。

「ぁ……♡~~っ♡♡♡」

 好き♡すきすき♡おちんぽ大好き♡ネルク君もだぁいすき……♡♡♡

 ……足を下ろされて、ぐりぐりとザーメンを塗りつけるようにおちんぽを擦り付けられた後、ゆっくりとそれが引き抜かれていく。

 ズリュッ、ヌポンッ♡
 ブピッ♡ビュボッッ♡♡

「ひっ♡あ、やだぁ♡ざーめん、出ちゃうぅ……♡」

 ネルク君のほかほかザーメンの量はとても多くて、はしたない音を立てておまんこから漏れてしまった。ビュルッと飛び出したのは最初だけで、後はどろりと蜂蜜のように垂れていく。きっと今の俺は、尻尾みたいにおまんこからザーメン垂らしているんだろうな。

「よ……っと。お疲れ様、ナイトくん♡」
「あ……、ネルク、君……、っ!?」

 穴が広がって、ネルク君にずるりと引き寄せられる。抱きしめられたことにドキドキするよりも先に、その場の光景に声を失ってしまった。

 人、人、人──。
 色んな格好をした人が……多分ドスケベの国民達が、集まってこっちを見つめていた。その表情はみんな微笑ましいものを見るようなものだったけど、俺はあまりの恥ずかしさに全身が沸騰してしまう。

「あ……、う、うそ、あんな、たくさんの人に、見られ……っ♡」
「ああ。そうだよ、ナイトくんが尻出しパネルを楽しんでいるところを見てくれたんだから、御礼を言わないとね」
「お、おれい……?」

 ……それも、そうか。何で恥ずかしいなんて思ったんだろう。貴重な時間を使って俺のおまんこを見てもらったんだから、ちゃんと御礼をしないと。

「え、えっと、俺のおまんこがネルク君のおちんぽを美味しくしゃぶっているとこ、見てくれてありがとうございます……っ♡」

 ネルク君に抱き寄せられたまま頭を下げると、みんな温かい声をかけてくれた。「ドスケベをもっと楽しんで」と口々に言いながら、集まっていた人達がバラけていく。ここの国民は、優しい人ばかりなんだな……。

「ナイトくん、服が汚れちゃったから新しい服を買いに行こうか。その後にご飯を食べながらさっき撮った写真を一緒に見よう?」
「う、うん……♡」

 改めて下を見ると、自分の精液でべったり張り付いたおちんぽが、完全に色が透けて見えてしまっていた。それに、服がずれたままだからちょっと玉がハミだしている。
 直そうとしたけど、それより先にネルク君に横抱きにされてしまった。

「な……っ!?じ、自分で歩けるよ!」
「だーめ。ガイドなんだから抱っこさせてよ」
「その理屈はおかしいと思う……!」

 からからと笑ったネルク君は、俺をしっかりと抱き上げたまま歩き出してしまう。これもツアーの一環なんだろうか……?そうだとしても、そうじゃなくても、ネルク君にぴったりくっついてるのが恥ずかしくて……嬉しく思ってしまう。おまんこからポタポタとザーメンが落ちていく感覚も、恥ずかしいけどふわふわする。

 赤くなった顔を隠すために、俺はネルク君の胸元に顔を埋めることにした。……ちょっとくらい、こっちから擦り寄ってもいいよね?
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