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最終決戦が始まらない!
その②
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「ようこそ、勇者御一行様。心より歓迎いたします」
「来んの遅すぎ。待ちくたびれたわ」
「待っておったぞ、我の嫁よ」
「四天王の僕達が、ウェルカムちゅーしてあげるね♡」
お城の中に入った瞬間、戦闘態勢に入ることすら出来ないまま、勇者達は四天王から熱くて深くて長いキスをされてしまったのです。
二股に分かれたスプリットタンで勇者を貪るのは、セイルゥ。礼儀正しく嫉妬深く、執着心の強い竜の魔族です。
魔王が悪い者であるという嘘を吹聴したのが、このセイルゥです。魔力を一番強く操れる魔王城に、彼等を呼び寄せるのが目的だったのです。
「はぁ……、なんて愛らしいんでしょう。たったこれだけでこんなに感じていただけたのですか?勇者様はとても淫乱でいらっしゃるのですね」
「ほ、ぉ、ちが、んぷっ……!」
抱き上げられ、抱きしめられてキスをされているため、勇者に逃げ場はありません。いくら鍛えていても、自分より体格も力も強い相手の腕の中から逃げることなど出来ませんでした。バタバタと動いていた足も、今ではだらんと宙に浮いています。
その横で、神官を舐め回しながらカソックをビリビリにしているのは、ゲントーブ。荒い気性のオーガです。オーガにしては身体が小さく、肌の色以外は人間と変わりません。それでも神官のことをすっぽりと覆える巨体は、喜びで震えていました。
「あー、かっわい。お前に似合いそうなモンいっぱい用意してやったからな」
「ふ、あっ、だめ、です……、んあ……っ♡」
真っ赤になって抵抗しようとする神官ですが、与えられる刺激に溺れ、最後にはうっとりと目を閉じてしまいました。この感覚にどこか懐かしさを感じながら。
シーフにマウントを取って口の中を蹂躙しているのは兎獣人のビャクです。体格はシーフよりも小柄ですが、舌のテクニックがえげつなく、シーフの股間が濡れてしまう程でした。
「あっは、もうトんじゃった?まだまだこれからなんだけどな~」
「ほ、ぉ♡らめ、も、きしゅ、やめ……♡」
「やめてあげなーい」
きゅ、と肉球同士をくっつけ合い、指を絡め、更に激しい水音が鳴り響きます。
自己愛気味な魔術師はといえば、キスどころかお尻の部分を破かれて剛直を咥えさせられていました。嬉しそうに奥を穿つのは、バンパイアのザクスです。真上から種付けプレスをしながら、何度も何度も唇を塞ぎます。
「我の愛し子。我の嫁……っ♡ようやく自ら輿入れにきてくれたな。ふ……、あぁ。我にぴったり吸い付きよる♡甘露とはこのことか……♡」
「へ、え?あ、あぁ、お、おちん、ちん、僕の、にゃかに……?ふえっ、ん゛あああぁっっ♡♡らめっ♡ぎもち、いぃ……っ♡♡」
幼児のように舌っ足らずになって喘ぐ魔術師は、すっかり蕩けきっていました。自らも足を絡め、全身で大好きと伝えてしまいます。
ザクスと魔術師のまぐわいに釣られるように、勇者達もキス以上の触れ合いが始まっていきます。
水音と肉音が奏でるハーモニーは、それから数時間、たっぷりと響いていきました。
「来んの遅すぎ。待ちくたびれたわ」
「待っておったぞ、我の嫁よ」
「四天王の僕達が、ウェルカムちゅーしてあげるね♡」
お城の中に入った瞬間、戦闘態勢に入ることすら出来ないまま、勇者達は四天王から熱くて深くて長いキスをされてしまったのです。
二股に分かれたスプリットタンで勇者を貪るのは、セイルゥ。礼儀正しく嫉妬深く、執着心の強い竜の魔族です。
魔王が悪い者であるという嘘を吹聴したのが、このセイルゥです。魔力を一番強く操れる魔王城に、彼等を呼び寄せるのが目的だったのです。
「はぁ……、なんて愛らしいんでしょう。たったこれだけでこんなに感じていただけたのですか?勇者様はとても淫乱でいらっしゃるのですね」
「ほ、ぉ、ちが、んぷっ……!」
抱き上げられ、抱きしめられてキスをされているため、勇者に逃げ場はありません。いくら鍛えていても、自分より体格も力も強い相手の腕の中から逃げることなど出来ませんでした。バタバタと動いていた足も、今ではだらんと宙に浮いています。
その横で、神官を舐め回しながらカソックをビリビリにしているのは、ゲントーブ。荒い気性のオーガです。オーガにしては身体が小さく、肌の色以外は人間と変わりません。それでも神官のことをすっぽりと覆える巨体は、喜びで震えていました。
「あー、かっわい。お前に似合いそうなモンいっぱい用意してやったからな」
「ふ、あっ、だめ、です……、んあ……っ♡」
真っ赤になって抵抗しようとする神官ですが、与えられる刺激に溺れ、最後にはうっとりと目を閉じてしまいました。この感覚にどこか懐かしさを感じながら。
シーフにマウントを取って口の中を蹂躙しているのは兎獣人のビャクです。体格はシーフよりも小柄ですが、舌のテクニックがえげつなく、シーフの股間が濡れてしまう程でした。
「あっは、もうトんじゃった?まだまだこれからなんだけどな~」
「ほ、ぉ♡らめ、も、きしゅ、やめ……♡」
「やめてあげなーい」
きゅ、と肉球同士をくっつけ合い、指を絡め、更に激しい水音が鳴り響きます。
自己愛気味な魔術師はといえば、キスどころかお尻の部分を破かれて剛直を咥えさせられていました。嬉しそうに奥を穿つのは、バンパイアのザクスです。真上から種付けプレスをしながら、何度も何度も唇を塞ぎます。
「我の愛し子。我の嫁……っ♡ようやく自ら輿入れにきてくれたな。ふ……、あぁ。我にぴったり吸い付きよる♡甘露とはこのことか……♡」
「へ、え?あ、あぁ、お、おちん、ちん、僕の、にゃかに……?ふえっ、ん゛あああぁっっ♡♡らめっ♡ぎもち、いぃ……っ♡♡」
幼児のように舌っ足らずになって喘ぐ魔術師は、すっかり蕩けきっていました。自らも足を絡め、全身で大好きと伝えてしまいます。
ザクスと魔術師のまぐわいに釣られるように、勇者達もキス以上の触れ合いが始まっていきます。
水音と肉音が奏でるハーモニーは、それから数時間、たっぷりと響いていきました。
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