いちゃらぶ×ぶざまえろ♡らぶざま短編集

淫魔と神父のラブ堕ち夢物語

その③

「（滅多に使わないから、久しぶりだけど……）」

　カソックを持ち上げ、ぷりんとしたお尻を出したアルードは、椅子から生えている黒々とした張型に縦割れアナルをぷちゅぷちゅと押し付けます。勿論これもリファからの進言でした。

「ん……っ♡」

　潤滑油を塗ってテラテラしているそれを、ゆっくりとおまんこに迎え入れます。リファのおちんちんでしか満足出来ないので、太めの張型にも関わらず物足りなさを感じてしまいます。

　しっかり奥まで咥えこんだアルードは、もじもじと内股になりながら口を開きました。

「それで……、ここでお話したいこととは何でしょう？」
「あー……、その、なんだ、俺……じゃねぇ、知り合いの話だ」
「はい」
「餌……でもねぇな、利用価値があるからってだけで付き纏ってた相手がいるんだよ」
「利用価値……。気にはなりますが続けてください」
「……けど、最近どうも情緒がおかしくなりやがって……。必要ないのに可愛がりたくなったり、好きだと伝えたくなったり、逆に言われたらむず痒くなったり……。なあ、何なんだこれは。病気か何かか？」
「それは……、きっと恋ですね。いえ、もうそれしかありませんし答えが出ているじゃないですか」
「はあああぁぁ！！？恋ぃ！？この俺が！？」

　知り合いの話という前提が崩れてしまいましたが、アルードはにこにこしながら続けます。

「好きだと言いたくなって、好きだと言われたら嬉しいんでしょう？それは恋ですよ。相手の方が好きで好きで堪らないんです」
「な……っ！あ、有り得ねぇ、そんなこと……っ！！」
「利用価値、とおっしゃっていましたから、始めはきっと打算的な付き合いだったんでしょうね。でも、今は違うんでしょう？相手にその利用価値がなくなったと考えて……、もう会いに行きませんか？」
「行くに決まってんだろ！！他の誰にもやらねぇよ！！！……っ、～～～あー、くそっ、……マジか……」

　カーテンで姿は見えませんが、ランドットは真っ赤になって唸っているようです。そして、アルードもまた。

「（～～～～ッッ♡♡）」

　張形をきゅんきゅん締め付けながら、頬を真っ赤に染め上げていました。

　何しろ、今言ったことが全て自分に返ってきたのですから。夢の中で会える主、リファ神。崇拝して祈る対象である彼に恋をしていると、はっきり自覚してしまいました。

　それから、何を話してどうランドットを見送ったのか、あまり覚えていません。張形の形にぽっかりと空いたおまんこが切なげにひくつく感覚だけが、全身を甘く震わせました。