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常識改変世界で一目惚れした彼と一緒に仕事がシたい

その⑦【終】

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 ──朝礼も終わって、カタカタとキーボードを操作する咲良さんのことをぽうっと見つめながら、おちんぽが埋まっているお腹を撫でる。まるでそこに小さい命があるかのように、薄く張った膨らみ。うっとりしながら咲良さんを感じていると、不意にきつく抱きしめられた。

「っ、さ、咲良さん?ごめんなさい、何か邪魔を……っ」
「違う。君があまりにも可愛いことをしてくるから。……はあ、仕事なんてどこかにやって、蒼井くんと恋人えっちを楽しみたいよ」
「へ、……っ?」

 ちゅっちゅと無数のキスを降らせてくる咲良さんが、今、なんだかとんでもないことを言った気がする。俺の聞き間違いじゃなかったら……、コイビト、って聞こえたんだけど……?

「んぷっ、さ、咲良さんっ、まっへ……っ」
「ん。苦しかったか?」
「違いますっ。い、今っ、その、こ、こいびと、って……」
「……?どうしてそんなに慌てているんだ?告白してくれたのは君だろう。僕も好きだと伝えたはずだが……、まさか気付いていなかったのか?」
「へっ、あ、んぅ♡うそ、そんな、だって俺、ただのおちんぽケースでっ……!」
「ケースをモノ扱いしていたのは随分前の話さ。今は恋人やパートナーとして共にいる社員が多いな。菅野さんや星宮さん達も付き合っているぞ」
「え、あ、っえ……?」
「ふふ、戸惑っている君も可愛いな。改めて告げようか、蒼井くん。……君のことを愛している」
「あ……♡ん゛~~~~~っっ♡♡♡」

 キャパオーバーになった脳が、考えることを放棄する。ただただ幸せで、信じられなくて、でもこれは夢じゃなくて現実でっ……♡♡

「んっ、ひ、あ゛ぁっ♡♡」

 ビクンッと激しく全身が跳ねる。出すことなく嬉しイキした身体が、咲良さんのおちんぽをもぐもぐと食む♡どうしよう。どうしようどうしよう……!ケースになれただけでも嬉しかったのに、恋人、なんて……っっ♡♡♡

「へぇ……。声だけでイくなんて、蒼井くんはすごく僕のことを好いてくれているんだな。嬉しいよ。ほんとに大好き、……カケルくん」
「ぉ゛♡」

 突然の名前呼びで、ブジーで塞がれている尿道をおしっこが通ろうとする感覚がした♡危ない♡こんなところで漏らしたら大惨事になるところだった♡
 だめだこんなの♡頭が溶ける♡俺ばっかりとろとろになって、咲良さんが余裕そうに笑っているのがなんだかくやしい♡俺も、俺だって……♡

「う、れし……、です♡俺も……っ、大好き♡♡愛してます、ホマレさん♡」
「~~っ」

 瞬間、溜め込まれていたあつあつほかほかザーメンが、俺のナカをたぷたぷに満たしてくれた♡

「ん、へへ……♡ホマレさんも、俺のこと大好きで、嬉しいです♡」
「っ……、くそ。君って子は……」
「ん、ぢゅっ♡ふ、あ♡きす、きもちい、うれひ……♡」

 お互いにぴったり抱きしめ合って、ゆるゆる腰を擦り付けながら、恋人同士のラブラブべろキス♡

 そうして仕事そっちのけで舌を吸い合っていた俺達は、その後呆れた顔をした菅野さんに怒られるハメになってしまった。


【常識改変世界で一目惚れした彼と一緒に仕事がシたい】

(いやー、うっそでしょ、あれ。あんなに所構わずいちゃついておいて、恋人だという認識なかったわけ?)
(まあまあ。面白いけど結果オーライってことでいいじゃない。ナイトだって、最初の頃は幼児返りして甘えたになって仕事が手につかないくらいだったんだし)
(な……っ♡そんな昔の話持ち出さないでいいだろっ♡)

(全く……、仕事中は節度を持ってほしいものです)
(それ、キラリが言う?バレないようにぼくのナカに注ぎまくってるくせに……♡さっきも社長と真顔で話しながらドプドプおもらししてたよね)
(~~っ!せっ、生理現象は仕方ないでしょう♡ヨウタくんが搾り取ってくるのが悪いんですよ)
(顔真っ赤。可愛いね、キラリ)
(っ……!!そ、それと、その名前で呼ぶのは駄目だと何度言えば……っ!!)





蒼井カケル
一途な平凡くん。咲良に一目惚れしておちんぽケースになるために自らを開発した。

咲良ホマレ
可愛いもの好きな美形。巨根のせいで敬遠されていた。

菅野キラリ
名前がコンプレックスなインテリ眼鏡。早漏で潮噴きの癖もあり、よくケースのナカで潮を噴いている。

御影ヨウタ
胸と尻がむちむちの無骨くん。恋人のことが大好きでよく自分達の動画を撮っている。

星宮ミヒロ
おっとり優しい上司。好きな子にはちょっと意地悪。執着がとても強い。

加地ナイト
華奢でチャラい子。気持ちよくなると幼児退行してしまう。仕事中はなりを潜めたが、プライベートではあまあまよしよしえっちをされている。
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