いちゃらぶ×ぶざまえろ♡らぶざま短編集

桜羽根ねね

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常識改変世界で一目惚れした彼と一緒に仕事がシたい

その⑤

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「おはようございますっ」

 出社して最初にすることは、制服に着替えることだ。担当している社員の好みに合わせているから、ケースによって色形は様々。マジックミラー仕様の更衣室には、先輩の御影さんと加地さんがいるのが見える。中に入れば、二人とも気さくに声をかけてくれた。

「蒼井、おはよ。昨日は残業大丈夫だった?」
「はい。寧ろもっとハメていてほしくて……、そのままお持ち帰り残業してもらいました」
「ふーん。だから蒼くん、そんなにとろっとろでつやっつやなんだ~。見せつけてくれちゃってさぁ」

 むっちりした胸とお尻にマイクロビキニを身に着けているのが、眼鏡が似合う上司菅野さんの専用ケース、御影先輩。
 華奢で儚げな見た目なのにゆるくてチャラっとしてるのが、優しげな風貌の上司星宮さんの専用ケース、加地先輩だ。

 二人は俺の面接を見てもらったこともあって、何かと気にかけてくれる。ただ、加地先輩からはからかわれることが多い気がする。恥ずかしいけど嫌じゃないからいいけど。

 フリフリの可愛いメイド服に身を包んだ加地先輩は、にやにやしながら俺が持っている服を覗き込んできた。

「で、今日はそれ?いーじゃん、咲良さんとお揃いで」

 咲良さんが用意してくれたのは、至って普通のスーツだ。咲良さんとお揃いの、ブラックスーツ。ただ、スラックスの股間部分が切り取られているから、おちんぽは丸出しで、おまんこにハメやすいようになっている。

 彼が用意してくれる服には毎回一つの特徴があって……。きっとこのスーツもそうなんだろう。

 裸になった後、スーツに袖を通しながらドキドキが強くなっていく。鏡に映る俺はすごくいやらしい表情をしていて、咲良さんに外から見られていると思うと、おちんぽがピクピク上下した。

 そうして着替え終わった後は、担当社員のデスクの前で、脇見せガニ股待機だ。切なくて疼くおまんこがくっぱくっぱと呼吸して、勝手に腰がヘコヘコしてしまう。後ろの方から御影さんと加地さんの嬌声が聞こえてきた。いいな、俺も早くケースになりたい。
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