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離島でドッキリ!(後編)
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日も暮れ始め、ロケも終了する。流石に泊まることは出来ないため、今日のドッキリはこれで終わりだ。
「なあ、ここってトイレあるのか?」
そう思っていた矢先、ケイトから尋ねられた言葉にクラマの口角が上がった。船着き場までまだ距離があり、もじもじと内股になっているのを見るに、船まで我慢することが出来ないのだろう。
「あると思うけど。もしかして大きい方?」
「違ぇよ!おしっこだ!……っあ」
反射的に叫び返してしまい、大声で言ってしまったことを恥じる。他の言い方もあったはずなのに、よりにもよってあからさまな単語を叫んでしまった。
「もう少し早く言えばよかったのに。でも、そんなに水分摂ってたっけ」
「っく……、お前が自分の分までおちんぽ食わせてきやがったのが悪ぃんだ」
「は……?」
「おちんぽだ、おちんぽ!あの、ぶっといキュウリみたいな……!予想以上に水分があったんだよ。くそ、美味かったからおちんぽ何本も食ってたのに、お前のおちんぽまで口ん中入れてくるから……!」
「うん、待って、ストップ、それ以上よくない。主にオレのオレが」
「……?何言ってんだ?」
キュウリみたい、というより品種改良されたキュウリそのものである。その名前をおちんぽにしたとはいえ、まさか煽るように連呼されるとは思わなかった。
お望みなら今すぐおちんぽを突っ込みたいところである。
「……それより、ションベンだろ。んー、とは言っても見当たらないし、そこら辺の草陰でやっちまえば?」
「…………。絶対、見るんじゃねぇぞ」
「はいはい」
見ないとは言っていない、という免罪符を引っ掛けて、クラマはこっそりスマホを構えてケイトの後を追っていった。
坂道から少し外れた場所、木々が生い茂る林の中、股間を押さえながらキョロキョロと辺りを見渡すケイトを画面に捉える。とある木に近付いた彼は、そこでカチャカチャとベルトを外し始めた。
そのまま立ちションをするのかと思いきや、なんとケイトは下着ごとスキニーをずり下げてしまった。
「(……は?)」
目が点になるクラマの前で、片足からそれらを抜き取ったケイトは、グッとしゃがんで何故か四つん這いになった。むっちりとしたお尻が強調され、その中心でぷっくりおまんこが寂しくひくついている。
「(え?いや、何を、してんだ……?)」
あまりのことに戸惑いながらガン見していると、ケイトは長い足を片方だけ宙に浮かした。まるで、犬が放尿する時のように。
「ん……っ、ふ、うぅ……」
そして、少しだけ剥いたちんぽから、我慢していた尿を放出した。
ジョバババババババッッ♡
ジョオオオオオォォッ♡
ビチャビチャビチャッ♡
まるで乳首に当てられた水鉄砲のように、一直線に放たれた尿が木の幹を濡らしていく。その量も音も凄まじく、気がつけばクラマは自身をヌチヌチと扱いていた。
いくら外で立ちションをしたことがなくても、犬の真似をして放尿するなんて有り得ない。だとすれば、誰かから嘘を教えられていたことになる。
「(……あ、もしかして、オレか……?)」
少し前、動物番組にゲスト出演していた時。罰ゲームで犬耳カチューシャと尻尾をつけることになったケイトに、野外で粗相するならちゃんと四つん這いで片足上げろよ、とポーズを取らせたことがある。
「(まさか、あれを本気にして……、いや、ケイトなら有り得るか。何にしても、えろすぎ……っ♡)」
ドピュッ、と溢れた精液を、水が半分程入っている水筒で受け止める。軽く振ったところで混ざることはないが、これを今日最後のドッキリにすることを決めた。
「──待たせたな」
「ん。全部出たか?」
「……うっせぇ」
「そんなケイトにごほーび」
ポンッと放られた水筒を、ケイトは咄嗟に受け取った。今日一日、クラマが持っていた物である。チャポ、と音がするため、まだ中に残っているのだろう。
「神蜜酒、だっけ。島民が保管していた、少し味が濃い物を特別に分けてもらったからさ。全部飲んでいいぜ」
「な……っ!!」
あの美味しい飲み物をまた飲めること、そしてクラマと間接キスが出来ること。二つの意味でケイトの胸は高鳴った。爆尿と言っていい程出したというのに、犬のようにうれションしてしまいそうだった。
「っ……♡あ、後で欲しかったって言われても、知らねぇからな……!」
震える手で水筒をパカリと開け、飲み口に口をつける。程なくして流れ込んできたその味に、ケイトはじゅわりと股間を湿らせた。
*****
これ以上ないという程に、俺の羞恥心は天元突破していた。
否定も反論も、何も出来ない。
その代わりとでもいうように、隣に座るクラマが頭を撫でながら口を開いた。
「実はこの後も、ケイトに神蜜酒をあげてたんだよな。特別に手に入るルートを見つけた、って言ってさ。その度に嬉しそうに受け取って、美味しそうにごくごく飲んで……。なぁ、そんなに美味かったか?オレの精液♡」
「う、……あ、ぁ……♡」
「何なら、この番組が始まる前にも飲んでたよな。ほら、認めちまえよ」
「ん……、ク、クラ、マ……♡」
「水を差して申し訳ないですが、ここでミニコーナーに移ります!」
「……ほんと、タイミング悪いな」
チッ、と小さく舌打ちが聞こえた。アイドルなのにガラが悪いぞ、なんて言えるような心情じゃない。さっきからずっと心臓が口から飛び出しそうだ。
「なあ、ここってトイレあるのか?」
そう思っていた矢先、ケイトから尋ねられた言葉にクラマの口角が上がった。船着き場までまだ距離があり、もじもじと内股になっているのを見るに、船まで我慢することが出来ないのだろう。
「あると思うけど。もしかして大きい方?」
「違ぇよ!おしっこだ!……っあ」
反射的に叫び返してしまい、大声で言ってしまったことを恥じる。他の言い方もあったはずなのに、よりにもよってあからさまな単語を叫んでしまった。
「もう少し早く言えばよかったのに。でも、そんなに水分摂ってたっけ」
「っく……、お前が自分の分までおちんぽ食わせてきやがったのが悪ぃんだ」
「は……?」
「おちんぽだ、おちんぽ!あの、ぶっといキュウリみたいな……!予想以上に水分があったんだよ。くそ、美味かったからおちんぽ何本も食ってたのに、お前のおちんぽまで口ん中入れてくるから……!」
「うん、待って、ストップ、それ以上よくない。主にオレのオレが」
「……?何言ってんだ?」
キュウリみたい、というより品種改良されたキュウリそのものである。その名前をおちんぽにしたとはいえ、まさか煽るように連呼されるとは思わなかった。
お望みなら今すぐおちんぽを突っ込みたいところである。
「……それより、ションベンだろ。んー、とは言っても見当たらないし、そこら辺の草陰でやっちまえば?」
「…………。絶対、見るんじゃねぇぞ」
「はいはい」
見ないとは言っていない、という免罪符を引っ掛けて、クラマはこっそりスマホを構えてケイトの後を追っていった。
坂道から少し外れた場所、木々が生い茂る林の中、股間を押さえながらキョロキョロと辺りを見渡すケイトを画面に捉える。とある木に近付いた彼は、そこでカチャカチャとベルトを外し始めた。
そのまま立ちションをするのかと思いきや、なんとケイトは下着ごとスキニーをずり下げてしまった。
「(……は?)」
目が点になるクラマの前で、片足からそれらを抜き取ったケイトは、グッとしゃがんで何故か四つん這いになった。むっちりとしたお尻が強調され、その中心でぷっくりおまんこが寂しくひくついている。
「(え?いや、何を、してんだ……?)」
あまりのことに戸惑いながらガン見していると、ケイトは長い足を片方だけ宙に浮かした。まるで、犬が放尿する時のように。
「ん……っ、ふ、うぅ……」
そして、少しだけ剥いたちんぽから、我慢していた尿を放出した。
ジョバババババババッッ♡
ジョオオオオオォォッ♡
ビチャビチャビチャッ♡
まるで乳首に当てられた水鉄砲のように、一直線に放たれた尿が木の幹を濡らしていく。その量も音も凄まじく、気がつけばクラマは自身をヌチヌチと扱いていた。
いくら外で立ちションをしたことがなくても、犬の真似をして放尿するなんて有り得ない。だとすれば、誰かから嘘を教えられていたことになる。
「(……あ、もしかして、オレか……?)」
少し前、動物番組にゲスト出演していた時。罰ゲームで犬耳カチューシャと尻尾をつけることになったケイトに、野外で粗相するならちゃんと四つん這いで片足上げろよ、とポーズを取らせたことがある。
「(まさか、あれを本気にして……、いや、ケイトなら有り得るか。何にしても、えろすぎ……っ♡)」
ドピュッ、と溢れた精液を、水が半分程入っている水筒で受け止める。軽く振ったところで混ざることはないが、これを今日最後のドッキリにすることを決めた。
「──待たせたな」
「ん。全部出たか?」
「……うっせぇ」
「そんなケイトにごほーび」
ポンッと放られた水筒を、ケイトは咄嗟に受け取った。今日一日、クラマが持っていた物である。チャポ、と音がするため、まだ中に残っているのだろう。
「神蜜酒、だっけ。島民が保管していた、少し味が濃い物を特別に分けてもらったからさ。全部飲んでいいぜ」
「な……っ!!」
あの美味しい飲み物をまた飲めること、そしてクラマと間接キスが出来ること。二つの意味でケイトの胸は高鳴った。爆尿と言っていい程出したというのに、犬のようにうれションしてしまいそうだった。
「っ……♡あ、後で欲しかったって言われても、知らねぇからな……!」
震える手で水筒をパカリと開け、飲み口に口をつける。程なくして流れ込んできたその味に、ケイトはじゅわりと股間を湿らせた。
*****
これ以上ないという程に、俺の羞恥心は天元突破していた。
否定も反論も、何も出来ない。
その代わりとでもいうように、隣に座るクラマが頭を撫でながら口を開いた。
「実はこの後も、ケイトに神蜜酒をあげてたんだよな。特別に手に入るルートを見つけた、って言ってさ。その度に嬉しそうに受け取って、美味しそうにごくごく飲んで……。なぁ、そんなに美味かったか?オレの精液♡」
「う、……あ、ぁ……♡」
「何なら、この番組が始まる前にも飲んでたよな。ほら、認めちまえよ」
「ん……、ク、クラ、マ……♡」
「水を差して申し訳ないですが、ここでミニコーナーに移ります!」
「……ほんと、タイミング悪いな」
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