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③踊り子は賢者の夢を見る
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呪いが発生するタイミングは全く掴むことが出来ない。本当に突発的で理不尽だ。ふとした瞬間に触れた柔らかさや吐息がリフレインするものだから、本当にたちが悪い。
ここ数日の間にも、うっかりセイロンの胸や臀部を揉んでしまうというハプニングに見舞われた。思い出すなというのが無理な話だろう。無心に羽ペンを滑らせている間は問題ないが、セイロンを前にするとどうしても構えてしまう。
嫌ではない、というのがまた問題であったりするのだが、そのことに関しては今は考えないことにした。弟子が残していった言葉通り、魔法を解くのが最優先事項である。でないと、色んな意味で自分の身が持たない気がするのだ。
──お昼時。昔馴染みの武闘家に、触媒の一つであるクロオビを所望する文をしたためていると、光を放つ文字が薄くなっていくことに気がついた。
補充するか、と自ら立とうとしたが、執務室に備えてあるソファーに座り、忠犬のように此方を見つめてくるセイロンと目が合った。「何かご所望でしょうか」とばかりにアメジストを煌めかせるセイロンを無碍に出来る程、ディンブラの精神は強くなかった。
「……セイロン。一つ頼んでもいいか?」
「どうぞ何でも申してください」
「そこの棚にある魔法薬を持ってきてくれ。上から二番目の右から三番目、黄色のラベルが貼られた瓶だ」
「承知しました」
すっと立ち上がり、ふわりと髪を靡かせて、執務室の奥にあるガラス戸の棚へと向かうセイロン。そこに並ぶのは、心身への害がない魔法薬の数々である。自己治癒力を高めるものや、ストレスを軽減するもの、といった回復効果のある多種多様な『薬』が綺麗に陳列されているのだ。魔法薬の中には勿論危険なモノも存在するが、それは別室で厳重に保管している。
セイロンに頼んだのは、光る文字を綴る羽ペンの原動力となる魔法薬である。簡単に言ってしまえば補充インクだ。自分の魔力を直接使うことも出来るが、繊細な魔力操作になるため疲労が激しい。効率を考えれば、やはりストックを使用した方が仕事も速くこなすことが出来るというわけだ。
閑話休題、手伝いを頼まれたセイロンは言われた通りの場所にある小瓶を手に取った。ほのかにじんわりと温かい瓶の中には、濃いオレンジ色の液体が並々と詰まっていた。
「ディンブラさん、これで間違いないでしょうか?」
くるりと振り返ったセイロンが瓶を片手に問いかける。微笑ましい姿に癒されつつ首肯したディンブラの前で、不意に。
それは起こった。
「っ、セイロン!」
「え」
振り返った拍子に、セイロンの結い髪が並んでいる瓶にぱさりと当たった。勢いがあるわけでもなく、接触音すら微かなものだった。だが、その力は呪いで増幅され、真ん中の段に陳列されていた瓶が、ぐらりと傾く。
「っ!」
落としたら駄目だ、という強い気持ちが咄嗟に身体を突き動かす。片手にインクを持ったまま、上半身を捻るようにしてぐらついた瓶を支えようとしたセイロンと。怪我をさせるわけにはいかないとばかりに、反射的に動きを止める魔法を放ったディンブラの一挙手一投足が、不幸にも重なってしまった。
魔法の矛先がちょうどセイロンへと向いてしまい、助けるつもりが縫い止める形になったのだ。
不幸にも連鎖的に傾きだした魔法薬の瓶から、固く閉ざしていたはずの蓋が外れ、それらの中身がすぐ傍に居たセイロンに降りかかる。
ディンブラはすぐさま防御の魔法を放ったが、動揺からか呪いの強制力があるからなのか、それが届く前に全ては終わってしまった。
一つ一つは全く害がない魔法の薬。だが、二つ三つと合わされば。『薬』から『毒』になる可能性も低くはない。ましてや古代の魔法にかかっている、この状態ならば。
「セイロン!」
羽ペンを放り出し、様々な液体にぬれたセイロンの元へと駆け寄る。瓶が割れることなく、中身だけ器用に綺麗に被ってしまったセイロンは、へたりと座り込んで放心しているように見えた。
濡れてぺったりと張り付いたシャツは肌の色をうっすらと透かし、二つの突起の形すらもいやらしく辿っている。
「あ……、も、申し訳ありません、ディンブラさん……っ。僕、大事な薬を何個も駄目にしてしまって、僕、僕っ……」
見開かれた紫水晶からぱたぱたと雫が落ちていく。なまじ整った顔をしているだけに、泣いている姿も一つの絵画のようだ。鎌首を擡げる煩悩をぐっと飲み込み、ディンブラはセイロンを落ち着かせるようにしゃがんでその肩に手を置いた。
そう、置いただけなのに。
「ひゃ、っ!?」
電流が走ったかのごとく、セイロンの肢体がびくりと跳ねた。そんなに強く触れてはいない、と思うと同時に例の呪いのことが思い浮かぶ。不可抗力で理不尽で、次から次へとスケベなことばかりしでかしてくる代物だ。何が起こってもおかしくない。
「セイロン……? どこか痛むのか」
それでも、万が一の可能性に賭けてそう問えば、弱々しい声が返ってきた。
「っあ……、身体が、熱くなっ、て……、触られると、変な感じ、に……」
はぁ、と吐かれるその息はどことなく艶を帯びていて、収まるどころか次第に酷くなっていく。
自分の身を抱きしめるようにして必死に堪えているようだが、色んな意味で見るに耐えない。目の保養を通り越して目に毒だ。取り敢えず無闇に触るのはやめておこうと判断し、冷却の魔法を唱えようとした、矢先。
「あつ、い……」
ぽつりと呟かれた言葉と共に、纏っていた衣服を脱ぎ捨てるセイロン。焼けていない彫刻のような上半身が露わになり、思わず見惚れてしまう。
呪文のために開かれた口はそのままに、ぽうと火照った肢体に釘付けになってしまった。そしてその僅かな時間は、セイロンが次の行動に移るのに充分すぎるものだった。
「んっ……」
「っ……!!?」
緩慢に首に腕を回し、獲物を捉えるかのように俊敏に。事故ではない口付けが、二人の間で交わされた。
ふにゅりとした柔らかさに思考を持っていかれそうになりつつ、セイロンに降りかかった魔法薬の成分や効果を、脳内で数式のように並べる。賢者の智慧が構築する魔法式は、複数ある可能性の内、たった一つを指し示していた。『毒』よりもある意味厄介な、『媚薬』の効果が現れてしまったということを。
それでも。頭では理解しても心は全く追いついてくれない。石化の魔法にかかったかのようにかちんと固まるディンブラとは対称的に、とろりと目元を緩ませたセイロンは艶美な所作で枝垂れかかってくる。
踊り子特有の華奢で引き締まった肉体がぴたりと密着し、ダイレクトに鼓動を感じる。陶器のように滑らかで灯りのように火照った肌が理性をガンガン揺さぶってくる。今のセイロンは正気ではない、突き放さなくては、そう思いはするものの、いざ熱が燻る紫紺と目が合ってしまうと、そんな正論はなりを潜めてしまう。
「ふふ……、ディンブラさんのくちびる、甘くて美味しいです……」
くいっと後頭部を引き寄せては嬉しそうに口付けを仕掛けてくる踊り子は、あろうことか熱が溜まる下半身をも摺り寄せてきた。布越しに触れ合う互いの熱は、既に滾り、屹立していた。思わず息を詰めたディンブラを、セイロンはじっくりと追い込んでいく。
「僕の拙い愛撫で、元気になってくれたのですね……」
うれしい、と艶やかに微笑みながらするりと頭を下げる。
形のいい旋毛しか見えない状況、足の間にセイロンの顔がくるような体勢に、あらぬ所がカッと熱くなった。
「な、っ……! これ以上は、やめろセイロン……っ!」
「いやです」
しなやかな指は膨らんだ下半身を柔く刺激し、愛しいものを愛でるように頬擦りをする。悪戯めいた口調で断言されてしまえば、細い理性などあってないようなものだ。
「ディンブラさんのここも、おいしそう……。たっぷり味わってもいいですか?」
ふにふにと頬を寄せながらおねだりする様は、ストレートに欲望を刺激した。『媚薬』の効果に対しての解毒方法はただ一つ。欲情した相手の性欲が満たされることだ。そのためには、これは仕方ないこと。下心がないと言えば嘘になるが、セイロンのことを第一に考えれば、振り払うことなど出来ない。
「……そう、治療行為だ。だから……、お前が満足出来るまで、付き合おう」
自らに言い聞かせるような暗示と了承の言葉に、セイロンはうっとりと目を細めて怒張の先端にキスをした。
ここ数日の間にも、うっかりセイロンの胸や臀部を揉んでしまうというハプニングに見舞われた。思い出すなというのが無理な話だろう。無心に羽ペンを滑らせている間は問題ないが、セイロンを前にするとどうしても構えてしまう。
嫌ではない、というのがまた問題であったりするのだが、そのことに関しては今は考えないことにした。弟子が残していった言葉通り、魔法を解くのが最優先事項である。でないと、色んな意味で自分の身が持たない気がするのだ。
──お昼時。昔馴染みの武闘家に、触媒の一つであるクロオビを所望する文をしたためていると、光を放つ文字が薄くなっていくことに気がついた。
補充するか、と自ら立とうとしたが、執務室に備えてあるソファーに座り、忠犬のように此方を見つめてくるセイロンと目が合った。「何かご所望でしょうか」とばかりにアメジストを煌めかせるセイロンを無碍に出来る程、ディンブラの精神は強くなかった。
「……セイロン。一つ頼んでもいいか?」
「どうぞ何でも申してください」
「そこの棚にある魔法薬を持ってきてくれ。上から二番目の右から三番目、黄色のラベルが貼られた瓶だ」
「承知しました」
すっと立ち上がり、ふわりと髪を靡かせて、執務室の奥にあるガラス戸の棚へと向かうセイロン。そこに並ぶのは、心身への害がない魔法薬の数々である。自己治癒力を高めるものや、ストレスを軽減するもの、といった回復効果のある多種多様な『薬』が綺麗に陳列されているのだ。魔法薬の中には勿論危険なモノも存在するが、それは別室で厳重に保管している。
セイロンに頼んだのは、光る文字を綴る羽ペンの原動力となる魔法薬である。簡単に言ってしまえば補充インクだ。自分の魔力を直接使うことも出来るが、繊細な魔力操作になるため疲労が激しい。効率を考えれば、やはりストックを使用した方が仕事も速くこなすことが出来るというわけだ。
閑話休題、手伝いを頼まれたセイロンは言われた通りの場所にある小瓶を手に取った。ほのかにじんわりと温かい瓶の中には、濃いオレンジ色の液体が並々と詰まっていた。
「ディンブラさん、これで間違いないでしょうか?」
くるりと振り返ったセイロンが瓶を片手に問いかける。微笑ましい姿に癒されつつ首肯したディンブラの前で、不意に。
それは起こった。
「っ、セイロン!」
「え」
振り返った拍子に、セイロンの結い髪が並んでいる瓶にぱさりと当たった。勢いがあるわけでもなく、接触音すら微かなものだった。だが、その力は呪いで増幅され、真ん中の段に陳列されていた瓶が、ぐらりと傾く。
「っ!」
落としたら駄目だ、という強い気持ちが咄嗟に身体を突き動かす。片手にインクを持ったまま、上半身を捻るようにしてぐらついた瓶を支えようとしたセイロンと。怪我をさせるわけにはいかないとばかりに、反射的に動きを止める魔法を放ったディンブラの一挙手一投足が、不幸にも重なってしまった。
魔法の矛先がちょうどセイロンへと向いてしまい、助けるつもりが縫い止める形になったのだ。
不幸にも連鎖的に傾きだした魔法薬の瓶から、固く閉ざしていたはずの蓋が外れ、それらの中身がすぐ傍に居たセイロンに降りかかる。
ディンブラはすぐさま防御の魔法を放ったが、動揺からか呪いの強制力があるからなのか、それが届く前に全ては終わってしまった。
一つ一つは全く害がない魔法の薬。だが、二つ三つと合わされば。『薬』から『毒』になる可能性も低くはない。ましてや古代の魔法にかかっている、この状態ならば。
「セイロン!」
羽ペンを放り出し、様々な液体にぬれたセイロンの元へと駆け寄る。瓶が割れることなく、中身だけ器用に綺麗に被ってしまったセイロンは、へたりと座り込んで放心しているように見えた。
濡れてぺったりと張り付いたシャツは肌の色をうっすらと透かし、二つの突起の形すらもいやらしく辿っている。
「あ……、も、申し訳ありません、ディンブラさん……っ。僕、大事な薬を何個も駄目にしてしまって、僕、僕っ……」
見開かれた紫水晶からぱたぱたと雫が落ちていく。なまじ整った顔をしているだけに、泣いている姿も一つの絵画のようだ。鎌首を擡げる煩悩をぐっと飲み込み、ディンブラはセイロンを落ち着かせるようにしゃがんでその肩に手を置いた。
そう、置いただけなのに。
「ひゃ、っ!?」
電流が走ったかのごとく、セイロンの肢体がびくりと跳ねた。そんなに強く触れてはいない、と思うと同時に例の呪いのことが思い浮かぶ。不可抗力で理不尽で、次から次へとスケベなことばかりしでかしてくる代物だ。何が起こってもおかしくない。
「セイロン……? どこか痛むのか」
それでも、万が一の可能性に賭けてそう問えば、弱々しい声が返ってきた。
「っあ……、身体が、熱くなっ、て……、触られると、変な感じ、に……」
はぁ、と吐かれるその息はどことなく艶を帯びていて、収まるどころか次第に酷くなっていく。
自分の身を抱きしめるようにして必死に堪えているようだが、色んな意味で見るに耐えない。目の保養を通り越して目に毒だ。取り敢えず無闇に触るのはやめておこうと判断し、冷却の魔法を唱えようとした、矢先。
「あつ、い……」
ぽつりと呟かれた言葉と共に、纏っていた衣服を脱ぎ捨てるセイロン。焼けていない彫刻のような上半身が露わになり、思わず見惚れてしまう。
呪文のために開かれた口はそのままに、ぽうと火照った肢体に釘付けになってしまった。そしてその僅かな時間は、セイロンが次の行動に移るのに充分すぎるものだった。
「んっ……」
「っ……!!?」
緩慢に首に腕を回し、獲物を捉えるかのように俊敏に。事故ではない口付けが、二人の間で交わされた。
ふにゅりとした柔らかさに思考を持っていかれそうになりつつ、セイロンに降りかかった魔法薬の成分や効果を、脳内で数式のように並べる。賢者の智慧が構築する魔法式は、複数ある可能性の内、たった一つを指し示していた。『毒』よりもある意味厄介な、『媚薬』の効果が現れてしまったということを。
それでも。頭では理解しても心は全く追いついてくれない。石化の魔法にかかったかのようにかちんと固まるディンブラとは対称的に、とろりと目元を緩ませたセイロンは艶美な所作で枝垂れかかってくる。
踊り子特有の華奢で引き締まった肉体がぴたりと密着し、ダイレクトに鼓動を感じる。陶器のように滑らかで灯りのように火照った肌が理性をガンガン揺さぶってくる。今のセイロンは正気ではない、突き放さなくては、そう思いはするものの、いざ熱が燻る紫紺と目が合ってしまうと、そんな正論はなりを潜めてしまう。
「ふふ……、ディンブラさんのくちびる、甘くて美味しいです……」
くいっと後頭部を引き寄せては嬉しそうに口付けを仕掛けてくる踊り子は、あろうことか熱が溜まる下半身をも摺り寄せてきた。布越しに触れ合う互いの熱は、既に滾り、屹立していた。思わず息を詰めたディンブラを、セイロンはじっくりと追い込んでいく。
「僕の拙い愛撫で、元気になってくれたのですね……」
うれしい、と艶やかに微笑みながらするりと頭を下げる。
形のいい旋毛しか見えない状況、足の間にセイロンの顔がくるような体勢に、あらぬ所がカッと熱くなった。
「な、っ……! これ以上は、やめろセイロン……っ!」
「いやです」
しなやかな指は膨らんだ下半身を柔く刺激し、愛しいものを愛でるように頬擦りをする。悪戯めいた口調で断言されてしまえば、細い理性などあってないようなものだ。
「ディンブラさんのここも、おいしそう……。たっぷり味わってもいいですか?」
ふにふにと頬を寄せながらおねだりする様は、ストレートに欲望を刺激した。『媚薬』の効果に対しての解毒方法はただ一つ。欲情した相手の性欲が満たされることだ。そのためには、これは仕方ないこと。下心がないと言えば嘘になるが、セイロンのことを第一に考えれば、振り払うことなど出来ない。
「……そう、治療行為だ。だから……、お前が満足出来るまで、付き合おう」
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