両片想いな彼等と御都合スケベ部屋

桜羽根ねね

文字の大きさ
上 下
9 / 9

みっつめの部屋③

しおりを挟む
 まずは四つん這いになった光瑠のクリにリードを付け、部屋の中を一通り見て回った。
 ボールが用意されているところで、プラグの代わりにボール……もといアナルパールをぐぽぐぽ抽挿して遊んだり。
 看板に書かれた通りのちんちんや土下座ポーズをしたり、ミニサイズの電柱におしっこをするところでは、ブジーの効果があったのか、それを押し返す程の大量のおしっこが飛び出していった。

 光瑠もだんだん犬の真似をすることに慣れて来てしまい、今は悠馬に擦り寄りながらおまんこをじっとりと濡らしている。

「ん、くぅん……♡ゆうまぁ……♡♡もう、おまんこ、欲しい……わん♡いっぱい種付けして、悠馬……♡♡」

 すっかり馴染んだ尻尾をふりふり、蕩けた声でおねだりをする様は、普段の光瑠からは考えられないものだ。
 けれど、快楽に呑まれながらも理性は残っていた。ツンが消えたデレしかない脳内は、ただただ悠馬のことを欲していた。

「はは、ご丁寧にベッドまで現れてるじゃん。……お待たせ、光瑠。奥までちんこ挿れて奥にたっぷり注いでやるからな」
「ん、うん……っ♡♡」

 そうするのが当たり前のようにキスをして、なだれこむようにベッドでまぐわいだす二人。激しく甘いキスをしながら、おまんこやアナルで、何度も何度も。

 それこそ出口の扉が出現してからも、二人の両想いラブハメは延々と続いていった。


*****


 ──そして彼等は、同時に目覚める。

 酒の空き缶がそのままになっている光瑠の部屋の、そこまで広くないベッドの上。

「ん……っ、んんん……!?ぷはっ♡ゆ、ゆー、ま……」
「っは、ひ、光瑠……?」

 お互いにきつく抱きしめ合い、足を絡め、唇を合わせ、悠馬のちんこが光瑠のアナルにぐっぽりハマっている状態で。

 宅飲みで飲みすぎて酔っ払ったこと、鮮明に覚えている夢の中でのラブハメ、みっちりと感じる雄の感触。様々な事象が頭の中を駆け巡り、ぐるぐる混乱状態だ。

 そんな時でも、生理的現象というものは起こってしまうものらしい。

 ショロロロ……♡ジョワアアアァッ♡♡
 ジョボボボボボボボッッ♡♡

「あ……♡あ、あぁっ♡嘘、止まんな……っひ♡なか、あつい……♡ゆ、悠馬のばか、これ、なかに……、~~ッ♡♡」
「光瑠の、おしっこ……。はは、やば……、目覚めそ……♡」
「んう、変なこと、言うな、見んな、っ、ん……っ♡」

 ほぼ同時に漏らした彼等は、羞恥を誤魔化すように唇を塞ぎ合った。
 全く同じ夢を見ていたことが分かるまで、もう暫く時間がかかりそうだ。


【両片想いな彼等と御都合スケベ部屋】


他の選択肢を選んだらナニが起きていたのか、下記に簡単に記載します~!

白濁の間(乳首からミルクが出るようになる)
淫核の間(本編通り。カントになる)
豊水の間(潮や尿が漏れやすくなる)

C(チャイルド。幼児退行してしまう)
T(ティーチャー。すけべな授業を始める)
M(マジシャン。本編通り。魔法が使える)

とろとろ(ローションプレイ)
わんわん(本編通り。犬プレイ)
うねうね(触手プレイ)
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

笑って誤魔化してるうちに溜め込んでしまう人

こじらせた処女
BL
颯(はやて)(27)×榊(さかき)(24) おねしょが治らない榊の余裕が無くなっていく話。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

処理中です...