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みっつめの部屋①
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わんわん、と書かれた扉の先には、芝生風のマットが床一面に敷かれていた。遊具が点々と接地されており、一種の室内遊技場のようだ。
そして、今までずっと押し留められていた意識が、ようやく浮上した。
「~~ッ、お、下ろせ!」
「あ。戻った?おかえり、光瑠」
からかうように微笑みかけてくる悠馬に、バクバクと心臓がうるさくなる。更に何か言われるかと思ったが、悠馬は素直に腕から解放してくれた。
自分で下ろせとは言ったものの、体温が離れるのを心細く感じてしまい、慌てて桃色の思考を振り払う。
「それじゃ、光瑠。改めて教えてよ。オレのこと、どう思ってる?」
「は!?」
ぼふんと真っ赤になった瞬間、かろうじて残っていたひらひら部分やソックスガーターすら全て消え失せてしまった。完全な真っ裸になってしまい、咄嗟に股間を隠しながらびくりと身体を震わせる。
「(さ、最悪……っ、何で濡れてきてんだよ……!)」
「光瑠。意識あったのは分かってんだから。ほら、その可愛い口で教えて?」
「あ、ぅ……、そ、れは……、くそ、それなら、お前だって……っ」
「はいはい。今は光瑠の話してるから」
「っ、それは、そんなの……」
口調は意地悪なのに、その声はどこまでも甘い。
光瑠のおまんこからこぷりと蜜が垂れ、わななく口がきゅっと引き結ばれ……、意を決したかのように、開かれた。
「……んなの、だ……、大好きに、決まって、ぇ……、ひぎゅっ♡ん゛ほおおぉッ♡♡♡」
そうして素直な思いを伝えようとした瞬間、強すぎる快楽が全身を襲い、その場にがくりと崩れ落ちた。
「光瑠!?」
「あ、あぇっ、あ゛ああぁっ、ひぐっ、ずっとイっでりゅ、おまんごあちゅいっ♡あ、あぁ、おしりも、ひぎゅ、お、おしっごも、でにゃ、い゛、ふうううぅ、たしゅ、だしゅけて、ゆーまっ、ゆうまあぁ♡♡♡」
ビクビク跳ねる光瑠のおまんこからは、愛液がピタリと止まっていた。咄嗟にしゃがんだ悠馬に縋りつきながら、必死に声を絞り出して喘いでいる。どう見ても異常な反応で、原因を考えるならば一つしかないだろう。
「くそ、さっきの変な薬のせいか?……は?何だ、これ」
舌打ちをしながら彼を落ち着かせるように抱きしめた悠馬の目に、さっきまではなかったはずのそれが飛び込んでくる。
四角い箱に入れられた、犬耳カチューシャとプラグ付きの尻尾、骨型バイブに鈴が付いた尿道ブジー。吸引器のようなモノも見える。
そして、その横に文字が書かれた紙が添えてあった。
『射精管理発情魔法薬の効果でイけなくなった彼を救え。ここにあるモノを全て装備させ、犬プレイをした後に中出しすることでイくことが出来る』
一体誰が考えたのか分からない不埒な内容は、治療行為と言う名の免罪符のように思えた。どうやら今の光瑠はイきたくてもイけない発情状態で、それを治すために犬プレイと中出しをしないといけないらしい。
こんな状況ではあるが、悠馬にとっては役得でしかなかった。
「……光瑠、楽にしてあげるからもうちょっと我慢出来る?」
「ん、う、はや、ぐ……、ゆ、ま……♡だす、けて……っ♡」
はふはふと息をしながら瞳を蕩かせる光瑠からは、ツンが消え去っていた。それは悠馬も同様で、今は虚勢を張るより彼を楽にして気持ちよくしてあげたい気持ちで満ち溢れていた。
そして、今までずっと押し留められていた意識が、ようやく浮上した。
「~~ッ、お、下ろせ!」
「あ。戻った?おかえり、光瑠」
からかうように微笑みかけてくる悠馬に、バクバクと心臓がうるさくなる。更に何か言われるかと思ったが、悠馬は素直に腕から解放してくれた。
自分で下ろせとは言ったものの、体温が離れるのを心細く感じてしまい、慌てて桃色の思考を振り払う。
「それじゃ、光瑠。改めて教えてよ。オレのこと、どう思ってる?」
「は!?」
ぼふんと真っ赤になった瞬間、かろうじて残っていたひらひら部分やソックスガーターすら全て消え失せてしまった。完全な真っ裸になってしまい、咄嗟に股間を隠しながらびくりと身体を震わせる。
「(さ、最悪……っ、何で濡れてきてんだよ……!)」
「光瑠。意識あったのは分かってんだから。ほら、その可愛い口で教えて?」
「あ、ぅ……、そ、れは……、くそ、それなら、お前だって……っ」
「はいはい。今は光瑠の話してるから」
「っ、それは、そんなの……」
口調は意地悪なのに、その声はどこまでも甘い。
光瑠のおまんこからこぷりと蜜が垂れ、わななく口がきゅっと引き結ばれ……、意を決したかのように、開かれた。
「……んなの、だ……、大好きに、決まって、ぇ……、ひぎゅっ♡ん゛ほおおぉッ♡♡♡」
そうして素直な思いを伝えようとした瞬間、強すぎる快楽が全身を襲い、その場にがくりと崩れ落ちた。
「光瑠!?」
「あ、あぇっ、あ゛ああぁっ、ひぐっ、ずっとイっでりゅ、おまんごあちゅいっ♡あ、あぁ、おしりも、ひぎゅ、お、おしっごも、でにゃ、い゛、ふうううぅ、たしゅ、だしゅけて、ゆーまっ、ゆうまあぁ♡♡♡」
ビクビク跳ねる光瑠のおまんこからは、愛液がピタリと止まっていた。咄嗟にしゃがんだ悠馬に縋りつきながら、必死に声を絞り出して喘いでいる。どう見ても異常な反応で、原因を考えるならば一つしかないだろう。
「くそ、さっきの変な薬のせいか?……は?何だ、これ」
舌打ちをしながら彼を落ち着かせるように抱きしめた悠馬の目に、さっきまではなかったはずのそれが飛び込んでくる。
四角い箱に入れられた、犬耳カチューシャとプラグ付きの尻尾、骨型バイブに鈴が付いた尿道ブジー。吸引器のようなモノも見える。
そして、その横に文字が書かれた紙が添えてあった。
『射精管理発情魔法薬の効果でイけなくなった彼を救え。ここにあるモノを全て装備させ、犬プレイをした後に中出しすることでイくことが出来る』
一体誰が考えたのか分からない不埒な内容は、治療行為と言う名の免罪符のように思えた。どうやら今の光瑠はイきたくてもイけない発情状態で、それを治すために犬プレイと中出しをしないといけないらしい。
こんな状況ではあるが、悠馬にとっては役得でしかなかった。
「……光瑠、楽にしてあげるからもうちょっと我慢出来る?」
「ん、う、はや、ぐ……、ゆ、ま……♡だす、けて……っ♡」
はふはふと息をしながら瞳を蕩かせる光瑠からは、ツンが消え去っていた。それは悠馬も同様で、今は虚勢を張るより彼を楽にして気持ちよくしてあげたい気持ちで満ち溢れていた。
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