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ひとつめの部屋①
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光瑠が選んだ淫核の間へと入ると同時に、バシュッと短い発射音が聞こえた。
「ひぐッ♡♡♡!?」
「っ……!ひ、光瑠!?大丈夫か!?」
真っ直ぐ飛んできたモノは、ピンク色の細いレーザー光線。それは見事に光瑠の股間を直撃した。
襲ってきたのは、痛みではなく激しい快感。思わず股間を押さえて蹲った彼の下半身が、次第にじわじわと湿っていく。
「あ、あぁ、嘘、ひ、み、見るな悠馬ぁ……っ!」
「え」
しゃばしゃばと溢れ出したそれが、薄黄色の水溜まりを形成していく。あまりの羞恥で震えながら動くことが出来ない光瑠は、我慢できずに垂れ流すばかり。
そんな彼を見下ろして、悠馬はこくりと小さく喉を鳴らした。
「(え?は……?光瑠が、おもらし……?なにこれ、くっそ可愛い……!うわ、やば、声もエロすぎ。ちんこに効くんだけど)」
暫く口を押さえて悶えていたが、ピチョンと最後の雫が落ちる音で我に返る。光瑠は謎の光線を受けたのだ。その衝撃で漏らしたのだとしたら、怪我をしていてもおかしくない。
「ひぐ、う゛、ちが、これ、は……っ」
「光瑠」
「っひ」
「痛みは?怪我してない?」
「え……」
てっきり失禁のことを揶揄られると思っていた光瑠は、ぱちぱちと目を瞬いた。心配そうに見つめてくる悠馬に、胸がきゅうっと窄まる。
「だい、じょーぶ。痛くは、なかったから」
「そう、よかった。……立てる?この部屋、向こうに浴室あるみたいだし。そのままだと気持ち悪いでしょ」
「あ、う……、ひ、一人で歩けるっ。見んなって、言っただろ」
「ばーか、そう言われたら逆に見たくなるんだよ。ほら、手掴まって」
「ばっ、き、汚いから!」
「どーせ洗い流すんだし、関係ないよ」
濡れている手にも関わらず握られて、胸の奥が更にギュンッと高鳴る。しかも、立ち上がる時に見えてしまったのだ。悠馬の股間が、目視で分かる程膨らんでいることに。
「(お、俺が漏らしてるとこ見て、興奮したのかよ……♡悠馬の変態……っ、ひ、引かないどころか滾ってくれただなんて、う、嬉しくないんだからな……♡)」
「(あー、顔真っ赤な光瑠かっわい……。素直に着いてきてくれんのも最高。このまま一緒に入ってもいい感じ?オレの手で光瑠のこと綺麗にしてあげたいなぁ)」
広々とした部屋の中、ガラス張りになっている浴室に、当たり前のように二人で入室する。ぽおっと夢心地のようにされるがままだった光瑠だが、濡れそぼったスキニーと下着を下ろされた瞬間、ぱちりと意識が戻ってきた。
「う、わああぁ!?なっ、なな何してんだ変態!一人で出来るから出てけ!」
「ここまで来て嫌がんの?今更じゃん。それにさー、ココ、やばいことになってんだけど」
「何、……っひにゃあ!?」
バチッ、と感じた激しい刺激に、全身が震える。
訳が分からず見下ろした視線の先、綺麗さっぱりなくなったちんこと、何かを摘んでいる悠馬の手があった。
「ひぐッ♡♡♡!?」
「っ……!ひ、光瑠!?大丈夫か!?」
真っ直ぐ飛んできたモノは、ピンク色の細いレーザー光線。それは見事に光瑠の股間を直撃した。
襲ってきたのは、痛みではなく激しい快感。思わず股間を押さえて蹲った彼の下半身が、次第にじわじわと湿っていく。
「あ、あぁ、嘘、ひ、み、見るな悠馬ぁ……っ!」
「え」
しゃばしゃばと溢れ出したそれが、薄黄色の水溜まりを形成していく。あまりの羞恥で震えながら動くことが出来ない光瑠は、我慢できずに垂れ流すばかり。
そんな彼を見下ろして、悠馬はこくりと小さく喉を鳴らした。
「(え?は……?光瑠が、おもらし……?なにこれ、くっそ可愛い……!うわ、やば、声もエロすぎ。ちんこに効くんだけど)」
暫く口を押さえて悶えていたが、ピチョンと最後の雫が落ちる音で我に返る。光瑠は謎の光線を受けたのだ。その衝撃で漏らしたのだとしたら、怪我をしていてもおかしくない。
「ひぐ、う゛、ちが、これ、は……っ」
「光瑠」
「っひ」
「痛みは?怪我してない?」
「え……」
てっきり失禁のことを揶揄られると思っていた光瑠は、ぱちぱちと目を瞬いた。心配そうに見つめてくる悠馬に、胸がきゅうっと窄まる。
「だい、じょーぶ。痛くは、なかったから」
「そう、よかった。……立てる?この部屋、向こうに浴室あるみたいだし。そのままだと気持ち悪いでしょ」
「あ、う……、ひ、一人で歩けるっ。見んなって、言っただろ」
「ばーか、そう言われたら逆に見たくなるんだよ。ほら、手掴まって」
「ばっ、き、汚いから!」
「どーせ洗い流すんだし、関係ないよ」
濡れている手にも関わらず握られて、胸の奥が更にギュンッと高鳴る。しかも、立ち上がる時に見えてしまったのだ。悠馬の股間が、目視で分かる程膨らんでいることに。
「(お、俺が漏らしてるとこ見て、興奮したのかよ……♡悠馬の変態……っ、ひ、引かないどころか滾ってくれただなんて、う、嬉しくないんだからな……♡)」
「(あー、顔真っ赤な光瑠かっわい……。素直に着いてきてくれんのも最高。このまま一緒に入ってもいい感じ?オレの手で光瑠のこと綺麗にしてあげたいなぁ)」
広々とした部屋の中、ガラス張りになっている浴室に、当たり前のように二人で入室する。ぽおっと夢心地のようにされるがままだった光瑠だが、濡れそぼったスキニーと下着を下ろされた瞬間、ぱちりと意識が戻ってきた。
「う、わああぁ!?なっ、なな何してんだ変態!一人で出来るから出てけ!」
「ここまで来て嫌がんの?今更じゃん。それにさー、ココ、やばいことになってんだけど」
「何、……っひにゃあ!?」
バチッ、と感じた激しい刺激に、全身が震える。
訳が分からず見下ろした視線の先、綺麗さっぱりなくなったちんこと、何かを摘んでいる悠馬の手があった。
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