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第二部:新婚編
22:藤黄色アンドレス
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今度は時間を止められることなく、意識があるまま何度も連続絶頂させられている銀くんと、腰を打ち付けながらひらひら手を振るプリコットさんに見送られて、僕達は大穴から飛び立った。
「き、昨日も結構やってた気がするんだけど……。足りなかったのかな……?」
「あー……。あそこでしか育たない果実もらっただろ、クロ」
「う、うん」
「そん時、あいつから手ずから食べさせられてたから、嫉妬したんじゃねぇか?」
「食べさせて……って、あれはほとんど無理矢理押し込まれたようなものだったんだけど……?」
事後にもらった、さくらんぼみたいに赤くてつやつやした果物は、サイダーみたいにしゅわしゅわして甘くて美味しかった。銀くんが面白がって、餌付けするみたいに僕の口に放り込んできてたけど。あの時のプリコットさん、にこにこしてたけど嫉妬してたんだなぁ……。
「……ルトラもした?嫉妬」
「じゃれてんなとは思ったが、嫁同士の他愛ない触れ合いは可愛いもんだ。……まあ、勿論例外はあるがな」
髪の間から見える瞳が、すうっと細められる。嫉妬通り越して殺意を抱いてそうな鋭さだ。……することはないと思うけど、試し行為みたいなことは絶対やらないでおこう。
*****
次に辿り着いた村は、どうやら主にカマイタチが住んでいるようだった。両手が鎌なのがちょっと怖いけど、肉球付きのもふもふな手にもすることが出来るらしく、遊んでいた子供達が見せてくれた。
「か、かわいい……」
「ちがうよ!かっこいーんだよ!」
「でもサンフラの兄ちゃんが一番かっこいーんだ~」
「すごくきれーでかっこいい鎌なんだよ!でも、およめさんにいっつもいじわるして怒られてるの」
矢継ぎ早にわいわいと教えてくれる子供達は、サンフラというカマイタチについて教えてくれた。人間の嫁がいるってことも。
多分きっと柿峰くんのことだ。ふにふにの肉球に癒された後、教えてもらった家に向かう。風車や畑といった牧歌的な村の奥、かなり大きめの家に柿峰くん達は住んでいるらしい。ノックをすると、特に返事がないまま扉が開いていった。自動ドアみたいな仕組みなのかな?
「お、お邪魔します?」
「あーっと!手が滑っちゃった~!」
「サンっ、お前また悪戯を」
「って、あれ?やば、お客さんじゃん!ごめーん、巻き込んじゃうや!」
「へっ?」
笑いながら飛び回る、すらりとした美少年と、呆れた顔で追いかける柿峰くん。
ぴかっと目の前が光ったと思ったら、僕達は雑踏の中に立っていた。隣には柿峰くんが居て、ルトラとサンフラさんの姿は見当たらない。
え、というか……。
「な、なに、この格好……!?」
「はー……。来て早々悪いな、黒河。あいつの遊びに巻き込んでしまった」
「いや、その、それもよく分からないけど、この格好は……」
きっと何らかの魔法なんだろうけど、僕と柿峰くんの服が色違いのセーラー服のような衣装に変わっていた。ただ、プリーツスカートは短すぎるし、前と後ろにしか布地がなくて、側面は紐で荒く編まれているだけ。パンツは紐パンになっているみたいで、紐部分がスカートから見えてしまっている。晒されたお腹に、ノースリーブに襟に結ばれた大きなリボン。
あまりにも破廉恥すぎる格好だ。
そんな格好で、見たことがない街の通りに立っているから、周りの魔族達からジロジロ見られてしまう。そもそもここがどこなのか分からないけど、癖になりそ……じゃなくてっ、恥ずかしい……っ。
「取り敢えず、こっち。説明するから」
「う、うん」
柿峰くんに手を引かれて、路地裏に避難する。なるべく奥まった所まで進んでいって、物陰に隠れたところで、柿峰くんが手短に説明してくれた。
聞いた話を纏めると、これはサンフラさんの固有魔法、遊戯の効果だそうだ。範囲内の人物を自分が空想した世界に招待して、問答無用に遊びを強いてくるというものらしい。効果は大体一時間。基本的にサンフラさんが柿峰くんを性的にからかう遊びが多くて、今回は脱衣鬼ごっこ。僕達は逃げる側で、サンフラさんとルトラは捕まえる側。タッチされると服が一枚ランダムで消えてしまって、インターバルが3分あるからその間にまた逃げて……。全裸になってから捕まると、その場で敗北即ハメ。時間いっぱい犯されることになる、そうだ。
「え……。何、その僕達に不利すぎる遊び……!?というか、ルトラも追う側になってるの?なんで……?」
「お前達が結婚していて旦那と嫁という間柄だからだろう。それと、一応俺達が勝つ条件もある」
「条件って……?」
「この空間にあるゴールを目指すことだ。俺達を模したぬいぐるみがどこかにあるはずだから、それに触れればこの遊戯空間から出ることが出来る」
「そ、それなら、ルトラに事情を話して一緒に探してもらおうよ」
「それは無理だな。開始の鐘が鳴ると、俺達は逃げる役として勝手に行動してしまう。追う側も、サン以外は役になりきってしまうんだ」
「え。ル、ルトラの魔力でも抵抗出来ないくらいってこと……?」
「魔力というより……、これは繋がりの度合いによるからな。互いに好き合っている程、抵抗が困難になってしまう」
「そんな……」
カランカラーン
空に響き渡る鐘の音。
その音を聞いた瞬間、僕は走り出していた。……えっ、うそ、なんで?折角隠れてたのに、これってまた大通りの方に向かってない……!?
内心パニック状態なのに、僕の身体は勝手に走る。スカートが風で捲れてパンツが見えてもお構いなし。そうして人が行き交う大通りで立ち止まった僕は、周りの視線を浴びながら自分のお尻を突き出した。Tバックでほぼ全て丸見えなそこを、自分の手の平でペシペシと叩く。いや、何やってんの僕!
「やーいっ、ざこルトラっ。僕は絶対捕まってやんないんだからなっ。悔しかったら今すぐ捕まえてみろよっ♡」
うわあああぁっ!ぼ、僕こんなこと言わない!お尻叩いて煽らないし横に振ったりもしな……いはず!
うう、周りの魔族は想像上の偽物だって分かっても視線が痛い……!
「よぉ、エロガキ」
「っ!あははっ、そんなノロマな動きじゃ捕まらないよーっ」
いきなり背後に現れた魔族の手を躱して、パンモロなバク転を決める。いや、バク転なんてやったことないんだけど!僕の身体なのに僕じゃないみたいだ。というか、今の声ってルトラの……、っ!
「残念でしたっ、鬼さんこーちらっ♡」
「お望み通り、すぐ捕まえてやらぁ」
かっ、かっこい……♡え、オールバックなんて新鮮すぎだし、ちょっとワイルドな格好がぴしっとハマってて惚れ直しそう……♡色付きグラサンも似合ってる♡ほんとのハンターみたいだ♡
寧ろ自分の方から捕まりに行きたいのに、僕の身体は跳ねるように駆け出した。
「ふふーんっ、僕の足には追いつかないでしょっ♡このまま勝っちゃうんだから♡」
「言ったろ。すぐ捕まえる、って」
「へっ!?う、わあぁっ!?」
ぐるんと世界が回る。気が付けば、片足を掴まれて逆さまにされていた。その瞬間、股間がすうっと涼しくなる。タッチされると服が一枚消えるって言ってたから、いの一番にパンツが消えたみたいだ。逆さまだからスカートも重力に負けてるし、今の僕の股間は完全丸出し状態。気持ち的には手で隠したいのに、『僕』は逆にじたばたと暴れ出す。ぷるんぷるんとおちんちんが揺れるのも構わずに。
「えっち!へんたい!僕に触るなぁっ!」「活きがいいガキだな。ちっせぇちんぽが跳ねてんぞ」
「ガキじゃないもんっ!僕はクロだもん!っ……、えい!」
反動をつけてルトラの手から逃れた僕は、そのまま彼めがけて蹴りを放った。いやもうほんとやめて!ルトラに怪我なんかさせたくないんだけど!
グラサンに当たって飛ぶぐらいで済んでほっとしたのも束の間、両手を地に着けて跳ね上がった僕は、太腿でルトラの顔を挟みこんで押し倒した。え、いや、これって、ルトラの顔面に、口に、僕のおちんちんや玉が当たって……っ♡
「ふふんっ、逆に捕まえてやったんだから♡僕のおしっこシャワーをくらえっ♡」
ショワアアアアアッ……♡
あ……。う、嘘……っ。ルトラに顔面騎乗したまま、おもらし、して……♡こんなの、一度もやったことない♡ごめんルトラ、汚い物浴びせちゃってごめん……っ!
でも、なんだろう、これ。
ぞくぞくして、興奮しちゃう……♡ルトラが僕のニオイに染まってく感覚♡……い、やいや、駄目だって。ただでさえ色んな性癖出来ちゃったのに、これ以上増えたら困る……っ!
「っはぁ~~♡すっきりしたぁ♡あーあ、僕のおしっこでびしょ濡れだね♡それなのにおちんぽ勃たせてるなんて……、ルトラのへんたい♡」
「気は済んだか?」
「ほぁっ!?」
身体能力は高いみたいなのに、呆気なく逆転される『僕』はぽんこつなんじゃないんだろうか……?
今度は僕が押し倒される番で、口の中にルトラのおちんちんを突っ込まれた。あれ?なんだかキャンディみたいに甘い……?ここが空想の世界だからかな?
「んぶっ、ん、んん~っ!!」
「お返しだ。たっぷり味わえよ」
「ごぷっ、んぐっ、んうううっ♡」
ジョボボボ、とおちんちんから溢れ出したのはおしっこだ。ルトラから、無理矢理おしっこを飲まされてる……♡でも、その味は何故かフルーティですごく美味しい。勢いが強すぎて口から溢れてしまうのがあれだけど、途中から『僕』も夢中になってごくごく飲んでいた。
「んくっ、ん、ぷはっ……♡は、あぁ♡」
「いい顔になったな、クロ」
「んぇ……♡」
とっくにインターバルを過ぎていたらしく、頬に触れられて上半身が裸になった。
「どうした?捕まらないんじゃなかったのかよ」
「げほっ、ふ、う……っ♡」
ニヒルに笑みながら見下ろされて、思わずきゅんきゅんしてしまう。ヤったことはおしっこをかけたり飲ませたりと酷いものなのに。……というか、今勝手に動いている『僕』も、なんだかんだルトラのことが好きみたいだ。きっとわざと煽って、わざと捕まって、楽しんでいるんだろう。
「ぜ、絶対、僕が勝つんだから♡」
*****
「──はあ、はぁっ……!……あっ、柿峰くん!」
どうにかルトラを振り切って逃げることに成功した『僕』は、ノーパン破廉恥スカートだけの状態で走っている途中で柿峰くんとばったり遭遇した。
いつも表情筋があまり動くことがないクールな彼が、今は下半身を全て晒して楽しそうに笑っている。僕もだけど、最早別人だ。
「黒河、君も捕まっちゃったんだね。お互いあと一回タッチされたら、時間になるまでずーーっとラブハメだよ♡」
「んへ……、らぶはめ……♡」
期待したおちんちんがぴくんと反応してスカートを持ち上げる。柿峰くんの勃起したおちんちんも、天を向いて揺れていた。
「んん……っ、だめだめ、僕はラブハメになんて屈しないんだから♡ぬいぐるみ見つけて勝とうね」
「もちろんっ。なあ、俺に作戦があるんだけど聞いてくれる?」
「うん、いいよ。二人でがんばろうね♡」
両手をぎゅっと握り合って、おちんちんの先端をちゅっと擦り付けあいながら柿峰くんの作戦の話を聞く。ものすごく恥ずかしいのに、ふりふりお尻まで振ってしまう。これ、柿峰くんも相当恥ずかしいんじゃないかな……。
「──って感じなんだ。どうかな?」
「すごくいいと思う!きっとルトラもサンフラさんも騙せちゃうよ」
きゃいきゃいとはしゃぐ『僕』達は、到底作戦とは言い難いものを実行するべく、自ら服を脱いだ。
靴以外は何も身に着けていない姿になると、脱いだそれで顔の下半分を隠すように巻き付ける。要は、顔が分からなければルトラ達を欺けるという、絶対成功しそうにない作戦だ。
そうして手を繋いでぬいぐるみを探し始めた僕達の前に、音もなく彼等が立ち塞がった。
「おにーさん達、ちょっと話させてもらっていーい?」
「時間は取らせねぇよ。正直に答えるんならな」
まあ、お約束というかなんというか、ルトラ達だったわけだけど。
二人とも警官のような制服姿になっていて……、あ、うわ、こっちの姿のルトラもかっこいい……♡じゃなくて!早速見つかってるじゃん!やっぱりバレバレじゃん……!
「わ、警備の人だ~。僕達何も悪いことしてないよ?」
「忙しいんだから邪魔しないでほしいんだけど」
ぽんこつな『僕』達は、どうやらルトラ達のことに気付いていないらしい。嘘でしょ?服が変わっただけなのに?
「いーから、早くおまんここっち向けてナカ見せて?はーやーく!」
「こっちも仕事でやってんだ、余計な手間をかけさせんなよ」
「んー、仕方ないか。お仕事なんだしちゃんと協力しないとね」
「はぁ……、しょうがないなぁ」
僕達は揃って後ろを向くと、ひくついているアナルが見えやすいようにお尻を突き出した。
「わ。二人とも縦に割れたふっくらおまんこだね~。怪しいなぁ、ナニか隠してないか調べちゃお」
「そうだな。奥までしっかり確認してやんないとな」
「ひぐっ♡」
「んひぃっ♡」
慣らされていないのに、簡単に異物を受け入れてしまった僕達のアナル。挿れられたのは、多分警棒みたいな物だ。
ルトラのおちんちんより小さいけど、ごつごつしていて気持ちいい。それでグリグリと前立腺や奥を刺激されるものだから、感じ入った身体がだんだんガニ股になってくるし、自分からもヘコヘコ腰を振り始めてしまう。
「ほら、どすけべメススイッチ隠してたじゃねぇか。これは逮捕しねぇとな」
「ひんっ♡らって、きもちい、からぁっ♡そご、おされると、感じひゃうぅ♡」
「ほーら、トントンされるの好きだよね。おんなじとこいっぱい責めたげる」
「お゛っ、んお……っ♡むり、ずっと、ゴリゴリざれたらぁっ♡♡」
ビュルルッ♡ブピュッ♡
ほぼ同時に雑魚イキした僕達のナカから、警棒がズプッと抜かれた。頭の先から爪先まで、全身が快楽で痺れる。
だから、熱いそれがアナルにちゅっと当たってきても、逃げるどころか求めるように腰をくねらせてしまった。
口元を隠していた服が消える。でももう、『僕』はそんなことを気にしていなかった。
「おまんこだけでザーメン出しちゃうようなわるーい子には、もっと太いお仕置き棒で躾しないとねっ♡」
「よーく味わえよ、クロ」
ズンッッッッ♡♡♡
「ん゛お、ほお゛おおおおぉ♡♡♡」
「ひぎゅ、う゛ううっっ♡♡♡」
あつあつのおちんちんを挿入された瞬間、歓喜するかのようにおしっこが漏れた。腰を掴まれて、獣のようにガツガツと突かれて……♡心も身体も全部ルトラに喰われていく感覚が堪らない♡
そのまま外でズコバコパンパンと激しいラブハメをされた僕は、弾けるような快感に呑まれて意識が遠くなっていった。
*****
「──すまなかった。サンの悪戯に巻き込んでしまって」
「う、ううん、気にしないで、柿峰くん。恥ずかしかったけど……、ルトラのかっこいい姿も見れてよかったし。強引にされちゃうのも、……その、癖になりそうというか」
「忘れろ、癖になるな、クロ。オレは無理矢理抱きたいわけじゃないんだからな」
「分かってるよ。……でも、そういうプレイなら、いいのかなって」
「はぁ……。オレの理性を試してこようとするな」
軽く小突かれたけど、多分きっとルトラも満更じゃなさそうだ。今度は操られていない状態で、強引にお仕置きえっちしてもらうのもいいかも……♡
「ほら、別に二人とも怒ってないじゃん!寧ろぼくってばいーことしたんじゃないの?だからさっさとこれ解い……っ、あははははは!しょこっ、くすぐるにゃぁ!」
「開き直るな、反省しろ」
元凶であるサンフラさんは、両手を一纏めにされて天井から吊られていた。柿峰くんから脇を擽られて、涙が滲むほど笑っている。手を鎌に出来ないのは、縛っているロープに無力化の効果があるからだそうだ。効果時間は短いらしいけど、よく使っているらしい。
「いい加減、俺が抱くぞ」
「ひゃわっ、あはは、ひふふふっ、やだぁっ、カキミネのことはぼくが喘がせたいのっ、あははははっっ!」
お仕置きと称していちゃついているようにも見えるのは、二人が好き合っているからだろう。
触発されて僕も軽くルトラの脇腹を触ってみたけど無反応だった。残念。
「き、昨日も結構やってた気がするんだけど……。足りなかったのかな……?」
「あー……。あそこでしか育たない果実もらっただろ、クロ」
「う、うん」
「そん時、あいつから手ずから食べさせられてたから、嫉妬したんじゃねぇか?」
「食べさせて……って、あれはほとんど無理矢理押し込まれたようなものだったんだけど……?」
事後にもらった、さくらんぼみたいに赤くてつやつやした果物は、サイダーみたいにしゅわしゅわして甘くて美味しかった。銀くんが面白がって、餌付けするみたいに僕の口に放り込んできてたけど。あの時のプリコットさん、にこにこしてたけど嫉妬してたんだなぁ……。
「……ルトラもした?嫉妬」
「じゃれてんなとは思ったが、嫁同士の他愛ない触れ合いは可愛いもんだ。……まあ、勿論例外はあるがな」
髪の間から見える瞳が、すうっと細められる。嫉妬通り越して殺意を抱いてそうな鋭さだ。……することはないと思うけど、試し行為みたいなことは絶対やらないでおこう。
*****
次に辿り着いた村は、どうやら主にカマイタチが住んでいるようだった。両手が鎌なのがちょっと怖いけど、肉球付きのもふもふな手にもすることが出来るらしく、遊んでいた子供達が見せてくれた。
「か、かわいい……」
「ちがうよ!かっこいーんだよ!」
「でもサンフラの兄ちゃんが一番かっこいーんだ~」
「すごくきれーでかっこいい鎌なんだよ!でも、およめさんにいっつもいじわるして怒られてるの」
矢継ぎ早にわいわいと教えてくれる子供達は、サンフラというカマイタチについて教えてくれた。人間の嫁がいるってことも。
多分きっと柿峰くんのことだ。ふにふにの肉球に癒された後、教えてもらった家に向かう。風車や畑といった牧歌的な村の奥、かなり大きめの家に柿峰くん達は住んでいるらしい。ノックをすると、特に返事がないまま扉が開いていった。自動ドアみたいな仕組みなのかな?
「お、お邪魔します?」
「あーっと!手が滑っちゃった~!」
「サンっ、お前また悪戯を」
「って、あれ?やば、お客さんじゃん!ごめーん、巻き込んじゃうや!」
「へっ?」
笑いながら飛び回る、すらりとした美少年と、呆れた顔で追いかける柿峰くん。
ぴかっと目の前が光ったと思ったら、僕達は雑踏の中に立っていた。隣には柿峰くんが居て、ルトラとサンフラさんの姿は見当たらない。
え、というか……。
「な、なに、この格好……!?」
「はー……。来て早々悪いな、黒河。あいつの遊びに巻き込んでしまった」
「いや、その、それもよく分からないけど、この格好は……」
きっと何らかの魔法なんだろうけど、僕と柿峰くんの服が色違いのセーラー服のような衣装に変わっていた。ただ、プリーツスカートは短すぎるし、前と後ろにしか布地がなくて、側面は紐で荒く編まれているだけ。パンツは紐パンになっているみたいで、紐部分がスカートから見えてしまっている。晒されたお腹に、ノースリーブに襟に結ばれた大きなリボン。
あまりにも破廉恥すぎる格好だ。
そんな格好で、見たことがない街の通りに立っているから、周りの魔族達からジロジロ見られてしまう。そもそもここがどこなのか分からないけど、癖になりそ……じゃなくてっ、恥ずかしい……っ。
「取り敢えず、こっち。説明するから」
「う、うん」
柿峰くんに手を引かれて、路地裏に避難する。なるべく奥まった所まで進んでいって、物陰に隠れたところで、柿峰くんが手短に説明してくれた。
聞いた話を纏めると、これはサンフラさんの固有魔法、遊戯の効果だそうだ。範囲内の人物を自分が空想した世界に招待して、問答無用に遊びを強いてくるというものらしい。効果は大体一時間。基本的にサンフラさんが柿峰くんを性的にからかう遊びが多くて、今回は脱衣鬼ごっこ。僕達は逃げる側で、サンフラさんとルトラは捕まえる側。タッチされると服が一枚ランダムで消えてしまって、インターバルが3分あるからその間にまた逃げて……。全裸になってから捕まると、その場で敗北即ハメ。時間いっぱい犯されることになる、そうだ。
「え……。何、その僕達に不利すぎる遊び……!?というか、ルトラも追う側になってるの?なんで……?」
「お前達が結婚していて旦那と嫁という間柄だからだろう。それと、一応俺達が勝つ条件もある」
「条件って……?」
「この空間にあるゴールを目指すことだ。俺達を模したぬいぐるみがどこかにあるはずだから、それに触れればこの遊戯空間から出ることが出来る」
「そ、それなら、ルトラに事情を話して一緒に探してもらおうよ」
「それは無理だな。開始の鐘が鳴ると、俺達は逃げる役として勝手に行動してしまう。追う側も、サン以外は役になりきってしまうんだ」
「え。ル、ルトラの魔力でも抵抗出来ないくらいってこと……?」
「魔力というより……、これは繋がりの度合いによるからな。互いに好き合っている程、抵抗が困難になってしまう」
「そんな……」
カランカラーン
空に響き渡る鐘の音。
その音を聞いた瞬間、僕は走り出していた。……えっ、うそ、なんで?折角隠れてたのに、これってまた大通りの方に向かってない……!?
内心パニック状態なのに、僕の身体は勝手に走る。スカートが風で捲れてパンツが見えてもお構いなし。そうして人が行き交う大通りで立ち止まった僕は、周りの視線を浴びながら自分のお尻を突き出した。Tバックでほぼ全て丸見えなそこを、自分の手の平でペシペシと叩く。いや、何やってんの僕!
「やーいっ、ざこルトラっ。僕は絶対捕まってやんないんだからなっ。悔しかったら今すぐ捕まえてみろよっ♡」
うわあああぁっ!ぼ、僕こんなこと言わない!お尻叩いて煽らないし横に振ったりもしな……いはず!
うう、周りの魔族は想像上の偽物だって分かっても視線が痛い……!
「よぉ、エロガキ」
「っ!あははっ、そんなノロマな動きじゃ捕まらないよーっ」
いきなり背後に現れた魔族の手を躱して、パンモロなバク転を決める。いや、バク転なんてやったことないんだけど!僕の身体なのに僕じゃないみたいだ。というか、今の声ってルトラの……、っ!
「残念でしたっ、鬼さんこーちらっ♡」
「お望み通り、すぐ捕まえてやらぁ」
かっ、かっこい……♡え、オールバックなんて新鮮すぎだし、ちょっとワイルドな格好がぴしっとハマってて惚れ直しそう……♡色付きグラサンも似合ってる♡ほんとのハンターみたいだ♡
寧ろ自分の方から捕まりに行きたいのに、僕の身体は跳ねるように駆け出した。
「ふふーんっ、僕の足には追いつかないでしょっ♡このまま勝っちゃうんだから♡」
「言ったろ。すぐ捕まえる、って」
「へっ!?う、わあぁっ!?」
ぐるんと世界が回る。気が付けば、片足を掴まれて逆さまにされていた。その瞬間、股間がすうっと涼しくなる。タッチされると服が一枚消えるって言ってたから、いの一番にパンツが消えたみたいだ。逆さまだからスカートも重力に負けてるし、今の僕の股間は完全丸出し状態。気持ち的には手で隠したいのに、『僕』は逆にじたばたと暴れ出す。ぷるんぷるんとおちんちんが揺れるのも構わずに。
「えっち!へんたい!僕に触るなぁっ!」「活きがいいガキだな。ちっせぇちんぽが跳ねてんぞ」
「ガキじゃないもんっ!僕はクロだもん!っ……、えい!」
反動をつけてルトラの手から逃れた僕は、そのまま彼めがけて蹴りを放った。いやもうほんとやめて!ルトラに怪我なんかさせたくないんだけど!
グラサンに当たって飛ぶぐらいで済んでほっとしたのも束の間、両手を地に着けて跳ね上がった僕は、太腿でルトラの顔を挟みこんで押し倒した。え、いや、これって、ルトラの顔面に、口に、僕のおちんちんや玉が当たって……っ♡
「ふふんっ、逆に捕まえてやったんだから♡僕のおしっこシャワーをくらえっ♡」
ショワアアアアアッ……♡
あ……。う、嘘……っ。ルトラに顔面騎乗したまま、おもらし、して……♡こんなの、一度もやったことない♡ごめんルトラ、汚い物浴びせちゃってごめん……っ!
でも、なんだろう、これ。
ぞくぞくして、興奮しちゃう……♡ルトラが僕のニオイに染まってく感覚♡……い、やいや、駄目だって。ただでさえ色んな性癖出来ちゃったのに、これ以上増えたら困る……っ!
「っはぁ~~♡すっきりしたぁ♡あーあ、僕のおしっこでびしょ濡れだね♡それなのにおちんぽ勃たせてるなんて……、ルトラのへんたい♡」
「気は済んだか?」
「ほぁっ!?」
身体能力は高いみたいなのに、呆気なく逆転される『僕』はぽんこつなんじゃないんだろうか……?
今度は僕が押し倒される番で、口の中にルトラのおちんちんを突っ込まれた。あれ?なんだかキャンディみたいに甘い……?ここが空想の世界だからかな?
「んぶっ、ん、んん~っ!!」
「お返しだ。たっぷり味わえよ」
「ごぷっ、んぐっ、んうううっ♡」
ジョボボボ、とおちんちんから溢れ出したのはおしっこだ。ルトラから、無理矢理おしっこを飲まされてる……♡でも、その味は何故かフルーティですごく美味しい。勢いが強すぎて口から溢れてしまうのがあれだけど、途中から『僕』も夢中になってごくごく飲んでいた。
「んくっ、ん、ぷはっ……♡は、あぁ♡」
「いい顔になったな、クロ」
「んぇ……♡」
とっくにインターバルを過ぎていたらしく、頬に触れられて上半身が裸になった。
「どうした?捕まらないんじゃなかったのかよ」
「げほっ、ふ、う……っ♡」
ニヒルに笑みながら見下ろされて、思わずきゅんきゅんしてしまう。ヤったことはおしっこをかけたり飲ませたりと酷いものなのに。……というか、今勝手に動いている『僕』も、なんだかんだルトラのことが好きみたいだ。きっとわざと煽って、わざと捕まって、楽しんでいるんだろう。
「ぜ、絶対、僕が勝つんだから♡」
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「──はあ、はぁっ……!……あっ、柿峰くん!」
どうにかルトラを振り切って逃げることに成功した『僕』は、ノーパン破廉恥スカートだけの状態で走っている途中で柿峰くんとばったり遭遇した。
いつも表情筋があまり動くことがないクールな彼が、今は下半身を全て晒して楽しそうに笑っている。僕もだけど、最早別人だ。
「黒河、君も捕まっちゃったんだね。お互いあと一回タッチされたら、時間になるまでずーーっとラブハメだよ♡」
「んへ……、らぶはめ……♡」
期待したおちんちんがぴくんと反応してスカートを持ち上げる。柿峰くんの勃起したおちんちんも、天を向いて揺れていた。
「んん……っ、だめだめ、僕はラブハメになんて屈しないんだから♡ぬいぐるみ見つけて勝とうね」
「もちろんっ。なあ、俺に作戦があるんだけど聞いてくれる?」
「うん、いいよ。二人でがんばろうね♡」
両手をぎゅっと握り合って、おちんちんの先端をちゅっと擦り付けあいながら柿峰くんの作戦の話を聞く。ものすごく恥ずかしいのに、ふりふりお尻まで振ってしまう。これ、柿峰くんも相当恥ずかしいんじゃないかな……。
「──って感じなんだ。どうかな?」
「すごくいいと思う!きっとルトラもサンフラさんも騙せちゃうよ」
きゃいきゃいとはしゃぐ『僕』達は、到底作戦とは言い難いものを実行するべく、自ら服を脱いだ。
靴以外は何も身に着けていない姿になると、脱いだそれで顔の下半分を隠すように巻き付ける。要は、顔が分からなければルトラ達を欺けるという、絶対成功しそうにない作戦だ。
そうして手を繋いでぬいぐるみを探し始めた僕達の前に、音もなく彼等が立ち塞がった。
「おにーさん達、ちょっと話させてもらっていーい?」
「時間は取らせねぇよ。正直に答えるんならな」
まあ、お約束というかなんというか、ルトラ達だったわけだけど。
二人とも警官のような制服姿になっていて……、あ、うわ、こっちの姿のルトラもかっこいい……♡じゃなくて!早速見つかってるじゃん!やっぱりバレバレじゃん……!
「わ、警備の人だ~。僕達何も悪いことしてないよ?」
「忙しいんだから邪魔しないでほしいんだけど」
ぽんこつな『僕』達は、どうやらルトラ達のことに気付いていないらしい。嘘でしょ?服が変わっただけなのに?
「いーから、早くおまんここっち向けてナカ見せて?はーやーく!」
「こっちも仕事でやってんだ、余計な手間をかけさせんなよ」
「んー、仕方ないか。お仕事なんだしちゃんと協力しないとね」
「はぁ……、しょうがないなぁ」
僕達は揃って後ろを向くと、ひくついているアナルが見えやすいようにお尻を突き出した。
「わ。二人とも縦に割れたふっくらおまんこだね~。怪しいなぁ、ナニか隠してないか調べちゃお」
「そうだな。奥までしっかり確認してやんないとな」
「ひぐっ♡」
「んひぃっ♡」
慣らされていないのに、簡単に異物を受け入れてしまった僕達のアナル。挿れられたのは、多分警棒みたいな物だ。
ルトラのおちんちんより小さいけど、ごつごつしていて気持ちいい。それでグリグリと前立腺や奥を刺激されるものだから、感じ入った身体がだんだんガニ股になってくるし、自分からもヘコヘコ腰を振り始めてしまう。
「ほら、どすけべメススイッチ隠してたじゃねぇか。これは逮捕しねぇとな」
「ひんっ♡らって、きもちい、からぁっ♡そご、おされると、感じひゃうぅ♡」
「ほーら、トントンされるの好きだよね。おんなじとこいっぱい責めたげる」
「お゛っ、んお……っ♡むり、ずっと、ゴリゴリざれたらぁっ♡♡」
ビュルルッ♡ブピュッ♡
ほぼ同時に雑魚イキした僕達のナカから、警棒がズプッと抜かれた。頭の先から爪先まで、全身が快楽で痺れる。
だから、熱いそれがアナルにちゅっと当たってきても、逃げるどころか求めるように腰をくねらせてしまった。
口元を隠していた服が消える。でももう、『僕』はそんなことを気にしていなかった。
「おまんこだけでザーメン出しちゃうようなわるーい子には、もっと太いお仕置き棒で躾しないとねっ♡」
「よーく味わえよ、クロ」
ズンッッッッ♡♡♡
「ん゛お、ほお゛おおおおぉ♡♡♡」
「ひぎゅ、う゛ううっっ♡♡♡」
あつあつのおちんちんを挿入された瞬間、歓喜するかのようにおしっこが漏れた。腰を掴まれて、獣のようにガツガツと突かれて……♡心も身体も全部ルトラに喰われていく感覚が堪らない♡
そのまま外でズコバコパンパンと激しいラブハメをされた僕は、弾けるような快感に呑まれて意識が遠くなっていった。
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「──すまなかった。サンの悪戯に巻き込んでしまって」
「う、ううん、気にしないで、柿峰くん。恥ずかしかったけど……、ルトラのかっこいい姿も見れてよかったし。強引にされちゃうのも、……その、癖になりそうというか」
「忘れろ、癖になるな、クロ。オレは無理矢理抱きたいわけじゃないんだからな」
「分かってるよ。……でも、そういうプレイなら、いいのかなって」
「はぁ……。オレの理性を試してこようとするな」
軽く小突かれたけど、多分きっとルトラも満更じゃなさそうだ。今度は操られていない状態で、強引にお仕置きえっちしてもらうのもいいかも……♡
「ほら、別に二人とも怒ってないじゃん!寧ろぼくってばいーことしたんじゃないの?だからさっさとこれ解い……っ、あははははは!しょこっ、くすぐるにゃぁ!」
「開き直るな、反省しろ」
元凶であるサンフラさんは、両手を一纏めにされて天井から吊られていた。柿峰くんから脇を擽られて、涙が滲むほど笑っている。手を鎌に出来ないのは、縛っているロープに無力化の効果があるからだそうだ。効果時間は短いらしいけど、よく使っているらしい。
「いい加減、俺が抱くぞ」
「ひゃわっ、あはは、ひふふふっ、やだぁっ、カキミネのことはぼくが喘がせたいのっ、あははははっっ!」
お仕置きと称していちゃついているようにも見えるのは、二人が好き合っているからだろう。
触発されて僕も軽くルトラの脇腹を触ってみたけど無反応だった。残念。
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