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第一部:婚姻編
⑮珊瑚色アタッチメント
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「私のことは覚えているか?君が幼き頃、魔界の湖で出会ったケルピーだ」
「ん゛……♡ほ、ぉ゛……っ♡♡」
「人間界の湖とゲートが繋がったことにも驚いたが、君は私を怖がるどころか友達になろうとしてきたな」
「ひゃめ゛……♡♡ん゛ぢゅっ♡♡♡」
「帰すのが惜しくてマーキング……キスをしたことは流石に覚えているだろう?気持ちよかったのか水の中で漏らしてしまったことも、君が別れを悲しんでくれてなかなか離れなかったことも」
「あ゛あああぁぁっっ♡♡♡お゛っ♡♡ありぇっ♡ゆめ、じゃ、ながったと、お゛おぉっ♡♡♡」
「夢なものか、愛しき人よ。こうして契れる日が来るのを待ち侘びていたぞ」
待って……、待ってほしい、お願い待って。
僕のすぐ横で激しいえっちが始まっちゃったから、いたたまれないし恥ずかしいし、消えてしまいたいんだけど……!?
──珊瑚くんが首根っこを咥えられた、あの後。馬から人型に変わった美丈夫は、馬並みの太すぎるおちんちんで珊瑚くんを愛し始めてしまった。破られるように剥かれた制服の残骸が、辺りにもの寂しく散らばっている。
ケルピーのおちんちんはかなりの大きさで、珊瑚くんのお腹がぽこっと膨らんでしまっているのが見えてしまう。さっきからずっと騎乗位で貫かれている珊瑚くんは、きつそうだけど嬉しそうに頬を緩ませていた。
バチュバチュと肌のぶつかる音や、珊瑚くんの揺れるおちんちんから飛び出す潮で、僕の隣がとにかく凄いことになっている。
「(ううう……、やば、また勃っちゃう……)」
「…………ん……」
「っ!!」
もぞ、と寝ている悪魔が身動ぎして、思わず息を止めてしまう。ふわふわした髪の毛が頬を擽った後、また規則的な寝息が聞こえ始めた。びっくりしたけど、そのお陰で下半身も落ち着いてくれたから結果オーライかな。
「どうした?幼き頃は私に乗って乗馬ごっこをしていただろう?」
「お゛ふっ♡♡あ゛っ、あれ、はっ♡♡馬の゛っ、すがた、やったけん゛……ッッ♡♡ごんなっ、えっちいのじゃ、ふあ゛あああぁっっ♡♡♡」
「そうか、馬の姿の私でも愛してくれるのだな」
「んぇ……、ちが、ま゛っ……、ほ、ぉ゛ッッ!?」
瞬き一瞬の間に、ケルピーの姿が馬へと変化した。馬……とはいっても、鬣が水のように透明な流動体だったり、尻尾が魚の尾鰭のようだったりで、普通のそれとは全く違う。
そして、珊瑚くんはというと、そんなケルピーの背中に跨る体勢になっていた。それなのに、ぽっこりとおちんちんの形になったお腹は何故かそのままだ。
「あ゛ぇ……っ♡♡♡ちん、ぽっ♡ゆれ゛るっ♡ふ、か、あああぁ……ッッ♡♡」
「生殖器を移動させるなど私にとって造作もないからな」
「や゛っ♡動かん゛でっ♡む゛りやけん゛……っ♡おながっ、やぶれりゅがらぁっ♡♡♡」
「愛する嫁の腹を破るわけないだろう。……破る勢いで種付けはする予定だがな」
「ん゛うっ、ひゃう゛うううぅっっ♡♡♡イぐっ♡♡イく、出る、うぅッッッ♡♡♡」
かっぽかっぽと歩き始めたケルピーの背に乗せられたまま、足をピンッとしならせて射精する珊瑚くん。必死に止めようとしているみたいだけど、深く貫かれた腹を愛おしそうに撫でる姿は、完全に嫁のそれだった。
「は、ぁ……っ♡はぁ……♡♡んへ……♡オレのこと、こんなに好いてくれとったん……♡う、れし……♡♡」
うわ言のようにぽつりと零した彼の言葉は、ケルピーにしっかり届いたようだ。当然のように激しくなった振動に、珊瑚くんの喘ぎ声が一際大きくなっていった。
「ん゛……♡ほ、ぉ゛……っ♡♡」
「人間界の湖とゲートが繋がったことにも驚いたが、君は私を怖がるどころか友達になろうとしてきたな」
「ひゃめ゛……♡♡ん゛ぢゅっ♡♡♡」
「帰すのが惜しくてマーキング……キスをしたことは流石に覚えているだろう?気持ちよかったのか水の中で漏らしてしまったことも、君が別れを悲しんでくれてなかなか離れなかったことも」
「あ゛あああぁぁっっ♡♡♡お゛っ♡♡ありぇっ♡ゆめ、じゃ、ながったと、お゛おぉっ♡♡♡」
「夢なものか、愛しき人よ。こうして契れる日が来るのを待ち侘びていたぞ」
待って……、待ってほしい、お願い待って。
僕のすぐ横で激しいえっちが始まっちゃったから、いたたまれないし恥ずかしいし、消えてしまいたいんだけど……!?
──珊瑚くんが首根っこを咥えられた、あの後。馬から人型に変わった美丈夫は、馬並みの太すぎるおちんちんで珊瑚くんを愛し始めてしまった。破られるように剥かれた制服の残骸が、辺りにもの寂しく散らばっている。
ケルピーのおちんちんはかなりの大きさで、珊瑚くんのお腹がぽこっと膨らんでしまっているのが見えてしまう。さっきからずっと騎乗位で貫かれている珊瑚くんは、きつそうだけど嬉しそうに頬を緩ませていた。
バチュバチュと肌のぶつかる音や、珊瑚くんの揺れるおちんちんから飛び出す潮で、僕の隣がとにかく凄いことになっている。
「(ううう……、やば、また勃っちゃう……)」
「…………ん……」
「っ!!」
もぞ、と寝ている悪魔が身動ぎして、思わず息を止めてしまう。ふわふわした髪の毛が頬を擽った後、また規則的な寝息が聞こえ始めた。びっくりしたけど、そのお陰で下半身も落ち着いてくれたから結果オーライかな。
「どうした?幼き頃は私に乗って乗馬ごっこをしていただろう?」
「お゛ふっ♡♡あ゛っ、あれ、はっ♡♡馬の゛っ、すがた、やったけん゛……ッッ♡♡ごんなっ、えっちいのじゃ、ふあ゛あああぁっっ♡♡♡」
「そうか、馬の姿の私でも愛してくれるのだな」
「んぇ……、ちが、ま゛っ……、ほ、ぉ゛ッッ!?」
瞬き一瞬の間に、ケルピーの姿が馬へと変化した。馬……とはいっても、鬣が水のように透明な流動体だったり、尻尾が魚の尾鰭のようだったりで、普通のそれとは全く違う。
そして、珊瑚くんはというと、そんなケルピーの背中に跨る体勢になっていた。それなのに、ぽっこりとおちんちんの形になったお腹は何故かそのままだ。
「あ゛ぇ……っ♡♡♡ちん、ぽっ♡ゆれ゛るっ♡ふ、か、あああぁ……ッッ♡♡」
「生殖器を移動させるなど私にとって造作もないからな」
「や゛っ♡動かん゛でっ♡む゛りやけん゛……っ♡おながっ、やぶれりゅがらぁっ♡♡♡」
「愛する嫁の腹を破るわけないだろう。……破る勢いで種付けはする予定だがな」
「ん゛うっ、ひゃう゛うううぅっっ♡♡♡イぐっ♡♡イく、出る、うぅッッッ♡♡♡」
かっぽかっぽと歩き始めたケルピーの背に乗せられたまま、足をピンッとしならせて射精する珊瑚くん。必死に止めようとしているみたいだけど、深く貫かれた腹を愛おしそうに撫でる姿は、完全に嫁のそれだった。
「は、ぁ……っ♡はぁ……♡♡んへ……♡オレのこと、こんなに好いてくれとったん……♡う、れし……♡♡」
うわ言のようにぽつりと零した彼の言葉は、ケルピーにしっかり届いたようだ。当然のように激しくなった振動に、珊瑚くんの喘ぎ声が一際大きくなっていった。
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