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第一部:婚姻編
⑫銅色プロミス
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そういえば、金見くん達が大人しい気がする。いや、大人しくしてくれてたらそれはそれでいいんだけど、嵐の前の静けさみたいで少し警戒してしまう。
そう思った、矢先だった。
「す、すみっ、すみませんでした!!」
「あー、ダメダメ。誠意がなってないんだってば。このぼくに嘘をついておいて、そんな薄っぺらい謝罪で許すとでも?」
「も、申し訳ありません!……で、でも、人狼というゲームがあるのは、本当のことで……!」
「言い訳なんて見苦しいですよぉ」
「ほら、もっと頭下げろ、よっ!」
「ぐべっ!」
騒がしくなった一角を見ると、全裸になった銅鐘くんが土下座をしていた。頭を金見くんに踏まれながら、必死に謝罪を口にしている。一体いつからさせられていたんだろう。
確かに、人狼は嘘つきだって教えてはいたけど、それが違っただけでこんなことするか……?……銅鐘くんにも色々と言われてきたけど、こんな姿を見せられると、可哀想だし純粋に引いてしまう。顔が整っていてカースト上位だから、余計に惨めだろうな……。
「はあぁ……、お前みたいな引っ付き虫、さっさと捨てればよかった。ぼくを差し置いて、あの人狼にだらしなく見惚れてたの、気付いてないとでも思った?もうぼくに付き纏わないでよね」
「う……、うぅ……」
ぐすぐすと鼻を啜る銅鐘くんに、助けの手は伸びてこない。もし、白雪くんや橙村くん、中紅くんが居たら、自分にされてきたことを置いて駆け寄っていただろう。だけどもう、彼等は魔族の嫁になってしまった。
金見くんに見限られた銅鐘くんを助けようとするクラスメイトは、僕を含めてこの場に存在しなかった。
「ご、ごめ、なさい、金見さん、もう、二度と嘘をつきませんから、ゆっ、許してぐださい……!」
「しつこいなぁ。……ああ、じゃあ、それ。その脱いだ服」
「っ、は、はい……!」
「それに放尿してよ」
「……、え……?」
「聞こえなかった?放尿、おしっこ。制服も下着も全部汚すところ、見せてよ」
「な……!」
くすくすと笑う金見くんの前で、銅鐘くんの顔が青ざめていく。全裸土下座だけでも屈辱だろうに、自分が着ていた服を自分で汚すなんて、恥辱以外の何でもない。流石の銅鐘くんも断るだろうと、思っていたら。
「……わ、分かり、ました」
青くなっていた顔色をじわじわ赤く染めながら、そう言い切った。どうして、そこまで……。いくら取り巻きとはいえ、そんな恥ずかしいことまでしなきゃいけない程、金見くんから離れられないんだろうか。
「ちゃーんと出来たら、許してあげるし……、ああそうだ、お前のあの写真のこともバラさないであげるからさ」
「……っ!!か、金見さんっ、それは……!」
「あははっ!慌てすぎ、ウケる~。ほら、とっととやりなよ。ぼくの気が変わらない内にさぁ?」
「っ、う、……ぅ」
のろのろと立ち上がった銅鐘くんは、服の前に立って萎えたおちんちんの切っ先を向けた。
……写真、って言ってたよな。もしかして、銅鐘くんは何か弱みを握られていたりするんだろうか。
知られたくない何かがあるってことをわざとバラした金見くんの表情に、罪悪感のざの字もない。寧ろ、銅鐘くんが隠したがっていることを、すぐにでもバラしそうな雰囲気だ。
「ふ、……う、ぅぅ…………」
チョロッ……ショワアアアアァッ
そして、衆人環視の中、銅鐘くんは放尿を始めた。みるみるうちに制服がぐっしょりと湿っていって、床の上に水溜まりが広がっていく。
「う゛……、うぇ……、ひっく、う、ううう……っ」
赤くなって泣きながらおしっこをする銅鐘くんのことを、金見くんは侮蔑の色が浮かんだ瞳で見ていた。銀くんと一緒に嘲笑しているけど、この場で笑っているのは彼等だけだ。
長いようで短い放尿が終わると、銅鐘くんは助けを求めるように金見くんを見つめた。泣き腫らした目が赤くなっていて、痛々しい。
流石の金見くんも、命令通りに放尿した銅鐘くんを……、
「あはははははっ!!マジで漏らしてやんの!きっも!いくらぼくが言ったからって、普通そこまでする?あははっ、よっぽどバラされたくないんだね~。でも、お前の汚いところ見せられて不快になったからさ、その小汚いちんぽ、誰かにしゃぶってもらえたらバラさないであげる」
「~~~~っっっ!!!」
……許すどころか、あまりにも酷い条件をプラスしてきた。漏らせと言ったのは、金見くんなのに。
「ほら、早く頼みなよ。ちんぽ舐めてください~って、土下座でも何でもしてさぁ」
「こ、こんな、の……、聞いてない、です……っ」
「はぁ?泣き言聞きたいわけじゃないんだけど。さっさとしないと、うっかり話しちゃうかもな~?」
「ッ……!!」
土下座したところで、おしっこしたばかりのおちんちんを舐めようと思う人なんている訳がない。それが分かっていて、金見くんは無理難題を吹っかけている。
……力では適わないし、口喧嘩も出来ないけど。舐めるくらいなら、僕にも出来るんじゃないだろうか。勿論抵抗感はあるし、僕を虐めてきた相手でもあるけど……、だからといって、ここまで酷いことをされていいわけじゃない。
「ひ……、う、うぅ……、お、お願い、しま……す。ち、ちんぽ、を……っんむ、ああぁっ!?」
そう決意をして、言葉を発しようとした時だった。
土下座をするために身を伏せようとした銅鐘くんが、中途半端な前傾姿勢のまま止まってしまった。足がガクガクと震えて、ひっきりなしに喘ぎ声が溢れ出す。そして、萎えていたちんぽがブルンと揺れてはむくむくと勃起していった。
「ひぐっ♡あ、あああぁっっ♡なにっ、なにかに、舐められ……、~~っっ♡♡♡」
ジュプッ♡ヌプッ♡ズロロロッ♡♡
それこそおちんちんを舐められているような、いやらしい水音が響き出す。『何か』を遠ざけるように振られていた銅鐘くんの手が、途中でピタリと止まった。喘ぎながらも、形を確かめるように宙をなぞって、震える唇を開く。
「……と、うめい……、にんげん……?」
「惜しいな、人間じゃなくて魔族……スケルトンだわ」
「ひゃううぅっっ♡♡♡イ、ぎゅ……ッッ♡♡♡」
放たれたはずの精液が、ごくりと消えていく。透明人間……もといスケルトンが、フェラをしていたからだ。おちんちんはそのまま見えているけど、身体の中に入ったモノは透明になるってことなんだろうか。
「ん……♡ぁ、う……♡」
「よ、……っと。つーわけで、オレ様が嫁のチンコ舐めたわけだから、てめぇは約束守れよ?」
フェラの前にキスをされていたのか、くったりと蕩けた銅鐘くんの身体が、横向きに浮遊する。きっと、スケルトンが姫抱っこしているんだろう。
そんな彼は、金見くんに向かって冷たく言い捨ててきた。
「……ふん。そんな引っ付き虫がいいなんて、だいぶ節穴なんじゃない?」
「はっ、オレ様は最初っからここに居て、ずっと嫁を見てきたんだぜ?小悪党にすらなりきれない、バカで可愛い嫁のことをな」
バカ、と言う時の声音は、いじらしいものを愛でるようなものだった。透明だから表情も何も分からないけど、流れる空気はふんわり甘い。
それが面白くないのか、金見くんは秀麗な容姿を醜悪に歪めて、口元を吊り上げた。
「そいつが素っ裸で学校徘徊する変態露出狂でも、可愛いなんて言えるわけ?」
「あ?」
「な、……っ、どう、して……!」
「ああ、ぼくは写真はバラさないって言ったけど、これは口頭だから。別に約束は破ってないからね」
銅鐘くんが、露出狂。
それが、隠したかったことなんだろう。……でも、金見くんの言葉を鵜呑みにすることは出来そうになかった。それはスケルトンも同じだったようだ。
「てめぇの屁理屈じみた軽い口は信じらんねぇし、嫁の口から聞かせてもらうわ。……それに、露出狂が本当でも、オレ様は大歓迎だからな」
「あ……、え……?」
「オレ様も全裸だし、お似合いだろ」
「……っ!」
ちゅ、こくり、と控えめな音がした後、銅鐘くんの姿が魔法のように消えてしまった。だけど、くちゅくちゅというキスの音は何もない空間から聞こえてくる。
唾液を摂取すると、人間でも透明になれる……ってことだろうか。
「……はーあ、ばっかみたい。顔が見えないような奴は頭もおかしいわけ?」
「いいんじゃないですかぁ?それこそお似合いでぇ」
なんだか負け惜しみのようにも聞こえてきて、少しすっきりしてしまう。
嫌な目に合った過去は消えないけど、銅鐘くんには幸せになってほしいな。
そう思った、矢先だった。
「す、すみっ、すみませんでした!!」
「あー、ダメダメ。誠意がなってないんだってば。このぼくに嘘をついておいて、そんな薄っぺらい謝罪で許すとでも?」
「も、申し訳ありません!……で、でも、人狼というゲームがあるのは、本当のことで……!」
「言い訳なんて見苦しいですよぉ」
「ほら、もっと頭下げろ、よっ!」
「ぐべっ!」
騒がしくなった一角を見ると、全裸になった銅鐘くんが土下座をしていた。頭を金見くんに踏まれながら、必死に謝罪を口にしている。一体いつからさせられていたんだろう。
確かに、人狼は嘘つきだって教えてはいたけど、それが違っただけでこんなことするか……?……銅鐘くんにも色々と言われてきたけど、こんな姿を見せられると、可哀想だし純粋に引いてしまう。顔が整っていてカースト上位だから、余計に惨めだろうな……。
「はあぁ……、お前みたいな引っ付き虫、さっさと捨てればよかった。ぼくを差し置いて、あの人狼にだらしなく見惚れてたの、気付いてないとでも思った?もうぼくに付き纏わないでよね」
「う……、うぅ……」
ぐすぐすと鼻を啜る銅鐘くんに、助けの手は伸びてこない。もし、白雪くんや橙村くん、中紅くんが居たら、自分にされてきたことを置いて駆け寄っていただろう。だけどもう、彼等は魔族の嫁になってしまった。
金見くんに見限られた銅鐘くんを助けようとするクラスメイトは、僕を含めてこの場に存在しなかった。
「ご、ごめ、なさい、金見さん、もう、二度と嘘をつきませんから、ゆっ、許してぐださい……!」
「しつこいなぁ。……ああ、じゃあ、それ。その脱いだ服」
「っ、は、はい……!」
「それに放尿してよ」
「……、え……?」
「聞こえなかった?放尿、おしっこ。制服も下着も全部汚すところ、見せてよ」
「な……!」
くすくすと笑う金見くんの前で、銅鐘くんの顔が青ざめていく。全裸土下座だけでも屈辱だろうに、自分が着ていた服を自分で汚すなんて、恥辱以外の何でもない。流石の銅鐘くんも断るだろうと、思っていたら。
「……わ、分かり、ました」
青くなっていた顔色をじわじわ赤く染めながら、そう言い切った。どうして、そこまで……。いくら取り巻きとはいえ、そんな恥ずかしいことまでしなきゃいけない程、金見くんから離れられないんだろうか。
「ちゃーんと出来たら、許してあげるし……、ああそうだ、お前のあの写真のこともバラさないであげるからさ」
「……っ!!か、金見さんっ、それは……!」
「あははっ!慌てすぎ、ウケる~。ほら、とっととやりなよ。ぼくの気が変わらない内にさぁ?」
「っ、う、……ぅ」
のろのろと立ち上がった銅鐘くんは、服の前に立って萎えたおちんちんの切っ先を向けた。
……写真、って言ってたよな。もしかして、銅鐘くんは何か弱みを握られていたりするんだろうか。
知られたくない何かがあるってことをわざとバラした金見くんの表情に、罪悪感のざの字もない。寧ろ、銅鐘くんが隠したがっていることを、すぐにでもバラしそうな雰囲気だ。
「ふ、……う、ぅぅ…………」
チョロッ……ショワアアアアァッ
そして、衆人環視の中、銅鐘くんは放尿を始めた。みるみるうちに制服がぐっしょりと湿っていって、床の上に水溜まりが広がっていく。
「う゛……、うぇ……、ひっく、う、ううう……っ」
赤くなって泣きながらおしっこをする銅鐘くんのことを、金見くんは侮蔑の色が浮かんだ瞳で見ていた。銀くんと一緒に嘲笑しているけど、この場で笑っているのは彼等だけだ。
長いようで短い放尿が終わると、銅鐘くんは助けを求めるように金見くんを見つめた。泣き腫らした目が赤くなっていて、痛々しい。
流石の金見くんも、命令通りに放尿した銅鐘くんを……、
「あはははははっ!!マジで漏らしてやんの!きっも!いくらぼくが言ったからって、普通そこまでする?あははっ、よっぽどバラされたくないんだね~。でも、お前の汚いところ見せられて不快になったからさ、その小汚いちんぽ、誰かにしゃぶってもらえたらバラさないであげる」
「~~~~っっっ!!!」
……許すどころか、あまりにも酷い条件をプラスしてきた。漏らせと言ったのは、金見くんなのに。
「ほら、早く頼みなよ。ちんぽ舐めてください~って、土下座でも何でもしてさぁ」
「こ、こんな、の……、聞いてない、です……っ」
「はぁ?泣き言聞きたいわけじゃないんだけど。さっさとしないと、うっかり話しちゃうかもな~?」
「ッ……!!」
土下座したところで、おしっこしたばかりのおちんちんを舐めようと思う人なんている訳がない。それが分かっていて、金見くんは無理難題を吹っかけている。
……力では適わないし、口喧嘩も出来ないけど。舐めるくらいなら、僕にも出来るんじゃないだろうか。勿論抵抗感はあるし、僕を虐めてきた相手でもあるけど……、だからといって、ここまで酷いことをされていいわけじゃない。
「ひ……、う、うぅ……、お、お願い、しま……す。ち、ちんぽ、を……っんむ、ああぁっ!?」
そう決意をして、言葉を発しようとした時だった。
土下座をするために身を伏せようとした銅鐘くんが、中途半端な前傾姿勢のまま止まってしまった。足がガクガクと震えて、ひっきりなしに喘ぎ声が溢れ出す。そして、萎えていたちんぽがブルンと揺れてはむくむくと勃起していった。
「ひぐっ♡あ、あああぁっっ♡なにっ、なにかに、舐められ……、~~っっ♡♡♡」
ジュプッ♡ヌプッ♡ズロロロッ♡♡
それこそおちんちんを舐められているような、いやらしい水音が響き出す。『何か』を遠ざけるように振られていた銅鐘くんの手が、途中でピタリと止まった。喘ぎながらも、形を確かめるように宙をなぞって、震える唇を開く。
「……と、うめい……、にんげん……?」
「惜しいな、人間じゃなくて魔族……スケルトンだわ」
「ひゃううぅっっ♡♡♡イ、ぎゅ……ッッ♡♡♡」
放たれたはずの精液が、ごくりと消えていく。透明人間……もといスケルトンが、フェラをしていたからだ。おちんちんはそのまま見えているけど、身体の中に入ったモノは透明になるってことなんだろうか。
「ん……♡ぁ、う……♡」
「よ、……っと。つーわけで、オレ様が嫁のチンコ舐めたわけだから、てめぇは約束守れよ?」
フェラの前にキスをされていたのか、くったりと蕩けた銅鐘くんの身体が、横向きに浮遊する。きっと、スケルトンが姫抱っこしているんだろう。
そんな彼は、金見くんに向かって冷たく言い捨ててきた。
「……ふん。そんな引っ付き虫がいいなんて、だいぶ節穴なんじゃない?」
「はっ、オレ様は最初っからここに居て、ずっと嫁を見てきたんだぜ?小悪党にすらなりきれない、バカで可愛い嫁のことをな」
バカ、と言う時の声音は、いじらしいものを愛でるようなものだった。透明だから表情も何も分からないけど、流れる空気はふんわり甘い。
それが面白くないのか、金見くんは秀麗な容姿を醜悪に歪めて、口元を吊り上げた。
「そいつが素っ裸で学校徘徊する変態露出狂でも、可愛いなんて言えるわけ?」
「あ?」
「な、……っ、どう、して……!」
「ああ、ぼくは写真はバラさないって言ったけど、これは口頭だから。別に約束は破ってないからね」
銅鐘くんが、露出狂。
それが、隠したかったことなんだろう。……でも、金見くんの言葉を鵜呑みにすることは出来そうになかった。それはスケルトンも同じだったようだ。
「てめぇの屁理屈じみた軽い口は信じらんねぇし、嫁の口から聞かせてもらうわ。……それに、露出狂が本当でも、オレ様は大歓迎だからな」
「あ……、え……?」
「オレ様も全裸だし、お似合いだろ」
「……っ!」
ちゅ、こくり、と控えめな音がした後、銅鐘くんの姿が魔法のように消えてしまった。だけど、くちゅくちゅというキスの音は何もない空間から聞こえてくる。
唾液を摂取すると、人間でも透明になれる……ってことだろうか。
「……はーあ、ばっかみたい。顔が見えないような奴は頭もおかしいわけ?」
「いいんじゃないですかぁ?それこそお似合いでぇ」
なんだか負け惜しみのようにも聞こえてきて、少しすっきりしてしまう。
嫌な目に合った過去は消えないけど、銅鐘くんには幸せになってほしいな。
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