カントボーイ専門店でとろとろになるまで愛される話

桜羽根ねね

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3:ソクイキの快楽

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「大きさの調整をする必要はなさそうですね。では、始めましょうか」
「え……?っぎ♡んほお゛おおおおおおぉぉッッ♡♡♡」

 バチバチバチッ♡

 まるで電流を受けたかのような刺激が、股間に走った。下品な叫び声をあげて身体を跳ねさせた僕は、そのままべちゃりとベッドに突っ伏してしまう。ガニ股に開かれた足の間が、じわじわ温かくなっていく。

 あ……、どうしよう、僕、おしっこ漏らしてる……?止めたいのに、余韻のせいで止まらない……っ♡

「ここまで激しく感じてくれたのは、貴方が初めてですよ。それだけ素質があるということでしょう。おしっこ、全部出してしまっていいですからね」

 頭を撫でられながらそんなことを言われて、強ばっていた力が抜けていく。

 しょわわ、しゅいぃっ、とくぐもった水音だけが響いて、股間周りはびっしょびしょ。初めての場所、しかもベッドの上でおもらしなんて怒られてもおかしくないのに……♡

「お゛っ♡ほぉ……っ♡」
「ふふ、駄目ですよ。腰ヘコしておまんこを押し付けるのは。身体、失礼しますね」
「ん゛、ぇ……?」

 おしっこがようやく終わったところで、身体の向きをころんと変えられた。シーツにちんぽが擦れるのが気持ちよくてヘコヘコしていたのもバレていたらしい。恥ずかしい……♡

 けれど、そんな羞恥心は彼の姿を見た瞬間、一瞬どこかへ飛んでいってしまった。

「……っか、かっこ、いい……♡」
「本当ですか?ありがとうございます」

 全裸でふわりと微笑む、絶世の美形。きっとこんなことは言われ慣れてるはずなのに、そんな素振りは少しも見せない。センター分けのキャラメルブラウンと、切れ長なチョコレート色が甘そうで美味しそうだ。毛穴なんて存在しないとでもいうような肌に、一つ一つのパーツが綺麗におさまっている。至極普通な短髪黒髪黒目な僕とは、月とすっぽんもいいところだ。
 顔だけじゃなくて、体格もすごい。胸筋も、割れた腹筋も……、それに腹まで届いている逞しすぎるバキバキ勃起ちんぽも……。

 ……勃起した、ちんぽ…………?

「……っっ!?なっ、何で……!?キャストは、カントボーイのはずじゃ……!!」
「ああ……、なるほど。勘違いされていたんですね。ここはカントボーイ専門店ですが、カントボーイになるのはお客様の方なんですよ」
「へ、え……っ!?」
「ほら、見えますか?廣松様のおまんこ。クリちんぽがあまりにも可愛いサイズでしたので、クリトリスの大きさに反映させてみたんですよ」

 いつの間に寄せていたのか、大きな姿見に映る自分と目が合った。
 ぱっかりと足を開いている中心で、ちんぽがヒクヒクと勃起している。ただ、カリもなければ鈴口もない。それこそつるりとしたクリトリスだ。そして、その下には女性にしかないはずの割れ目が出来ていた。

 本当に、僕がカントボーイになってる……。

「廣松様のデカクリ、すごく美味しそうです」
「っ、あ、ま、っで、ぇ~~~ッッ♡♡♡」

 止める暇もないまま、クリトリスと化したちんぽをはむりと食べられる。ビリビリとした甘い刺激で、僕は即イった。雑魚アクメと呼ばれてもおかしくないほど、即イキした。

「ほお゛おおおぉぉっっ♡♡♡」

 プシャアアアァッッ♡♡♡

「んぷっ、……たったこれだけで潮吹きまで……、快感に弱くて可愛らしいです」
「っは、ぁ、はぁ……、っああ!か、顔っ、おしっこ、濡れて……っ!」

 ど、どうしよう……!さっき出し切ったはずなのに、彼の美顔に至近距離でおしっこをかけてしまった……!
 何か近くに拭く物は……っ!さっきおしっこ漏らしたせいでシーツはびしょびしょだし、ティッシュは見当たらないし……!

「廣松様、大丈夫ですよ。これは潮ですから。おしっこでも特に問題はないんですけどね」
「……あ、こ、これなら……!」
「廣松様?」

 テンパっていた僕は、彼の言葉を碌に聞かないまま、思いついた行為を実践していた。拭き取るものがないのなら、舐め取ればいいのだと。
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