常識改変あつめました

桜羽根ねね

文字の大きさ
上 下
7 / 24
とある会社の常識改変インターン

中編

しおりを挟む
*****


「──思った通り。股間がつるつるになったから、可愛いおちんぽがよく見えるな。それに、制服も似合っている。可愛いよ、新城くん」
「あ、あんま、可愛い可愛い言うんじゃねぇ!」

 もじもじと恥ずかしそうにしている嵐だが、その剥き出しの股間を隠そうとはしなかった。寧ろ、もっと見てほしいとばかりに、水色のおちんぽサックを嵌められた短小ペニスをプルンプルンと揺らしている。
 足が自然と肩幅に開き、腰がへこ♡へこ♡と動いてしまう。ショリショリと剃毛されていた時に勃起してしまったペニスだが、変化は誤差程度だ。健気にぴょこんと主張しているそれからは、ぷっくりとした先走りが漏れていた。

「新城くん、おまんこを見せてくれるかい」
「ま……っ、お、俺のはまんこじゃねぇ!」

 そう吐き捨てつつも、後ろを向いて尻たぶを両手で掴み、見えやすいようにアナルを露わにした。きゅっと閉じたそこが、恥ずかしそうにひくついている。

「いいや、これから一週間かけてトロトロのおまんこになる、きつきつおまんこさ。私達の仕事は事前に聞いて知っているだろう?」
「どんな穴でもおまんこにするってやつだろ。つっても、ケツ穴がまんこになるわけ……、ほお゛っ♡」
「大丈夫。君は安心して私に身を委ねてくれ。それにしても、きついながらに随分吸い付いてくれるね」
「ゆ、びっ♡ゆび、はいって……♡」
「ほんの少しだけな。この調子だと、すぐにとろふわまんこになりそうだ」
「あ゛うっ♡」

 チュポン、と指が抜かれていき、弄られたアナルが物足りなさそうにはくはくと呼吸する。もっとおまんこしていいのに、と思ってしまい、慌てて欲望を振り払った。

 そう、自分はインターンに来ているのだ。もっと指ちんぽでおまんこを掻き回してもらいたい、などと強請ってはいけない。

「ひ、雹っ、仕事あんだろ!早く教えやがれ!」
「熱心になってくれて嬉しいよ。それじゃあまず、これを見てもらおうか」

 二人きりの小部屋、背もたれ付きの椅子に腰かけた雹がボロンと取り出したのは、エグいくらいカリが張った、極太のちんぽだった。

「す、ごぉ……♡」

 たらり、と。
 涎の代わりとでもいうように、先走りがきらめく糸を作る。自分の小さくて粗末なブツとはまるで違う、王者のような巨根だ。

「おまんこ社員は、おちんぽにどれだけ媚びることが出来るかが大事だ。さあ、私のおちんぽに媚びてごらん。触っても構わないよ」

 言われるがまま、嵐はフラリと雹に近付いた。立ち込める雄の香りに、今すぐ屈服しそうになってしまう。それでも、湧き出る唾を飲み込んで、彼のすぐ目の前で足を止めた。そのまま、ガニ股になって腰を落としていく。カリ高の切っ先がふにりと触れたのは、嵐のおまんこではなく、短小ちんぽだ。先端同士が擦れるように腰を動かし、うっとりと目を細める。

「あ、ああぁ……っ♡すご♡んっ♡おちんぽ♡俺なんかよりずっとずっと強いおちんぽ様♡」
「おちんぽキスなんて、可愛いことをしてくれる。君のおちんぽが私の尿道に入ってしまいそうだ」
「や、ぁっ♡そこまで、小さくねぇ♡そ、それに、雹のおちんぽ様は、俺のまんこが食うんだから♡」
「そうか。それは楽しみだ」

 にこ、と微笑む雹に釣られて、嵐の表情筋もとろりとほどける。そのままずるずるへたり込むと、ベタベタになったペニスにグッと顔を寄せた。
 むわりと鼻孔を擽るすけべな香りに、思わず頬擦りしてしまう。たっぷり精液が詰まった陰嚢も、ビキビキに反った竿も、全てがかっこよくて愛おしい。

「好き♡おちんぽ様、好き……っ♡早く俺のこと、おまんこにしてくれ♡」

 ちゅむちゅむとちんぽにキスをしながら、辿り着いた先端をはむりと咥えた時だった。

 ドビュルルルルルルルルルルルッ♡♡ビュウウウッ♡ドピュッ♡

「んぎゅっ♡げほっ、かは……っ、う、わ……♡」

 勢いよく溢れ出した白濁が、口の中いっぱいに広がった。驚いて顔を離すと、まるでシャワーのように精液が降り注ぐ。顔どころか、胸も腹も、短小ちんぽすらも大量の白色でコーティングされてしまった。
 いつもの嵐なら、怒り狂っていたことだろう。だが、雹のちんぽにすっかり夢中になってしまった彼は、寧ろ嬉しいと感じていた。美味しくないはずなのに何故か甘く感じるそれをこくりと飲み干し、白濁で濡れたちんぽに舌を這わせる。そのままペロペロとお掃除フェラをしようとしたのだが、両肩を掴まれて不発に終わってしまった。

「すまない、新城くん。いつもは、こんなに早くないんだ。ああ、全身が汚れて……。確か棚にタオルがあったはず……」

 ばつが悪そうに、ほんのりと頬を赤く染めた雹は、どうやら慌てているようだ。暴発する予定ではなかったのだろう。男らしかった表情が、申し訳なさそうにしょげている。

「く、ははっ、そんな顔もすんだな。別にいーぜ、このままで。雹の匂い好きだし、興奮する……♡」
「し、新城くん」
「それに、早漏でもまだギンギンじゃねぇか。なあ、舐めていいか?俺のここ、口まんこにしてくれよ♡」

 しゅんとしている雹を見ていると、調子に乗ってそんなことまで言ってしまった。

「……ほう?」

 数分後、その言葉を後悔する程、喉奥まで責められるとも知らずに。 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...