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婆さんは若返り、銃を片手に冒険者を狩ってレベルアップだよ!!
第12話 冒険者酒場のマスターの独り言。
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――冒険者酒場side――
今、Cランク冒険者を狙って攻撃してくる『何者か』がいるという話で持ちきりだ。
彼等は皆、気づいたら死んでいたのだという。
遠くで何かが弾ける音が聞こえたら仲間が死んでいたのだと。
足にその痛みを受けた者もいた。
胸にその痛みを受けた者もいた。
皆揃って頭や喉、心臓を何かに貫かれて死ぬのだ。
防具を見れば、何かが貫通していった痕がある。
しかも、ホームに戻れば金はない、アイテムもない、装備も場合によっては一部がない。
アクセサリーもないというナイナイ状態で戻って来るらしく、今Cランク冒険者はダンジョンに行くのを嫌がっている。
「本当に分からない合間に死んでるんだよ!!」
「あっという間だった」
「何が起きたか分からない」
「恐ろしい」
「そう、恐ろしい……」
そう震え上がるCランク冒険者にBランクの冒険者は鼻で笑っている。
「気が付いたら死んでるってあり得るかよ。そもそもどんな野郎が冒険者を狙ってるっていうんだ? 魔族か?」
「魔族でも知恵を持つ者がいるのだろうか?」
「強い魔族なら知恵を持っているだろうな。倒せば今までCランクの冒険者が得た物を全部落とすかも知れねぇな」
「それは旨いな」
そう語っている冒険者たちだが、果たしてどんな敵かも分からないのに勝てるのだろうか?
「でも、私達でも倒せる位の強さなのかしら?」
「怪しそうな奴等に警戒してりゃいいだろ?」
「それもそうね」
「この酒場に怪しそうな人間に化けた奴が来たかも知れねえだろ?」
その言葉に、ふとこの前話をした親子を思い出す。
年の割にはとても美しい女性。スタイルもいい40代程の女性と、まだ若い目元を隠していた娘。
娘の方に目を向けたくても、目の前に兎に角良い女がいるとそっちばかり見てしまった。
娘の声を聴くと鈴が鳴るような声で、とても人を殺せるようには見えない。
無論、あの良い女もそうだ。
情に脆そうな良い女だが、人を殺すような女には一切見えなかった。
それに、あれっきりあの二人を見ていない。
きっと旅だったんだろう。
「ねぇマスター、変な奴等見なかったか?」
「いや、見てないなぁ……」
「マジかよ」
「擬態上手すぎじゃね?」
「でも、必ずこの酒場には着てそうな気がするんだけどなぁ」
「そう言われても、目立つような奴等は来てないよ」
そう、目立つような奴等は来ていない。
いつも通り何時もの面子だ。
あの日、夫に忘れ物を届ける為にやってきたという親子以外は珍しい客すら来ない。
もし夫に会ってアイテムなり渡したのならサッサとこんな場所去るだろう。
あれ程の美人だ、冒険者に襲われたらたまったもんじゃないからな。
危険を回避してサッサと出て行っただろう。
「いつも通り何時もの面子に何時もの顔だ。そう言えばマッシュを見ないな」
「マッシュ? ああ、確かに見ないな」
「アイツのいたパーティーって全滅してホームに出ただろう?」
「でもマッシュは出てこなかったらしい」
「マジかよ!」
ザワリとする酒場の中、マッシュは珍しい獣人の子供だったが、素直さが売りで奴隷だったが可愛がられていた。
そのマッシュが見つからないともなれば、Bランクの冒険者たちはこんな事を言い出した。
「外に出たくても、モンスターがいて出られないんじゃないか?」
「あれから何日経つ?」
「一週間くらいかな……」
「直ぐ探しに行こう! 助けを求めてるかも知れねぇ!」
「そ、そうね!」
「C級は上層メインだろ? 上層を探し回ろうぜ!!」
そう言うとBランク冒険者たちは駆け出して行った。
当のマッシュがいたパーティーは既に解散している。
寧ろ今回の騒動でパーティーが解散したのは幾つもある。
だからと言って、新たにパーティーを組んで、上層に挑もうという冒険者は余りにも少ない。
幾らか狩って貰わないとスタンピードが起きたら大変なんだが……。
「ほらほら! C級も頑張って稼がないと、お前ら金が殆どないだろう?」
「わかってるよ!!」
「でもあのバンバン! って音を思い出すと背筋が凍るんだよ……」
「ねぇ、ここのダンジョンってもう直ぐ勇者がダンジョンボス倒すんでしょ? なら違う場所に移動しましょうよ……」
「それが賢明だな……」
「あの音の所為で寝不足だ……」
そう言って立ち上がり別のダンジョンへ移動していく者達も多く出た。
一気にここも過疎化が進むだろう。
そうでなくとも勇者がダンジョンボスを倒せばダンジョンは消える……。
俺も違う町へと移動した方が良いな。
魔族差別や魔物差別は俺には無いが、そうは言っても冒険者酒場で色々は客の相手をしていれば、嫌という程人の欲を見る。
良い加減疲れたのかも知れない。
「俺も最果ての村に戻るかねぇ」
最も魔王領が近い最果ての村。
俺はそこ出身の元冒険者だ。
妻を亡くして冒険者を引退したが、強さだってAランクはあった。
冒険者の成長を見たくて酒場の主人なんてしてみたが……どうにも覇気が出ない。
だが、あの美女とその娘を見ている時は何とも元気が出たものだ。
今更遅い恋?
まさかな。
その後、冒険者ギルドに向かい酒場を閉じることを伝えると「待って欲しい」とは言われたが、残っている酒や道具はギルドに寄付する事を言えばコロリと態度を変えた。
酒さえ出せばいいと思っているだろうが、酒場とはそういう物ではない。
ギルドも苦労はするだろうが、頑張ってほしい。
それに俺は勇者には会いたくない。
聞けば闇討ちか不意打ちのように魔王を倒したというではないか。
その様な者を崇め立てる気はサラサラなかった。
正々堂々とも戦えぬ勇者等……。そう心で呟き、鼻で笑うと、俺は乗合馬車に乗って生まれ故郷である『最果ての村』へと帰って行く。
これが後に、あの二人との再会になるとは誰も予想もしないまま……。
俺もそんな事が起きるとは思いもよらぬまま、馬車に揺られての長旅が始まったのだった。
今、Cランク冒険者を狙って攻撃してくる『何者か』がいるという話で持ちきりだ。
彼等は皆、気づいたら死んでいたのだという。
遠くで何かが弾ける音が聞こえたら仲間が死んでいたのだと。
足にその痛みを受けた者もいた。
胸にその痛みを受けた者もいた。
皆揃って頭や喉、心臓を何かに貫かれて死ぬのだ。
防具を見れば、何かが貫通していった痕がある。
しかも、ホームに戻れば金はない、アイテムもない、装備も場合によっては一部がない。
アクセサリーもないというナイナイ状態で戻って来るらしく、今Cランク冒険者はダンジョンに行くのを嫌がっている。
「本当に分からない合間に死んでるんだよ!!」
「あっという間だった」
「何が起きたか分からない」
「恐ろしい」
「そう、恐ろしい……」
そう震え上がるCランク冒険者にBランクの冒険者は鼻で笑っている。
「気が付いたら死んでるってあり得るかよ。そもそもどんな野郎が冒険者を狙ってるっていうんだ? 魔族か?」
「魔族でも知恵を持つ者がいるのだろうか?」
「強い魔族なら知恵を持っているだろうな。倒せば今までCランクの冒険者が得た物を全部落とすかも知れねぇな」
「それは旨いな」
そう語っている冒険者たちだが、果たしてどんな敵かも分からないのに勝てるのだろうか?
「でも、私達でも倒せる位の強さなのかしら?」
「怪しそうな奴等に警戒してりゃいいだろ?」
「それもそうね」
「この酒場に怪しそうな人間に化けた奴が来たかも知れねえだろ?」
その言葉に、ふとこの前話をした親子を思い出す。
年の割にはとても美しい女性。スタイルもいい40代程の女性と、まだ若い目元を隠していた娘。
娘の方に目を向けたくても、目の前に兎に角良い女がいるとそっちばかり見てしまった。
娘の声を聴くと鈴が鳴るような声で、とても人を殺せるようには見えない。
無論、あの良い女もそうだ。
情に脆そうな良い女だが、人を殺すような女には一切見えなかった。
それに、あれっきりあの二人を見ていない。
きっと旅だったんだろう。
「ねぇマスター、変な奴等見なかったか?」
「いや、見てないなぁ……」
「マジかよ」
「擬態上手すぎじゃね?」
「でも、必ずこの酒場には着てそうな気がするんだけどなぁ」
「そう言われても、目立つような奴等は来てないよ」
そう、目立つような奴等は来ていない。
いつも通り何時もの面子だ。
あの日、夫に忘れ物を届ける為にやってきたという親子以外は珍しい客すら来ない。
もし夫に会ってアイテムなり渡したのならサッサとこんな場所去るだろう。
あれ程の美人だ、冒険者に襲われたらたまったもんじゃないからな。
危険を回避してサッサと出て行っただろう。
「いつも通り何時もの面子に何時もの顔だ。そう言えばマッシュを見ないな」
「マッシュ? ああ、確かに見ないな」
「アイツのいたパーティーって全滅してホームに出ただろう?」
「でもマッシュは出てこなかったらしい」
「マジかよ!」
ザワリとする酒場の中、マッシュは珍しい獣人の子供だったが、素直さが売りで奴隷だったが可愛がられていた。
そのマッシュが見つからないともなれば、Bランクの冒険者たちはこんな事を言い出した。
「外に出たくても、モンスターがいて出られないんじゃないか?」
「あれから何日経つ?」
「一週間くらいかな……」
「直ぐ探しに行こう! 助けを求めてるかも知れねぇ!」
「そ、そうね!」
「C級は上層メインだろ? 上層を探し回ろうぜ!!」
そう言うとBランク冒険者たちは駆け出して行った。
当のマッシュがいたパーティーは既に解散している。
寧ろ今回の騒動でパーティーが解散したのは幾つもある。
だからと言って、新たにパーティーを組んで、上層に挑もうという冒険者は余りにも少ない。
幾らか狩って貰わないとスタンピードが起きたら大変なんだが……。
「ほらほら! C級も頑張って稼がないと、お前ら金が殆どないだろう?」
「わかってるよ!!」
「でもあのバンバン! って音を思い出すと背筋が凍るんだよ……」
「ねぇ、ここのダンジョンってもう直ぐ勇者がダンジョンボス倒すんでしょ? なら違う場所に移動しましょうよ……」
「それが賢明だな……」
「あの音の所為で寝不足だ……」
そう言って立ち上がり別のダンジョンへ移動していく者達も多く出た。
一気にここも過疎化が進むだろう。
そうでなくとも勇者がダンジョンボスを倒せばダンジョンは消える……。
俺も違う町へと移動した方が良いな。
魔族差別や魔物差別は俺には無いが、そうは言っても冒険者酒場で色々は客の相手をしていれば、嫌という程人の欲を見る。
良い加減疲れたのかも知れない。
「俺も最果ての村に戻るかねぇ」
最も魔王領が近い最果ての村。
俺はそこ出身の元冒険者だ。
妻を亡くして冒険者を引退したが、強さだってAランクはあった。
冒険者の成長を見たくて酒場の主人なんてしてみたが……どうにも覇気が出ない。
だが、あの美女とその娘を見ている時は何とも元気が出たものだ。
今更遅い恋?
まさかな。
その後、冒険者ギルドに向かい酒場を閉じることを伝えると「待って欲しい」とは言われたが、残っている酒や道具はギルドに寄付する事を言えばコロリと態度を変えた。
酒さえ出せばいいと思っているだろうが、酒場とはそういう物ではない。
ギルドも苦労はするだろうが、頑張ってほしい。
それに俺は勇者には会いたくない。
聞けば闇討ちか不意打ちのように魔王を倒したというではないか。
その様な者を崇め立てる気はサラサラなかった。
正々堂々とも戦えぬ勇者等……。そう心で呟き、鼻で笑うと、俺は乗合馬車に乗って生まれ故郷である『最果ての村』へと帰って行く。
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