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第四章 これからも世紀末覇者で心乙女な君と一緒に!
第67話 これから先の未来には、世紀末覇者的な覇王の妻と共に!
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――それから数年後。
ジャックは貴族籍に戻り、マギラーニ宰相の跡を継いで宰相としての勉強も進んでとても頼り甲斐もあるし、シャナリアと結婚して今は男女の子供がいる。
シッカリ教育はされているようで、アスランの様にはならないようで安心したが、マリシアの事を「お姉さま」と二人揃って懐いてくれているし、僕にもその後合計で7人の子供に恵まれた。
マリリンが言うには、僕の故郷の温泉で7回温泉のお湯を飲んだらしい。
その回数分子供が出来たと嬉しそうに笑っていた。
最後の末の子だけが僕にソックリで、他の6人はマリリンに似た素敵な体をしている。
だが、末の『カズラル』は僕の仕事にとても興味があり、アツシ叔父さんに勉強を教えて貰ったりしながら知識を蓄え、僕も異世界とあちらの言葉を教えている為、教科書はたんまり両親が買ってきてくれる為、とても頭がいい。
「将来はお父様のように相談役になりたいのです」
そう語るカズラルに、僕の次の代は安心だなとホッと安堵したのは言う迄もなく、他6人の子供たちは、レディー・マッスル所属の冒険者になっている。
皆それぞれ厳しい教育の賜物もあり、礼儀作法やダンスもしっかりこなせて勉強も出来る為、「そこはカズマ様とマリリンの良いところを引き継いだ」とさえ言われている。
反抗期は大変だったが、マリリンの一撃で皆の心は折れた。
母は強しである。いや、英雄の称号持っているから最強なんだが。
『ミセス・マッチョス』達は僕とマリリンの子育て本や子供たちの成長を書いた本も出版し、それはもう話題を読んだ。
育児本として今では愛読者がとんでもない数だ。
それらを一手に引き受けるダメージョ伯爵の令嬢、ダメリシア様は、印刷会社のカネーヤさんと結婚し、飛ぶ鳥を落とすだけの勢いのある会社へと発展した。
皆がいい方向へと向かう中、僕たちの家族も良い方向へと向かったが――ムギーラ王は先日他界した。
そしてダリュシアーン様が王位につき、その宰相にジャックさんが頑張っている。
以外にもジャックさんとダリュシアーン様は相性が良く、僕も仕事をしていて気持ちがいい。
マイケルさんは今も『レディー・マッスル』の為に働いてくれていて、子供も3人ファナさんとの間に出来た。
とても幸せそうな家族だと聞いている。
マリリンはというと――。
「うむ、子供たちも大きくなったし、我は冒険者に戻ってSランク冒険者としてマイケルと頑張るとするか!!」
「あまり無理はしないでくれよ?」
「無論だとも! この柔肌を傷つける訳には行かないからな!!」
7人も子供を産んだのに、腹筋はそのままだったマリリン。
子育て中でも肉体改造……じゃない、訓練は怠らなかった為、強さは維持できているそうだ。
流石である。
そして、今も僕たちはラブラブの新婚のように甘い夫婦だ。
「君がいない夜は君の枕を抱いて寝るよ……」
「おおカズマよ……我もカズマのいない夜は寂しくて雄叫びを上げてしまうかもしれない」
「いいよ……それで寂しさが紛れるのなら……」
「カズマ……」
「マリリン……」
――こんな夫婦を見て育ったものだから、子供たちは純愛と言うものに憧れ、婚約はしなかった。
弊害ともいえるが、それで良かったのかも知れない。
下手に婚約者を作れば冒険者は難しいというのもある。
「いつか、お父様のような夫をゲットしてみせるわ」
「私もよ」
「俺は嫁さんは飯が上手い人がいい」
「ファナさんみたいな人とかな」
そう語り合う子供たち。
カズラルは「母のような女性は魅力的なので、心の清らかな女性となら結婚したいですね」と笑顔で答えており、マリリンは喜んでいた。
何処にでもありそうで、どこにも無さそうな家族。
それが我が一家だ。
無論、ジュノリス大国にも、シュノベザール王国にも、ダイヤの国にも冒険に出る子供たちの中には恋人がいる子もいる。
何時か紹介してくれるのが楽しみだ。
ムギーラ王国は、その後どうなったかというと――シュノベザール王国との交易でサトウキビの砂糖が手に入るようになり、乾燥したドライフルーツや野菜なども人気で、今ではなくてはならない食材と食べ物になった。
冒険者達もドライフルーツや野菜は冒険のつきものとして買っているし、国交も平和そのものだ。
そして、ダイヤの国とも盛んで、特に『ガーネット店』の商品は無くてはならない存在になった。
万年筆にメガネといったものも多く出回り、お守りや付与付きの彫金アイテムも多数売れているらしい。
僕も幾つか使っているが快適だ。
また、冒険者からの依頼も多く飛び込んでくるらしく、『ガーネット店』は更に大きくなった。
アツシ叔父さんのいる神々の島には子供たちも多く行き来しており、中には獣人の恋人がいる子もいる。
ケモミミの孫が抱ける日が楽しみなのだが、それはまたいずれ――。
「さて、城に行く時間ですね。カズラル行きますよ」
「はい、お供します」
カズラルは僕の跡を継ぐべく、相談役として恥ずかしくないように今は教育中だ。
ハッとする着眼点も持っている為、今後が楽しみでもある。
――僕の生活は大きく子供がいる事で変わったようで、変わらない所もある。
今も両親の住む実家には定期的に帰っているし、特に変わり映えはない。
ただ、やはり両親のいる世界では得る事の出来なかった幸せは沢山あるのだと思う。
あの日、マリリンと出会ったから。
あの日、マリリンと目が合ったから。
そこから、全てが始まった。
そんな異世界が近くにあって、異世界で生活して、仕事をして、たまに実家に帰って。
僕の人生は今後もそう変わらないだろう。
それでいい。
それだからいい。
マリリンと結婚したからこそ、僕の人生は大きくスタートしたのだから。
妻が異世界人なんて最高だし、世紀末覇者なのは変わらないけど、そこもまた素敵なんだから最高だ!
「どうしましたお父様」
「ああ、マリリンと結婚できて良かったなと思ってね」
「ええ、俺も母から産まれて幸せです!」
そう胸を張って言える子供がいてくれて――何よりの宝だ!
さぁ、今後も生きていこう、この世界で。
世紀末覇者で、心は乙女で、愛しい妻と家族と一緒に!
――完――
ジャックは貴族籍に戻り、マギラーニ宰相の跡を継いで宰相としての勉強も進んでとても頼り甲斐もあるし、シャナリアと結婚して今は男女の子供がいる。
シッカリ教育はされているようで、アスランの様にはならないようで安心したが、マリシアの事を「お姉さま」と二人揃って懐いてくれているし、僕にもその後合計で7人の子供に恵まれた。
マリリンが言うには、僕の故郷の温泉で7回温泉のお湯を飲んだらしい。
その回数分子供が出来たと嬉しそうに笑っていた。
最後の末の子だけが僕にソックリで、他の6人はマリリンに似た素敵な体をしている。
だが、末の『カズラル』は僕の仕事にとても興味があり、アツシ叔父さんに勉強を教えて貰ったりしながら知識を蓄え、僕も異世界とあちらの言葉を教えている為、教科書はたんまり両親が買ってきてくれる為、とても頭がいい。
「将来はお父様のように相談役になりたいのです」
そう語るカズラルに、僕の次の代は安心だなとホッと安堵したのは言う迄もなく、他6人の子供たちは、レディー・マッスル所属の冒険者になっている。
皆それぞれ厳しい教育の賜物もあり、礼儀作法やダンスもしっかりこなせて勉強も出来る為、「そこはカズマ様とマリリンの良いところを引き継いだ」とさえ言われている。
反抗期は大変だったが、マリリンの一撃で皆の心は折れた。
母は強しである。いや、英雄の称号持っているから最強なんだが。
『ミセス・マッチョス』達は僕とマリリンの子育て本や子供たちの成長を書いた本も出版し、それはもう話題を読んだ。
育児本として今では愛読者がとんでもない数だ。
それらを一手に引き受けるダメージョ伯爵の令嬢、ダメリシア様は、印刷会社のカネーヤさんと結婚し、飛ぶ鳥を落とすだけの勢いのある会社へと発展した。
皆がいい方向へと向かう中、僕たちの家族も良い方向へと向かったが――ムギーラ王は先日他界した。
そしてダリュシアーン様が王位につき、その宰相にジャックさんが頑張っている。
以外にもジャックさんとダリュシアーン様は相性が良く、僕も仕事をしていて気持ちがいい。
マイケルさんは今も『レディー・マッスル』の為に働いてくれていて、子供も3人ファナさんとの間に出来た。
とても幸せそうな家族だと聞いている。
マリリンはというと――。
「うむ、子供たちも大きくなったし、我は冒険者に戻ってSランク冒険者としてマイケルと頑張るとするか!!」
「あまり無理はしないでくれよ?」
「無論だとも! この柔肌を傷つける訳には行かないからな!!」
7人も子供を産んだのに、腹筋はそのままだったマリリン。
子育て中でも肉体改造……じゃない、訓練は怠らなかった為、強さは維持できているそうだ。
流石である。
そして、今も僕たちはラブラブの新婚のように甘い夫婦だ。
「君がいない夜は君の枕を抱いて寝るよ……」
「おおカズマよ……我もカズマのいない夜は寂しくて雄叫びを上げてしまうかもしれない」
「いいよ……それで寂しさが紛れるのなら……」
「カズマ……」
「マリリン……」
――こんな夫婦を見て育ったものだから、子供たちは純愛と言うものに憧れ、婚約はしなかった。
弊害ともいえるが、それで良かったのかも知れない。
下手に婚約者を作れば冒険者は難しいというのもある。
「いつか、お父様のような夫をゲットしてみせるわ」
「私もよ」
「俺は嫁さんは飯が上手い人がいい」
「ファナさんみたいな人とかな」
そう語り合う子供たち。
カズラルは「母のような女性は魅力的なので、心の清らかな女性となら結婚したいですね」と笑顔で答えており、マリリンは喜んでいた。
何処にでもありそうで、どこにも無さそうな家族。
それが我が一家だ。
無論、ジュノリス大国にも、シュノベザール王国にも、ダイヤの国にも冒険に出る子供たちの中には恋人がいる子もいる。
何時か紹介してくれるのが楽しみだ。
ムギーラ王国は、その後どうなったかというと――シュノベザール王国との交易でサトウキビの砂糖が手に入るようになり、乾燥したドライフルーツや野菜なども人気で、今ではなくてはならない食材と食べ物になった。
冒険者達もドライフルーツや野菜は冒険のつきものとして買っているし、国交も平和そのものだ。
そして、ダイヤの国とも盛んで、特に『ガーネット店』の商品は無くてはならない存在になった。
万年筆にメガネといったものも多く出回り、お守りや付与付きの彫金アイテムも多数売れているらしい。
僕も幾つか使っているが快適だ。
また、冒険者からの依頼も多く飛び込んでくるらしく、『ガーネット店』は更に大きくなった。
アツシ叔父さんのいる神々の島には子供たちも多く行き来しており、中には獣人の恋人がいる子もいる。
ケモミミの孫が抱ける日が楽しみなのだが、それはまたいずれ――。
「さて、城に行く時間ですね。カズラル行きますよ」
「はい、お供します」
カズラルは僕の跡を継ぐべく、相談役として恥ずかしくないように今は教育中だ。
ハッとする着眼点も持っている為、今後が楽しみでもある。
――僕の生活は大きく子供がいる事で変わったようで、変わらない所もある。
今も両親の住む実家には定期的に帰っているし、特に変わり映えはない。
ただ、やはり両親のいる世界では得る事の出来なかった幸せは沢山あるのだと思う。
あの日、マリリンと出会ったから。
あの日、マリリンと目が合ったから。
そこから、全てが始まった。
そんな異世界が近くにあって、異世界で生活して、仕事をして、たまに実家に帰って。
僕の人生は今後もそう変わらないだろう。
それでいい。
それだからいい。
マリリンと結婚したからこそ、僕の人生は大きくスタートしたのだから。
妻が異世界人なんて最高だし、世紀末覇者なのは変わらないけど、そこもまた素敵なんだから最高だ!
「どうしましたお父様」
「ああ、マリリンと結婚できて良かったなと思ってね」
「ええ、俺も母から産まれて幸せです!」
そう胸を張って言える子供がいてくれて――何よりの宝だ!
さぁ、今後も生きていこう、この世界で。
世紀末覇者で、心は乙女で、愛しい妻と家族と一緒に!
――完――
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