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第五章 崩れ行くテリサバース宗教内部と生まれ変わるテリサバース教会。
120 ついに動き出したテリサバース宗教。
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やる気一杯のジュノリス王に俺も「そうですね! ちなみに魚用の冷凍庫の特別受注も来るので大変ですよ」と伝えると頭を抱えられたのは言うまでもない。
翌日、東区にアイス用の工場を作るだけ作り、後は「従業員に調理スキル持ちで器用さと速さがあれば最高の人材」とジュノリス王に伝えると、直ぐに人員を集めるべく人事部に連絡をしたようで、商業ギルドに人事部は走っただろう。
こちらの商業ギルドとは余り関係を持っていないしどんな人かは知らないが、心の中で応援だけはしておく。
また、ジュノリス王の執務室の近くに俺の執務室が作られた。
これで此処に俺宛の手紙が届くように連絡を関係各所に送ったので大丈夫だろう。
俺からの手紙だと分かるようにストレリチアをイメージしたシーリングスタンプを用意し、赤い封筒に緑のロウで封蝋する事にした。
カナエからは「クリスマスカラーね」と笑われたが、「俺の誕生日はクリスマスだぞ」と言うと驚かれた。
ある意味これで合っているのだ。
「「失礼致します」」
「ランディールにメルディール」
「やっとこちらに執務室を作って頂けたと言う事でホッとしております」
「ははは、と言ってもあっちこっちに仕事は行くがな」
「御免なさいね、落ち着かない王太子と王太子妃で」
「精力的に仕事をされているのは良い事だと思います。ですがお気を付けください。この様な怪文書が広がっております」
そう言って一枚の紙を手渡されると、そこには俺とカナエの結婚式の写真の下に【唯一の宗教であるテリサバース教会に仇なす者!! 恥を知れ!!】と書かれていた。
これには流石に眉を寄せたが、別にテリサバース教会に喧嘩を売った覚えはない。
「これは?」
「今国内で誰が張り出しているのか分かりませんが、ばらまかれたり貼られている場所がとても多いのです。問題はこの使われている写真なのですが、王家の持っている映像写真からは出て来ませんでした。多分他国も同じでしょう。つまり――」
「……俺はテリサバース教会に喧嘩を売った覚えは一つもないが」
「可笑しいわね」
「先ほど父にも手渡しジュノリス王の元にも届いている筈です」
そう言うと俺は暫く考え込んだ。
そもそもテリサバース教会は金持ちである貴族を主に金を巻き上げて宗教をしている。
孤児院や終の棲家等には全く興味を示さなった宗教だ。
多分だが――。
「国を挙げて孤児院を作ったり終の棲家を作ったことを逆恨みしてるのか?」
「その可能性はとても高いかと」
「テリサバース教会は今まで弱い立場の人達を放置してきただろうに」
「国民はどういう反応を示しているのかしら?」
「国民の多くは王太子様達を支持しております。面白く思っていないのはテリサバース教会のみのようで」
「ふむ……和解金を寄こせとでも言われそうだな」
「そんなの当たり屋みたいじゃない」
「結局そう言う宗教って事だろう? だから俺は宗教問題は嫌いなんだよ」
そう言って溜息を零すと部屋をノックする音が聞こえ、俺が返事をするとジュノリス王が入ってきた。
やはり先ほどの怪文書についてだろう。
「ジュノリス大国の王太子に対してこの様な真似は本来許される事ではない。そもそも奴等が煩いから大国に居場所を与えているだけで、どこぞなりと好きな所に行って貰って結構なんだがな」
「しかし、一つずつ印刷してますね。印刷なんて技術あったんだな」
「まぁ新聞があるくらいだからな」
「刷っている場所の特定は出来ますか?」
「一か所しかないから今確認に行かせている。もう暫くすれば部下が戻ってくるだろう」
「なるほど。しかしテリサバース教会に睨まれる事はしてないつもりですがね」
「そもそも、法王と聖女がいるのが不思議なのよ。基本的そう言う場合ってどちらか片方だけじゃない?」
「まぁそうなのだが、聖女様は子を産めば力を失う。その上娘しか生まないのだ」
「「はぁ?」」
「その聖女様を保護していると言うのが法王なのだよ」
「なるほど? 実質どっちが実権を握っているのかというと、法王ですか」
「そうなるな」
「で、俺はその法王に睨まれたと……」
これだから――。と思ったが俺一人が言われるのは良いがカナエが言われるのは気に入らない。
それにジュノリス大国だけの問題なのかどうかというのも気になる。
「他国にもコレがばら撒かれているか聞いてみたい。この印刷されたのを3つほど用意できるか?」
「直ぐ持って参ります」
そう言うとランディールは素早い動きで外に出て行き、その後三国の王達に「この様な怪文書がジュノリス大国では出回っておりますが、貴国でも出回っておりますか?」と聞いてみた所、今の所は無いようだ。
ただ、こう言うのは一度火が付くと止まらない。
所謂炎上と一緒だ。
面倒臭いなぁ……と思いつつ溜息を吐くと、「俺、そもそもこっちの世界では無宗教だしな」とぼやき、それについてはこの場にいた皆が頷いた。
少なくとも喧嘩を吹っかけてくる宗教になんて入る筈がないし興味がない。
「まぁ、王家からは抗議を入れるぞ? 王家の写真を無断で使う事は法律で禁止している」
「教会の方が法律破って何が法王だよ……馬鹿じゃないのか?」
「今の法王は少々問題があるようだな」
「はぁ……禁止事項を行っているのなら是非、陛下から王家よりお言葉をお願いします」
「そうしよう。場合に寄ってはジュノリス大国から出て行って貰う事も記してな」
そう言ってニッコリ微笑んで出て行ったジュノリス王に「やれやれ」と小さく口にするとメルディールは「それにしても」と言葉を続けた。
「民の間でも今の法王は見た目もそうですが『悪の化身』『金の亡者』と呼ばれているんです。聖女様が心配ですね」
「結婚式で会ったくらいだが、ベールで顔は隠れていたが、まだ16歳くらいの少女だったぞ」
「酷い目に遭ってないと良いですが」
その翌日――【聖女失踪】の新聞に俺とジュノリス王は茶を噴き、一体何が起きているんだと頭を抱えることになる。
翌日、東区にアイス用の工場を作るだけ作り、後は「従業員に調理スキル持ちで器用さと速さがあれば最高の人材」とジュノリス王に伝えると、直ぐに人員を集めるべく人事部に連絡をしたようで、商業ギルドに人事部は走っただろう。
こちらの商業ギルドとは余り関係を持っていないしどんな人かは知らないが、心の中で応援だけはしておく。
また、ジュノリス王の執務室の近くに俺の執務室が作られた。
これで此処に俺宛の手紙が届くように連絡を関係各所に送ったので大丈夫だろう。
俺からの手紙だと分かるようにストレリチアをイメージしたシーリングスタンプを用意し、赤い封筒に緑のロウで封蝋する事にした。
カナエからは「クリスマスカラーね」と笑われたが、「俺の誕生日はクリスマスだぞ」と言うと驚かれた。
ある意味これで合っているのだ。
「「失礼致します」」
「ランディールにメルディール」
「やっとこちらに執務室を作って頂けたと言う事でホッとしております」
「ははは、と言ってもあっちこっちに仕事は行くがな」
「御免なさいね、落ち着かない王太子と王太子妃で」
「精力的に仕事をされているのは良い事だと思います。ですがお気を付けください。この様な怪文書が広がっております」
そう言って一枚の紙を手渡されると、そこには俺とカナエの結婚式の写真の下に【唯一の宗教であるテリサバース教会に仇なす者!! 恥を知れ!!】と書かれていた。
これには流石に眉を寄せたが、別にテリサバース教会に喧嘩を売った覚えはない。
「これは?」
「今国内で誰が張り出しているのか分かりませんが、ばらまかれたり貼られている場所がとても多いのです。問題はこの使われている写真なのですが、王家の持っている映像写真からは出て来ませんでした。多分他国も同じでしょう。つまり――」
「……俺はテリサバース教会に喧嘩を売った覚えは一つもないが」
「可笑しいわね」
「先ほど父にも手渡しジュノリス王の元にも届いている筈です」
そう言うと俺は暫く考え込んだ。
そもそもテリサバース教会は金持ちである貴族を主に金を巻き上げて宗教をしている。
孤児院や終の棲家等には全く興味を示さなった宗教だ。
多分だが――。
「国を挙げて孤児院を作ったり終の棲家を作ったことを逆恨みしてるのか?」
「その可能性はとても高いかと」
「テリサバース教会は今まで弱い立場の人達を放置してきただろうに」
「国民はどういう反応を示しているのかしら?」
「国民の多くは王太子様達を支持しております。面白く思っていないのはテリサバース教会のみのようで」
「ふむ……和解金を寄こせとでも言われそうだな」
「そんなの当たり屋みたいじゃない」
「結局そう言う宗教って事だろう? だから俺は宗教問題は嫌いなんだよ」
そう言って溜息を零すと部屋をノックする音が聞こえ、俺が返事をするとジュノリス王が入ってきた。
やはり先ほどの怪文書についてだろう。
「ジュノリス大国の王太子に対してこの様な真似は本来許される事ではない。そもそも奴等が煩いから大国に居場所を与えているだけで、どこぞなりと好きな所に行って貰って結構なんだがな」
「しかし、一つずつ印刷してますね。印刷なんて技術あったんだな」
「まぁ新聞があるくらいだからな」
「刷っている場所の特定は出来ますか?」
「一か所しかないから今確認に行かせている。もう暫くすれば部下が戻ってくるだろう」
「なるほど。しかしテリサバース教会に睨まれる事はしてないつもりですがね」
「そもそも、法王と聖女がいるのが不思議なのよ。基本的そう言う場合ってどちらか片方だけじゃない?」
「まぁそうなのだが、聖女様は子を産めば力を失う。その上娘しか生まないのだ」
「「はぁ?」」
「その聖女様を保護していると言うのが法王なのだよ」
「なるほど? 実質どっちが実権を握っているのかというと、法王ですか」
「そうなるな」
「で、俺はその法王に睨まれたと……」
これだから――。と思ったが俺一人が言われるのは良いがカナエが言われるのは気に入らない。
それにジュノリス大国だけの問題なのかどうかというのも気になる。
「他国にもコレがばら撒かれているか聞いてみたい。この印刷されたのを3つほど用意できるか?」
「直ぐ持って参ります」
そう言うとランディールは素早い動きで外に出て行き、その後三国の王達に「この様な怪文書がジュノリス大国では出回っておりますが、貴国でも出回っておりますか?」と聞いてみた所、今の所は無いようだ。
ただ、こう言うのは一度火が付くと止まらない。
所謂炎上と一緒だ。
面倒臭いなぁ……と思いつつ溜息を吐くと、「俺、そもそもこっちの世界では無宗教だしな」とぼやき、それについてはこの場にいた皆が頷いた。
少なくとも喧嘩を吹っかけてくる宗教になんて入る筈がないし興味がない。
「まぁ、王家からは抗議を入れるぞ? 王家の写真を無断で使う事は法律で禁止している」
「教会の方が法律破って何が法王だよ……馬鹿じゃないのか?」
「今の法王は少々問題があるようだな」
「はぁ……禁止事項を行っているのなら是非、陛下から王家よりお言葉をお願いします」
「そうしよう。場合に寄ってはジュノリス大国から出て行って貰う事も記してな」
そう言ってニッコリ微笑んで出て行ったジュノリス王に「やれやれ」と小さく口にするとメルディールは「それにしても」と言葉を続けた。
「民の間でも今の法王は見た目もそうですが『悪の化身』『金の亡者』と呼ばれているんです。聖女様が心配ですね」
「結婚式で会ったくらいだが、ベールで顔は隠れていたが、まだ16歳くらいの少女だったぞ」
「酷い目に遭ってないと良いですが」
その翌日――【聖女失踪】の新聞に俺とジュノリス王は茶を噴き、一体何が起きているんだと頭を抱えることになる。
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