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第四章 生まれ変わるジュノリス大国とジュノリス王!
105 明るい職場と新たな鶏舎と、もう一つは鑑定してからで!
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「そうか? 働き過ぎではないか?」
「これくらいは普通です」
こうして食後、商業ギルドにランディールと向かう事になり、その日は夕方まで銭湯を作り、商業ギルドには各銭湯に交代制で従業員を雇い入れるように頼んだのは言うまでもなく、次の日には従業員は集められるとの事で、明日は銭湯の説明をしてから畜産課のフォシューと共に鶏舎を直す作業から進めることになったのだが――。
鶏舎はジュノリス大国からほど近い場所に塀を作って作られていた。
確かに塀もボロボロだし、中の鶏舎も大分不味い状態だ。
だが、魔物が外に出ると言う事は無かったようで、鶏程の魔物たちが外を闊歩している。
畜産課のフォシューさん曰く、鶏舎を作ったのは50年程前だそうで、陛下が生まれる前らしい。
中の方も見せて貰うと、ひよこ用、卵を温める用、オスのヒナ用、後は広く夜は此処で寝るみたいで餌や水も置かれている。
「この形で直せばいいんでしょうか?」
「はい、後此方を見てください」
そう言ってガタガタのドアを開けて中を見ると、卵を綺麗にする作業をしている人たちがいた。
なるほど、確かに卵を拭いたりするのは大変だ。
それに魔物故に水でしっかり洗ってから拭いている。
「水場と拭く場所が必要なんですね」
「そうなんです、裏手は卵を集める場所になっています」
「了解です。その手筈で行きましょう」
そう言うと先ほどの工場のイメージを頭に入れて、外枠も考え上書きしていく。
出来れば菌は滅してくれるような鶏舎が良い。
そう思いながら作ると、風通しはそれなりにいいログハウスをイメージした外装に中はしっかりと現代風で作業が出来る上に水飲み場は常に綺麗な水が出るようにして、餌を食べる台もステンレスの綺麗な物に替えた。
ひよこ達や鶏が卵を産む場所、休憩所は殆ど見た目を変えず作ったが、時折食べられる草が生えてくるようにしておいた。
これには外に出ていた従業員も驚いたようで、塀も綺麗になっているし鳥の魔物が逃げ出さないような柵も綺麗に作り直した。
今後を考えて隣にもう一つ作ったので「こちらは予備です」と笑顔で伝え、移動して出来上がった鶏舎の中に入る。
鳥の魔物たちは何が起きたか分かっていないが直ぐに各々動き出し、ログハウスについたドアを開ければ話したばかりの予備の鶏舎があり、従業員たちは喜んでいた。
「これは、隣に出来た鶏舎をオス用にしても良いのでしょうか?」
「オス用ですか?」
「若鳥のオスが足りないとよく苦情が来てまして……」
「それで国にオス用の鶏舎を作って欲しいと何度かお願いしていたんです」
「ああ、そう言う事でしたらお好きにどうぞ」
そう言うと皆さんとても喜んでいた。
そうか、何処の世界でもオスは食われる運命なんだなぁ。
ちょっとだけ切なくなりつつ、中の説明を軽く行い、卵を保管する場所はヒンヤリするように作ったので、皆さん不思議そうにしていた。
卵は常温でも持つのだが、スーパーとかに行くと良い卵は冷蔵庫に入っていたりする。
それを考えてのイメージだ。
隣へ通じる道を作ったのでオスは直ぐに移動できるようにしたら、とても喜ばれたので通路次第でオスメスエリアを移動できるようにした。
「卵が終わったら皆でオスだけ移動させようと思います」
「ギッチギチでしたからね、オスエリアは」
「これでストレスなく育ってくれれば更にうまい肉になってくれるかも!」
そう言って喜ぶ皆さんに別れを告げ、瞬間移動でジュノリス城へと帰ると流石に驚かれた。
フォシューさんなんか腰を抜かしている。
「すみません、俺の持っている魔道具なんです。瞬間移動が出来るんですよ」
「大変便利な物を持っておられますね!」
「少々驚きました……ですがこれで鶏舎の方の問題は片付きましたね!!」
そう言ってフォシューさんが立ちあがると、次に乳をよく出す魔物の為の施設の図案が畜産課にあると言われてそちらに向かう。
畜産課は人数こそ少ないがやる気がある人たちが多く在籍しているようで、フォシューさんが「王太子様が鶏舎を一つ増やして下さったので、そっちはオス用になった」と伝えると「肉問題が解決しますね!」と喜び俺に御礼を言っていた。
「卵用がまだ必要になるとかだったら、また作りますよ」
「ありがたいです!!」
「肉用で頼むかもしれませんが」
「「「「あははははは!!」」」」
うん、皆の顔が明るい。こう言う職場は好きだ。
その後乳をよく出す魔物の畜舎兼作業スペースなどの図案を見せて貰ったが……ダングル王国で作った物と比べると少々物足りない。
そこでダングル王国で作った畜産用の畜舎を説明しながら指示を出すと、紙を用意し「確かに考えられて作られた畜舎ですね! 素晴らしい!」と口にしつつ図面を引いていた。
「と、こんな感じで作って欲しいのですが」
「魔物は既にいるんでしょうか?」
「ええ、小さい畜舎ではありますが作ってますのでいます。後は陛下から餌用の場所を作れと言われてますが、何を食べるのかは冒険者に聞いている所なんです」
「なら鑑定して実際何を好んで食べているのか調べましょう。その上で餌となる作物を作る場所を作ればなんとかなりそうです」
「ありがとう御座います!」
「まずはその場所まで歩いて行きましょうか。さっきの魔導具は俺が一度行った所じゃないと瞬間移動が出来ないので」
「それでしたら鶏舎から行った方が近いですよ」
「なら鶏舎まで飛びましょう」
こうしてフォシューさんとランディールを連れてワープし、図案を持って来ていたフォシューさんはガクガク震えながらも何とか歩いてくれたが、暫く歩くと小さな小屋が見えて来た。
どうやらそこが乳を出す魔物の畜舎らしい。
数匹のメスらしき魔物が水を飲んでいたが、鑑定してみると――。
「これくらいは普通です」
こうして食後、商業ギルドにランディールと向かう事になり、その日は夕方まで銭湯を作り、商業ギルドには各銭湯に交代制で従業員を雇い入れるように頼んだのは言うまでもなく、次の日には従業員は集められるとの事で、明日は銭湯の説明をしてから畜産課のフォシューと共に鶏舎を直す作業から進めることになったのだが――。
鶏舎はジュノリス大国からほど近い場所に塀を作って作られていた。
確かに塀もボロボロだし、中の鶏舎も大分不味い状態だ。
だが、魔物が外に出ると言う事は無かったようで、鶏程の魔物たちが外を闊歩している。
畜産課のフォシューさん曰く、鶏舎を作ったのは50年程前だそうで、陛下が生まれる前らしい。
中の方も見せて貰うと、ひよこ用、卵を温める用、オスのヒナ用、後は広く夜は此処で寝るみたいで餌や水も置かれている。
「この形で直せばいいんでしょうか?」
「はい、後此方を見てください」
そう言ってガタガタのドアを開けて中を見ると、卵を綺麗にする作業をしている人たちがいた。
なるほど、確かに卵を拭いたりするのは大変だ。
それに魔物故に水でしっかり洗ってから拭いている。
「水場と拭く場所が必要なんですね」
「そうなんです、裏手は卵を集める場所になっています」
「了解です。その手筈で行きましょう」
そう言うと先ほどの工場のイメージを頭に入れて、外枠も考え上書きしていく。
出来れば菌は滅してくれるような鶏舎が良い。
そう思いながら作ると、風通しはそれなりにいいログハウスをイメージした外装に中はしっかりと現代風で作業が出来る上に水飲み場は常に綺麗な水が出るようにして、餌を食べる台もステンレスの綺麗な物に替えた。
ひよこ達や鶏が卵を産む場所、休憩所は殆ど見た目を変えず作ったが、時折食べられる草が生えてくるようにしておいた。
これには外に出ていた従業員も驚いたようで、塀も綺麗になっているし鳥の魔物が逃げ出さないような柵も綺麗に作り直した。
今後を考えて隣にもう一つ作ったので「こちらは予備です」と笑顔で伝え、移動して出来上がった鶏舎の中に入る。
鳥の魔物たちは何が起きたか分かっていないが直ぐに各々動き出し、ログハウスについたドアを開ければ話したばかりの予備の鶏舎があり、従業員たちは喜んでいた。
「これは、隣に出来た鶏舎をオス用にしても良いのでしょうか?」
「オス用ですか?」
「若鳥のオスが足りないとよく苦情が来てまして……」
「それで国にオス用の鶏舎を作って欲しいと何度かお願いしていたんです」
「ああ、そう言う事でしたらお好きにどうぞ」
そう言うと皆さんとても喜んでいた。
そうか、何処の世界でもオスは食われる運命なんだなぁ。
ちょっとだけ切なくなりつつ、中の説明を軽く行い、卵を保管する場所はヒンヤリするように作ったので、皆さん不思議そうにしていた。
卵は常温でも持つのだが、スーパーとかに行くと良い卵は冷蔵庫に入っていたりする。
それを考えてのイメージだ。
隣へ通じる道を作ったのでオスは直ぐに移動できるようにしたら、とても喜ばれたので通路次第でオスメスエリアを移動できるようにした。
「卵が終わったら皆でオスだけ移動させようと思います」
「ギッチギチでしたからね、オスエリアは」
「これでストレスなく育ってくれれば更にうまい肉になってくれるかも!」
そう言って喜ぶ皆さんに別れを告げ、瞬間移動でジュノリス城へと帰ると流石に驚かれた。
フォシューさんなんか腰を抜かしている。
「すみません、俺の持っている魔道具なんです。瞬間移動が出来るんですよ」
「大変便利な物を持っておられますね!」
「少々驚きました……ですがこれで鶏舎の方の問題は片付きましたね!!」
そう言ってフォシューさんが立ちあがると、次に乳をよく出す魔物の為の施設の図案が畜産課にあると言われてそちらに向かう。
畜産課は人数こそ少ないがやる気がある人たちが多く在籍しているようで、フォシューさんが「王太子様が鶏舎を一つ増やして下さったので、そっちはオス用になった」と伝えると「肉問題が解決しますね!」と喜び俺に御礼を言っていた。
「卵用がまだ必要になるとかだったら、また作りますよ」
「ありがたいです!!」
「肉用で頼むかもしれませんが」
「「「「あははははは!!」」」」
うん、皆の顔が明るい。こう言う職場は好きだ。
その後乳をよく出す魔物の畜舎兼作業スペースなどの図案を見せて貰ったが……ダングル王国で作った物と比べると少々物足りない。
そこでダングル王国で作った畜産用の畜舎を説明しながら指示を出すと、紙を用意し「確かに考えられて作られた畜舎ですね! 素晴らしい!」と口にしつつ図面を引いていた。
「と、こんな感じで作って欲しいのですが」
「魔物は既にいるんでしょうか?」
「ええ、小さい畜舎ではありますが作ってますのでいます。後は陛下から餌用の場所を作れと言われてますが、何を食べるのかは冒険者に聞いている所なんです」
「なら鑑定して実際何を好んで食べているのか調べましょう。その上で餌となる作物を作る場所を作ればなんとかなりそうです」
「ありがとう御座います!」
「まずはその場所まで歩いて行きましょうか。さっきの魔導具は俺が一度行った所じゃないと瞬間移動が出来ないので」
「それでしたら鶏舎から行った方が近いですよ」
「なら鶏舎まで飛びましょう」
こうしてフォシューさんとランディールを連れてワープし、図案を持って来ていたフォシューさんはガクガク震えながらも何とか歩いてくれたが、暫く歩くと小さな小屋が見えて来た。
どうやらそこが乳を出す魔物の畜舎らしい。
数匹のメスらしき魔物が水を飲んでいたが、鑑定してみると――。
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