54 / 274
54 箱庭師は箱庭専門で働く仲間を集めだす。
しおりを挟む
スキル判定の結果――凄い事が分かりましたわ!!
まずはお母様のナナリシアさん。
彼女はなんと『付与師』としてのスキルがとても高かったんですの!
これは、ナナリシアさんには護符の大量生産をして頂けるのでは? と期待大ですわ!
「ナナリシアさんは付与師のスキルがとても高いんですの。付与師は護符を大量に作れるようになれば、それだけで食べて行けるだけの便利なスキルですわ! 是非、スキルが上がったら箱庭にあるアイテムを使って『帰路の護符』の制作のお手伝いを!! 成功した『帰路の護符』は店で売りますわ!」
「私に付与師のスキルが……っ」
「素晴らしい事でしてよ!」
続いて、5歳のリリーさん。
彼女の持つスキルは【彫金師】でしたわ。
彫金師と付与師のセットはとても相性が良く、彫金師のリリーちゃんがアクセサリー等を作り、それに付与師であるナナリシアさんが付与をすれば、高額アイテムを作り出すことが出来ますわね!
「リリーちゃんは彫金師でしたわ! 彫金師はレベルを上げるのがとても大変ですけれど、コツを教えますから頑張ってくださいませね? それに彫金師と付与師はとても相性がよろしいんですの! 二人セットで高額アイテムを作る事も将来的に可能になりますわ!」
「わたし、おかあさんとあいしょうがいいすきる?」
「ええ! 難しいスキルですけれど、頑張ってみましょう?」
「うん、がんばる」
彫金師はまずは銅鉱石を鍛冶師が欲しがるような銅板にしたりしてスキルを上げるのがいいですわね。貯めこんである銅鉱石を使ってガンガン作って頂きましょう。
銅板、鉄板は貯めこんでおいて、時折カイルに売りに行って貰うのもアリですし、ある程度残しておいてアクセサリー作りをするのも手ですわね。
続いて、3歳のアンリさん。
アンリさんのスキルは『錬金術師』でしたわ。
錬金術師はお薬を作ったり、わたくしの良く作るハッカ水の制作に用いているスキル。
まずは初級の錬金が幾つかありますから、それを遊びながら勉強していきましょう!
「アンリさんのスキルは『錬金術師』でしたわ! お店の一番人気のハッカ水などが作れるようになりますわね! 最初は簡単なスキル上げを教えますから、遊びながら覚えていくと宜しいですわ!」
「れんきんじゅつし?」
「用途は様々、幅広いお仕事が出来るスキルですわよ! きっと世界が広がりますわ!」
「はこにわにいて、せかいひろがる?」
「アンリさんはお外に出たいんですの?」
「でたくない」
「では、ここでお母様たちと一緒にスキルを上げていくとよろしいですわ! コツは教えますから安心してくださいませ! 無論、ナナリシアさんにもコツは教えましてよ?」
「ありがとうございます」
三人は自分が持って生まれたスキルを初めて知ったのでしょう。
スキルボードを見つめて、己のスキルに胸を躍らせているようですわ。
「まぁ、コツを教えるといっても、魔石をクリスタルに変換させる方法をある程度出来るようになったら、大抵のものは作れるようになりますわ。地道ですけれど毎日コツコツが基本してよ?」
「なるほど、では今まで通りクリスタルを作っていけば自ずとスキルが上がるんですね」
「そうなりますわ」
「けれど宜しいんですか? 魔石だってお高いでしょうに」
「投資ですわ! 皆さんが活躍できるようになる為でしたら安いモノでしてよ?」
「有難うございます!」
「「ありがとうおねえちゃん」」
こうして、三人には今後も魔石をクリスタルに変換させることを頑張って貰う事になりましたわ。
残る二人のスキルボードも見ておきたいですわね……。
後で暇を見て見せて頂きましょう。
ロキシーお姉ちゃんやカイル、ライトさんに関しては、見たければ何時でもお声掛けして貰うようにしておきましょう。
あとは、ネイリストにどうしても向かないタイプの方がいらしゃったら、スキルボードを持って行ってこちらの作業に入って頂く手もありますもの。
活用できるスキルボードはどんどん活用しますわ!
その後、シュシュを大量に作って持ってきてくださったサーシャさんとノマージュさんにもスキル鑑定してみたところ、お二人は『裁縫師』でしたので、伐採エリアや畑にある綿花等を糸にするところからスキル上げを始めましたわ。
染料になる花は幾らでもありますから、素敵な服が出来そうですわね!
それに、リリーさんにアンリさんは成長期ですもの。
彼女たちの服も今後作って貰いましょう。
そんな事を思っていましたけれど――サーシャさんとノマージュさんは元々裁縫レベルが高いお二人でしたので、一週間後にはあっという間に服を作るレベルにまで達しましたわ。
「お貴族様が着るようなドレスはまだ作れませんけど」
「どうでしょう!」
「素晴らしいですわ……。これはちょっと、想像以上でしてよ!」
彼女たちは素晴らしいオシャレ着も作れるようになり、まずはネイルサロンで働く皆さんへの販売をしたところ、あっという間に消えましたわ。
また、今まで女性ではなかったパンツスタイルの服装も作るようになり、ネイリストの皆さんの間では、こちらの世界では目新しいパンツスタイルで仕事をすると言うのもサルビアでは流行り始めましたの。
それを見た貴族や庶民、そして冒険者の女性の間でも服が欲しいと言う話をよく聞くようになり、時期を見てネイルサロン・サルビアの上に洋服屋さんみたいな感じで定期的に開いても良いかもしれないと話に上がるようになっていきましたわ。
二人の試みはまだまだ続きます。
服だけではなく、布製のバッグに帽子と、幅広く作られるようになりましたの。
彼女たちには専用のバッグが3つも用意され、それぞれに服を大量に入れて貰ってますわ。
そして――。
「カイルさんもライトさんも、もう少しオシャレをなさるべきです!」
「男性もオシャレを楽しんで、女性の目を楽しませても良いと思います!」
「と、言うわけでこちらの商品なんてどうでしょう?」
「動きやすさを重視した作りとなっております!」
あれほど男性に苦手意識を持っていたサーシャさんとノマージュさんは、ついに男性陣のオシャレにまで進出!
カイルとライトさんは「それでは」と二人の作った服を二着買い、二人はホクホク笑顔だったのはいうまでもありませんわね。
それから更に建国記念日の一カ月前には――貴族が通う以外の娼館が、2,3軒残っただけでほぼ無くなりましたわ。
無論、カイルたちによる娼婦であった彼女たちをお金に任せて購入し、保護したことで――ですけれど。
総勢58人の元娼婦さんがネイルサロン・サルビアの上で保護され、傷を癒し、神殿契約後、わたくし秘蔵のスキルボードを使い、箱庭で内部作業向きの方とネイルサロンで働く人とで分けるようになりましたわ。
おかげで箱庭には――。
『彫金師』が二人。
『錬金術師』が二人。
『付与師』が二人。
『漁師』が二人。
『料理師』が二人。
計十人の内部で働く方々が増えましたの。
急ぎ家を建てようとしましたけれど、サーシャさんとノマージュさんは二人で一つの家に住んでも構わないと言う事で、丁度二人ずついらっしゃった方々は、一つの小屋に二人で生活をすることになりましたわ。
また、どうしてもネイルの適性が無かった二人も更に加わりましたが、そちらの二人にはカイルの店の手伝いをして貰い、新しいネイルサロンオープンに向けて、研修と言う形で商売に慣れ親しんでもらう事にしましたわ。
そして、時同じく――。
ダンジョン鎮圧に向けた大規模作戦が開始されることになりましたの。
カイルの店にも、ありったけのポーションや護符などに対する支援要請が来ましたわ。
決行は一週間後と言う事もあり、国中が緊張した空気に包まれましたわ。
「最終決戦って感じかしら」
「だと良いんだがな……。今日の夜、営業時間外になるが、雪の園の人たちが店に来るらしい。そこで聞いてみるよ」
「お願いしますわねカイル」
「リディアも池鏡で話を聞くだろう?」
「無論ですわ。気になりますもの」
わたくしたちも、この一カ月から二カ月、別の意味で戦ってまいりましたけれど、それは冒険者も同じ事。
率先して現段階の最深部に籠っていた雪の園の皆さんから聞く言葉はどんなモノになるのかは想像つきませんけれど……出来れば良い方向であれば……。
「カイル」
「ん?」
「せめて大事な話をしている時くらい、膝抱っこはお止めになりませんこと?」
「リディアの定位置は此処だろう?」
「解せませんわ」
「フフ、早く俺の好きな女性が見つかるといいな?」
「そうですわね、早く判明させたいところけど忙しいんですの! 暇が出来たら見つけてやりますから覚悟為さい。存分に面白がって差し上げますわ!」
「ああ、存分に面白がってくれ」
早くダンジョン活性化が終わらないと、カイルの好きな女性捜しも出来ませんわ!
暇が出来たらストーカーばりに観察してカイルが心を寄せている女性を探して見せましてよ。
全く、覚悟なさってね!!
まずはお母様のナナリシアさん。
彼女はなんと『付与師』としてのスキルがとても高かったんですの!
これは、ナナリシアさんには護符の大量生産をして頂けるのでは? と期待大ですわ!
「ナナリシアさんは付与師のスキルがとても高いんですの。付与師は護符を大量に作れるようになれば、それだけで食べて行けるだけの便利なスキルですわ! 是非、スキルが上がったら箱庭にあるアイテムを使って『帰路の護符』の制作のお手伝いを!! 成功した『帰路の護符』は店で売りますわ!」
「私に付与師のスキルが……っ」
「素晴らしい事でしてよ!」
続いて、5歳のリリーさん。
彼女の持つスキルは【彫金師】でしたわ。
彫金師と付与師のセットはとても相性が良く、彫金師のリリーちゃんがアクセサリー等を作り、それに付与師であるナナリシアさんが付与をすれば、高額アイテムを作り出すことが出来ますわね!
「リリーちゃんは彫金師でしたわ! 彫金師はレベルを上げるのがとても大変ですけれど、コツを教えますから頑張ってくださいませね? それに彫金師と付与師はとても相性がよろしいんですの! 二人セットで高額アイテムを作る事も将来的に可能になりますわ!」
「わたし、おかあさんとあいしょうがいいすきる?」
「ええ! 難しいスキルですけれど、頑張ってみましょう?」
「うん、がんばる」
彫金師はまずは銅鉱石を鍛冶師が欲しがるような銅板にしたりしてスキルを上げるのがいいですわね。貯めこんである銅鉱石を使ってガンガン作って頂きましょう。
銅板、鉄板は貯めこんでおいて、時折カイルに売りに行って貰うのもアリですし、ある程度残しておいてアクセサリー作りをするのも手ですわね。
続いて、3歳のアンリさん。
アンリさんのスキルは『錬金術師』でしたわ。
錬金術師はお薬を作ったり、わたくしの良く作るハッカ水の制作に用いているスキル。
まずは初級の錬金が幾つかありますから、それを遊びながら勉強していきましょう!
「アンリさんのスキルは『錬金術師』でしたわ! お店の一番人気のハッカ水などが作れるようになりますわね! 最初は簡単なスキル上げを教えますから、遊びながら覚えていくと宜しいですわ!」
「れんきんじゅつし?」
「用途は様々、幅広いお仕事が出来るスキルですわよ! きっと世界が広がりますわ!」
「はこにわにいて、せかいひろがる?」
「アンリさんはお外に出たいんですの?」
「でたくない」
「では、ここでお母様たちと一緒にスキルを上げていくとよろしいですわ! コツは教えますから安心してくださいませ! 無論、ナナリシアさんにもコツは教えましてよ?」
「ありがとうございます」
三人は自分が持って生まれたスキルを初めて知ったのでしょう。
スキルボードを見つめて、己のスキルに胸を躍らせているようですわ。
「まぁ、コツを教えるといっても、魔石をクリスタルに変換させる方法をある程度出来るようになったら、大抵のものは作れるようになりますわ。地道ですけれど毎日コツコツが基本してよ?」
「なるほど、では今まで通りクリスタルを作っていけば自ずとスキルが上がるんですね」
「そうなりますわ」
「けれど宜しいんですか? 魔石だってお高いでしょうに」
「投資ですわ! 皆さんが活躍できるようになる為でしたら安いモノでしてよ?」
「有難うございます!」
「「ありがとうおねえちゃん」」
こうして、三人には今後も魔石をクリスタルに変換させることを頑張って貰う事になりましたわ。
残る二人のスキルボードも見ておきたいですわね……。
後で暇を見て見せて頂きましょう。
ロキシーお姉ちゃんやカイル、ライトさんに関しては、見たければ何時でもお声掛けして貰うようにしておきましょう。
あとは、ネイリストにどうしても向かないタイプの方がいらしゃったら、スキルボードを持って行ってこちらの作業に入って頂く手もありますもの。
活用できるスキルボードはどんどん活用しますわ!
その後、シュシュを大量に作って持ってきてくださったサーシャさんとノマージュさんにもスキル鑑定してみたところ、お二人は『裁縫師』でしたので、伐採エリアや畑にある綿花等を糸にするところからスキル上げを始めましたわ。
染料になる花は幾らでもありますから、素敵な服が出来そうですわね!
それに、リリーさんにアンリさんは成長期ですもの。
彼女たちの服も今後作って貰いましょう。
そんな事を思っていましたけれど――サーシャさんとノマージュさんは元々裁縫レベルが高いお二人でしたので、一週間後にはあっという間に服を作るレベルにまで達しましたわ。
「お貴族様が着るようなドレスはまだ作れませんけど」
「どうでしょう!」
「素晴らしいですわ……。これはちょっと、想像以上でしてよ!」
彼女たちは素晴らしいオシャレ着も作れるようになり、まずはネイルサロンで働く皆さんへの販売をしたところ、あっという間に消えましたわ。
また、今まで女性ではなかったパンツスタイルの服装も作るようになり、ネイリストの皆さんの間では、こちらの世界では目新しいパンツスタイルで仕事をすると言うのもサルビアでは流行り始めましたの。
それを見た貴族や庶民、そして冒険者の女性の間でも服が欲しいと言う話をよく聞くようになり、時期を見てネイルサロン・サルビアの上に洋服屋さんみたいな感じで定期的に開いても良いかもしれないと話に上がるようになっていきましたわ。
二人の試みはまだまだ続きます。
服だけではなく、布製のバッグに帽子と、幅広く作られるようになりましたの。
彼女たちには専用のバッグが3つも用意され、それぞれに服を大量に入れて貰ってますわ。
そして――。
「カイルさんもライトさんも、もう少しオシャレをなさるべきです!」
「男性もオシャレを楽しんで、女性の目を楽しませても良いと思います!」
「と、言うわけでこちらの商品なんてどうでしょう?」
「動きやすさを重視した作りとなっております!」
あれほど男性に苦手意識を持っていたサーシャさんとノマージュさんは、ついに男性陣のオシャレにまで進出!
カイルとライトさんは「それでは」と二人の作った服を二着買い、二人はホクホク笑顔だったのはいうまでもありませんわね。
それから更に建国記念日の一カ月前には――貴族が通う以外の娼館が、2,3軒残っただけでほぼ無くなりましたわ。
無論、カイルたちによる娼婦であった彼女たちをお金に任せて購入し、保護したことで――ですけれど。
総勢58人の元娼婦さんがネイルサロン・サルビアの上で保護され、傷を癒し、神殿契約後、わたくし秘蔵のスキルボードを使い、箱庭で内部作業向きの方とネイルサロンで働く人とで分けるようになりましたわ。
おかげで箱庭には――。
『彫金師』が二人。
『錬金術師』が二人。
『付与師』が二人。
『漁師』が二人。
『料理師』が二人。
計十人の内部で働く方々が増えましたの。
急ぎ家を建てようとしましたけれど、サーシャさんとノマージュさんは二人で一つの家に住んでも構わないと言う事で、丁度二人ずついらっしゃった方々は、一つの小屋に二人で生活をすることになりましたわ。
また、どうしてもネイルの適性が無かった二人も更に加わりましたが、そちらの二人にはカイルの店の手伝いをして貰い、新しいネイルサロンオープンに向けて、研修と言う形で商売に慣れ親しんでもらう事にしましたわ。
そして、時同じく――。
ダンジョン鎮圧に向けた大規模作戦が開始されることになりましたの。
カイルの店にも、ありったけのポーションや護符などに対する支援要請が来ましたわ。
決行は一週間後と言う事もあり、国中が緊張した空気に包まれましたわ。
「最終決戦って感じかしら」
「だと良いんだがな……。今日の夜、営業時間外になるが、雪の園の人たちが店に来るらしい。そこで聞いてみるよ」
「お願いしますわねカイル」
「リディアも池鏡で話を聞くだろう?」
「無論ですわ。気になりますもの」
わたくしたちも、この一カ月から二カ月、別の意味で戦ってまいりましたけれど、それは冒険者も同じ事。
率先して現段階の最深部に籠っていた雪の園の皆さんから聞く言葉はどんなモノになるのかは想像つきませんけれど……出来れば良い方向であれば……。
「カイル」
「ん?」
「せめて大事な話をしている時くらい、膝抱っこはお止めになりませんこと?」
「リディアの定位置は此処だろう?」
「解せませんわ」
「フフ、早く俺の好きな女性が見つかるといいな?」
「そうですわね、早く判明させたいところけど忙しいんですの! 暇が出来たら見つけてやりますから覚悟為さい。存分に面白がって差し上げますわ!」
「ああ、存分に面白がってくれ」
早くダンジョン活性化が終わらないと、カイルの好きな女性捜しも出来ませんわ!
暇が出来たらストーカーばりに観察してカイルが心を寄せている女性を探して見せましてよ。
全く、覚悟なさってね!!
57
お気に入りに追加
391
あなたにおすすめの小説
【完結】天候を操れる程度の能力を持った俺は、国を富ませる事が最優先!~何もかもゼロスタートでも挫けずめげず富ませます!!~
udonlevel2
ファンタジー
幼い頃から心臓の悪かった中村キョウスケは、親から「無駄金使い」とののしられながら病院生活を送っていた。
それでも勉強は好きで本を読んだりニュースを見たりするのも好きな勤勉家でもあった。
唯一の弟とはそれなりに仲が良く、色々な遊びを教えてくれた。
だが、二十歳までしか生きられないだろうと言われていたキョウスケだったが、医療の進歩で三十歳まで生きることができ、家での自宅治療に切り替わったその日――階段から降りようとして両親に突き飛ばされ命を落とす。
――死んだ日は、土砂降りの様な雨だった。
しかし、次に目が覚めた時は褐色の肌に銀の髪をした5歳くらいの少年で。
自分が転生したことを悟り、砂漠の国シュノベザール王国の第一王子だと言う事を知る。
飢えに苦しむ国民、天候に恵まれないシュノベザール王国は常に飢えていた。だが幸いな事に第一王子として生まれたシュライは【天候を操る程度の能力】を持っていた。
その力は凄まじく、シュライは自国を豊かにするために、時に鬼となる事も持さない覚悟で成人と認められる15歳になると、頼れる弟と宰相と共に内政を始める事となる――。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載中です。
無断朗読・無断使用・無断転載禁止。
石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!
udonlevel2
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!
★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる