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第一章 悪役令嬢は押しかけ女房なんです!
第6話 ジュリアス様が少し怒ってしまわられたようですわ
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リコネルの商店はサリラーの努力の結果、直ぐに決まりました。無論有名商店と言う事と、王都での販売を辞めたリコネルの店が襲われる可能性も考え、店には私服護衛を配備しました。
店員も厳選した人物で集め、更に言えば店員の中にも店員が襲われた場合、そして隣のアトリエが襲われない為の店員も配備し、万全を期しておきました。
リコネルへの嫌がらせがどこから発生するかもわからない。
ましてや、この辺境にある伯爵領の次期妻となれば狙うものは多くいることでしょう。
(まずはこんなところでしょうか……問題は国王側とアホ王子からの嫌がらせが起きた場合の対応ですが)
そんな事を思いながら王都でのリコネルでの評判及び、どこまでが事実であったのか。そしてリコネルを陥れる為に何故【雀】を使ったのか。その相手は誰なのかまで調べ上げて、届いた書類を見つめながら私は眉を寄せました。
――雀とは、金さえ払えば流したい噂を流してくれる。
それらの人間は一般人に紛れ込んでいる為、指定して頼む事は普通では不可能。
ある程度のツテと、裏の道の人でなくては見分けが付かないでしょう。
調べ上げた結果、本当にリコネルが行ったという嫌がらせは見つけることが出来なかった。それどころか、王子の金魚の糞共とアルジェナによる犯行だと言う事が判明したのです。
金魚の糞が貴族であることもあり、そのツテで噂を流すにしても……そこまでしてまでアルジェナを王太子の妻に向いていると考えていたのだろうか?
それとも、アルジェナにその人物も馬鹿げた恋でもしていて、泣きつかれて教えたのか。
一番考えたくないのは、アルジェナが裏の道の人間と繋がりを持っているのではないかという事。
「色々とまだまだ調べることが多いですが、手詰まり感がありますねぇ……」
「ですが、リコネル様は公爵令嬢です。公爵家を敵に回したい人間なんて普通はいらっしゃらない筈ですが?」
「だからこそ悪役令嬢に仕立て上げたのでしょう。昔からの彼女を知る人物達にとっては、リコネルは気さくで優しい、才能溢れる女性だと言う評判のままですしね」
書類を見つめつつ口にすると「仰る通りです」とサリラー執事は口にした。
また、この事実無根であった内容はアルジェナと王太子との結婚を反対している国王夫妻にも手渡す予定でもある。
既に私達は婚約したので、今更「戻して欲しい」と言う事は無いでしょうし、何より国王側から「リコネルと婚約して欲しい」と言う書面を貰ったので、問題は無いでしょう。
もし仮に「戻して欲しい」と言うのであれば、理由くらいは聞いて差し上げるくらいはしてあげましょう。
こうして、魔法の水が入った桶の中に私が別に纏め上げた書面を国王に送りつけると、半刻もしない間に返事が届いたのです。
そこには―――。
『事実無根であったのなら婚約の話を白紙に戻し、王太子の元へ返して欲しい』
と言う、やはり想像していた通りの返事が返ってきました。
理由については、掻い摘んで、こうです。
【厳しく育てたつもりの王太子だが全くしつけがなっておらず、知識も全く足りておらず直ぐに癇癪を起こすので、リコネルに国政をさせ王太子には飾りの王になって欲しいと思っている】こと。
【愛の無い結婚だと言うのなら、王太子にはアルジェナを二番目の妃にさせて子供を産ませる事も視野に入れている】こと。
【リコネルに関しては職務に忙しいだろうから子供を産む暇は無いだろう】……と言う、随分とふざけた内容でした。
思わず眉を寄せてしまいましたが、結局は王太子に甘いだけではないですか。
婚約に関しては既に教会に登録したばかり、教会に登録すれば、お互いの了承が無ければ婚約解消は出来ないのです。
ましてや、婚約解消したのに再度婚姻を結ぶ場合、神からのペナルティが発生すると言われています。
内容までは聞いた事はありませんが、それを行ってまでリコネルとアホ王子を再度婚約させて結婚させたいのかと思うと、思わず届いた書類を握り締めてしまいました。
「旦那様、その様なお顔はリコネル様にはお見せしないほうが宜しいですよ」
「おっと……恐ろしい顔をしていましたか?」
「ええ、今にも陛下を殺そうか悩んでいるのが解るくらいに」
「ははは! あながち間違いではありませんね!」
そう言って笑うと、サリラー執事は私が握り締めた書類を読み、同じ様に書類を握り締めて素敵な笑顔で――。
「王都に攻め入りますか?」
「こらこら、物騒な事を言ってはいけませんよ。ですが、私もこれからリコネルの負担を減らすために少し動きたい所ですし、国政に関しては退こうと思っているところです。その旨を国王に送り、後は暫く見守ろうかと思います」
「おやおや、その様な事をすれば王都は混乱の渦に巻き込まれるのでは?」
「私の怒りがその程度で済むのですから安いものでしょう?」
そう言ってお互い微笑み会うと【既に教会で手続きした為、婚約解消はしない】と言う旨と【今後領地運営に集中したいと言う理由でそちらの国政は王が一人でやって下さい】と言う事も付け加え【これについての苦情や懇願は受け入れられない】と言う文面で送り返しました。
その後、怒涛の国王からの書類が届きましたが、全て途中で読むのを辞めて返事を返す事をしませんでした。
本来なら臣下である私が許される事ではありませんが、私が居なくては国が回らない事を国王も理解しているようで、王都の方で問題が手がつけれないほどの問題が発生するまで放置しようと硬く心に決めたのでした。
「さて、心残りだったお仕事も終了です。リコネルの様子でも見に行きますかね。それにリコネルにも雀が使われていた事を話したほうが宜しいでしょう……」
ストレスの後は愛しい婚約者の笑顔を見るのが一番。辛い事も伝えなくてはなりませんが、悲しまれた時はそっと抱きしめて差し上げましょう……。
動き出した私に、サリラー執事は嬉しそうに微笑みながらついて来るのでした。
店員も厳選した人物で集め、更に言えば店員の中にも店員が襲われた場合、そして隣のアトリエが襲われない為の店員も配備し、万全を期しておきました。
リコネルへの嫌がらせがどこから発生するかもわからない。
ましてや、この辺境にある伯爵領の次期妻となれば狙うものは多くいることでしょう。
(まずはこんなところでしょうか……問題は国王側とアホ王子からの嫌がらせが起きた場合の対応ですが)
そんな事を思いながら王都でのリコネルでの評判及び、どこまでが事実であったのか。そしてリコネルを陥れる為に何故【雀】を使ったのか。その相手は誰なのかまで調べ上げて、届いた書類を見つめながら私は眉を寄せました。
――雀とは、金さえ払えば流したい噂を流してくれる。
それらの人間は一般人に紛れ込んでいる為、指定して頼む事は普通では不可能。
ある程度のツテと、裏の道の人でなくては見分けが付かないでしょう。
調べ上げた結果、本当にリコネルが行ったという嫌がらせは見つけることが出来なかった。それどころか、王子の金魚の糞共とアルジェナによる犯行だと言う事が判明したのです。
金魚の糞が貴族であることもあり、そのツテで噂を流すにしても……そこまでしてまでアルジェナを王太子の妻に向いていると考えていたのだろうか?
それとも、アルジェナにその人物も馬鹿げた恋でもしていて、泣きつかれて教えたのか。
一番考えたくないのは、アルジェナが裏の道の人間と繋がりを持っているのではないかという事。
「色々とまだまだ調べることが多いですが、手詰まり感がありますねぇ……」
「ですが、リコネル様は公爵令嬢です。公爵家を敵に回したい人間なんて普通はいらっしゃらない筈ですが?」
「だからこそ悪役令嬢に仕立て上げたのでしょう。昔からの彼女を知る人物達にとっては、リコネルは気さくで優しい、才能溢れる女性だと言う評判のままですしね」
書類を見つめつつ口にすると「仰る通りです」とサリラー執事は口にした。
また、この事実無根であった内容はアルジェナと王太子との結婚を反対している国王夫妻にも手渡す予定でもある。
既に私達は婚約したので、今更「戻して欲しい」と言う事は無いでしょうし、何より国王側から「リコネルと婚約して欲しい」と言う書面を貰ったので、問題は無いでしょう。
もし仮に「戻して欲しい」と言うのであれば、理由くらいは聞いて差し上げるくらいはしてあげましょう。
こうして、魔法の水が入った桶の中に私が別に纏め上げた書面を国王に送りつけると、半刻もしない間に返事が届いたのです。
そこには―――。
『事実無根であったのなら婚約の話を白紙に戻し、王太子の元へ返して欲しい』
と言う、やはり想像していた通りの返事が返ってきました。
理由については、掻い摘んで、こうです。
【厳しく育てたつもりの王太子だが全くしつけがなっておらず、知識も全く足りておらず直ぐに癇癪を起こすので、リコネルに国政をさせ王太子には飾りの王になって欲しいと思っている】こと。
【愛の無い結婚だと言うのなら、王太子にはアルジェナを二番目の妃にさせて子供を産ませる事も視野に入れている】こと。
【リコネルに関しては職務に忙しいだろうから子供を産む暇は無いだろう】……と言う、随分とふざけた内容でした。
思わず眉を寄せてしまいましたが、結局は王太子に甘いだけではないですか。
婚約に関しては既に教会に登録したばかり、教会に登録すれば、お互いの了承が無ければ婚約解消は出来ないのです。
ましてや、婚約解消したのに再度婚姻を結ぶ場合、神からのペナルティが発生すると言われています。
内容までは聞いた事はありませんが、それを行ってまでリコネルとアホ王子を再度婚約させて結婚させたいのかと思うと、思わず届いた書類を握り締めてしまいました。
「旦那様、その様なお顔はリコネル様にはお見せしないほうが宜しいですよ」
「おっと……恐ろしい顔をしていましたか?」
「ええ、今にも陛下を殺そうか悩んでいるのが解るくらいに」
「ははは! あながち間違いではありませんね!」
そう言って笑うと、サリラー執事は私が握り締めた書類を読み、同じ様に書類を握り締めて素敵な笑顔で――。
「王都に攻め入りますか?」
「こらこら、物騒な事を言ってはいけませんよ。ですが、私もこれからリコネルの負担を減らすために少し動きたい所ですし、国政に関しては退こうと思っているところです。その旨を国王に送り、後は暫く見守ろうかと思います」
「おやおや、その様な事をすれば王都は混乱の渦に巻き込まれるのでは?」
「私の怒りがその程度で済むのですから安いものでしょう?」
そう言ってお互い微笑み会うと【既に教会で手続きした為、婚約解消はしない】と言う旨と【今後領地運営に集中したいと言う理由でそちらの国政は王が一人でやって下さい】と言う事も付け加え【これについての苦情や懇願は受け入れられない】と言う文面で送り返しました。
その後、怒涛の国王からの書類が届きましたが、全て途中で読むのを辞めて返事を返す事をしませんでした。
本来なら臣下である私が許される事ではありませんが、私が居なくては国が回らない事を国王も理解しているようで、王都の方で問題が手がつけれないほどの問題が発生するまで放置しようと硬く心に決めたのでした。
「さて、心残りだったお仕事も終了です。リコネルの様子でも見に行きますかね。それにリコネルにも雀が使われていた事を話したほうが宜しいでしょう……」
ストレスの後は愛しい婚約者の笑顔を見るのが一番。辛い事も伝えなくてはなりませんが、悲しまれた時はそっと抱きしめて差し上げましょう……。
動き出した私に、サリラー執事は嬉しそうに微笑みながらついて来るのでした。
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