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如何に楽に書き続けるか
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なろうに出戻った事で、こっちの大賞にも応募しようと思い、ちょうどその頃募集されていた「スターダストノベル大賞」用の話を考えました。考えていたと言っても、それまで書き溜めたネタだけは死ぬほど溜まってたんですよw
その内の一つが婚約破棄の後、母親(王妃)から王家の宝である魔法の鏡を見せられ、そこには追放した婚約者の姿が映る……という白雪姫をモチーフにした話。「追放悪役令嬢、只今監視中!」の原型ですが、「国外追放~」のルピウスの派生でもあります。結局使ったのはキャラ名だけでしたが。
考えた話としては、私はループものが好きなので一度書いてみたいなとは思ってたんですが、こういうのってそれまでの人生まで逐一説明しなきゃいけないので、当然長くなる……思い付きはしても書くのは超めんどくさいwそこでループしている事を知らない王子視点にしたら一回で済むんじゃないかと思いました。
よくある話ではあるけど、周囲の人間から見た主人公って何考えてるか分からないけどチートで颯爽と困難を乗り切っていく超人に見えるんだろうな、と。おまけにやりこめられる側の視点だから、ある意味全話ざまぁとも言えるwこの辺も「只今監視中」に受け継がれる流れですよね。
さて、大体の骨組みが決まって大賞に向け書き始めたんですが、これが思ったより筆が進まない。理由は分からないけど何かしんどいんです。それでも何とか数話まで書いたんですが、ここに来て気管支炎を発症。大賞応募は諦めて治ってから続きをと思っていたら、完治に一ヶ月以上かかり、その間にモチベーションは地に落ちてました。同じく作品を書いてらっしゃる方は経験があると思いますが、あまり期間が開いてしまうと書けなくなってしまうんですよ。
書きたい、から書けないけど書かないといけないみたいな義務感と焦りだけが残り、これは何とかしないとと、リハビリを兼ねて模索する日々が始まります。
まず辛いと思ったら絶対続けられないので、如何に楽に書くか、自分を騙しながら続けられるかを考えました。日記みたいに習慣にできれば毎日続けられる。設定と大筋だけ固めておいて、後は行き当たりばったりな展開を勢いとテンションだけで押し切る。他の方の作品を参考に、文字数は一話につき1000文字前後。
絶対に無理をせず、気楽に続ける。また感想に引きずられないため感想欄は開かない(後に解禁しますが)。こうして始まったのが「追放悪役令嬢、只今監視中!」でした。リハビリ用であまり深く考えていなかったので、ネタ帳にあったプロット3作品分ぶち込みましたw
結果は私の予想をはるかに上回り、HOTランキング1位も取れました。これ自体は毎日(平日)更新していれば上位に行きやすいんじゃないかと思っていますが、感想欄を閉じているのに近況ボードの方で感想をいただけるほど好評だったのには驚きでした。
さらに、かなり早い段階で書籍化の話まで来てしまうとは……「え?こういうのでいいの?」という思いが一番大きかったですw
だから、どうすればプロになれるのか、大賞に応募して選ばれるのを除けば、「分かりません」ってのが正直なところですw運もまあ大きな要素ではあると思いますが、今までの積み重ねがあって私は今ここにいます。
その内の一つが婚約破棄の後、母親(王妃)から王家の宝である魔法の鏡を見せられ、そこには追放した婚約者の姿が映る……という白雪姫をモチーフにした話。「追放悪役令嬢、只今監視中!」の原型ですが、「国外追放~」のルピウスの派生でもあります。結局使ったのはキャラ名だけでしたが。
考えた話としては、私はループものが好きなので一度書いてみたいなとは思ってたんですが、こういうのってそれまでの人生まで逐一説明しなきゃいけないので、当然長くなる……思い付きはしても書くのは超めんどくさいwそこでループしている事を知らない王子視点にしたら一回で済むんじゃないかと思いました。
よくある話ではあるけど、周囲の人間から見た主人公って何考えてるか分からないけどチートで颯爽と困難を乗り切っていく超人に見えるんだろうな、と。おまけにやりこめられる側の視点だから、ある意味全話ざまぁとも言えるwこの辺も「只今監視中」に受け継がれる流れですよね。
さて、大体の骨組みが決まって大賞に向け書き始めたんですが、これが思ったより筆が進まない。理由は分からないけど何かしんどいんです。それでも何とか数話まで書いたんですが、ここに来て気管支炎を発症。大賞応募は諦めて治ってから続きをと思っていたら、完治に一ヶ月以上かかり、その間にモチベーションは地に落ちてました。同じく作品を書いてらっしゃる方は経験があると思いますが、あまり期間が開いてしまうと書けなくなってしまうんですよ。
書きたい、から書けないけど書かないといけないみたいな義務感と焦りだけが残り、これは何とかしないとと、リハビリを兼ねて模索する日々が始まります。
まず辛いと思ったら絶対続けられないので、如何に楽に書くか、自分を騙しながら続けられるかを考えました。日記みたいに習慣にできれば毎日続けられる。設定と大筋だけ固めておいて、後は行き当たりばったりな展開を勢いとテンションだけで押し切る。他の方の作品を参考に、文字数は一話につき1000文字前後。
絶対に無理をせず、気楽に続ける。また感想に引きずられないため感想欄は開かない(後に解禁しますが)。こうして始まったのが「追放悪役令嬢、只今監視中!」でした。リハビリ用であまり深く考えていなかったので、ネタ帳にあったプロット3作品分ぶち込みましたw
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だから、どうすればプロになれるのか、大賞に応募して選ばれるのを除けば、「分かりません」ってのが正直なところですw運もまあ大きな要素ではあると思いますが、今までの積み重ねがあって私は今ここにいます。
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